
れんが年長に上がったのでそろそろガチ登山にでも連れて行こうと思っており、モンベルのアウトレットなどへ行って上の子と一緒に靴などを買い揃えた。
まぁ、ガチとは言っても日帰りレベルなので靴だけ買っとけばあとは割とどうにでもなるかな。
あとは雨具と帽子とか・・・
ウェアなんてのはウインドブレーカー位あれば何でもいいだろう。
兎に角、小僧どもが飽きずに最後まで頑張れるかどうかが問題で、途中で疲れただ嫌だとぐずってリタイヤするようなら失格である。
ふたりとも僕と一緒で基礎体力が高く、軽量コンパクトボディーなので、5歳7歳の無尽蔵のバイタリティーを考えればどうにでもなる筈なので、気持ちの問題だけである。
体力が足枷になるかも知れないのはむしろ妻の方かも知れないのだ。
そんな訳で、ちょっと近場で軽く歩いてみようと厚木にある「県立七沢森林公園」という所でハイキングをしてみることにしました。
丹沢のはずれの山の斜面に造られた自然公園で、遊具や広場はいくつか設けられているものの、尾根をぐるりと回るコースは大人でも2時間くらい掛かるただの山歩きだという。
プレ登山には持って来いではないか。

冒頭の立派な眼鏡橋を渡った所からぐるりと逆時計回りにスタートする。
登り始めは、石畳などで整備されていて歩きやすい。
あまり歩きやすくてもプレ登山にはふさわしくないので、どうかなあという感じだ。

長男のそうに地図を見させてみよう。
「いいか、線だけを追いかけるんじゃなくて周りにある目印になりそうなものをよく確認するんだぞ。」
「うん、解ったよ。えーと次は階段だからここは左の方かな。」
いつも思うのだが、そうは、妙に情感を込めて話す。
相槌を含めて矢鱈とハキハキ喋るのが芝居がかっている。
子供ってこんな感じだったっけ?
もう少しモジモジもごもごしてるのが子供じゃなかったか。

歩きやすい散策路は初めだけで、少し登ると普通の山道でした。
休憩こそ多いものの、パンだの飲み物だのを与えると次のチェックポイントまで怒涛のように登攀していく。

広場のところどころにシャクナゲが鮮やかに咲いている。
カメラがびっくりしそうな程に紅い。
シャクナゲはド派手なツツジの仲間であり、5月や6月に花を付ける。
南国の観葉植物といった風情だが、低温にも強く寒冷地や高地にも広く分布している広葉樹である。
見た目通りなるほどと言うか、ロドトキシンという毒を有しており、身も葉も食することは出来ない。
花言葉は「荘厳」「危険」。

木漏れ日の中、
トレイルランニングのオッサンより速く駆け抜けていく子供達。
パワーウエイトレシオの数値が低いので、大人のように足首を痛めるという事はない。
こいつら多分大丈夫だな。

天然のスポットライトに照らされた名前も解らない山野草たち。
陽が当たってなければ足も止めないが、
演出という物がいかに大事か判る。

軽いハイキングかと思っていたが、ただの登山でした。
ただ、唯一心配だった奥さんも思ったより動けていましたね。
これならしっかりした登山でも大丈夫でしょう。

最後まで地図を見ながら歩いた長男。
マニュアルに沿った事を正確に、という性格なのでこういう事は性に合っているのかも知れない。
ヲレや次男のれんは、面倒くさがりでいい加減なので、あまりこういう事は向いていない。
現場の風景を見てから、雰囲気で次を決める性格だ。

休憩含め、3時間ほどで回ってきました。
この位で判断するのはまだ甘いかな?って気もしますが、体力的なものは問題なありませんね。
大事なのは資質。
辛いとか苦しいとか言う前に、楽しんでやったり負けるかナニクソと振り返ることがないので、リタイヤの心配もないかな。
資質も問題なさそうです。
連休も非常事態宣言か・・・近場でちょっと行ってくるか。
ブログ一覧 |
far away | 趣味
Posted at
2021/04/25 09:07:42