nadia777のブログ一覧

平成3年マツダはカペラを廃止、車名をクロノスに変更してモデルチェンジを行った。



この時期、販売チャンネルをマツダ店だけでなくオートザム・アンフィニ・ユーノス・オートラマと拡大。
クロノスをベースとしてテルスター、テルスターTX-5、MS-6、MS-8、ユーノス500、プローブ、MX-6、クレフと続々と発売するも軒並み不発、経営難に陥ってしまい「クロノスの悲劇」と揶揄された。
バブル崩壊時期とも重なったことも販売不振の原因だろう。
当時、3ナンバーでも2000CCを超えなければ5ナンバーと自動車税が同額に改正され、クロノスも全幅1770ミリの3ナンバー車であった。
ユーノス500のみが5ナンバー車である。


現車は平成4年(1992年)式1800、54万円。
現存していることが奇跡的。

スタイルは癖がなく、ドアミラー間の距離は５ナンバー車と同等とされていた。


1800でV6エンジン、さすがバブル期設計！





クロノスからこの新しいマークをグリルやステアリングに採用したが、ルノーから酷似していると指摘され２年足らずで変更となる。

粗製濫造との批判も多かったが、外装はそれぞれ専用パーツが多い印象。
個人的には今の金太郎飴のマツダ車よりも差別化され個性があったと思う。
姉妹車を含めてすべて一代で終了、クロノスは再び５ナンバーに戻され二世代はカペラ名が復活するも、アテンザに改称。
現在はロードスターとOEM車のファミリアバンを除きＭＸナントカ、ＣＸナントカなどのアルファベットと数字の組み合わせか数字のみの車名になっている。
大きなお世話だと思うが、現在のラインナップはどれも同じデザインなので、飽きられたらクロノスの悲劇の二の舞になるのでは。

またレアな私好みの中古車を発見しました。
二代目三菱ランサーフィオーレ、最終型。
ランサーフィオーレはミラージュの販売店違いの姉妹車となります。
初代ミラージュのライフ後半に追加され、２年経たずしてミラージュとともに二世代目に。
この個体は1988年式とのことですが、ミラージュは1987年に三代目になりランサーフィオーレは終了しています。
最終型、売れ残りかも知れません。


以前同形式のミラージュ３ドアを紹介しましたが、このスタイルは歴代ミラージュシリーズ中最高と思います。

ボンネット見切りをフェンダーサイドにしており、正面から見てもスッキリした印象。

リアホイールアーチは当時の三菱車に共通した処理。
ホイールベースが短い？のか、リアドアガラスの開口部が激狭です。

高いトランク位置により収納能力も期待出来そう。

真後ろから見るとデボネアＶにも通じるものがあります。
グレードはアレックス。
トヨタにもアレックスと言う車種がありましたな。

純正ホイールキャップが残っているのも貴重。

前席のみパワーウィンドウというのも合理的です。

サイクロンエンジン。

548,000円で販売中です。

久々にスバルトラヴィックを見た。
スバル初のミニバンであるが、オペルザフィーラのOEM車であり、発売は2001年で2005年に終了。
Wikipediaによると国内での販売は12000台なので、単純計算で年に3000台。
生産終了から17年なので現存しているのはレアだ。
末永く生き延びて欲しい。

久々に気になる中古車を見つけました。
1987年カペラＣＧ　4WS

５代目ＧＤ系初期型、CMもこの５ドアのみで作られておりました。

ボディはこの５ドアのほか、４ドアセダン、Ｃ２と呼称する２ドア、ワゴン、バンがありました。
当時のジンクス通り５ドアは全く売れずじまい。


CGはセダンとは異なる専用グリル。



アルミホイールのセンターキャップには4WSとあるのは今知りました！

ヘッドライトはガラス製なので黄ばみとは無縁。

車名エンブレムは前期と後期では異なります。

ナディアの前に６年乗っていました。
吹き出し口に取り付けるACホルダーは画像のものと同じものを使用していました。
冷房時は冷たさを保持してくれる優れもの。
当時はカップホルダーは着いておらず、このタイプかドアガラスの隙間に支持金具を差し込む折り畳み式でした。

価格は78万円。