まんぞくのブログ一覧

正月にFujiC100をライカM3に入れて雪景色をちょっと撮って、20枚くらいで飽きてMiranda Fｖにフイルムを移して撮り切りました。例によって家族のポートレートは出さないので、レポートといった感じでないですが。
タイトル写真は繋ぎ目のところで使ったMiranda Fv+Nikon Lens Series E　35㎜F2.5　キリ番レンズの一枚。ピントはともかく上品な色が出るので好きなレンズです。


1/8のドライブ。藤居本家から彦根経由多賀大社へ行った日の一枚。


次の週かな？近所の神社でいつもの奴。この2枚はLeica M3+Summilux50mmf1.4。
なんでもないものをなんでもなく撮っても、なんかちょっとだけ出来が良い。ライカの良さはその辺りなのかもしれません。

さて、残り3枚はおかしなことをやっています。
Miranda Fv+ミランダ純正NMアダプタ+ケンコー製HB-Niアダプタ+Zeiss Planar T*80ｍｍｆ2.8（カビ玉）です。ハッセルブラッドの標準レンズ、これが遊び撮影の値打ちがあるか否かでカビ落としをお願いするか観賞用にするかなんですが、、、、。


色乗りは良さそうなんですが、滲むのは何故？

まぁ、、、、、よく写るよね、、、くらいしかわからない。

絞れば解像力は良さそうです。黄色のビートルも鮮明。



うーん、、、、、どうしようかな？修理依頼

今年正月は奇しくもこの2台にフイルムが入っていまして、まぁ他人が見ればとても豪華な道楽に見えたかもしれません。自分としてはもっと撮りたいガラクタカメラが沢山あるのですが、ローテーションの関係とフイルム入手の都合でこうなりました。

ライカは修理後1年以上経過しましたが、まだフイルムは2本目です。客観的に良いカメラだとは思うのですがイマイチ手に馴染んだ感じがしません。実は某コ◯ナカメラのオヤジさんからも「あなたは所謂ライカの人という感じはしない」と言われてしまいました。

一方で今回使ったハッセルブラッドからは、強い挑発オーラみたいなものを感じていて、高い重い面倒臭いと知りながら次のフイルムを入れたい衝動にかられています。もっとマトモに撮ってみろよ！とカメラから言われている感じ。危ない！危ない。

追記）これは多分「正方形の世界」がそうさせるのだと気が付きました。そういえば昔々にLUMIX LX3で一時ハマっていた記憶が。基本的にトリミング禁止の撮り方。適当に撮ってトリミングで勝負するスマホカメラとは真逆です。

さぁ修理どうするかな？イコンタのOHの方が現実的な気はするのですが。

昨年11月の彦根ヱビス講の日に、格安のブローニーフイルム（しかもリバーサル）5本を購入し、死蔵中の中判カメラの試写を始めています。約15年ぶりです。第一弾マキナ6x7は露出計不良と裏蓋からの派手な漏光あり、白黒に加工しました。


案山子

注意）今回の写真は全てフイルムをスリーブのままシャーカステン（透過照明）に置いてスマホで撮影した物です。ルーペで確認した限りイコンタを除いて実際はかなりシャープです。

第二弾はスーパーセミイコンタ1936年製6x4.5と1970年代のハッセルブラッド6x6の2台。正月前後に試写した結果が、上がってきました。


和田神社の銀杏。この木に石田三成が縛り付けられていたそうです。


藤ケ崎龍神からパウロママ山長命寺を。


ハッセルブラッドはポートレートで良いのがあったが出せないのでこれ。

絞り開放でボケを見てみた。漏光はなさそう。

感想）イコンタは小さくて16枚撮れるし写りは独特なので今後も使いたい。ハッセルはスナップ撮影には実用にはならないけど現状のカビレンズでもそこそこ映ったのでカビ落としだけお願いしてお飾りに。たまにレンズは35mmカメラで使おうかな。


◯ランニングコストの考察
120リバーサルフイルムが正規に買えば3000円、現像が2週間かかって1500円。合計4500円。
イコンタは16枚撮れて1枚300円弱。
ハッセルは12枚撮れて1枚400円弱
マキナは10枚撮れて1枚450円


高い！高すぎる。

ケンコーマウントアダプタ　HB-Ni 。3000円で落札しました。
まえから85ミリの単玉が欲しくて、写りや汎用性、コストを考えつつAF-D Nikkor 85mmf1.8 あたりを2万円以内で探していました。一方でウチにはレンズにカビの生えたハッセルブラッド500C/Mがあります。以前「行くも地獄戻るも地獄（修理も放置も地獄）」と日記に書いたカメラです。

で、35mm一眼レフでハッセルの標準プラナーT*80mmf2.8が使えないかな？と、ふと思いついたのです。マウントアダプタはオクでは捨て値で幾つかでています。FDマウントかNikonマウント用。

結局落札したのがNikonボディ用。アダプタ二枚重ねに目をつぶればCanonとミランダでも使えます。使えますけど（笑）


マミヤプレスよりデカい。エグいわ。




ミランダやキヤノンでも使えます。

現在ハッセルブラッドの試写は一本撮って結果待ち。写りが非凡ならレンズのカビ落としだけでもお願いしてみようか？この一手は取り返しのつかない悪手のような気もするのだが。

いいですか？落ち着いて聞いて下さい。あなたが写真から遠ざかっていた間にカメラは随分と進化していたんですよ。

50年前のカメラであろうと80年前のカメラであろうと事も無げに使いこなす自信があったのだが、25年くらい前のカメラで悪戦苦闘しているまんぞくです（笑）。

EOS5はリチウム電池の加熱により一旦封印したのですが、再度新しい電池を用意して、ダミーフイルム（酸っぱい臭いがする古いネオパンSS）を入れ、火が出ても消火できるように庭先でテストをしてみました。

どうやら巻き上げのモーターが固着していたようで、今度は驚いたかのように一瞬変な動きをしてから正常に作動するようになりました。36回シャッターを切ったものの事前に「ベロだし巻き戻し」の設定をしなかったので最後まで巻き戻されてしまいました。パトローネをバラせばいいのですが、あまりにも臭いから廃棄！それ以後加熱もなく無事です。前回いち早く電池を抜いたので焼けなかったのでしょう。


マニュアルを読みつつキャリブレーションして視線入力AFを楽しんでいるところです。マニュアル露出はこうやるのか。連写は？日付けはこうやって消す。巻き戻しでベロを残す設定は？なんてことも。もう一度別のダミーフイルムを入れて勉強中。今度はベロが残りました。電気仕掛けはコレだから面倒です。

一方でハッセルブラッドにはフイルムを入れて持ち出し。旧い建物の前にエスを停めて試写。漏光を恐れて黒いビニールテープでぐるぐる巻きです（笑）。カビだらけレンズと言いつつもファインダー内の像はやたら綺麗。というかエモい。こちらの操作は慣れたもの。機械仕掛けはやはり良い。




そうは言っても真面目な話、いつまでフイルムが手に入るやら。