
やむなく電車バス通勤を強いられているだ い ですが、毎回切符を買うのもメンドクサイので、イオカードを買おうとしたんですが、
そんなものはもう売ってないんですね…(苦笑)
Suicaです。
生まれて初めて買いました。
そして生まれて初めて使いました。
・・・ううむ、思っていたよりも分厚いカードに目を丸くしています。
「しかしまあ、これで朝のラッシュ時のあの押し合い圧し合いの通勤戦争にも、堂々とした態度で討って出られるというものだ。」
そしてSuica通勤初日の朝。
大勢の学生や会社員の、入出構手続きを瞬時にこなし、絶え間のない人の流れをつくっている自動改札が迫ってくる。
「もう、ちまちまと160円の切符などを券売機で購入し、おどおどとした新参者丸出しの田舎者と思われなくてもいいのだ。」
前の学生が、慣れた手つきで定期入れに入ったままのSuicaをかざして颯爽とゲートを通過してゆく。
僕も同じような仕草でカードを翳した。
「ピンポーン!」
不愉快な電子音とともに、ゲートは瞬時に僕の行く手を阻んだ。
「・・・何故だ!!!」
みんなが翳しているのがSuicaだと思っていたのは僕の勘違いで、やはり切符の様に挿入口に差し込むのだろうか・・・心臓の鼓動が速くなる。
「ピンポーン!!」
とても入っていくとは思えなかった・・・あの厚みなのだ。
いちいち通行の邪魔になっている僕の横を、何だこの田吾作は・・・という顔で、大勢の人が通り抜けてゆく。
やはり、Suicaの使用者も翳すだけでパスしてゆく。
カードの角度だろうか。
「ピンポーン!!!」
三度弾かれてしまった。
僕は、急速に凄まじい敗北感と、強い劣等の念に支配され、無様に立ち尽くすだけなのだ。
「諦めるな・・・よく見るんだ。」
「・・・そうか!わかったぞ!!!」
四度目の挑戦にて漸く、ゲートを通過する事ができた。
カードの角度や向きなどではなく、距離だったのだ。どうやら、今までの磁気カードとは異なり、非接触型の読取装置に近づけるだけでいいのは確かだが、ぽんと触れる位の近接状態でないと反応しないということだったのだ。
己の無知に打ちひしがれながら、Suicaによる初陣は誠見事に敗北した。
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Posted at
2007/04/18 20:49:22