
この度の走り納め会にて、みっともない走りをしない為に、
せめてリヤデフオイルを交換したイプ美とイプ太郎。
2台とも、去年の9月にLSDのOHをしてから早14ヶ月。
距離で言ったら一万キロかそこらかな?
ハッキリ言ってもう、リヤデフの恩恵は全く感じないし、
間違いなく立ち遅れを感じる。
コレは相当デフもヘタっているだろうと・・・
オイル交換時に久々にイニシャルトルクを測ってみる。
イプ美(GDB)105Nm
イプ太郎(GC8)83Nm
と出ました。
あれっ・・・思ったほど落ちていないなぁ・・・???
明らかに効きが今イチなんだけどな。
組み込み時でイプ美が150Nm、イプ太郎が130Nm程度だったから、
3割減程度に留まっている。
もうとっくに40~50Nm程度だろうと思っていただけに、
これは意外。
今回は、規格がハッキリ解らないのだけれど、重機のトランスアクスルに使われるギヤオイルを試しにブッ込んでみたのだけど、、、
あららら?
LSDの効きがハッキリ戻りましたよ。
???
まぁ、元々オイルには無頓着なヲレたち。
デフオイルも、なんだかんだで5000キロ位平気で使っちゃう。
前回の交換だって確か春先に一回変えたのみ。
まさか・・・単にデフオイルの劣化のみの問題だったのかな。
ヲレたちの乗り方だと、デフ油温は恐らく150度を超えるだろう、
デフオイルも、市販のオイルの中でもっとも極圧性能の高いハイポイドの#140以外は使わない。
それでも恐らく、数回の出撃でオイルは終わっているのだろうね。
ここでハッキリと検証出来るのは、
イニシャルトルクは必ずしも、実際の能力の指標にはならないと言う事。
スロットルを開き、カムがコーンプレートを押し開き、差動制限が行なわれる際、
そのロック率を下支えしているのは間違いなく、オイルの性能だということだ。
イニシャルトルクが充分でも、フル加速時に空転を許す事もありうると言う事。
オイルの大切さを充分に感じることが出来たいい機会だった。
まだOHしなくても充分イケるなと・・・
ちょっとでも効きに不満を感じた時点でOHすればいいやという、
短絡的な発想はあらためることにしようw
今回投入した建機用ギヤオイルも、性能がよく解らなかったのだけど、
ワコーズのハイポイドと指で触り比べて、ちょっと舐めたりw比較してみて、
感覚的にイケそうだと感じ投入。
チャタリングが戻りましたよw
交換後も、本来の機能を発揮するまでにちょっと時間が掛かるようで、
走り納めて帰ってくる頃には、逆に効きが増しているくらい。
プレートの目に見えない表面層への浸透にかなりの時間を要するということ。
本来の性能を100%使いたかったら、直前では間に合わないみたいです。
前日に交換して、一晩掛けて浸透させるくらいでちょうどいいのかもね。
メカニカルLSDでは、いいオイルを頻繁に交換するクセをつけようかな、
ここまで違うとは正直認識してなかったお^^
あと、先日作業したpon/onさんのリヤデフの経過計測をしました。
走行2000キロ弱。
走り過ぎですが・・・
イニシャルトルクは・・・
500Nm強!
これ以上はドラシャが折れたらヤバイので測りませんでしたが・・・
オイル関係ないくらいほぼデフロックですね^^;
ソリッドな操縦性はデフロックに敵うものはありません。
自分も次回はもっと強めに組みたいな~。
まぁ、春まではオイル交換で持たせよう・・・。
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人のクルマも直します | クルマ
Posted at
2009/11/27 03:31:01