ナンバープレートカバー全面禁止へ

6月28日のブログにて、ナンバーカバーの違法性について書きました。
現状では「車両番号を記載した車両番号標を表示し、かつ、その車両番号を見やすいように表示しなければ、これを運行の用に供してはならない」（道路運送車両法　第七十三条）となっています。
個人的には、透明なナンバーカバーを装着しても「見やすいように表示」されたままとの認識であるが、現実にはディーラーでの点検・車検のときは外されてきていました。
コレを法改正により、正式に（？）禁止とするようです。

以下、国土交通省のHPより

３．装着禁止規制の実施方法（予定）
・道路運送車両法施行規則（昭和２６年運輸省令第７４号）第８条の２（自動車登
録番号標等の表示）、第４３条の７（検査対象軽自動車及び二輪の小型自動車の車両
番号標の表示）及び第６３条の８（検査対象外軽自動車の車両番号標の表示）を改
正し、ナンバープレートの表示について、ナンバープレートカバー等で覆われてない
こととして装着について全面禁止とする予定です。
・ナンバープレートカバー等を装着したままで運行の用に供する場合は、道路運送車
両法第１９条違反となり、罰則が適用されます。
４．スケジュール（予定）
平成２１年の可能な限り早い時期に施行を予定しております。

私がカバーをつけている理由は、
１．汚れがつきにくく、汚れても清掃がラク
２．変形を防ぐ
が理由です。
１．について
田舎の高速道路（夜間）で虫の死骸が酷く、強力洗剤ではナンバーの色自体の色落ちが起こったことがあります。文字の部分が凸凹なので清掃しにくいです。これは都会のｻﾝﾃﾞｰﾄﾞﾗｲﾊﾞｰにはわからないでしょうね。
２．について
バンパー先端についているナンバーは一番ぶつかりやすいところにあります。以前、事故でナンバーが変形し、別番号に交換となりました。軽微な損傷ならカバーだけのダメージで済むのではと思っています。変形したナンバーはそれこそ見易さを損ねます。

ナンバーをいつもきれいに、見やすく維持するためにカバーをつけているのです。
カバーを禁止するならば、色落ちしないような改良と同番号での再発行をしてもらいたいと思います。