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2010年11月12日 イイね!

壊れやすいもの

壊れやすいもの月極駐車場の向かいの軽トラックのフロントガラスが叩き割られている。

もう何日もこのままなのだが、
コイツを一瞥するたびに殺伐とした気持ちになる。

すぐ手前にガラスが飛び散っているので、
この場所でバットかなんかでやられたんだろうな。

なんだか残念な感じだ。

実は、ココの軽トラのガラスがブッ叩かれているのは今回が初めてではない。

つい数ヶ月まえまでは、白いサンバーかなんかだったんだけど、
あるときガラスがこんなカンジになっていた。

初めは、酔っ払って運転して電柱にでも突っ込んだか、
人でも撥ねてバックレてんだろうなんて思ってたんだけど、フロントパネルに損傷はないし、
人をやっちゃってたら血痕や、髪の毛がガラスに残る。
打痕が幾つもあるし、手前にガラスが飛び散ってるあたり、悪戯かぁ・・・と。

多分、ガラス入替えたら同じの買えちゃうんで、
クルマを入替えたんだと思うけれど、早くもやられちゃったってトコロか。

まぁ、この時点で無差別ではなくて、怨恨か自演しか考えられないので、
自分の車への延焼の不安はなくなってちょっと安心したけれど、、、気持ち悪いよね。


社会的に見れば、許されるようなことではないけれど、
こんな風に恨まれる要素があるとも見えるし、
自分には思い当たらなくても、勘違いや、価値観の違いの矛先が向けられることもあるんだな。

ヲレも気をつけなきゃな。

地元じゃ目立たないようにしないと。


どんなに理不尽と思ったって、やられたらアウトだぜ。


ぞんざいに扱いながらも、なんとか未だにカタチを保っているウチのイプ太郎。
もうすぐ丸6年になるよ。

いまではトンと見なくなったなぁ・・・GC8。

まぁ低年式のスバルなんて手が掛かるからね、みんな乗り換えちゃうんだろ。
ヤマで突っ込ませれば、まぁ廃車。
街乗りだけのオッサングルマでも、クラッチ滑らせたら廃車だろww
根性で直し続けなきゃ、廃車は免れない。

ヲレは、多かれ少なかれ、クルマってそういうものだと思うけど、
スバルに関しては、頑張って直してまで乗るクルマじゃないかなw

合わないよ。

ヲレの場合は自分でちょっとだけ直せるってことと、マゾなだけだ。
どっちかが欠けてもお勧めはできないwwwww


ま、壊れてる物を直すのが趣味なだけであって、
どうしてもインプレッサって訳じゃないよ。

しょっちゅう壊れるし、燃費は最悪だし、カタチはスポルツカーっぽくないだろ。
決して格好も良くない。
空力も悪そうだよな。
運転は意外と楽しい方だけど・・

遊ぶだけなら、よっぽど10万円位のユーノスロードスターでも買って、
直しながら乗り回してた方が楽しいだろ、、、燃費もいいし、ドライバビリティも最高だ。


だがしかし、人を乗せたり、家族のことを考えたりすると、
4ドアだったり、荷物を無理なく載せられたりを、やはり考えてしまう。

雪山で遊ぶことも考えると、4WDであることも大きなアドバンテージだ。

インプレッサを手放さないでいる理由はそんなトコ。

3ナンバーはヲレ的にはナシなんで、
GC8をしつこく直してるってワケなんだな。


我ながら6年はよく乗ってるよ。


一時ほど、走り回ることに活発ではないけれど、
ヲレの中でモチベーションが下がってきたと言うわけじゃない。

色々制約が多くなってきたから、頻度は極端に落ちたけれど・・・
それはいろんな事を両立させる為に仕方のないことだ。
寧ろ、やめないためのやりくりと言っていい。

走ることが楽しいという気持ちは、逆にどんどん大きくなってると言っても過言じゃない。

今頃になってだけど・・・
やっとクルマの運転が少し判ってきたような気がして、
判れば判るほど、殊更難しいと思うようになった。

そうするとね、また面白くなってくるんだよね。


最近、周囲の連中の動向もやや不活発な感じがあるけれど、
みんなのモチベーションはどうだろう?


クルマをブッ壊してるヤツ。複数いるなw

こころがブッ壊れてるヤツ。

身体がブッ壊れてるヤツ。

走る所がブッ壊れてるヤツ。


そんなハナシばっかりで、ヲマエラ大丈夫か?と言ってやりたい。

こういう世界は、、、走り続けること一つにしてもさ、
環境や、メンタルなどの、非常にシビアなバランスの上に成り立ってるものだから、
ちょっとでもどこかが乱れると、程なくして、一気に崩れることが多い。

潮時だな・・・なんて思うヤツも少なくないだろう。

でもねぇ、ちょっと気負い過ぎなヤツが多過ぎる気がするんだよね・・・。
その裏返しで、やられちゃってる気がするよ。

クルマなんて、「たかが」と思ってる位でいいんだよ。
クルマがダメなら、草野球だって山登りだってなんだっていいんだから。
遊ぶ時はたかがクルマでも全力投球だけどさ、人生まで賭けるこたぁないんだ。

プロで金貰ってるわけじゃないんだし、ヘタでもいいじゃん。
センス無くたって全然気にすんな。

ヲレの事だけどさ、不器用でいつまでもヘタクソだなぁ~と思うから続けられたんだよ。
なかなか納得できないから、難しいから、追求心が枯渇しなかった。
だから、楽しかったんだと思う。


もっと楽しもうぜ。


走り屋ブームなんて下らないものはとっくに終わってんだ。
本当にやりたいと思うヤツだけが、自分の歩幅で続ければいい。

気持ちもないのに、周りにあわせて中途半端にやったって危ないし、

漫画読んで、憧れと義務感に追い立てられて峠で死んだって只の馬鹿だ。

苦しい思いをしてまで好きなことをする必要はないよ。


「たかが」クルマもやり方ひとつ。


もっと楽しもうぜ。





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そろそろ走り納め会かなぁ・・・と思っています。参加したい野郎は名乗りをあげてね。









Posted at 2010/11/12 20:34:56 | コメント(12) | トラックバック(0) | ひとりごと | クルマ
2010年09月05日 イイね!

自分のクルマ

自分のクルマ小僧どもが押しかけてきて

あーでもない、こーでもないとやっている。

エンジン、ミッソン、デフオイルに
クーラントの交換。

「ちょっとひとりだと心配なんで
見ててもらっていいですか。」

・・・だとお

どうやらヲレは保険のようだよw


若い女の子にでも言われたんなら、


(*´Д`) ショーガネーナー
     ヲレガヤッテヤルヨ


なんて言ってやるトコだけどさ、
軽くメタボ気味な男の子だってトコが現実。



「あ~、ソコはそうじゃねーよ、もっとこうした方がいいんじゃね?」

などと、自分では基本的に何も出来ない香具師に
横槍を入れられてウザそうなりょーちゅ君w


そういうことも含めて頑張れよ~w


なんて、そんな暑苦しい風景を日陰で見ながら、
思ってるだけのヲレ。

自分のクルマも、やりたいことはちょいちょいあるんだけど、
一週間の疲れが取れず、たった一日の日曜日、


疲れないことに決めました。


作業の手引きと、折れて残ってしまったボルトの取り外し
を手伝っただけ。


まぁ、何にしたって、少年は自分でやった方がいいんだよ。
クルマやってる野郎はなるべく自分の手を汚すべし。

クルマの仕組がわかるしね、

何がどんな風にダメになってるのか、
自分の目で確かめれば、何が原因でこうなったのか、考えるようになる。

前のメンテが悪かったからとか、
自分の乗り方が原因だとか、

大体の想像はつくもんだ。

そうやって弄りや走りは、次のステージへ進化していくんだよ。


百聞は一見に如かず。


自分の目で見るまでは理解とは言えないのだ。

ヲレの知る限りでは、自分でクルマ弄れるけど、
走りがてんで駄目ってひとは見た事が無い。

走れるけど弄れないってひとは結構いるけどね。

自分で弄れない走り屋のスキルはピンキリだけど、
弄れる走り屋のスキルは、大概一定以上ある。
腐っても、トップ集団には入っているレベルにはあることが多い。

クルマ弄りは、ひとつひとつ理解しながら、自分の手を汚していかないと
先に進めない構造になっている。
飛ばして挑んでも、どこかで失敗したりしてしまう。


まぁ、数学みたいなものだ。

ヲレは数学できなかったけれど・・・


こういったことが自然と出来るひとは、
走りを上達させていくことも同じ要領なのだろうね、


要は取り組み方なのだ。


整備も走りも、自分で勉強して、たくさん数こなして、たくさん失敗して・・・
1000取り組んで、やっと1つが自分のものになる。

その積み重ねなのさ。


ちょっと解らないくらいで先輩に聞いたりしたら、
それだけでぶっ飛ばされたものさ。

自分で調べまくって、試しまくって、それでも失敗して・・・
半泣きで落ち込んでるとこっそりヒントをくれたりね・・・知識や技術とはそういうもの。

誰かが死に物狂いで生み出したものを、
やっと気が付いたことを、
ちょっと聞きかじった位で理解したことにはならないよ。


それはきっと誰かに失礼なこと。


みんなは自分の好きなことに対して、どんな思いで取り組んでいるかな?


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このIT全盛のご時世に・・・調べもしないで解りませんとか・・・ダメダゾ。


Posted at 2010/09/09 00:34:00 | コメント(9) | トラックバック(0) | ひとりごと | クルマ
2010年08月23日 イイね!

残暑お見舞い申しage。

残暑お見舞い申しage。お盆休みも終わり、厳しい残暑のなか、

仕事に行くのなんて信じらんない!

と喚き散らしてる方も多いことでしょう。
わかりますw


自分もおこがましくも、
運動会などと称した、ならず者の集会をひらいたりして、
ローカルで封建的な世界を引っ掻き回したり、、、

一番遊んでる場合じゃない身分の自分が、
何やってんだか・・・って感じです。

でもね、特別お金や時間をかけてる訳じゃないし、気持ちと角度の置きかたを変えてみただけ。

いつもやってた事の目線を変えて、
もっと積極的に、いろんな人の走りと、カーライフに触れる
機会を増やすだけで・・・


もっと了見が広くなる。

世界ってもっともっと広いんだ。

小さくまとまったら勿体ないでしょう?

きっと気の合う友達だって増える。

気のいいライバルだって出来る。


その証拠に・・・始めたばかり(!?)のビギナー軍団や、若い連中は、
想像した以上に色めきだっているというか・・・

やれ走りの理論の作り直しだ、
やれ毎週定常円だ八の字だと、

モチベーションの喚起にはなったみたいだぬ。


エキスパート軍団の悪い毒にやられてしまった証拠だ。


ああやって間近に見せられると、
今まで漠然としていただけの「走り」が現実味を帯びてくる。
いままで憧れでしかなった距離に、
届くんじゃないか・・・いや、きっと超えてみせる。

そんなモチベーションに変わっていくんだろう。


それに引きかえ、エキスパート軍団はどうだろう。

今回前列を走っていた連中なんかは、、、
まぁ、コレはヲレの勝手な推測に過ぎないし、だったら言わなければいいのに言ってしまうヲレって嫌なヤツ?いや、曖昧なことばで、真実から目を背けてはいけないんだ、ようし言おう言ってしまおう。
って感じでやっぱり言ってしまうんだけどw

どこかタカを括っていたわけよ。

あんだけ走れたら、正直なかなか負けることはないだろうし、
現役の連中の中で、自分と実力が近いか、それ以上の香具師は大体把握してるはず。
自分の地位みたいなものがある程度確立してて、なかなか揺るがない。

100台とハッたら、95台には勝つような連中だ。

技術があり、処世術がある。

ハッキリと口には出して言わないけれど、自分に自信があるヤツばかりだ。
見てりゃ判るwww


ま、上手いのは事実だし、走り方を知ってる。
だから、三十四十まで生き残ってるわけだけど、、、

ソコに落とし穴があるわけよ。

ヲレはこのままで間違いないハズだ。
今までだって、滅多にヤラレることなく走ってきたんだ。

若い連中に「凄いですね」なんて言われる度に、自分の速さが確立していく。


果たしてそれでいいだろうか。
勿論ヲレも含めてのハナシだ。


そんな疑問を投げかけたかったのが正直なところ。


結果、余裕をかましてきた連中は、予想に反して相当苦しめられ、
甘くない現実を知ることになるw

各々、満足のいく部分もあったであろうが、思い通りにいかない部分も必ず露見し、
自分自身に虚しい言い訳をしたヤツも多いハズだ。(っていうか殆ど?w)


では、ソレは何故なのか。


単純に速い連中ばかりで苦戦を強いられた、
という短絡的な結果ではないとヲレは言ってしまう。


失礼とは思いつつも、、、
客観的な材料のみで平等に計算する独自の査定方法を用いて、
それぞれのドライバーのスキル(速さではない)を暫定的に推し量ってみると。。。

結果的にはスピードで勝負のエキスパート軍団も、
裏を返せば、スキルのバランスに非常にばらつきがあることが判ってきた。

集中力が長続きしないヤツ、
アウェーが苦手なヤツ、
メンタルが弱いヤツ、
腰が持たないヤツw

グラフが偏ると、総合得点の足を引っ張るカタチになる。


ドライビングとは総合力。

速さと、技術と、気持ちの強さと、危機管理能力、予知能力。
どっぷりとぬるま湯に浸かっていると、自分に何が足りないのか判らなくなってしまう。
自分のウィークポイントを見抜き、常に補うシュミレーションをする必要がある。


上級者ほど、確立した地位とプライドがあるため、
自分の弱さと向き合えず、見ないフリをしてしまっている感がある。


運動会以降、
若い連中とは裏腹に、どこか食傷気味になってるひとも居るね・・・
自分の不足要素を分析するいい機会だと思うのだけど、余計なお世話だろうか。


ここは技術の世界。

無限大の可能性に挑むからこそ楽しかったあの頃を忘れてしまったかな???



クルマの運転とは何であろうか。

答えはカンタン。
車という乗り物の操縦を含めた、公道上の業務のことである。

サーキットでは、あまり運転という言葉は適さない。

公道下に於いて付帯する責任を含めて操縦することを運転と呼ぶのだ。


自分が、走りを意識して取り組むようになったきっかけは、
単純に運転が下手過ぎたから。
注意散漫な性格だし、クルマって、ほぼ一生付き合っていくコトになるのに、
このままでは取り返しがつかなくなると思った。

単純に事故の恐怖をなるべく遠ざけたかっただけで、

速くなりたかった訳でも、走り屋に憧れてた訳でもなかった。


ただ、始めてしまうと、トコトン追求してしまうという性格だったので、
それが今に到るというだけのこと。

人より速い部分があるとしたら、それはついでにくっついてきた部分。

どこかで一番を獲る為に鍛えてきた走りとは違う。


クネのような狙い通りの磐石無比な走りが出来るわけじゃない。
pon/onさんのような路面とクルマの挙動を知り尽くした走りは真似できない。
のだめさんのような、正確で無駄のない操作なんて出来そうもないし、
レーサーさんのような、速さへの貪欲さと、突出した技術もない。

誰を相手にしたって、何かで必ず負けてしまっている。


ヲレの走りはね、エキスパート軍団を相手にするには、ちょっとばかり雑なんだ。

そんな基本的に不利な状況下で、雑が故に、
唯一誰よりも鍛えたであろう能力がひとつだけ。


リカバリー能力。


ミスを取り返すだけのダサい能力だが、一般的に致命的と感じるミスや、
不慮の挙動を、かなりの高確率で取り返す地味なテクニックだ。

ま、元々ミスしなきゃ必要のないテクニックな訳で、
B型のいい加減な特性ゆえに覚醒した間抜けな能力。


ま、ひとが超えないギリギリで走るところを、
ちょっと超えたところ迄踏み込んでいけるというメリットがある。

ミスを気にしないでガンガンいける、というところがまあまあ、人より有利かな。

それだって、限界を超えちゃってる(ミスっちゃってる)トコロの上に成り立ってる
おかしな技術な訳で、下手だってトコロは動かないw



リカバリーばかりのヲレの人生がそのまま走りに出てるんだナ・・・orz



みんなと走って思うことは・・・

もっと正統派の技術が欲しいってことかな。




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ちょっと鍛える必要があるな。
Posted at 2010/08/24 02:51:38 | コメント(11) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2010年05月29日 イイね!

走る仲間たち

走る仲間たち自分が走り始めたのは19歳のころ。

ブルーバードをひっくり返したり、
13シルビアを富士山で大破させたりしたあたりで
運転がヘタなんだなと気付き、

やっと真面目に走るようになった。

そこから、バカみたいに飽きもせずに走って15年。


たいした成長もしなかったなぁw


若い頃は、無駄に情熱的だったりもした。
やり場の無い走りへの欲求を、どう結実させていいのか判らなかった。

当時の近くに居たカジってる程度の友人たちは、きっと辟易していたハズだ。

本当は、本気で一緒に走れる仲間が欲しかった。


ドリフトをやってる連中はチームとかつくって楽しんでいたけれど、
何となく自分は、そういう体裁は好きじゃなかった。

チャラチャラした感じは我慢が出来ないし、
ノリとか付き合いだけで参加してくるヤツも必ず出てくる。
そういうのはお断りだったんだ。

当時からカタイ頭のヲレは、組織などで無理に括ってしまうと、
本質がぼやけてしまう気がした。

仲間は欲しいけれど、チームとかはイヤ・・・。


昔からワガママなヲレw


せまい峠道を全力でブッ飛ばす。

こんな痛いハナシに真面目に付き合ってくれるひとばっかり、
自然に集まればなぁ・・・なんて、思ってて


どんだけ痛いんだw


ってハナシだけど・・・

そんな理想に一番近かったのが、某Y峠の常連組だったかな。
あの頃は楽しかった。

面倒臭いほど速い連中が、毎週各々勝手に集まってて、
いつでもガチで遊んでくれてた。


走る事に没頭しすぎて、大事なものも幾つか失ったのもこの頃だ。

生活スタイルや気分が結構変わってしまい、
走るステージも少し変わる。

地元の若い連中なんかに誘われて走りに行く機会が多くなった代わりに、
賛否の多いY峠へはめっきり行かなくなった。


道幅があってややスピードが出せるコース・・・

それが現在のホームコースになる訳だけど、、、
ここで走る機会が多くなる。


ココで出会ったのがクネだ。


コイツとの出会いが、
ヲレの運命を少なからず変えてしまった、特A級戦犯である。

コイツさえ現れなければ、とっくに現役を退いて、キレイに足を洗っていたはずだが・・・

当時、ハチロクながら、ほぼ最速を自負し、
もうそろそろいいだろうと、タカを括っていたヲレに屈辱的な黒星をつけた唯一のオトコだ。

ハチロク相手にGC8なんだから、当然といえば当然なのだが、そんなのは関係ないハズだった。
当時は、誰と一緒に走ったってまず負けることはありえなかったんだよ。

クネに関しても、


コイツはマジでヤル気があるのか???


そう思うほど、走る速度域に違いがあった・・・
メリハリが無いし、正直遅かった。


雨の日を除いては・・・


ダートトライアル専用にセッティングされたクネのGC8Cは、
スタビもスプリングも標準以下のレートで組まれ、改造式エアーダンパーというフニャフニャの足を奢っていた。

リヤーシートは潔く取り払われて、9点式ロールケージでキャビンを保護。

雨の中、大型のマッドガードが路面に届くほどのロールを許しながら、
いかにスロットル全開時間を長く取るかが命!といわんばかりの踏み方をしてくる。

そのトラクション最重視型の足回りは、路面のμ変化の影響を受けにくく、
突然のウェットにも、ペースダウンはほぼ皆無といっていい。

完全ドライでは突出した速さがない代わりに、どんな低μ路でも同じように走れてしまう。

その頃のヲレのハチロクの、車高調とショートストロークダンパーで締め上げた足回りでは、
ペースを落とさざるをえない状況下を彼は見逃さなかった。


それでも、ペースダウンは最小限に留めたはずだ。


ヲレも雨は苦手ではないのだ。

路面が読みきれれば、硬い足でもそれほど厳しいとは思わないのだけど、
その時は、もっとも割り切れないハーフウェット。

気持ちの迷いが僅かなパーシャルを生み、突っ込みも甘くなる。


その間隙をクネは見逃さなかった。


ミドルラインをやや大きめのオーバー姿勢で進入するS字の左。
まさか、逆バンクになるアウト側から被せてくるとは誰も思わないだろう、
ウェットでセンターの外側を、、、4WDのトラクションで並んでくる。
FRとはいえ、コチラは限界プッシュだったんだ。

次の右で順序が入れ替わってしまう。

水飛沫の向こうにGCが走り去るのを確認する事が精一杯だった。


初のホーム敗退だった。


クルマとコースの利点を正確に活かし、勝てる要素で確実に勝ちに行く。
彼はそういうオトコだった。

ガチバトルでまさか追い抜きはないだろう・・・という油断はあったが、

実際に追い抜くバカもバカだ。


ココまでくると上手い下手の問題ではない気がするけれど、
無茶するだけでは先ず成功しない。


「狙って出来るものか・・・」


こういうこともあるんだ、と言うカルチャーショック。

ヲレもまだ了見が狭いなぁ・・・

速い速いなんて言われて調子に乗って、正直他に速いヤツなんていないし、
もう続ける意味もないかなぁ・・・なんて思ったりもしてた。

でも、こんな勝ち方をするヤツがいる。


急に面白くなってしまった。


「まだこんなバカがいてマイッタなw」


このバカとコンビを組んで、クルマ弄って、峠走り回って早8年。
もはやドッチが速いといえるほどの差も殆どなくなってしまったけれど、
飽きずに未だに走り回ってる。

それは何故なのか???

答えはカンタンだ。


仲間が出来てしまったからだ。


こころを許し、走りで気持ちを通わせられる相棒が初めて出来た。
それがクネだったんだろう。


二人で走るうちに、それに呼応する連中が次第に増えてきた。



自分たちと一度走って、
また一緒に走りたいと思う連中は、はっきり言ってアホだ。
本当に走りが好きで、追求しまくってるヤツでないと、追随は出来ないはずだ。


「一般公道であんなにスピード出していいって・・ヲレ知らなかったです・・・」

「なんだ、知らなかったのか。」


そんな会話も交えながら、
運命は走る遺伝子を引き寄せはじめる。



自分たちは基本的に仲間を募らない。

こんな非常識な世界に、楽しいからおいでよ、とは、流石に誘えない。

放っておいても勝手に走ってるイカレてる連中のなかで、
自分もご一緒したいです、なんてアフォがたまに出現し、場合によっては一員になるだけだ。


グリップとドリフトの垣根もないよ。

ヲレもそもそもどちらでもない。
ドリフトが好きなスピードジャンキーってだけだ。




雪山だって全力でブッ飛ばす。
4速だって入っちゃうよ。

そんな領域にも付き合ってくれる仲間が増えた。

ますます面白くなってきたじゃんか!


永く走ってると、判るようになってくることがある。

この人は一生走りをやめないだろうな・・・ってひとの見分けがつく。


クルマが好き!走るの大好き!!なんてヤツはいっぱい居る、腐るほど居る。
でも、その中で、5年後10年後も変わらないで続けてるひとは1/10人位かな。

若い頃は、沢山の連中を誘ってはイケイケで走っていたけれど、
みんな色んな理由で降りていく。


結局残ったのはヲレ独り。


「どうせ辞めちゃうんでしょ。。。」


ひとの口先を信用しないヒネクレたオトナになってしまった。

別に乗るも降りるのも自由な世界だけど、
勝手に持った期待を裏切られるのは、結構切ないものだ。


だからなのか、なんなのか、
残るひと、走るひとの傾向がだんだんわかってきた気がする・・・

表向きばかり気にして、妙にクルマやカッコが派手なヤツとか、

クルマが常にピカピカなヤツとか、、

誘われないと走りに行けないヤツとか、、、

彼女やカミサンに自分の意見をいえないヤツとか、、、、w

いずれ辞める率が高い気がする。あくまで率だけど

続けてる事そのものに無理があるやり方のひと、
意気込んで気合入りまくりのひと、、、殆ど辞めてる。

あとは、30歳が境目かなぁ。
ミソジ過ぎてもバカみたいにクルマで夜遊び出来る野郎は多分大丈夫www



いま、僕達と関わってるドライバーの中で、
どれだけの人がこれからも付き合ってくれるのか判らないけれど、
詳しいお付き合い(ドツキ合いw)をしてくださる方々との間で、

少しだけ、仲間意識が強くなる工夫を仕掛けたいと思います。


峠で走ってる連中なんてね、ドリフト系を除いては、
ストイックでシャイな・・・

はっきりいって根暗なヒツジのような香具師が多いからね、

本当は一緒に走る仲間が欲しい、
でも自分からは言えない・・・

そんな風に思ってるはず。


本気で走るヤツほど孤立しがちなこの世界。
社会からの駆逐の風を一身に受けながら、細々とやるのが精一杯だろう。
なにも、開き直って好き勝手やろうってんじゃないよ、

卑屈になるこたぁないと言ってるんだ。


独りで考えても、判らない事は多い。
知恵が及ばずリタイヤする連中もいる。

走り方や、永く続ける方法を、ヲレは色んな人たちから学んだ。

それが無ければ、きっと・・みっともない悲劇をつくり出して終了していたと思う。

これからも、色んな達人達の走り方や、その側面を見せてもらいたい、
きっと完成しない積み木だが、まだまだ積み上げてみたいんだ。

そのためには、独りではなく、たくさんの材料が欲しい。


きっとみんなだって同じだろ?


ちょっときっかけをつくるよ。




一歩踏み出す勇気はあるかな?


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レギュラー確定メンバー覚悟















Posted at 2010/05/29 12:48:32 | コメント(13) | トラックバック(0) | ひとりごと | クルマ
2010年04月23日 イイね!

My Favorite

My Favorite久しぶりに靴を買いました。

滅多に衣料品を買わないヲレ。
滅多に買わない割に何でもイイとは思ってない。

お洒落なほうではないけれど・・・


ダサイのは嫌だw


ま、自分的に・・・のことなので、人からみたらどうかはワカランが・・・


自分の美意識は、

高い能力を持っているのに、デザインがいい・・とか、
非常に丈夫である・・とか、
コスト以上のポテンシャルを有している・・とか、

その辺が要になる。

ブランドだけ、カッコイイだけ、使いやすいだけ、
というものには、魅かれないね。。。

靴だけは、ホント、気に入ったものしか買わないし、履けない。

私服でいることが、一年を通して殆どない(外では、ほぼツナギ)のと、
クルマを運転する事が前提での恰好が基本なので、

お洒落なだけの恰好をすることが先ず無い。

かといって、レーシングシューズなんか買ったって、履いて年数回だろうし、
たまにしか履かない靴なんて、運転しづらい。


自分は、コッテコテのいかにも・・・って感じのものが好きじゃないのよ。

走ったって峠が殆どだし、
ヤマぐらいなら、一見ただの普段着がいい。


ここ10年くらいは、パトリックは必ず一足は持ってる。
ヲレの勝負靴だね。ホントの意味でw


非常に運転がしやすいモデルが多い。

とても軽くて、ソールがしなやかだし、
ヒールがスラッシュカットされてて、ペダル操作がし易いし、歩き易い。

そして、スタンダードなデサインだけどなんかカッコイイんだよなぁ、
なんというか・・飛行機のようなカッコよさがある。


PATRICK

ヘタなレーシングシューズよりずっと運転しやすいよ。


プーマも良かったけれど、最近はいかにもってカンジがちょっとね・・・。



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ルクラッコって・・・(汗
人をナメているんですかね・・・

スバルの客層ってこんなの好きだっけ・・・???


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運転は殆ど裸足のヲレw



Posted at 2010/04/24 01:42:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | ひとりごと | ショッピング

プロフィール

「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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