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９月２８日（木）

秋らしさなどまったくなく季節外れのほぼ猛暑日

なんでこんなに暑いのかね。

で、停車してドアを開けたまま作業していたら、小さなハチのような虫が車内に飛び込んできた。

飛び方はゆっくりで、助手席の背もたれに止まったので撮影してみた。


小さくてなかなかピントが合わず、成功したのは１枚限りだが、はて？これはなんだ。
オレンジと黒の縞模様でハチっぽい。ベッコウバチ？

参考＞＞ベッコウクモバチ／平群庵昆虫写真館

お尻から出ている針で刺すのかな。でも、やけに足が長く、羽は２枚しかない。

で、「ホリカワクシヒゲガガンボ」だとわかった。
写真はメス。
見つけたのもメスだね。
ガガンボ科／平群庵昆虫写真館

オスは立派な触角を持ち、尻先の形状が著しく異なる。

「ホリカワクシヒゲガガンボ」は漢字だと「堀川櫛髭大蚊」。
堀川は発見者名かな。櫛髭を持つ大きな蚊ということか。

ガガンボはよくいる大きな蚊のようなこんな虫だ。
騙し騙されガガンボ／虫捕りたちのつぶやき

ガガンボは手の平サイズくらいあるのもいるので、刺されたらどうしようと思うが蚊のように血は吸わない。
映画「ジュマンジ」に出てきたフロントガラスを突き破る蚊がいたら怖いけどね。

ま、ガガンボにもいろいろな種類が存在するけど、特段珍しくもなく、特に危険ということもない虫だ。
知らなくてもよさそうだｗ

余談だが、
前述の
ベッコウクモバチ／平群庵昆虫写真館
に書かれている「昆虫図鑑は死体図鑑　生き物図鑑ではなかった」で、標本の写真を載せている図鑑は昆虫ミイラ図鑑であるという意見に賛同した。まったくそのとおりで、昆虫図鑑を選ぶ際の指標となるね。

ＴＯＰページ＞＞平群の里の侘び住まい
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９月２５日(日）

日中はそこそこ暑かったが、日が落ちてからはようやく秋らしい風が吹き過ごしやすい陽気となった。夜のエアコンを使わずに寝られたのは、夏以降はこの日が初めてだ。

アキアカネ／昆虫エクスプローラ

で、秋といえばアカトンボ・・・というのは旧暦に基づくものだと思うが、そいういうイメージで差し支えない。クソ暑いときにも飛んでいたが、今も活発に滑空している。

９月１日

彩時記
都会舞う秋の使者　赤トンボ～９月・長月～

トンボ類は他の虫を捕まえて食べる捕食者だ。

オオシオカラトンボの捕食

この日、
階段の途中で食事中のトンボを見つけた。食事中は夢中なので撮影するチャンスだ。


このときは種類はわからず珍しいトンボを撮影できたと期待したが、何のことはないシオカラトンボのメスだ。いわゆるムギワラトンボだね。

トンボがたくさん飛んでいれば、蠅や蚊も逃げていくはず。都市部であってもトンボが生育できる環境が望ましい。

で、ついでの投稿だが、

同日、待ち合わせ中に、白い蛾が外壁にいるのに気が付き、何という蛾なのか気になった。アメリカシロヒトリとか思いついたがちょっと違う。


撮影を試みるが、小さくてなかなかピントが合わず不鮮明で申し訳ない。
そうこうしているうちに待ち合わせの人が到着して、いいオサーンが小さな蛾の撮影に躍起になっているのを見られるのも恥ずかしいｗ


この蛾は足がフサフサ、モフモフで特徴的だ。
恐らく、「モンシロドクガ」で間違いないと思う。

鮮明な写真を。

白くてキレイなのに毒がある蛾『モンシロドクガ』／ 風人の虫部屋

また毒蛾だ。
結局、撮影できるのは毒蛾ばかりで、そのうち「毒蛾男」と言われそうだｗ

９月１７日（日）
危険生物バスターズ４★殺人スズメバチ3000匹の巣＆凶暴害獣を撃退ＳＰ／テレビ東京
を見た。
正確には、女子Ｗ杯バレー／五輪予選のアルゼンチン戦を見ていたので、オンタイムではなく裏番組録画で３日後にだ。そんな余分な情報は不要かもしれないが、日記というのはそういうものだろうｗ

で、
スズメバチだが、攻撃性の増す夏にうっかり巣に近づいてしまい、その気がなくとも刺激してしまった場合はちとヤバい。一匹だけでも十分怖いのに、数十匹、数百匹と束になって襲ってきたら…

多分、戦闘モードで戦いを挑んでも勝ち目はない。三十六計逃げるに如かずだ。

まぁ、営巣に気が付いた場合は、すみやかに専門業者に撤去を依頼するしかない。

スズメバチの天敵もいるが、捕食昆虫が一匹単位で食べるくらいで、巣ごと襲うのは人間の駆除業者と熊くらいしかいない。

近年、スズメバチに襲われて死亡などというニュースをよく聞くが、スズメバチは増えているのだろうか。

スズメバチが多発するのはなぜ？／九州大学農学部（ＰＤＦ）
によれば、全国的にスズメバチが増加しているのは明らかで、特に都市部で増加傾向にあるようだ。

ただし、最大で強力な毒を持つオオスズメバチは自然度の高い環境を要求するため、、都市部では数が急激に減っているそうだ。

一方で、都市部に適応したキイロスズメバチとコガタスズメバチの 2 種が増加傾向にあるという。

この 2 種の最大の天敵はオオスズメバチで、オオスズメバチが都市部で減少しており、カマキリなどの天敵も減少しているのも原因のようだ。

このキイロスズメバチは小型だが攻撃性が高くもっとも危険なスズメバチなのだ。

スズメバチの天敵としては「オニヤンマ」も名を連ねる。

オニヤンマ／デジタルトンボ図鑑

肉食のトンボ類で最大の「オニヤンマ」は飛翔能力も高く、スズメバチでさえ捕食する。

で、
オニヤンマを模した「おにやんま君」



「おにやんま君」は、一時期品薄になるほど話題になり、我が家でも数年前に購入しておいた。「蚊」よけが目的だった。

地球上で最も人間を殺している生物は「蚊」であり、とにかく、蚊に刺されないようにしなければならない。血を吸われかゆいだけにとどまらず、病原菌まで媒介されてはかなわない。

でも、結局は虫よけスプレーで十分効果があり、「おにやんま君」は使う機会がなく箱に入ったままになっている。

スズメバチには効果はあるのだろうか。

９月５日

美村里江のミゴコロ
「天敵」もだまされた？

なるほどね。
オニヤンマは体が大きくスズメバチでさえ捕食することから、スズメバチ側からは「天敵」とみなされているのか。双方肉食の捕食者同士のガチバトルになるわけね。

いやいや、スズメバチに効果があるか確かめる機会をひそかにうかがってはいたが、危ないな。やめておこう。
そもそも、近隣にスズメバチはいないしｗ

暑い！

いくら言っても仕方がないのだが、言わずにはいられないよ。

こういう日が何日かあるんだろうなと覚悟はしていたが、まさか毎日毎日体温並みかそれ以上の猛暑続き。まさに災害級だ。


この熱波の襲来の原因は、「エルニーニョ現象」の発生による「偏西風の蛇行」だね。

チベット高気圧と太平洋高気圧が重なり２階建て高気圧で猛暑となるのも例年見られる現象となっている。

７月２４日

今夏は「観測史上最も暑い」可能性も　偏西風蛇行で異常気象

猛暑はもちろん日本だけではなく、むしろ世界ではもっとひどい。

世界も猛暑 アメリカで最高気温56度　欧州でも熱波...日本と関連も／FNN PRIME オンライン（７月１７日）

三井良浩気象予報士によると、



とのことで、しばらくは猛暑が続くということ。

ウェザーニュース発表（2023/07/29 14:56 ）の週間天気予報をみても猛暑が全く収まる気配はない。

なんか、沖縄が避暑地のようなｗ


台風６号も太平洋高気圧の張り出しが強すぎて全然本州に近づけないそうだ。


で、
この猛暑はプロ野球の球団のマスコットにも影響を及ぼし、つば九郎の盟友・中日の「ドアラ」も体調不良で欠場となったようだ。


翌１４日も含む動画↓
【つば九郎&ドアラ】盟友が今年も神宮球場を盛り上げました！｜東京ヤクルトスワローズ


両日ともフジテレビＯＮＥの中継を見ていた。おもしろかったよ♪

アメリカザリガニ、ミドリガメ「特定外来生物」に
のとおり、アメリカザリガニとミドリガメが特定外来生物に指定されることとなった。

「ミシシッピアカミミガメ」（ミドリガメ）

たかが亀じゃないかと侮るなかれだ。
ミドリガメは在来種のカメのえさやすみかを奪い、希少植物への食害など生態系を壊す。
勿論、ミドリガメ自身に罪はなく、すべては人間が悪いのだが、大多数は、縁日の「カメすくい」で持ち帰り、のちに「善意の放流」をした結果なんだろうね。


画像は、カメの飼い方には要注意！保育関係者が絶対に知っておくべきこと／保育塾より

既に旧聞に属する昨年の記事ではあるが、行政も手をこまねいていたわけではないことがわかる。
特に西日本では外来種の割合が多いそうだ。

８月１５日（令和４年）

神戸市がミドリガメ駆除に助成金　生態系保存へ

神戸市では、わなを仕掛けて冷凍処分。その後は堆肥への活用などを検討とのこと。ほかの自治体においても喫緊の課題であり、国を挙げてこまめにやるしかないよね。

さて、
日本の固有種のカメは、沖縄を除く本州では「ニホンイシガメ」一種類しかいない。

ニホンイシガメ／ウィキペディア

準絶滅危惧種だ。

比較的みつかる
クサガメ
は朝鮮半島や中国が原産だ。

その結果、ニホンイシガメとの公雑種「ウンキュウ」というカメが存在する。

ウンキュウ
亀の種類日本固有種3種｜意外と知らない外来種だったカメもご紹介！／爬虫類探偵SPINの部屋より

まぁでも、わなで捕獲して駆除でも減らせるが、残った個体がまた繁殖してしまうので、外来種の根絶は「かいぼり」が望ましい。

９月１３日（令和４年）

▼２３面
ＴＯＫＹＯ　まち・ひと物語
「かいぼり」で水辺の環境再生

テレ東の池の水ぜんぶ抜く大作戦などを見ていると、魚介類だけでなく植物にいたっても驚くほどの量の外来種がみつかり侵略されていることを実感する。

特定外来生物等一覧／日本の外来種対策（環境省 自然環境局）

「かいぼり」は各地でおこなわれており、正常な生態系の回復にはとても効果的だ。独立したため池などでは外来種の根絶が期待できる。ただ、アメリカザリガニは残った泥に潜み生き延びるし、ウシガエルなどは陸地から入り込む。

そして、善意であろうと悪意があろうと人による放流が後を絶たないのが頭を抱える問題だ。