
アイドリングが維持できなかったKSR。
プラグが被っちゃうんだよな。
ワンワンふかしていれば走れないこともないけれど、結局直さなきゃいけないんできちんと修理することにします。
被っちゃうってことは、燃料が濃いってこと。
なんで濃くなるかに関しては色々ある訳だけど・・・
点火は問題なくしているしプラグも新品。
見た感じ給排気経路には異常は無さそうなので、あとはキャブレターしかない感じ。
一回確認のために開けて軽く清掃したけれど、キャブレターなんて、
針の穴のような経路が沢山あるので、きちんと分解清掃しないと何も変わらないことも多い。
減ったり、傷んだり、きれいにしてもダメな部分もあるので、
一回キチンとオーバーホールしちゃいましょう。

バラして半日洗浄シンナーにつけおきして、徹底的に洗浄。
穴という穴を、塗装のカップガン用の清掃ニードルキットでほじくりまくります。
その結果、チョークのバイスターター経路(燃料増量経路)が完全に詰まっていました。
ま、これはどちらかというと濃くできないトラブルなので直接は関係ないのかな?

緑青だらけだった真鍮製フロートも、
鉄粉クリーナーに軽く浸け置きして、すっかり黄金色。

アイドルストップスクリューに、エアスクリュー、ジェット関係も全てバラして清掃確認。
メインジェットの奥のゴムワッシャーが傷んで、殆ど無くなっていました。
ここのOリングが有る無しでどうセッティングが変わるのか。
ワカラナイ・・・
メインジェット#90
パイロットジェット#20 #50(泡立ち防止の為に二重になっている)
ニードルは、キャップと一緒に車体に残してきてしまったので段数未確認。

見た感じ、番手は純正。
ノーマルセッティングから触られていない感じです。
ジェット関係は掃除でイケそうですが、一応準備していた新品に換えます。
低速だけが濃いならパイロットジェットを疑っていましたが、ここの番手云々ではなさそうです。
なら何か?
バイスターターの件もありましたが、チョークの動きが悪くて戻りきっていなかったか、
油面が高すぎて全域で濃くなっていたか、ジェットニードルの段数が引っ込みすぎの可能性もあります。
オイルポンプの吐出量が多くなり過ぎていて、プラグが被るも充分考えられますね。
人が面倒見ていたバイクって、全部をイチから確認しないといけないので大変だな・・・。

タンクからの燃料ホースも、燃料フィルターを入れて新調。
不用意なゴミの侵入をここで食い止めます。

ビジュアル的にも問題だった、ドレンの燃料チューブも、汎用品で新品へ。
見た目もカッコ良くなるかな?
部品が全部揃ったら、組み付け。
これも気を抜けないな・・・
各スクリュー、ジェットのワッシャーやゴムパッキンを間違いなく組み付け、フロートの油面調整。
ここを完璧にやってから、ジェットニードルの突き出し量調整。
これだけやって変わらなかったら、結構ショックだな・・・^^;
でも、こういう作業が何故か楽しいな。
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KSR生活 | クルマ
Posted at
2014/06/11 01:18:06