
HIKO君のGT-Rが車検なので、整備でした。
ついこの間通したばかりな気がしてましたが、2年間はあっという間ですね。
事前のチェックで不具合を洗い出しておいたので、あとは部品を替えるだけ。
ウチのイプ太郎同様、古い車だからね・・・
何が壊れても不思議ではない。
油断せずしっかり整備してゆく必要がある。

まずはタペットカバーパッキン交換。
エンジン周りのオイル滲みが酷くなってきたんだよね、あとはタイミングベルトやるときにカムとクランクのシールを替えて、クラッチをやるときにクランクシールのリヤをやればほぼ完封。
まず第一段階としてタペットカバーを潰しておきます。

ちょっとオイルスラッジの堆積が酷いなぁ・・・カーボンの層になりかけてる。
あまり回してない証拠である。
日頃あまり踏んでないんだろうなぁ。。
長距離乗らないのもエンジンが汚れる原因だ。
幾ら高いエンジンオイルを頻繁に替えた所で根本的には防げない。
可変バルタイ機構などがないRB26DETT。
完全に下を捨てて高回転を重視した日産のチューンドエンジンである。
これはもう、日頃の乗り方なので如何ともしがたい雰囲気はあるが、とにかく酷使といったような使い方を日頃からしてやるとエンジンはきれいでコンディションの良い状態を保てるものだ。
DQNのようにそこら辺でもワンワン回して、
ブーストを掛けなくたっていいから高回転まで引っ張る。
ちゃんと回転を合わせながらエンブレで減速する。
エンジンは、優しくしてやった所で温存というものはない。
使わない領域が死んでいくだけで、何もいいことはないのだ。
頭の悪いボンボンのクソガキと同じで、つけあがるだけで何も出来なくなる。
普段からビシバシレブ直前までブン回して、油温も水温もしっかり上げてエンジンの鼓動を全身で感じよう。
それだけで鍛え抜かれた鋼のパーツ群は輝きを取り戻し、毎回べったりと定着するだけだったオイルスラッジはすっかり流動し、粉々になり、オイルエレメントで回収される。
スバルのエンジンも低回転ばかり多用しているとエンジンは真っ黒になるよ。
毎日壊れる直前までぶん回そうぜ。

今更やりようがないので、カバーだけ極力掃除をして新品のパッキンで組み直します。
いつかエンジンをオーバーホールする時が来るまで、すっかりきれいにするのは無理だなぁ。
こびりついたカチカチのカーボンスラッジは、
剥離剤などを使いながらガリガリと掃除しないと取れない。
エンジンクリーナーとかキャブクリーナーみたいなのは、表面を薄ーく溶かすくらいのもので、何百回投下しても無駄である。
クリーナー系のケミカルは基本的にオイルシールとか、Oリングとかを痛めるので使わない方がいいのだよ。
そんなことをするよりも、とにかくぶん回していれば重くなっていた高回転域が回るようにはなってくる。
バルブステムや、傘、ピストントップについていたカーボンが外れて動きが軽くなり、パワーも戻るかもしれないのである。

そうは言ってもHIKO君もお父さんだからね・・・
これから維持費も掛かってくるし、正念場だなぁ。
たまにしか乗らないなら、そのたまにを濃い「たまに」にしてやるといい。

あとは、カピカピのカップリングファンを新品にし、

キュルキュル滑ってたベルト3本を全部取り換え、

ブーツ切れで車検が×っぽかったロアボールジョイントもブーツ交換。
ここのブーツは純正部品の設定がないので、社外品を使います。
あとはエンジンオイルとオイルエレメントを交換して準備は万端。

あとは多摩で継続通して延命成功です。
アテーサなのに二駆のラインに入っちゃって並び直しとかアホ臭い・・・
これだけで一時間のロスである。
ブレーキのテスターすら使えないとは思わなかったな。
光軸は、純正バーナーであっても何をやっても合格しないので、ハイビームで合格させます。
プローブ検査は、アイドリングでの待ち時間が長いと触媒が冷えて不合格になるので7千回転ブリッピングを10発くらいかましてから検査。
マフラーはニスモ、車高もローダウンですが、ノーチェックで検査合格です。
まだポンさんのビビオの車検があったか・・・
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人のクルマも直します | クルマ
Posted at
2016/12/05 00:37:06