
少し遅出しですが、今年の五月連休は長かったねぇ。
1/3ヶ月休みでしたからね・・・。
まぁ、お陰で色々出来たんですが、下手な夏休みよりも休暇が長かったんで秋田にある妻の実家にも数日帰ってました。
ゴールデンウィークの頃の東北はいいよ。
関東ではとっくに終わってた桜が丁度見ごろだし、新緑の美しさが普通じゃない。
残雪の山々に、雪解け水で増水した最上川。
山菜やお酒もおいしいんだよな。

春色に染まった畦道を、相も変わらずの速力でぶっ飛ばしていく白いGC8です。

関東の天気は連休を通してイマイチだったようですが、こういう時はこちらでは大概ドピーカン。
なんていい気分なんだ!

しかしこのGC8も、長きに渡って良く隷属してくれている。
購入の年ころから毎年欠かさず帰省していますからね、15年間も長期帰省の足として働いてくれた。
峠に雪山にサーキットにと手加減せずに使い倒してきたのに、なかなか頑張るじゃないか。
よく壊れるだの二流メーカー車だのと罵りながらここまで来たが、実際は手放す気にならないいいクルマである。

家族で帰省という道中でも、桜のチェックは欠かさないヲレ。
まだ宮城県下ですが、巨大なカヤの樹と共生している桜というものと出逢いました。

根元周りはすっかりカヤの樹なんですが、5~6メートル位の高さの所から急に桜が生えています。

「八木のカヤ」と呼ばれている推定樹齢830年の大樹です。
着生している桜はカスミザクラという種類で、ちょうど見ごろを迎えていました。
宮城県大崎市指定の天然記念物です。

この2人は5歳と3歳になりました。
笑顔がヘタクソな次男w
常にけんかや悪ふざけが凄まじく、彼らの相手をするにはヲレの全ての時間と体力を投入しても到底足りません。
なかなかブログが書けないのはそのせいです。

鳴子ダムの建設によってできた人造湖「荒雄湖」です。
この時期は雪解け水を大量に湛えていて、白っぽく濁っていますね。

地図にないつり橋でパチリ。
この先行き止まりとはありましたが、進入禁止ではありませんでしたのでね。
春の強風が吹き荒び、つり橋はぐらぐら。
危険なので、チビ共には絶対出てくるなと一喝して撮りました。

あの山を越えたら秋田県です。
沢山のオートバイがツーリングを楽しんでいます。
クルマでもなかなか気分がいいけどね、
風を感じ、鼓動を感じ、機械や自然と一体になる。
やはり走る楽しさではオートバイには敵わないんだよな。

それでも風や光を感じたくてちょいちょい寄り道してしまう。
急に広がる田園と、背後には神室山系が美しい残雪を抱えている。
こんな雄大な風景が広がっていたら、そりゃあ立ち止まってもみたくなる。

何だかんだ言っても仲良しの兄弟。
のどかだ。

峠越えで標高があるので、そこかしこの桜がまだまだ満開。

GCは性能と利便性を追求した結果、ノーマルの値まで車高が上がったので、多少の段差も未舗装も殆ど気兼ねなく突破できるようになりました。

只でさえ山が無いナンカンが泥だらけであるw
まぁ、逆に新品に履き替えてこないでよかった。
実は新品タイヤは既に準備してあるのだ。

人気のない桜の林に釣られて入ると、そこはカタクリの群落でした。
屋敷か学校の跡と言った感じの場所でしたが、
基礎しか残っておらず、古いソメイヨシノと、地面いっぱいのカタクリにフクジュソウに・・・
何とも不思議な美しい場所でしたが、妻と次男は爆睡中。
長男と観察しながら撮影していました。

最後に「決めろ」といったらこの顔ですw
さすがヲレの子だな。

もう撮れ高は充分なので半ば満足していましたが、走っていると美しい場所が沢山ある。
なかなかおじいちゃんチに着きません。

おじいちゃん家に着いても、すぐ裏山は大自然です。
山桜の咲く丘の上で鳥海山を眺めたり、神様を祀っている祠に手を合わせたり、イモリが居る小さな湧水池もありました。

子供たちが家でおやつを食べている間に、ひとりで散歩。
リンゴやサクランボ畑の脇の畦道をどんどん行くと、また鬱蒼とした森の入り口がありました。
夥しい数ののゼンマイが生えています。
ゼンマイの森ですね。
勝手に収穫しても怒られることは無さそうですが、そろそろ帰ればこごみやコシアブラの天ぷらが待っているので勘弁してやろう。
そこから先は道と言う道はなく、藪漕ぎも嫌なので静かに後にします。

土筆など足の踏み場もないほど生えています。

ウチの妻は結構アホなので、割と大きくなるまで鳥海山が富士山なのだと思っていたようです。(こちらでは秋田富士とも言うそうですね)
さすがに富士山はもう一回りデカいって。
お義父さんが古希なのでお盆にも帰ります。
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Posted at
2019/05/21 00:03:52