
今年はクラッチにエアコンに外装に・・・ひと通り壊れた11アルトワークス。
ウチのGCよろしく初年度から17年、走行も16万5千キロだからね、年式相応と言えばそうなんだけど、オーナーはまだまだ乗る気マンマンだからね・・・あと10年は乗るんじゃないかな。
何が壊れても直す。
判りやすいですw

新車より無交換のショックアブソーバー。
ダンパーのガスやオイルなどとっくに抜けきっているだろうね・・・ただストロークするだけ。
フロント周りのロアアームやスタビブッシュなんかは以前新品に替えているので、
あとはリヤのトレーリングアームとショック関係やれば、ほぼ足回りは完封。

自力で戻る意思を全く感じないオイルダンパー。
本来は封入のガスで勝手に伸びきるものだ。
手で縮める際にも全然抵抗がない。

リヤのトレーリングアームはASSY交換。
ブッシュ単体というのが出ないことと、出たところで圧入が大変なのでここはアームごとでいい。
左右で約14.000円。

新品はいいけど、塗装の品質が悪いな・・・こんなんじゃ直ぐにサビが出ちゃうよ。
どうせ向こう10年とか面倒を見るので、朽ちていく様を直接感じるのはヲレである。
いろいろ対策しておくか・・・

しっかり脱脂して、溶接の継ぎ目あたりをチッピング処理しておこう。
これでそうそう錆びないはずだ。

ちゃんとスプリングコンプレッサーを使って・・・
順序よく並べておこう。
この辺は舐めてると結構わからなくなる。
アッパーマウントブッシュは結構潰れてるもんだね。

スプリングはそのまま使用、下げる必要は全くないからね。
ノーマルの車高でもガンガンリップ割るのに、ダウンサスとか百害あって一利なし。
しかも車高が低いほうが格好いいみたいな価値観は、ヲレの周囲では殆ど淘汰されつつある。
足回りが終わったところで、以前から気になっていた加速不良のトラブルシューティング。
ブーストが0.7キロあたりでカットが入りハンチングするような感じ。
以前は0.9キロ位掛かってスムースに吹けてたんだけど、何を堺に出るようになったのか分からないのでシューティングが難しい。
燃料カットっぽい息つぎなんで、この間交換した燃料ポンプだろうかと疑ってみる。

以前はヴィッツの1300用というポンプを流用。
ターボとはいえ660cc、流石に足りるだろと思っていたんだけど・・・???
最近のクルマはリーンバーンだから何とも言えない。
純正新品は3万位するし、ネットで安いのは255L/hとか吐出がでかすぎる。
アルトワークス純正なんてイイトコ85L/hとかだからね・・・

そこで、走行の少ないレガシィターボ用に変えてみよう。
だいたい150L/h位な筈だから、確実に足りるはずだ。
のちのちブーストアップとかしても充分すぎる容量。
これでダメならポンプではない。

あとは、もしかしたらと思って燃料フィルターも新品にしました。
16万キロの燃料フィルターなんて・・・中えらいことになってるでしょ。

外して、中のガソリンを逆流させてみると・・・
汚ねぇ・・・
これはどっちみち交換だったな。
しかし・・・
加速時の息つぎ症状変わらず。
息つぎというよりは、ブーストカットが早いという感じかな。
以前は、0.9~1.0キロ位は掛かってたブーストが、0.7キロ辺りでハンチングして上がらず。

燃圧でないなら吸気を疑って、ホースの亀裂やバンドの緩み、バキュームのすっぽ抜けなんかを探してみるけど、特に怪しいところは無し。
( `・ω・) ウーム…
アクチュエーターの制御をとっぱらってブースト無制限にしてみたいが、
ホースの位置が奥過ぎて簡単には触れないなぁ。
次回エンジンマウントを交換予定なんでその時に一緒にやってみるかぁ。
しかし、足回り交換の効果は絶大、ロールしないのにめちゃくちゃ乗り心地が良くなったあ!
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人のクルマも直します | クルマ
Posted at
2015/10/11 11:43:18