• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

nadia777のブログ一覧

2010年10月11日 イイね!

ナディアの歴史 【その1】

ナディアの歴史 【その1】98年8月、ナディアが発表、発売された。
イプサム、ガイアと3姉妹車であり、同じプラットフォームを採用している。
しかしながら、唯一2列シートのパッケージングであった為、後席の足元空間は特筆に値する。
4WD車でもフロアはフラットで、後席中央部にありがちなドライブシャフトの出っ張りもない。
販売チャネルはカローラ店で、実質的にカムリの後継車としての位置づけ。
シートの高さが66㌢と腰の位置にあるため、通常のセダンのようにもぐりこむ感じではなく、またワンボックス車のようによじ登ることもない。
このため乗降性は抜群。

グレード設定はなく標準仕様のほか、パッケージオプションとしてSセレクション、Lセレクションの3種類。
排気量は2000のみでハイメカツインカムエンジンと直噴エンジンの設定があり、24万円高で4WD(D4エンジンの設定はなし)も選択できた。
標準仕様との違いは、外装ではL/Sセレにはメッキベルトラインモール、メッキドアミラー、メッキドアハンドル、ガラスプリントアンテナ、リアワイパー付となっている。
Sセレのみプライバシーガラス、運転席・助手席の回転対座シートを装備。
内装ではLセレのみ大型センターコンソールボックスが付き、Lは茶、Sは黒の木目調パネルで高級感を演出していた。
Sはスポーティ、Lはラグジュアリーを指すと思われる。
L/Sセレはともに標準の20万円高、オーディオやカーナビは全車レス仕様である。
標準仕様でも電動格納ドアミラーやマニュアルエアコン、パワーウインドウを装備、シート地の違いはあるものの、見栄えを気にしなければ機能的に決定的な差はなかった。

目玉は本格的に採用された直噴エンジンであろう。
3S-FSE型エンジンは96年にコロナプレミオの特別仕様車、D4パッケージで先行デビューしていたものの、販売台数はごく少数と思われる。
トヨタとしては、ナディアで量産・普及を目論んでいたと思われ、装備面でもプレミアム感を出していた。
D4エンジンを選択すると、Lセレではステアリングが合成革巻きに標準仕様とSセレではエアコンがオート&プッシュ式パネルにグレードアップされるのだ。

結果的に、この初期の直噴エンジンはカーボンの堆積によるエンスト問題という持病が発覚し、一部では実験車などという陰口も言われたりしたようだ。
販売面でも当初は好調であったが、すぐに頭打ちとなってしまった感がある。
クルマという商品は不思議なもので、最初に売れないと途中から盛り返すことはめったにない。
かくして、特別仕様車というカンフル剤が投与されることになる。

その2 へ続く予定(汗)。

Posted at 2010/10/11 19:50:32 | コメント(6) | トラックバック(0) | ナディア | クルマ
2010年10月11日 イイね!

ナディア ボディカラー一覧表 更新!

ナディア ボディカラー一覧表 更新!私のナディアは98年9月の登録ですが、納車は10月上旬だったと記憶しています。
ということは丸12年経過し、いよいよ13年目に突入です。

これを記念し(笑)、ナディアの歴史をまとめてブログに書く予定です。
1回目・・・登場、1998年8月
2回目・・・アメリカンビレット、スペシャルエディション登場
3回目・・・タイプSU登場
4回目・・・マイナーチェンジ、2001年4月
こんな感じで構想中!

今回は特別篇として、ボディカラーの歴史を・・・。
このブログを始めた頃、ナディアのボディカラー一覧表を載せました。
カタログ、パーツカタログなどを再精査したところ、資料により若干の違いはありますが
「こんなものだろう」という妥当な線で修正しました。

発売当初は6色でスタート、CMやカタログではシルバーメタがイメージカラーでした。
この色はホワイトパールとともに最終型まで採用され、この2色で殆どといっていいほど占められていたように感じます。
98年10月、モデリスタ扱いのアメリカンビレット専用色としてブラックメタを追加。
はっきりした時期は不明ですが、この頃に標準車にも設定追加されたようです。
1999年1月のカタログは、表紙は1998年8月発行のものと同じですが、一部画像がこのブラックメタのものに差し替えられています。

98年12月には、早くも特別仕様車「スペシャルエディション」を追加。
専用カラーとして、グリーンマイカメタリックが設定されました。
その約1年後には「スペシャルエディションⅡ」へグレードアップ、専用カラーはボルドーマイカに差し替えられます。
この色は好評だったようで、マイナーチェンジ後には定番カラーへ昇格します。

時期は前後しますが、99年6月のタイプSU発売と同時に、標準車のボディカラーも刷新されます。
ダークブルーイッシュグレイマイカ、ダークブルーマイカメタを廃止、ゴールドメタが追加。
このゴールドメタというのは、かなり冒険ではないでしょうか。
この時点から、阿部寛を起用した一連の「変身ナディア」CMが展開されます。
タイプSU専用色のミディアムブルーマイカがイメージカラーとなりますが、残念ながら全くというほど売れませんでした。

2001年4月の全車マイナーチェンジで、再びCMは標準車、色はブルーマイカメタがCM採用されますが、これまた不発。

延べ15色が採用されたことになりますが、その殆どがシルバーとホワイトって購買層は保守的ってことなんでしょうね。
実際の色は、サニーサイド様のホームページ「ナディア全色展示館」にあります。
盛岡在住当時の共同企画なのです。










Posted at 2010/10/11 01:23:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | ナディア | クルマ

プロフィール

「@しげぼうず さん
これはマジで凄いですね。
フルノーマルで状態も良さそうです。
モビリティショーには初代シャレード目的で行きましたが、実動車を間近で見られるという意味ではアリオのほうが優ってます。」
何シテル?   04/27 06:32
98年8月、社用車のオイル交換時に発表会前のナディアに一目惚れして即決。(トヨタカローラ岩手 南大橋営業所にて) 98年10月、納車(登録は9月30日)。 ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2010/10 >>

      12
345 6789
10 1112 13 1415 16
17181920 21 22 23
242526 27282930
31      

リンク・クリップ

スタンザFXのセールスマニュアルの話 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/30 17:14:21
増税の司令塔は税金滞納4回の常習者 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/13 12:41:03
ガソリン価格 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/10/14 04:11:58

愛車一覧

トヨタ ナディア トヨタ ナディア
98年9月登録のナディア 標準仕様4WDです。 ボディカラーはダークブルーマイ ...
トヨタ イプサム トヨタ イプサム
親父のクルマです。 【車暦】 MS40クラウン→B110サニー→シャルマン→R30スカイ ...
日産 パルサー 日産 パルサー
就職した夏に買った初めてのマイカーです。 86年の日本カーオブザイヤーを受賞、ビス ...
ダイハツ シャルマン ダイハツ シャルマン
初代シャルマンは昭和49年に発売。 当時既に旧型になっていた20系トヨタスプリンターの生 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation