ウチの妻が免許を取ってR2を購入し、早いもので丸二年。
初めはゴツゴツ当ててくるわ、ミラーはぶっ飛ばしてくるわ、それなりにやらかしてきましたが・・・
漸く落ち着いてきましたね。
そろそろ凹みや小傷を直してもいい頃かもしれません。
まぁ、不思議とでっかい事故などはないので、慎重な性格が功を奏しているんでしょう。
「オートマなんて怖くて乗れない」などと言い放つまでに“走りの5速”に慣れました。
今流行りの誤発進だの踏み間違いだのっていう、意味不明なミスとは無縁のドライバーになるでしょう。
まぁそんな訳で、車検と言う事もあって日頃やらないメンテナンスなどをいっぺんにやってしまう事にします。
先ずはずっと気になっていたヘッドライトの曇り。
あまりに酷いとヘッドライトの検査で光量が足りずに不合格になったりするので、磨いて復活させます。
ポリッシャーを使ってしっかり磨きましたので、結構きれいになりました。
しかし、ただ表面を磨くだけだと、割と直ぐに戻ってしまったりするので、近いうちにクリヤで塗装してしまうのがいいね。
そして、割と見落とされがちなエアエレメントの交換。
汚れなど確認せずに部品だけ先に注文してましたが、これは換えて正解でしたね。。
いつが最後だか判らない程汚れてました。
これも割と見送られがちな、クーラントの交換。
最近は量販店に行くと、ポリボトルの物は殆ど見なくなり、ウィダーインゼリーみたいなのに入ったピンクだの青だのってのが目立つようになってきた。
しかも、従来品よりロングライフを謳っており、5年も6年も持つようなことが書いてある。
エチレングリコールが劣化しないように防腐剤の様な物が入っているんだろうか。。
まぁ、対応車種などもあるようなので、調べるのも面倒くさいから普通の緑で買ってきましたw
旧いクルマは量も減ったりするしね、2~3年に1回はリセットした方がいいよ。
スパークプラグも交換するので、イグニッションコイルを引き抜いていくと・・・
エンジンオイルでベタベタの気筒がある。
プラグホールのパッキンがもう駄目なのかもね。
これは後日ヘッドカバーパッキンの交換だな・・・。
・・・取り敢えずプラグだけは替えないと。
部品屋が勝手にチョイスしたNGKのイリジウムで交換。
さてさて次は1年ぶりのエンジンオイル交換。
予め頼んでおいたオイルエレメントが・・・E07Z用というのが来てた・・ホンダ用だよ!
スバルはEN07だよ!!!
仕方なく近所の量販店に買いに行きます。
ついでにワイパーの替えゴムなんかも買ってきて前後まとめて取り替えました。
オイルはインプと同じ15W-50で交換。
これでまた1年は大丈夫でしょうw
1年での走行は約1万キロ弱。
ぶっちゃけ1年使っても大して汚れてもいないし、減ってもいない。
もともと硬いオイルを使ってしまっているので、それほどさらさらにもなっていないです。
こんなもんで充分だね。
プラグを外した時に中にたまっていたオイルが燃焼室に落ちたので、エンジンを掛けたら凄まじい白煙がもくもく。
アイドリングで放置しておきましたが、10分近く煙が収まらず若干焦りましたw
さて今度は足回り。
事前のチェックでナックルジョイントとタイロッドエンドのブーツ怪しかったので取り替えます。
ドライブシャフトブーツやステアリングラックブーツなどは切れていたら当然車検に通りませんが、グリスが封入のブッシュやボールジョイントブーツなども厳しく見られます。
軽自動車は特に厳しい感じがしますね。
昔、仕事で車検に行って、現地でナックルジョイントのブーツが切れている事に気づいた。
しかし、段取り上絶対に今日車検を取得しなければならなかった。
ビニールテープ巻きなんて絶対に見抜かれるんだけど、ビニテしかないんだよね。
そこで一計を案じるんだよ。
軽自動車の下回り検査って、リフトでクルマが上がって内側からしか確認しないので、テープの継ぎ目をつくるなら外側にすれば目立たない。
んだけど、やっぱビニールテープだと質感とか皺の出来かたでやっぱりバレる訳よ。
同じような事を考える奴はゴマンと居る訳で、
検査官の目はそんなに甘くはない。
「○○さ~ん、ちょっと一緒に確認してもらえますか~。」
案の定最後の下回り検査で呼ばれる訳。
「ここのジョイントのブーツなんですけど、グリスまみれで判りにくいんですが、テープみたいなのが巻いてあるんですよね・・・」
「ホントですねぇ・・・」(さも自分ではなく、メカがやったんだろう的な顔で不思議そうに見る)
「テープでの補修は認められていないんですよ~。」
「なんかブーツは切れてたから替えてたみたいなんだけど、グリス詰め込み過ぎてどうのこうのと言ってた気が・・・」(どういう形にでも展開できるようにどうのこうのと曖昧にする)
「私たちの方で触れないんで、ちょっと取ってもらえますか。」
「はみ出たグリスを抑えるのに巻いたのかも知れないですね~、実際切れてなければテープを巻くこと自体が禁止されてる訳ではないですよね?」(かなり苦しいが、あくまで整備に関しては素人という顔に徹していればさほど不自然ではない)
「まぁ、そうですが・・・テープを剥がしていただいてテープの下を確認させてもらっていいですか?」
「・・・捲って取ればいいんですよね。」
ペりぺり・・・
「どうですか?切れてますか???」
「・・・ホントだ、大丈夫そうですね・・・失礼しましたOKです。」
「ははは、良かったヨカッタ。」
無事車検は合格。
事なきを得ましたwww
実はこのからくり。
とっさに思いついたので一か八かでしたが・・・
ブーツは確かに切れているのです・・・ぐるっと一周切れていて一目瞭然でした。
しかし、工具箱には黒のビニテくらいしか使えそうなものは無い。
ええいやるしかないと、テープを3周くらいピチピチに張って皺が目立たないように巻き付けて、上下の縁をはみ出ていたグリスでそれっぽく汚します。
そして、実はその上から更にもうひと巻きテープを巻き付けていたのです。
人間、どんなに疑ってかかったって嘘が嘘で隠してあるとは思わないもの。
そんな風にグリスで誤魔化したってヲレの目は誤魔化せないぜ!とばかりに嘘の上塗りを引っぺがしたら・・・あれ切れてない。
なんだ・・・代理でよく判っていないみたいだけど、コイツの言ってる事は本当だったのか・・・
自分の手で触っていないので実感が伴わない事と、嘘とも本当ともつかないような素人の聞いてきた釈明と、軽自動車の検査レーンは混雑していて後ろがグイグイ押している焦りのトリプルコンボにより、嘘の嘘を見抜くほどの余裕はないだろうと踏んでの、
テープの下のテープ巻き作戦。
こんな高等戦術を毎回披露できないので、R2はちゃんと整備していきますw
そうそう、上の話のクルマもこんな風に切れてましたねw
普通は絶対に通りません!
タイロッドエンドも切れてないけど怪しいな・・・今回が大丈夫でもあと2年は持たなさそう。
これも交換ですね。
しっかり両方換えました。
ブレーキフルードも全交換しとこう。
軽自動車なのにこうしたしっかりしたリヤメンバーがあるっていうのが何だか不思議。
四独ならではですね。
継続検査には何の問題もなく合格。
しかし、検査ラインのあの待ち時間は何とかならないものだろうか・・・。
昔と違って今はみんな軽自動車なんだから、もっとラインを増やさないと追っつかないよ。
書類審査入れて1時間以上待ったぞ・・・
これじゃ不合格になっても日に何周も出来ないな・・・。
次からは妻に自分で継続してもらおうと思い、一緒に車検に来ていたんですが待ち時間が長すぎて妻が不機嫌に・・・
自分でやってくんないかも知れない・・・。
車検用にノーマルのハロゲンランプに換えていたヘッドライトをLEDの物に戻します。
テスター屋で合わせてもらった純正バルブの光軸を参考に、LEDバルブの光軸調整をします。
先ずは捩ってカットラインを出し、それでも少し高めになるのでハロゲンの光軸で付けた印に合わせて下げてやりました。
カットラインは完全な水平にはならず、
若干グレアは残りましたが、座席から見て左上に飛んでるのでまぁいいでしょう。
次はGCもやらないとだな。