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2019年10月19日 イイね!

ドライブデート

ドライブデート結構ヤバかった先日の台風19号。
皆さまは大丈夫でしたか?

ちょうど土曜日だったことと、ほぼ全ての人が休みだった事もあって究極の在宅率だったんじゃないかと思います。(妻の美容院はやってたみたいですw)


普段GC8を駐めている裏山の駐車場は倒木やフェンス倒壊が怖いんで、マンションの立体駐車場にマシンを避難したりしました。
家自体はそこそこ標高があるので、河川の氾濫や高潮の心配はないですが、裏山があるので土砂崩れだけが心配です。(ハザードマップ的には平気そうですが)


ガソリンも入ってないし、ちょっと買い物がてら行ってくるかと近所を回ってきましたが、何ひとつやってない!

ガソリンスタンドは2軒廻って諦めました。
(無駄にガソリンを減らしただけw)

スーパーもツタヤもやってねえ!
フランチャイズチェーンのセブンイレブンだけが頑張って営業してました。


伊豆半島より台風上陸。
夜半、21時頃だったかな。

空からはおんおんと聴いたことがないような呻く様な声が聴こえ、瞬間的に凄まじい風雨に見舞われました。
ガラスが押されて膨らんでいる。

ベランダのサッシのガラスは大きいので心配でしたね。




関東・甲信越各地で河川が氾濫を起こし、大規模な洪水となりました。
山間部では無数の土砂崩れ、生活道路の寸断、中央道も藤野の山が崩れて一週間通行止めになりました。
伊豆箱根で総雨量が1000ミリに届き、神奈川の西側でも600ミリを超えました。

全国で90人近い人が亡くなり、
想像していたよりも被害が出ましたね。


その後もぐずついた天気が続き、
台風より一週間経った先週末も心配な点が多く、計画していた運動会も中止に。

楽しみにしていた方々ごめんなさい。
まぁ、来月にはもう走り納め会もあるんでね、そこまでには道も大分良くなるでしょう。



先日アドレスに時計をくっつけたんですが、キルスイッチOFFで時計がリセットされちゃうというのでちょっと見てやると、確かに消えてしまう。

おかしいな~確かにキルOFFでも電源が生きてる所から取った筈なのになぁ・・
と思ったら、あっそうだった、キルスイッチはバッテリーのアース側でカットしてるんだったと思い出し・・・
時計のアースはボディー落としなので、どこで+取ろうがそりゃ切れちゃうよなと納得。

時計のアースをバッテリーのマイナスに直接接続して手直し完了。


この日はちょっと時間があったので、アドレスの友人を乗せて峠方面へドライブする事にしました。
40も半ばのオッサン2人でドライブデートである。


関東では有名なオートバイのツーリングコース「道志みち」ですが、前半区間が無数の土砂崩れで通れなくなってしまっている。

「道の駅」まで行きたかったのですが、大月側からかなり迂回しないと行けない模様だったので、ちょうど通行止めが解除になった中央道をぶっ飛ばして都留の
方から峠越えでようやく辿り着きました。



日曜日だというのになんとガラガラなことか!
いつもなら停め切れなくて溢れかえっているオートバイが数える程度しかいない。(逆によく来るなって感じです)

クルマはもっと居ませんw


これでは道の駅なんて商売になりませんね。


なんだかんだ中央道で帰るのが一番速いので、結局元来た道を戻りますw
真夜中よりクルマが居ないので、日中ですがそれなりのペースで。



久々に峠でヲレの隣にのった友人は・・・

助手席にアシストグリップが無いので隣でビビッてましたねw
(掴まる所が無いと何か不安だって)




altヘアピンが深いコースだと4WDはタイヤが減っちゃいます。。









Posted at 2019/10/23 05:52:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2019年10月05日 イイね!

秋の夜長

秋の夜長運動会シーズンになりました。
熱く走ってもエンジンが冷える季節になりましたね。

行方不明の女の子も一向に見つからずで、ホームも一時自粛ムードが漂っていましたが、私たちもイベント前に安全パトロールをしなくてはなりません。
(大規模捜索も遂に打ち切られてしまった様ですね…どんな形かにせよ何か手掛かりが見つかることを祈っております。。)


と言う事で、久しぶりにクネと2台でコースイン。
足回りも色々やり直したものの、スタビリンクが前後とも破損するなどで春先はまともに試走できていなかったので、リニューアル後ちゃんと走るのは初めてかも知れません。

ホームが半年ぶり・・というか、攻める事自体が半年ぶり位なので、
初めはなかなかペースが上がりませんでしたが、途中でパワーバンドを全然外してる事に気づくw

ああそうか、もっと回すんだった。
IVCSなどGCにはないので、6000~8000rpmの間を外さないようにしないと、GDBのダッシュには付いていけません。

最初の10分程度で漸くアップデートが完了し、何とか離されなくなってきた。
よしよし、思い出してきたぞ~。

涼しいので、水温はどれだけ攻めても90℃辺りで安定していますが、
エンジン油温は110℃辺りまで上がったな・・・。
この辺になってくると全開でも油圧が4キロを下まわるので心配になってきますが・・・でも平気でしたね。

オイル量を気を付けていれば大丈夫だな。(エンジンオイル5L入れてる)

ホーム自体はトンネルが開通したりと色々と雰囲気が変わっています。
ガードレールが新しくなっていたり、結構木が切られていたり、なんじゃこりゃってくらい感じが違いましたね。


そして途中でしろいのさんが釣れましたw

ミラーだとヘッドライトのカタチが判りにくくて、車種が特定できていなかったけど、あの領域でカチ込んでくるのは絶対知ってる奴だと思ったよ。

ストレートのコンビニからルマンスタートで追いかけてきたようですが、なかなか追いつかないので焦ったようですw

まぁ、途中結構な台数をパスしてきたとは言え、FRでよくあのペースに追いついてきたなぁ~優秀過ぎる。
流石、1シリーズで3Lエンジンは伊達じゃないね。


ホームエンドのコンビニでしばし談笑し、運動会来てねと念を押しバイバイ。
子供が産まれたばかりだから早く帰らないとだって。ていうか出て来るなよw

流石は我々クズチームの一員ww


聖地は自分先行で一本だけ。

NGOは特に変わらんね。
ただ、山頂のドリフト組がちょっと多かったな。

春先にクネと来たときは、遅すぎてクネに鼻で笑われていましたが・・今回は大丈夫。
しっかりGDBを千切れるだけのパフォーマンスを発揮出来ました。

リヤデフの感じも悪くないな。
DCCDも一度も電源を入れることなく、フリーのままでも充分なトラクションを感じました。

ただ、時計回りの下りは、路肩の草が茂り過ぎてて対向が全く確認できないので攻め切れなかったですね。

怖い。


足も硬いかと思っていましたが、タイヤが溶けて食いだすと丁度いいですね。
リヤサスのストロークがあるので、悪路で跳ねても全然すっ飛ばない。

ここのテクニカルで漸く、ロアアームを繋ぐメンバー補強の鳥居の剛性感を感じました。
切り返しの反応速度で判りますね。

ダイレクトで気持ちがいいですが、ここはこれ以上シビアにするのは嫌だなぁとも思いましたね・・・ステアリングにガチガチ伝わってくるんでボディーへの負担が大きそうだな。

この辺の補強とかはここまでだなw


それにしても・・・
こちらはホームとは打って変わって静かだなぁ。

茶屋で一服しながら、たまに通るJZX100とかVABを肴に明け方近くまで駄弁っていましたが、前の道路を10台通過しなかったんじゃないだろうか。

気温も17℃。
今年の誕生日に買ってもらったノースフェイスのウインドブレーカーが、夜気に丁度良かった。



楽しいな、やっぱりこういう事が。


alt日程は各々ご連絡いたします。




Posted at 2019/10/07 01:33:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2019年04月06日 イイね!

試走

試走車高が高くなったヲレのGC8。
車高なんて5ミリ変わるだけで全然動きが違うのに、5センチ近く上げてしまったので、どんな動きになるか未知であった。

以前はへたり切ったダウンサスでベタベタ仕様だったので、セッティングもクソもあったもんじゃ無かったが、それでもダンパーで反応速度を変えたり、スタビライザーでロールを規制したりしてアンダーオーバーの微調整は出来た。


それでもさっさと底突きして、あとはタイヤのスライドコントロールだけすればいいという逆に判りやすい特性でもあった訳だが、元々AE86で鍛えてあるので逆に慣れっこな動きでもある。


だがしかし!
足がちゃんと動き、サスペンションがストロークしていく過程でタイヤをグリップさせていくという正当な動きがヲレの乗り方に合っていないという懸念がある。


ここのすり合わせが必要だ。


街乗りでは特に悪くないと思う。
歩道の段差や駐車時の輪止めを気にする必要が無いし、車高が高いわりにロール感も少ない。

限界は高そうに感じる。

まぁ、タイヤがもう終わってるので、ロールやピッチングをきちんと確認するのは難しいけど、全体的な動きを把握できれば方向性は見えるでしょ。

そんな訳で、暇そうにしているクネ太郎に声をかけて一発お山に行ってみました。

クネのGDBは、Sシリーズのバネを組んだオーリンズに、皮むきが終わった程度のハイグリップを履いているので、完璧な状態。


ペースを上げてきそうだな。


ヲレとクネのお山ランデブーは傍から見たらかなりDQNである。
運動会だってなかなかあんなに踏まない。

お互いを信頼しているからかも知れないが、ハッキリ言って容赦がない。

イケる時は本当の全開。
ダメなときは完全な白旗。
みたいな所に気兼ねが無いからかも知れない。


一丁行くかと走り出し、何しに来てるんだか解らないような激遅の編隊をパスした辺りでお決まりのGCエンジン不調www

ブーストが掛からない!

最初のフル加速時に、ブーストにハンチングがあるなと思った。
1.0キロを超えた辺りで針がぶるぶると震えている。

何だろう…アクチュエーターかソレノイドの故障かな。
それでも何回目かのフル加速で、「ブシャー!!!」とか言って明らかに何かが抜けた。

「パイプがすっぽ抜けたか?」

GDが先行だったが、変な所でGCがジリジリ後退していくのでクネが不穏を察知したようだった。

「おい、ブシャーとか言ってブーストが掛からなくなったぞ!」

「何だよまた壊れたか・・・どっか停まる?」

「おお、適当に入ってくれる?」



alt
バラバラと排気漏れしているようなアイドリングをしている。
エンジンが止まらないところを見ると、エキゾーストだな・・・。
ジャッキアップして、エキマニの当たりを確認する。

タービンサポートとかそのあたりの雰囲気だけど、シムスは一体形状だからなぁ。(厳密には差し込み分割ですが)

車載のマグライトが電池切れで、手元の明かりがスマホしか無いっていう中で、エキマニを下からチェックしていく。
漏れてる音源が近いんだが、どこなんだかよく判らない。

エキマニ割れだったらどのみち現地改修は不可能である。
クネ太郎に代わって下回りを見てもらう。

キーホルダーにぶら下げるような、アストロのレジとかに置いてある小さいLEDランプで照らして見ている。

「あ、だいちゃん!ここだよ、ここがすっぽ抜けてる。」

alt
集合部の差し込みを留めているプレートが1ヶ所破断して差し込みが抜けてしまっている。(割れにくいようにスプリング形状になっているのに割れてしまっている)
ブースト圧って凄いなぁ・・・だからってここのパイプの張力を押し返すかぁ?

しかし面倒だな・・・どうやって留め直すか・・・。
(大体あそこ工具入るのかよ)


クネ太郎にスマホライトを持っててもらいながら、プレートを留めているM5のキャップボルトとナットを取り外す・・・狭い。
抜けてしまっているパイプの差し込みをハンマーやマイナスドライバーを駆使して戻し、あとはどうやって留めようかという所である。

大人しく帰るだけならこのままでも抜けないだろうけど・・・


「ラブホまで来たのにさせてもらえないみたいな感じだなぁ。」

クネが煙草片手に冷やかしてくる。



うるせー黙ってろクソが、そんな訳に行くか!
・・・何とかカタチにしてやるぜ。

alt
この程度の照明の中w
工具箱から漁りだしたエーモンの金具を橋渡しに固定しました。

指が入らないので、ラジペンの先でM5のナットを固定して、ヘキサゴンの小さいキャップボルトをL字レンチで締めるという精密作業。。。


「何とかなったぜ・・・。」


もう半ば帰るだけかと思っていたクネ太郎も、目を白黒させている。


エンジンを掛けてみると、排気漏れはすっかり止まっている。
これなら問題なく走れそうである。

1時間以上ロスしてしまったが、どうにか再出走が可能となりました。


alt
ヲレは毎度毎度一体何をやっているんだ・・・。
走るたびに思う。


GCはGDBと走ると壊れる。


ヲレのGCの5年分の正常進化版がクネのGDBなのである。
強度も運動性能も格段に飛躍している。

その戦闘機の運動性能を、ほぼ100%引き出すドライバーが操縦している。
ヲレが頑張ってGCを100%でドライブしたって、これに追従するのは容易なものではない。

ただ唯一軽さと言うアドバンテージがあるので、かなり無理してかつ相手に若干の甘さがあれば付け入るスキはある。
その代わりこちらのマシンの負担は半端なものではない。

エンジンが壊れたり、サスペンションが逝かれたり、数々のトラブルが発生する。


特にGCに拘りがある訳ではないんだけど、コイツで走り続ける事と引き換えに、そういったリスクを引き受けて走っているのである。

エンジンも、もっとこういう風に作れば壊れないんじゃないか・・とか、
GDBの部品を使って直せばもっと良くなるんじゃないか、とか色々と考えてアップデートしていく。

流行ってるからとか、見た目がカッコよくなるからとか・・そういう所に金を突っ込んでる余裕が無いので、本当に意味のある事しかしない。

実戦で試しながらそういう事を確認していくという、作業そのものが楽しいのかも知れない。


ただ、もう一度言うが、GCはGDB(以降モデル)
と本気で走ると壊れるw



これだけはこの15年間で実証しています。



alt
この晩のクネ太郎はキレが良かった。
いつものように待ってやったり三味線引いて合わせてやるといった余裕はこちらには全くなかった。

まぁ、ヲレも縦の溝しか残ってないようなゴミタイヤで、サスペンションのセッティングも大幅に変更して初めての峠だったので、目一杯と言う訳ではなかったが、それを差し引いてもここ最近では一番良かった。


「やっとSの足を使えるようになったか・・・。(遅えよ馬鹿が)」


いつもの運動会のコースではあったが、終始全開でしたし、
K坂越えなんかは久々にゾーンに入った感じでとても盛り上がったな。

なんか、10年位前を思い出しましたw


ヲレのGCの足も、全体的には悪くないしタイヤグリップ限界付近のコントロール性が格段に上がったので、どんな姿勢になってもコントロール出来る奥行きが出来たのは良かったが・・・ただ、ロールが大きくなってしまってクイック感が無い。
NGOなんかだと、振り返しが間に合わなくなって後手後手になる場面も。

そして、そもそもタイヤの限界が低すぎるww


クネ太郎の前で一人でドリフト大会をやってる感じである。
それはそれで楽しかったが、あれじゃ全然前に進まんw

D後半はでかい鹿ばかりで縮み上がり、聖地では狸やらイタチやらが横切るばかりで肝を冷やしました。。
冬眠から覚めたケモノ天国じゃないか・・・。

一度なんか、テンみたいなのが路上で飯か何か食っていて、これはかわせない!となりましたが、5センチは上がった車高が功を奏し、完全に跨げました。

が、すぐ後ろにはGDBが・・・


「おい、さっきテンみたいなの轢きかけてうまく跨いだんだけど、お前踏んだか?」

「少し右側走ってたから、多分踏んだと思う・・・。」

「でも踏んだら流石に判ると思うよ。」

「全く衝撃はなかったから、ギリギリ交わしたのかな・・・。」

「そう祈るしかないな。。」



動物の動きだけは御しがたいものがあり、如何ともし難い所である。。


「あと、GCの後ろ走ってると黒煙が凄いよ・・ディーゼルみたい。」

「やっぱそうか、ブーストを掛けるとオイルをかなり食うんだ。」

「前から言ってるけど何なんだろうね。」

「ヘッドの歪みで燃焼室に吸われちゃってるか、バルブシールかもね。」

「あんなに出るかって位モクモクだよ。」

「そろそろエンジン作り直しかな・・・今回はヘッドだけでもいいかもな。」



もうこのクルマに15年とか乗っている訳だけど、
本気で使うとエンジン5年持たないね。

作り直した当初はいいんだけれど、2~3年走ると水が減ったりオイルが減ったりするようになってくる。
EJ20Kはヘッドガスケットが抜けてしまうんだよね。

ガスケットは純正でメタルなので切れてしまう事はないんだけど、熱が入って歪が生じ、ハイブーストなどの負荷が大きい時にだけガスケットが抜ける。

組む時にはヘッドの平滑度はちゃんと計測して基準値内である事は確認してから組むんだけど、ちゃんと面研して本気の平面を出さないとダメなのかもな。
ヘッドが二つあるから加工代が高くつきそうだな・・・。

でも腰下が大丈夫ならベアリング買わなくていいので、その分が面研代と思えばいいか。


しかし、後ほどエキマニ周りの確認の為に下に潜ると・・・

alt

先ず、フロントスタビリンク破損。(まぁ、車検前に接着剤でとめただけですからねw)
やたらとロールが大きかったのはこれか・・・

alt
alt
車検時大丈夫だったラックブーツも左右破損。(切れ角大きかったからなぁ・・・)
さてさて、また直すか・・・。


ポンコツGC8、壊れ過ぎなんだよw
alt
altGW前にはタイヤ替えて色々直さんとな。



Posted at 2019/04/11 06:12:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2018年12月02日 イイね!

走り納め会2018エキスパートクラス【後編】

走り納め会2018エキスパートクラス【後編】もうクネとは20年近く一緒に走っているので、お互いの事はよく判っている。

走りに関してはテクニックに殆ど差はない。
どっちが速くてもフィジカルというか、メンタルとか人間の方のコンディションの差である。
最近のクネの走りがショボいのは、単純に”やらなくなった”だけである。


家族が増え、齢を重ねていくという事は、責任とメンツがどんどん増えていくということである。
くだらないとは思うが、そういうものなのだ。
夜なんか老眼でもう良く見えなくなってきている。

どんどん難しくなってきているのだ。


よく辞めないな~と思う位である。

でもね、それだけクルマが好きだって事なんだろうね。
要するにそれでも辞めないんだから。

ヲレの方がほんの少し責任感がないから差が付いているだけなのだ。


だから、つまらないプライドを捨てて、
敢えて苛烈な一線から外れた所に自分の立ち位置を作って延命を試みている。


先日クネとは電話で間抜けな会談をしている。


「もうぶっちゃけ85%位でしか走れないよな・・・。」

「スクランブルモードで一瞬100まで持ってくだけで、ほんの数秒だな。」

「もう壊したくないしな・・・」

「ヲレなんかエンジンが壊れそうでよ、どうしても抑えちまう。」

「そもそもGが耐えられない。」

「例えば95%と100%との差は結構でかいし、掛かるコストとリスクが飛躍的に跳ね上がる。」

「最後の数パーセントを詰めると掛かる負担が3倍くらいになる。」

「合わないな~。」



などなど言語道断であるw

コスパで話をするようになったらもうアスリートでも何でもないんだけど・・・
ぶっちゃけ85%で低空飛行していてもその辺の小僧に負けることはないだろうし、たまにガッツとセンスのある生意気な奴が現れても、一瞬100まで持っていってねじ伏せればいいくらいに思っている。
それでも勝てなかったら拍手して「君凄いね!」って言えるようになっている。

もう散々走ってきて、勝った負けた死ぬかと思ったとやってきているので、どっちだっていいのである。


情熱があるとどうしてもゼロか100かで話を考えてしまう。

これで勝てなかったらもうやる意味ないな・・・とか、プライドがもの凄い。
スポンサーくっつけて走るプロならそれは必要だが、公道のプレーヤーには必要ないだろう。
好きなクルマを続けられればいいのである。


勝ったって負けたってどっちだっていい、そりゃ競って勝てりゃ嬉しいだろうけど、
負けたら負けたで学ぶことがある。
それで何か工夫して「次はやってやるぜ」ってやるのが面白いのだ。


その辺のバランスの上手い所が、だいたい85%位なのである。
(ここでの85%とはクルマとモチベーションの両方を相対的に評価した指数である)

だから、100を持ってきてる連中にはやはり勝てないだろう。


追い込み85のままもっと速く走るには、
もっともっといいタイヤとかいいクルマを持ってくるしかないけど・・・
公道ってのはそこまでガツガツ行く舞台じゃないと思う。


今持っているもので、どれだけ楽しめるか・・・ではないだろうか。

そうじゃなきゃ15年もボロいGC8なんかで走ったりしないw



まぁ、これらは一線から退いたオッサンのいい訳であり、
高いモチベーションを維持しつつ、最高のマシンでいい走りを見せてくれる一軍機は必要である。

それこそが峠の花形であり、ビギナーの憧れなのだから。

彼らを目指し、若手が育っていく。
そしてこれからのモータスポーツの世界を牽引する新たなヒーローが生まれていくのだ。

面白いじゃないか。



まぁまぁ上から言っちまったが、概ねそんな所だと思う。


alt
今回はヤバイ。

現着と同時に入るNGO一本目はいつも、調整なしの普段乗りのサスセッティング。
若干アンダーステアとなるので、進入が苦しくあまり踏めない。

雨ならちょうどいいんだけど、ターマックでは少し厳しい。


後ろからくるレーサーも付かず離れずである。


でも、いつもだったらこの時期はびしょびしょの落ち葉の絨毯状態なのに、からっとしていて枯れ葉もそれほど気にならないレベル。

気温も高すぎず低すぎずで、気持ちよく走れる。

まぁ、こういうきれいに走れるコンディションだと自分は逆に分が悪くなるんですけどね・・・

普通の人が躊躇して抑えるような時に、殆ど変わらないペースを作れるというのが、ヲレやクネの唯一のアドバンテージなのである。

それが雪を走っているドライバーの特筆すべき能力だ。


でも今日は普通のひとはそもそも居ないな・・・一軍機は殆ど雪走ってるし。

テクニックが横並びになってくると、だんだん考え方がズルい方へ寄っていく。
タイヤだけでも少しでもいいものを履くしかないとか、
自分の得意分野と、相手が苦手そうな所が重なるように仕掛けたり、戦略的になっていく。


まぁ、それもテクニックのひとつなのかも知れないけれど、運転だけで追い込んでチャージすることを避けるようになる。

何かあった時に避けられないからね。


どれだけ追い詰められても、自分が守っている最後の一線は超えない。
これは鉄則である。



一本走り切り、前は弄らずにリヤダンパーだけを4段中2から3に上げる。
これだけで、進入時に一気に角度が稼げるようになり、立ち上がりで踏みっきりに出来る。

本当はダンパーを触らずに調整式のリヤスタビライザーを一段硬い方にすればもっとキビキビ旋回出来るんだけど、純正のスタビリンクが何回も折れたので、ダンパーでやることに変えたのだ。


そして2本目。
隣にYuu君を乗せて、レーサーGRBを先行させることにする。

レーサーの隣にはyuu君が連れてきた友達(女性)というのが乗っている。

一本目がショボかったからきっと舐めて掛かってくる。
女の子も乗ってるし千切る気で来るだろう。


・・だが、残念ながらそう簡単な事ではないのだ。


「ちょっと久々に真面目に走らないとレーサーにもyuu君にも悪いな。」

GRBの直管マフラーが鋭い咆哮を上げて猛然と加速してゆく。
触媒もサイレンサーも取っ払ってフルコンで制御している元アジパシ車両は、ロールケージによる重量増をものともせず凄まじい加速を見せる。


最初からいくつかのコーナーは、暖まっていないナンカンNS-2がシュルシュルと音もなくアウト側へ逃げていく。

それでも道幅を目一杯活用して流しながら、軽量だけを武器に何とかGRBの残像を逃がさない。


「くっそ、速ぇ~踏み過ぎなんだよアノヤロー。」


深いヘアピンが連続するセクションでは、フェイントやらリヤタイヤをロックさせて進入する場面も見られた。


「なんだありゃ、サイド引いてんのか。」

自分は180度ターンとジムカーナ以外サイドは使わないので、器用だな~と思った。
流石はラリースト。


先頭にも関わらず強烈なランプポッドで全開で照らしてくれるので、こっちまで進入し易いww

どうにか山頂付近まで逃がすことなく行けましたが、途中でレーサーGRBがハザードにて戦線離脱。


「酔ったかな・・・。」


同乗の女の子がヤバイのかも知れないとyuu君。
あれじゃ酔うだろうな。

仕方が無いので前に出て、3番手の猪さんVABが上がってくる。
よく考えたら普通に付いてきていた。

コイツもヤバい。


レーサーを無理して追いかけたので、フロントタイヤが既に食わなくなっている。
山頂手前のドリフトセクションでは4輪が流れてインに付くことすら難しくなっている。


「せめてフェデラル位履いてれば、この辺はまだ大丈夫なんだけどな・・・。」


久々の超高速戦に、タイヤの重要性を痛感することになった。
そのままトンネルを抜けて下りセクションに移れば何とかなるかな?

軽量GC8の根性見せるぜ!とばかりに攻める急勾配の下り。


右コーナーのガードレールに擦り付ける様に追い込んで行くものの、タイヤ4輪の絶対的なグリップ力をとっくに超えている・・・これ以上は行けないぜ。


ガードレールから少しはみ出している木々がガサガサとGCの側面を撫でていく。

それでも道路上から逸脱しないギリギリのプッシュを最後まで見せたつもりでしたが、猪さんのVABを千切る事叶わず。。。


「速いね・・・。」


思わず呟いてしまったよ。

あのペースに付いてこられるのはレーサーとyuu君くらいのもんだと思っていましたが、ここにもいたか。
一体どうなってるんだよこのパーティーは。


alt


もうヲレは今日はイイっす。

みたいなw 誰だよ85%とか言ってたのは!



alt
alt

この晩は聖地は静かでしたね。
前回の様な事故もドリフト祭りもなく、他の走り屋も殆ど居ませんでした。

でも、みかん組が5人くらいで来ていたので、一気に賑やかになりましたね。


なんだか勿体ないので、もう一本行こうかという事になりました。
最後の方になると、それぞれが誰かの隣に乗せて欲しいという話になります。

みかんの弟がクネの横に乗り、yuu君がレーサーの隣に乗り・・・yuu君の連れてきた女の子をまたまたヲレの隣に乗せることに!

何か前にもあったぞこういう事!!!


なんかyuu君が連れてくる子はいつも可愛らしい子が多いな・・・。
ちくしょう、yuu君もベビーフェイスで結果を出すアスリートだからな、オンナが勝手に寄ってくるんだな。

何なんだよ、羨ましいぜ・・・。


しかし勿体ないなぁ・・・こういう奴に限ってアレだからな・・・。
まぁアレは言わないでおこうかw



とにかくこういうシチュエーションをヲレが断ることは全くない。(きっぱり)

久々に妻以外の女性を助手席に乗せる。


「これ何てクルマなんですか?」

「インプレッサだよ、旧いやつだけどね。」

「これもインプレッサなんですね。」

「よくもまぁ、こんな夜中の峠ドライブに連れてきてもらったもんだね・・クルマ好きなのか。」

「免許はオートマ限定で取ってしまったんですが、走ってみたいんです。」



どうも色々と喋ってしまう。

ヲレも黙ってスカしてさえいれば、「何あのひと速いしカッコいい!」とまでは言われないまでも・・・
割と若く見えるし不潔でもない普通のオッサンだろう。

だけど、どうも根掘り葉掘り聞いてしまいたくなる。


ペラペラペラペラうるさいのだ。


結局、ぺったんこ組の発足理由だとか、公道ではこういうことに気を付けろだとか、
聞かれてもいない事をペラペラ話しながら走り、無駄に大振りのドリフトばかりかまして先行させたレーサーには登りで千切られる始末。

お話に集中し過ぎてしまった。。


まぁ、流し気味にしてGを逃がした方が酔わないだろうと思ったんだけどね。

運転で女性を酔わせるようじゃダメだぜレーサー。
アッチで酔わせないと。(ドッチだよw)



そんな感じで、このパターンはいつも下品に終わる事になっているwww




エキスパートばかりだったので、事故もなく無事に終了した走り納め会。

alt
早めに写真を撮ればよかったんだけど、ちょろちょろ帰っちゃった後になっちゃったな。
今度は全員集まったらまず撮ろう。。何故か腕を組まれていますが何もありません・・・。



だが、こんな風に油断している時に事件は起きる。

妻が起きる前に帰宅したいヲレは、みんなとバイバイして速攻で山を下り、東名に飛び乗る。


程なくして高速道路上でレーサーとyuu君が追い付いてくる。
3台で抜きつ抜かれつしながらランデブーで帰る塩梅になりました。

それ程飛ばしていた訳ではないけれど、そこそこの速度です。


コーナーが多い区間が終わったばかりのまだ80キロ規制の区間でした。


alt
追い越し車線の遅い車をパスした関係で、たまたまヲレが先頭に躍り出た。
別に連んで走っていた訳ではないんだけど、yuu君かレーサー来たかな?なんてバックミラーで確認する訳。

すると、なにやら不穏な気配を感じる。

yuu君でもレーサーでもないクルマがもの凄い勢いで追い上げてくる感じがある。



赤灯を回しながら!




コイツはヤバイ!

急いで3速に叩き込み、ブレーキランプを点灯させない鬼のフル減速。
「ご・め・ん・な・さ・い」のハザードランプ5回点滅で一番左に車線変更。
全開だったオーディオの音量をミュートにして耳を澄ませる。

まだ停止命令は発令してない!


助かった!


どうやら追い上げの段階で気付けたようで、計測は完了しなかったようです。

危ねぇ~!



完全に捕った!と思っていたオマーリさんは出鼻をくじかれ、それでも気が収まらないようで、ヲレの真横にベタ付けしてきました。

まさかの覆面ではなく、白黒のパンダさんでした。


「スピードを落としてくださいね~!ここはレース場じゃありませんよ~!」

「スピードを落としてくださいね~!」



スピーカーでがなり立てている。

「うるせーな・・・落としてるじゃねえかよ・・・。」

とっくに80キロにまで減速は済んでいる。
それでも気が収まらないらしく、ヲレの前方まで車線変更してきてルーフの電光掲示板で「速度を落とせ」の表示攻撃。


「うるせーな、これ以上落とせねえよ・・・。」


yuu君やレーサーは他のクルマを挟んで見えない所に隠れているww

しかしまぁ、今回もまた取り締まり不成立!
追尾されたことは数知れずですが、追尾で速度違反を取られたことは今までに一度もないのだ。何をえらそうに・・
ヲレの野生の勘を甘く見てもらっちゃ困るぜ。(今回は油断していたのでたまたま気付いただけ・・)


しかし一体何処に居たんだろ。。
追い越すことは絶対にないし、あのペースなら自然に追いつくことはない。

どこかのSAの出口で張ってたんだな・・・。


ヲレのGCはマフラーもうるさいし・・・先頭走ってたらスゲーよく釣れるルアーみたいに入れ食いだな。。

年末は取り締まりも多いし、気を付けなきゃ・・・。



みんなも気を付けてね!

お疲れさまでした!!


alt
altもう師走!デフ直して冬用の足にしなきゃ。


Posted at 2018/12/10 04:28:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2018年12月01日 イイね!

走り納め会2018エキスパートクラス【前編】

走り納め会2018エキスパートクラス【前編】今回は恐ろしい事になった・・・。

毎年恒例の走り納め会を今年も開催しましたが、若手と言う若手の殆どが不参加に丸印。
やれ出張(仕事じゃ仕方ないだろ)だ、やれ耐久レース(これも仕方がないかな)だ、やれ自分の結婚式(これで来てたら人として…)だとか、どいつもこいつも忙しそうである。

師走ですからね・・・当然と言えば当然なのだが、割と暇だったオッサンばかりが残ってしまった。


余りにも皆して不参加不参加となったので、初めは台数的に開催を取りやめにしようかなと思ったりもしたんですが・・・
そもそも人をいっぱい集めたくてやる訳ではないですし、一人でも二人でも一緒に走りたい!って思ってくれているひとが居る時点でやっぱり中止には出来ないね。


こうしてやるようになってから10年近く経つ峠の運動会ですが、確かに発案や主催は自分ではあるものの、ヲレなんか普段忙しいとなかなか腰を上げないからね。
「そろそろやらないんですか?」「何時ですか?」なんてね、結構周りが焚きつける訳。

特にレーサーとかがね、相変わらずなんだよな。
ヲレが忘れてる様な事をアラート機能のように知らせてくる。

もう〇日本のドライバーとして走ってるんだから、そっちに専念してればいいのによ、
やれ運動会はまだか。やれ走り納め会はまだか。雪の出動はまだかと・・
レーシングスピリットの権化のような男です。


そして、どうするいつやる?という答申をクネに持っていき、イベントが確定する。
影のディーラーはクネなのである。

ヲレなんかひとりじゃ何にも決められない雇われ店長みたいなもんである。


自分などは、忙しかったりぼんやりしていたり・・・時間の使い方が下手なので、
そうやって役割分担していかないと何も進まないのだ。


まぁでも、そういうのは正直助かりますし、嬉しくもある。
ヲレだって仕事に子育てにと忙殺されているだけで、やっぱ走りたいのは変わらない。


大人になると、辞めた訳じゃなくてもね、
忙しくてやらなくなってしまった事からどんどん疎遠になっていく。

やりたいやりたいと思いつつ、結局やらなくなってしまった事がどれだけあるだろうか。


ホントはガッツリ系の登山だってやりたいしさ、友人たちとキャンプに行ったりしたい。
本格的な写真撮影の旅にだって出たい。


でもね、正直今はそんな時間はない。
ホントにないんだ。
10月に買ってきた漫画本一冊読み終わってない。


人生には優先順位ってものがあるからそれは仕方がない事なんだけど、やっぱりそれは寂しい。
ひとりでコツコツ続けていくだけなら、自分の趣味として辞めるも何もないだろうけど、クルマの事だけはね…
どうも独りでやろうって気にならない。

クルマ趣味を究極の自己満足と言う人も多いけど、
ヲレは逆に究極のコミュニケーションツールだと思うんだ。


誰かと競うから面白い。
誰かと比べるから面白い。
誰かと一緒にバカやれるから面白いんだ。



クルマが好きだからやってるんじゃなくて、
誰かと一緒になって遊べるからクルマを趣味にしているのかも知れない。


整備や修理に関しては、一人で黙々と仕事をしているなと感じるだけで面白くも何ともない。

趣味ではないのだ。


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今回の走り納め会。

ヲレやクネ、レーサーは言うに及ばずだけど、今や日本のトップカテゴリーを走るyuu君も都合がついて自分のフォレスターの車検を取って参加してくれた。
yuu君と一緒に走るのは久しぶりである。(3年前の茂原サーキット以来かなぁ。)


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ホームでのトップグループを未だに守り続けてくれているイノッチもVABが間に合ったという事で嬉々として参加。(修理かと思ったら車両入れ替えだったw)
出張で10年近く不在だった白猪さんも関東に帰ってきたようで、以前と変わらない1シリーズのM130iで参加してくれました。(Mのバッヂ貼ってなかったっけ?)
ここの所なかなか都合が合わなかったHIKO君の34Rも久々参戦。


誰もかれもが10年来の走り仲間で、
一番若手がレーサーという・・・というしびれる構図です。

あとはみかん率いる富士宮軍団w


何だかんだで最後には14~5人からが集まりました。


兎にも角にもエキスパート運動会と化した2018年の走り納め会。

前回は事故車両まで出してしまった事もあり、安全性には特に留意するべきですが・・・峠での自己管理を20年から続けてきているような猛者ばかりですので、口頭での啓発は特に必要なさそうです。

それよりも、SNS投稿への告発を発端としたドリフトや最高速アタック動画の摘発などが取沙汰されるようになってきました。
当局の取り締まりも年々サイバー化が進んでおり、どこから尻尾を掴まれるか判らない始末。

一人ひとりに参加不参加の確認を取るのが面倒な為、以前は待ってたような奴だけが判るように「今週やるよ」みたいにつぶやきを入れて、自分で参加申し込みをしてくるように仕向けていたのですが・・・

「お前のブログを日に3000からの人間が見てるんだから、つぶやくのは頼むから勘弁してくれ」とクネからのクレーム。

うーむ、いよいよそういうのはマズイのか。

やっぱり一人ひとりに連絡を取るしかないのかね・・・ブログ書くヒマもないのに・・・


とにかく、自分も参加したいんです~って方が居たら歓迎しますので自分に直接連絡くださいね。
(若手の発掘が急務になっていますw)



まぁ、そんな感じで9台集合の7台スタート。
(この集合に顔出しだけって組が一定数居るw)

ホーム本線が台風による土砂崩れで長らく通行止めになっている。
通行止めになってから初めて来たのだが、聞いてる区間であれば昔よく走った道で迂回できそうだ。


もはや、たまにしか走らないヲレが先頭走るのはちょっと違うと思うんだけど、他の連中じゃ道も判らないというので、仕方ないので引っ張るか。。

後ろから来るのはレーサーに猪さんに、yuuくんに…
名うての馬鹿ばっかりです。


たまにはっと我に帰って思うんだ。
何で日本でも指折りの変態共の取り纏めをしてるんだろうと。


恐らくストリートでは(でも)全日本クラスのスピード域になっています。
この連中より速く走ってる奴等なんて居る訳ない・・・正直そう思ってしまいます。
(勿論速い奴なんて幾らでもいるんでしょうが、出てきませんw)

関東エリアの峠って、全国的に見ても屈指のテクニシャンが生息しています。
まぁ、田舎の方と比べて走り屋の絶対数が単純に多いからね、更にその中での生え抜きが各々のコースでトップグループを形成していく訳です。

D志にY峠、Mヶ瀬北岸をはじめとして、聖地天下の剣に至るまで、それぞれのコースでの強烈なヒエラルキーの頂点に君臨したほんの一握りを、自分の粋な計らいで集めたという所です。

集めたというより、集まってきてしまったという表現が正しい。


ジョジョ的に言うと

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と言った感じかな。

類は友を呼ぶといえば単純だけど、
不思議と同じくらいの馬鹿が勝手に集まってきてしまうんです。


1.5トンもある鉄の塊を、あんな速度領域で手足のように自在に操りながら速さを競っていく。
そんなのは殆ど超能力ですよ。

もはやスタンド使いですw


スタンド使いの一群を引き連れた雇われ店長が、迂回路の峠道を引率していきます。

狭い、急勾配、道悪いの三拍子揃った酷道、
砂埃を上げ、時折大きなスライドを許しながら一行は本線復帰を目指します。

しかし、こんなに狭かったかな・・・と思ったけど、
考えてみれば、ここをよく使っていたのはまだハチロクに乗っていた頃だ。
砂利を蹴っ飛ばしながら走り回り、ブンブン振り回し過ぎてリヤバンパーがヒットした資材置き場の入り口の門柱もそのままだった。

もう20年くらい前のことかも知れない。


懐かしいなぁ・・・あの頃は闇雲に走り回っていたな。

そして20年後の今、スタンド使い達を引き連れてまたここを走っている。


何をしてるんだヲレはww

もっともっと遠回りをして山深い山岳路を行くルートもあるんですが、出発が遅れたことで聖地合流のみかん達を待たせてしまうのも悪いと思い、土砂崩れ区間のすぐ先に出るルートにて本線復帰。

前走車も対向車もほぼほぼ居ないD後半のハイスピードセクションを、久しぶりに全力で駆け抜けました。


久々の8千回転シフトでエンジンが壊れちゃうかと思ったぜw

しかし、晩秋のホームは気温的に良い感じ。
水温は90度で安定。
油温は最高で105度。

エンジンオイルだけはバイク用の10W‐50で替えてきたので油圧もばっちりです。


平成10年車のヲレのGC8。
GDBとGRBとVABと・・・4世代のスバルが繋がって走る不思議。

何なんだろうな、富士重工のクルマってのは。


長い事インプレッサというクルマに乗ってはいるけれど、実はヲレはスバリストでも何でもない。
スバリストって何だよキモイよって思ってる位です。

その昔、たまたま運転させてもらったGC8の操縦感が、”自分の求めているそれに近かった”という事がきっかけで乗り換えに至ったというだけのことで、たまたま大きな事故もしなかったので15年も乗っている。

完全なFR党員だったヲレが乗り換えてもいいと思う位、運転している時の神経細胞とのリンク感が優秀だったのがインプレッサだったんだ。


ただ、それを除けば、大事な所がやたらと壊れる2級の工業製品という所。
エンジンが壊れる、デフが壊れる、ハブがすぐダメになる。
コンポーネンツの構成や理想論はとてもいいけれど、耐久性などが追い付いていないという印象です。

ハチロクなんか10年近く乗って死ぬほどブチ回したけれど、一度もエンジンとかデフが飛んだ何てことはなかった。
トヨタが、有り合わせの部品の寄せ集めでついでに作ったパチモンのスポーツカーでしたが、全幅の信頼を置いて本気で走れる素晴らしいマシンでしたからね。


GC8はあれもこれも直ぐに壊れた。

そんな20年前の未完成を、あれも直しこれも直し再び壊れないように対策をしたりして、今もこうして走っている。
取り敢えず何とかなってるなと言う感じ。

まぁ、VABとかGRBとかと張るのは正直キツいですが、根性とテクで結構いい所まで持って行けてるのは軽さと言う武器があるからでしょう。

それ以外は何も勝ってないw


ハチロクから乗り換えたばかりの頃は、未来の戦闘機かと思えたGC8インプレッサ。
そのミライももう20年も更新されてしまったのか。

GDBで壊れないエンジンと高剛性ボディが与えられ、GRBでハイパワーエンジンと頑丈なハブ、マルチリンクサスペンションを奢り、VABでは遂に標準で6ポッドのブレンボブレーキが入り、見た目もかなりカッコよくなったw

ヲレのGCなどブレンボ分の価値もなさそうであるw


それでもね、走ってみるとそれ程差がつかなかったりする訳。
結局、4つのタイヤが付いている乗り物が峠と言う道路で出来る事の限界点にとっくの昔にに到達してしまっているという事だ。

道路の道幅は変わらないからね。


あとは、タイヤとマージンの取り方の差であって、一般公道であることを考えるとこれ以上は行けない・・・そういう臨界に達していると思う。

テクニックやマシンにある程度差はあっても、既にみんなで天井裏をツンツンしているだけなのである。


だから、今回猪さんのVABのクラッシュの話を聞いていてビビった。
この歳になって、まだ刺すかもしれないような攻め方をしているんだなと言う事に。

単純にスゲエなと思った。

たまに刺すのはもうしょうがねえみたいなノリは、ヲレが20代前半位の頃の話である。
あの頃の様な熱いスピリットを久々に思い起こし、それをいまだにに持ち合わせているんだという事にビビったのだ。

みんなでツンツンしている天井裏を、我慢できずに突き破ろうとしているのである。

レーサーやyuu君は公道でそれをするのを素直に諦め、舞台をクローズドに移しているだけだ。
それを峠でやる。



これは勝てないな・・・そう思いましたw



alt長くなったので後編に続きます。


Posted at 2018/12/08 11:00:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ

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だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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