
行きの東北道は二本松の先、福島西ICで一般道へ降ろされてしまった。
事故による通行止めだった。
郡山を過ぎた辺りから凍結で路面が白くなり始めていたので、こういうバッファのエリアで事故する奴が居るだろうな・・・と思っていた矢先だったので、「そのまんまかい!」と口に出して突っ込んでしまった。
直ぐその先で分岐する東北中央自動車道へ合流するために、インター三つ分くらい13号線で山中を走りましたが、もうずっと圧雪路でしたね。
往路がここまで雪に見舞われるのは随分久しぶりです。

今回感じたのは、昨年新しく組んだエンジンが思いの外良かった事。
自分のGCだけでも、二度も三度も腰下を組み直してる訳だけど、GC8後期のEJ207の腰下を使ったという事以外は、特別なチューニングは何もしていない。
いつもはケチって換えないピストンリングを新品にしたとか、コネクションロッドをGDBのC型の物を使ったとかその程度のものである。
いつもはヘッドだけとか、腰下だけ、とか交互にやっているものを今回はいっぺんに全部やったという事も大きいのかも知れない。
しっかり圧縮が戻り、充填効率が良くなっているお陰で、今までよりも過給を掛けずに狙った速度へ乗せていく事が出来る。
下道でちょろちょろ乗ってるだけだと大して体感できないけれど、高速道路だと5速4千回転固定・・・みたいな決まった乗り方をしているので、過給の掛かり方や燃費の良し悪しなどが良く判る。
今までと同じ加速、ペースの維持をするのにこれまでより圧倒的に過給が掛かっていない。
だから結果的に燃料を噴いていないのでだいぶ燃費が伸びるという結果になった。
4~5%位伸びたんじゃないだろうか。
逆に言うと、今までは低回転域がスカスカだから、しっかりブーストを掛けていかないと加速していかなかったという訳で、力があるエンジンは無駄にブーストを掛けなくて良いという事が良く判る。
結論。
ピストンリングは新品に替えた方が良いw

ずっと雪がしんしんと降りしきる中、秋田の妻の実家へ到着。
こんな風にGCが雪で埋もれていく画角をただ見たかっただけである。
冬の秋田。
なんだか落ち着く風景。

冬の散歩道。

氷に閉ざされた冬の東北で暮らすのは厳しい。
雪かき雪下ろし、暖房費、冬は外仕事なんて出来ない。
雪の降らない地域に移住してしまう人も居る。
でも、ここで確かに暮らしている人が居る。

従妹の女の子と雪遊びをする息子たち。
家じゃどうしようもないクソガキのくせに、どこかお兄さんの顔をしている。
長男の「そう」はまだ小学5年生なのだが、同じ学年の女の子に「好きです付き合ってください。」と告白されて「ごめんなさい、まだ友達でいたいです。」と断ったらしい・・・と、何処からか聞きつけてきた次男に家でバラされていた。
小学生の時点で付き合いましょう分かれましょうがあるのか・・・
と、少し吃驚してしまった。
小学生の4年生5年生で、「好き」はまぁ判るけれど・・・その先は俺の頃はなかったよなぁ。
シレっと断ってる長男も長男だが・・・。
「そんな話お母さんひとことも聞いてないんですけど」と妻に詰められてたけど、「言う訳ないでしょそんな事」だって。
大体、親の想定の遥か先に行っているというのが子供というものである。

元旦の朝、夜半にしっかり降った感じだったのでちょっとドライブ。
ふらっと山あいに入れば、直ぐに三面圧雪の豪雪地帯。
どん詰まりの集落への行き来だけの為の峠道。
早朝なのでクルマ通りはありません。
高速仕様で2.4キロまで入れてあったタイヤのエア圧を1.9キロまで落として、プチアタック。

豪雪地は除雪が巧いので、雪壁だと思って当てに行くとガードレールすれすれなのでクルマが壊れます。
4年目のナンカンAW-1もまだまだ食うので、ストレートで4速とかに入っちゃって危ないです。
ただ、ESSN-1の頃に比べると、横のグリップが無い気がするな。
流しながらも一番グリップする所を探りながら走ると、あまりカウンターを当てない弱オーバードリフトみたいな速いだけの優等生走りになっちゃってあまり自分好みではないですね。

インプレッサは雪のマシン。
作り直したGC8で2025年スタートです。
みなさん明けましておめでとうございます。
今年はあちこち腐ってきたボディの処理をちゃんとやっていこうかな。
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far away | 日記
Posted at
2025/01/12 12:07:11