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2023年10月22日 イイね!

アプリオを直してた。

アプリオを直してた。実は去年の暮れ、うちのジョグアプリオ君のエンジンが死亡しまして、直そう直そうと思いつつ、合間合間でちょっとづつやってたら一年経つ所だった。

アプリオは通勤の為に2万円で引っ張ってきた50㏄の2ストのジョグである。
CDIとチャンバーとプーリーだけ替えて毎日通勤で快走していたが、帰り道の長い下り坂での強烈なアクセルオフでエンジンブロー。
ピストンが無くなっちゃったんじゃないかというようなすっぽ抜け感と共に死亡した。
数日前にクラッチのガバナスプリングが片方切れてしまっていたんだが、それが原因で回り過ぎてしまったのかも知れない。

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ベルトだけならいいな・・・という淡い期待は見事に裏切られ、コンロッドはしっかり折れていましたw

全くクソがよ!


2ストの50㏄なんて、大体2~3年くらいで壊れるイメージだな。
・・・って会社のバイク好きの人に話したら、「なかなかない事ですよ・・」って言われた。

ただただヲレが壊してるだけなんだな・・・。


昔は、ヤフオクなんかでも優良な中古エンジンが沢山出ていたので、直すよりもポンと載せ替えた方が早かったので、きちんと直した事なんて無かった。
なので、今回も1万5千円位の赤フィンの3KJを購入。
もうタマ数があまり無いので選ぶ余地はあまりなかった。

「走行はしていませんが初爆は確認しています」みたいな文言に釣られてポチったものの、全くクランキング出来ず。
キックペダルもも全く動かず・・ステップペダルかと思った。

これクランク完全に固着してるな・・・。

よく見れば埃まみれだし、各部の錆が酷い。
近年まで使われていた雰囲気ではない事が判った。

初爆確認済とか嘘つきやがってよ・・・屑鉄じゃねーかクソがよ。


購入後、載せ替えまで数か月経っているので、クレーム言った所でだな・・・。
しかしまあ、こんな按配じゃあ買い直したところで、似たり寄ったりだろうな。
よほど間違いない良品じゃ2~3万しそうだし。
もう1万5千円出してしまっているので、出してもあと1万円までだな。
それ以上掛かるなら捨てようと思った。

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クランクやピストンが生きてれば、ベアリングとか小部品だけで復活できるだろと思ったので、取り敢えず殻割りしてみる。

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クランクベアリングがガチガチに錆びて全く動く気配がありませんが、コンロッド大端の動きはスムース。
ピストンやシリンダーは問題なさそうだったので、このエンジンは生きてるな・・・もしかして当たりじゃねーか?(当たりではない)

取り敢えず最後までバラしていって、そのまま使えそうなものと処置が必要なものとで見分しながら仕舞っていきます。


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バチクソに錆びているクランクベアリング。
数日間ラスペネ漬けにして、

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ギロチンプレスで分離します。
ホント、メインの改修箇所はここだけですね。
あとはそのまま組み直すだけでも走るようにはなるでしょうが、

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ガスケットとか、オイルシールとか、ピストンリングくらい交換しておきますかね・・・占めて7500円くらい。
ピストンリングが地味に高いんだよね。

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新品のクランクベアリングを組み込んで殻を戻します。
確か、そのままだと真芯が出てないから、センター出しをしないといけないんだよね。

昔、リードかなんかのエンジンを直した時にやった気がする。

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シクネスゲージをカウンタウェイトの両側に刺して測りながら、クランクピンを左右から叩いて同じ隙間になるように調整します。


だいたい揃ったね。

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大丈夫そうな気もしたけど、ピストンリングも交換。
小端のベアリングも新品にしました。


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あとは新品のガスケット類を付けて組んでいくだけですね。

カンタンカンタンなどと高を括って組んでいるので、大事な事を見落としている事にこの時は気付いていません。。

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ヘッドさえ付けてしまえば、主機はお仕舞。
あとはジェネレーターやらオイルポンプやらの補機類の取り付けです。


CDIを換えたくないので、ジェネレーターを壊れたエンジンから移植したかったのですが、フライホイールが逆ネジ切ってないタイプのエンジンで、叩こうが炙ろうが、プーラー掛けようが何しても外れないほど固着しており、どうにもならないので、全く同じジェネレーターをヤフオクで購入して装着・・・と思ったら、同じ4極でもカプラーがちょっと違った・・・。
3KJとか4JPとかこの辺のジェネレーター、種類が多過ぎて良く判りません。

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ので、カプラー繋ぎ替えで使う事にします。
一本だけ配線色違いましたが、そのまま繋いでいってみます。

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次はオイルポンプの装着。
元々のアプリオのエンジンは新しめなので電磁ポンプなんですが、買った3KJは古いヤツなので機械式になります。

樹脂への攻撃性の少ないリチウムグリースを充填しました。
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ガスケット、ジェネレーター、フライホイールと装着すればエンジン周りはほぼ終了。

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セルクランキング用のギヤは錆が酷かったので、は元のエンジンから移植。
小さいスプリングとか無くなってしまいそうな小部品が多いので注意です。

セルモーターも新しい方を付けました。

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エンジン完成。

実は忘れててあとで苦労したんだけど、エンジンを車体に取り付けするハンガーを殻を戻すときに嵌めなければならなかったのを忘れていて、また全バラかよ・・・と思いましたが、ハンガーのベアリングを分離してエンジン上で組み戻しました。
口で言うのは簡単だけど、物理的に大変だった・・・(汗

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あとは暇を見つけてエンジンを搭載し、火を入れたら完成だとセルを回すが一向に掛からない。
バッテリーも弱ってきておかしいな・・・とプラグを磨いたりしてクルマのバッテリーからジャンプさせてクランキングするがやはり掛からない。

え~、なんか間違ってるかな~

接続するものなんて燃料のホースとカプラー三つくらいしかないので、良く判らない。

半年以上放置していたから、キャブレターが詰まってしまったかも!
と、ジェットをホジホジしたりして燃料の供給を確認。
エアクリーナーの入り口やマフラーの出口に地蜂が巣を作ってる塞いでる事もあるので、諸々確認。

異常なし。

でも掛からない。


F○CK!!!

何だか良く判らないが兎に角掛からないので、日も暮れてきたし終了。


取り敢えず不貞腐れて数日放っておいたんですが、組み立て作業の写真なんかをぼんやり見返したりして、あれ、もしかして・・・という箇所に辿り着く。
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ピストンの矢印が上を向いてしまっている。

いつもの癖で、矢印は上とか前だろという常識で何も考えずに組んでしまっていましたが、2ストロークエンジンのピストンの矢印は排気の流れる方向だった気がする。

ググって調べてみると、やはり矢印を排気ポートの方へ向けるとある。

ああ~やっぱりそうだよ・・なんで忘れてたんだろう。
組みながら思い出しもしないなんて。
原付のエンジンなんて、機械を触る男の子が初めて組むエンジンだろうし、その頃はちゃんと調べて作業していたんだろうな。。。

KSRは排気の方向がフロント側だから知らなくても間違えなかった訳だw


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取り敢えず腰上だけの問題なので、車上でバラして組み直します。
しっかり上を向いている矢印。

2ストロークエンジンは吸排気バルブというものが無く、リードバルブという負圧で開くフラップのようなものがついているだけなので、スカートの片側だけにあるサイドホールを排気ポート側に向けて効率的に排気しないと吸排気の流れが生まれないんだそうな。

それを逆向きに付けちまったらそりゃあエンジンは掛からないわな。

ただ、問題が一つあって、写真を見ると判りますが、トップリングが無くなっている。。。
ピストンを逆に付けてしまうとピンで位置決めされている合口が排気ポート側になってしまい、リングが開いて破損してしまうのだそう。
知らないで長めにクランキングしてしまったからな・・・

ピストンにはやや傷がはいっていましたが、圧縮には関係無さそうな箇所で、シリンダーは無傷で済みました。
ピストンリングが無い・・・と思いましたが、コンロッドの折れたピストンからトップリングを移植w

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無事組み戻せましたwww
(無茶苦茶だなおい)

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バッテリーをしっかり充電し直して・・・

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諸々組み戻して・・・エンジン掛かるか?
緊張の一瞬。

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少し長めのクランキングののち、無事エンジン始動となりました。

久々のチャンバー着用のジョグ・・・しかしうるせーなw
アラフィフの乗り物ではないな・・・。

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あとはイグニッションスイッチパネルを作り直しました。
※キーシリンダーはいつだったか壊れて回らなくなったので外して捨てました・・まさか鍵がないとは誰も思わないようで、罠感も凄く誰も盗みませんw
メットインはスイッチを見えない所に移してあります。

まぁ、鍵付きの家の駐輪場と会社しか往復しないんでね。
怖い時はいちおう自転車用のワイヤーロックを掛けます。


試運転して問題なかったので、通勤に使ってみましたが快調。

ただ、ウエイトローラーがまだ少し重いかな?
もう1グラム軽くしてみようかな。
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altそろそろ単車欲しいんで売ろうかなと思っていますが、普通の人にはハードル高いかw
Posted at 2023/11/01 06:42:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | JOGがやってきた | クルマ
2021年01月16日 イイね!

あいつ多分バカだな。

あいつ多分バカだな。クソ寒い日が続く割に、雪山への出動機会が無い今年。
完璧な冬型の気圧配置だと雨雲は完全に日本海側だけだし、今回みたいに南岸低気圧だと気温が高すぎる。

遠征してまで走れる路面がどこにも無いな。。


雪山仕様のGCは完全に沈黙し、小僧どものお迎えの時に動かすのみ。

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土曜日は仕事があっても早いので、ヲレがお迎えに行きます。
最近はエブリイ贔屓のふたり、「なんだインプで来たのか」みたいな顔をされてしまいます。


帰りは決まって近所のコンビニで買い食い。
下の「れん」は真冬でもアイス。
長男の「そう」は甘いものを食べないので決まってチキンです。



最近は上の子も小学生になったので四六時中付きっきりでなくとも良くなったので助かっています。
ふたりでユーチューブ見たり、ゲームしたり勝手に遊んでてくれるので、ヲレもチョコチョコ自分の事が出来る様になってきました。


どちらも似たような顔をしてる割に内容が違うと言うか、性格が全く真逆というか、こうまで違うかなってくらい違いますね。
「そう」は口が達者で甘えん坊のマニュアル重視タイプ。
「れん」は屁理屈こねない感覚派で、黙ってセンスで切り抜ける漢気タイプ。

仲はいいですが喧嘩もしょっちゅうで、「そう」が屁理屈でゴタゴタ意地悪を言ってると、「れん」がワンパン一発で決着をつける事もしばしば。

中学生くらいになってからひっくり返るのかなと思ってたけど、もう下克上が成立しそうです。


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取り敢えずタイヤも届いていたし、
小僧どもの晩飯の準備の前に、アプリオのリヤタイヤでも換えるか。

通勤の主力機なので、リヤタイヤは直ぐに無くなってしまいます。

一度パンク修理などもしているので、ゴムが余りにも薄くなるとバーストしそうですよね。

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廃タイヤも出るし、ホイール外して持っていけば1本1000円くらいで組み換えてもらえるんで、いつもナップスとかに頼んじゃってたんだけど・・・

近所の店舗が移転で遠くなっちゃった事もあって、持っていくのも面倒。


やっぱ自分でやるか・・・って感じです。


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塀の隙間とかU字溝とか狭い所に突っ込んでパンタでジャッキでビード落とし。
まぁ、簡単に外れます。

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チャンバーがちょっとした段差でボコボコ当たるんで、タイヤをひとつサイズアップ。
80-90から90-90にしてみました。


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組んでみたら方向性逆だったっていう・・・w

もう面倒くさいからこのままでいいや。

どうせ半年もしたら水捌け関係ないかってくらい溝無くなっちゃうし、組み直しでビードを傷にしちゃうかも知れないリスクを冒すくらいなら、何もしない方がいいな!(とにかくやり直さない理由を見つけるのがうまいwww)


また一年後には交換だしね。

タイヤ外径デカくなるんで、ちょっと加速が鈍るかな?
ローラーをもう少し軽いのにすれば良さそうだけど、3gってのが売ってなくて、6gを3個で使ってるんだよね・・・。

3個仕様はローラーが3ヶ月しか持たないんですけど・・・。

もう少し軽くって言ったら、5.5gを3つで使うしかないのか?
できれば2.75gみたいなのを6個で使いたいけど売ってんのかな。(調べてみよう)



それはそうと・・通勤と言えど結構攻めているジョグアプリオ。
チャンバーとローラー、CDIの変更のみというライトな仕様ではあるものの、スピードは目盛りの遥か枠外まで行ったきりなかなか帰って来ない2ストロークエンジン。

片道20分程度の通勤ルートは、峠セクション有り、最高速チェレンジセクション有りのトータルバランスが要求されている。

まぁ、公道DQNのパイオニアなんでね・・・
原付だからと言う引け目は微塵も持つことなく抜けるクルマ(バイク)は必ず抜きますし、とにかく大人しく挟まって走ってるという事はまず無い。


ゆっくり走ってたい人は勝手にやってくれていい。
兎に角ゴメン!ヲレは先に行かせてくれ。



というスタイルなのだ。



だからまぁ、ちょいちょい変な奴に絡まれる。

色んなヤツが居るからね、ヲレも人間や生物の多様性には寛容な方なので、やたらルールやマナーに煩い奴だとか、警察だとか、暴走族だとか、全然居てもいい。
居て当然だと思う。

まぁ、お世辞にも褒められた内容ではないけれど、ヲレにはヲレのスタイルがあって、上手い事やらせてもらうねってだけの話。


事件の頻度が多過ぎて、もう何だかよくは思い出せないんだけど、
右翼も族も警察も関係なく、チャンスがあればどんどん抜いてしまうので、いちゃもんを付けてくるヤツが結構いる。


のんびりのんびり走って後ろが団子状態なのに、一向に譲りもしなければペースを上げる事も無いみたいなの居ますよね。

こんなに道幅あるのに時速38キロ!みたいなの。

全然いいんです、道知らないのかも知れないし、おじいちゃんなのかも知れないし、飛ばせないものを飛ばせよとは思いません。
ただ、そういうのに限ってすれ違いもまともに出来なくて、全然いけるのにすれ違いで止まって待っちゃったり、寄せないで待つから相手もすれ違えなくて、両方待っちゃったり・・・何やってんだよこいつら、みたいな。

そんなに車幅間隔無いなら、こんな狭い道使うなよ・・と思いますが、兎に角待たされる。


ヲレの時間も有限なんでね・・・
やっぱ、先には行かせてもらいます。


本当にね、そういうのが毎日走っていて年に2回3回とかしかないなら、全然我慢するんですけど、余りにも多いんでね、ちょっと待ってられないですよね。



まぁ、それを差し引いても
なかなか自分よりすっ飛ばしてる奴って居ないんだけど・・・



これは割とこのあいだの話。

日も暮れかかった帰り道。
峠区間から市街地に降りてくるいわゆる田舎道みたいな道路。
例の如く結構いいペースで下って来てる訳だけど、遅めの軽自動車を先頭に3~4台の隊列に追いつく。

見通しも良く、道幅もあるのでそのまままとめて一気に抜いてしまう事にしました。


まぁ、よくあるハナシ。。


すると、隊列の間に挟まっていたビッグスクーター(フュージョン?)かなにかが、呼応するように飛び出してきて追いかけてきた。

追い抜き際に見ていたけれど、煩目のマフラーにスカジャンとコルク帽着用で若干トッポい感じ。



かなりの速度差があったはずだけど、、追いつきもしないけど離れていく感じでもない。
結構頑張って追っかけてきている感じが伝わってきた。


ここから麓の市街地まではずっと下りで、緩い高速コーナーが連続する区間。
排気量差を考えたら、向こうが全然有利と言う感じだけど、

フュージョンは170㎏を超える車重に、たかだか20馬力のエンジン。
見た目重視のキラキラマフラーで明らかに低速トルクが落ちているのが判る。

対してこっちのアプリオは、60キロ台の車重にライトチューンとは言えピークで8~9馬力は出ている筈のエンジン。
パワーウエイトレシオでは負けてない計算になる。

ビッグスクーターのように重量の足枷もない。



上手い事いい勝負になっている。


信号も少ない区間なのだが、唯一の交差点も上手く繋がって、止まることなく凄まじい勢いで下っていく。

ここで大事なのは熱くなってムキにならない事。
別にヲレも逃げている訳ではなく、ただいつもの感じで下っているだけである。
そこにたまたま珍しく付いてくるヤツがいて、
「大丈夫かな・・・最後まで付いて来られるのかな・・・」
って感じで見ているだけである。

付いて来られなければそれで終わりだし、自分より速ければ抜いていけばいい訳だし、それだけの事。


単なる競争心で抜いていくだけならいいんだけど、目的が判らないうちは少し警戒も必要である。

そもそもこれに付いて来ようなんてのは、大体バカなんだからw



途中の信号待ちで両者止まれば、単なる競争心なのか絡んで文句を言おうと思ってるのかが判るんだけど、上手い事止まることなく下り切り、ドン付きの丁字路も同様に左折。
そのまま市街地戦へ。


「たまたま方向が一緒なのか?」


混雑時はほぼほぼセンターライン上を走るヲレのDQNスタイルをそのまま真似して付いてくる。


「死なない自信があるならついてくればいい」


20~30台程度右側からの追い越しを実施し、
平時それに付いてくるような輩はまず存在しない。




・・あと信号ふたつ過ぎたら、路地に入ってもう自宅界隈であるが、その脇道に入った後もヤツは付いてきている。
うちの近所で見たことない単車だし、もはや偶然じゃない。


「これは何かあるな。」


家方面へ曲がる最後の丁字路の信号が赤で漸く停止。
ひと悶着あるならヤサバレしても面倒なので、ここで決着つけるかな。。


バカに話は通じないので、ヘルメットの留め具を外して直ぐに脱げる準備をする。
物理攻撃があったらそのままカウンターでヘルメットで引っ叩こうかと思ったのだ。

間髪入れずに追いついてきたスカジャンフュージョン。
左真隣りに停めてきた。


「仕方ねーな・・やるか」


フュージョンの方を振り向いて、「何か用か?」



すると意外な事に、スカジャンコルク帽の青年はニカっと笑顔を見せて、


「走りがヤバイすね・・・バイクも自分でチューンしてんすか?」

「あ、ああ、チャンバーとCDIだけの通勤仕様だけどな・・」

「マジすか、いや~速かったっス。本気で追いかけたけどなかなか追いつかなかったッス。」

「まぁ、2ストだから何もしなくても結構速いよ。」

「ていうか、走り方がヤバイす。ヲレが現役の時と同じかそれ以上かも。」

「ヲレも別に現役じゃないけどな・・・オッサンだし。」

「いや~、久々に楽しかったっスありがとうございました。」




そういうとスカジャンフュージョンは真っすぐ走り去っていった。
それだけが言いたかったようである。


「意外と礼儀正しかったな。。」


場合によっては、その場でぶっ飛ばしてしまおう思ってしまっていた自分を恥じた。
やっぱり見た目で判断してはいけないな。


ていうか、現役って何のだよw

別にヲレは現役でもお前のOBでもねーし、
閉じたシールドの中でくすっと笑ってしまった。


「あいつ多分バカだなw」


ニヤニヤしながら家路につきましたとさ。

altお前もな!
Posted at 2021/01/24 15:02:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | JOGがやってきた | クルマ
2019年06月12日 イイね!

規制後ジョグの覚醒

規制後ジョグの覚醒2ストながら、排ガス規制後のジョグは遅かった。

そりゃ、最近その辺を走っている殆どの4サイクルの50㏄は余裕でぶっちぎりだ。
毎朝出会うニッカボッカ履いてガニ股で運転しているツデーも、ヤンキーねーちゃんが乗ってくるマフラー入りジョグZRも、4サイクルモデルなのでお話にならん。

だけど、そういう事じゃない。

ヲレが知っている2ストのジョグはこんなもんじゃないと言っているのだ。


見た目こそヲレが昔に乗っていたジョグアプリオとそっくりではあるけれど、比較にならない程遅い。
どういうことなのか調べてみると、とにかく競技車両以外の、2ストが絶滅する前の最後の方のモデルだと、「規制後」などと呼ばれ圧倒的なパワーダウンを強いられているということである。

社外CDIでリミッター外しなどを試みるものの・・・平坦路で60キロ程度である。
長い下りでもう5~7キロ程出ているようですが、70キロには届いていない模様。

そもそもパワーが無いので、リミッターを切った所で上まで引っ張れないという事なのだ。


まぁ、最近の4サイクルの50㏄なんて、もともとリミッターなど付いていない位スピードが出ないので、リミッターカットの意味が少しくらいはあるだけマシなのかも知れないけれど・・・


KSRの修理が長引いた時のサブとして仕入れたジョグアプリオ。
本来、普通に乗れればそれでいいってもんだが、実際KSRで走ってしまうと、高速道路で走れるくらいのパワーがあるので、交互に乗るとジョグの遅さが際立ってくる。

せめて規制前くらいの速さがあればな・・・


「少し弄ってみるかな」


同じ2ストロークエンジン、ポートの形状などは若干違うかもしれないが、同じピストン径、同じストローク量、どこかで意図的に絞っているだけでポテンシャルはこんなもんじゃないはずだ。


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隠れた潜在能力が必ずある筈である。

調べてみると、まずマフラー(2ストエンジンはチャンバーという)が3KJなどとは違う・・2ストだというのに、触媒が入っているのだという。

そしてインテークでも絞っているらしい。

入らず抜けないなら、そりゃパワーは出ないだろう。

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ケンシロウもこう言っている。
北斗神拳の極意に倣って、残りの潜在能力を引き出してやる必要がありそうだ。

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人間には七つのチャクラがあり、その一つ一つに人生のテーマがあるのだという。そのテーマを一つ一つクリアしていく事で本来持っている潜在力を引き出すことが出来るというのだ!

ジョグにもクリアしなければならないテーマが幾つかありそうである。

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まず、社外チャンバーを準備。
何処の商品だか判らないが、ノーマルよりは抜けるだろう。

錆や凹みに穴があるようなジャンクな奴でしたが、溶接で穴を塞ぎ、徹底的に錆落としをしてアルミのスリーブは磨き、再塗装をして使用します。
*後日クリヤーが耐熱性でなかった為、全て剥がれましたw

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キャブレターもダメだと思い、3KJ7.2PS用などを準備していましたが、実際装着の段階で測ったら、元々のキャブも入口出口共に同径だったこともあって流用中止。

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40も半ばになろうというオッサンが、仕事帰りにこういう物を買ってくるっていうね・・・。

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ジェットのみ番手を上げて対応することに。

スロー #40→#44
メイン #72→#80

メインジェットはセッティングキットから。
スローのみ7.2PS用キャブレターから外して使いました。

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そして、チャンバー交換時には必ずウエイトローラーのセッティング。
二次圧縮の充填効率が高回転寄りになるために、低速はローギヤで引っ張れるようにしないといけません。

まるきり半分とは行きませんでしたが、5.5g×6から3.5g×6へ。

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そしてエアクリーナーを分解してびっくり。

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何だよこの人差し指も入らない吸い口は!

こんな所で絞ってやがったか・・・。

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人をおちょくったインテークノズルは取っ払うだけで、開口部は大きくなりました。
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そのままだと、雨の日に水などを吸ってストール症状などが出てしまうので、別の口(オイルの注ぎ口w)を着けて合わせ目をコーキングします。

雨の日に乗れなくなるのでそもそもパワーフィルター系キノコは装着しない事がミソですね。

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そして最後に一番手上げた(#6→#7)新品プラグを装着して・・・
と思ったら、既に一番手上げてあったな。

規制前は全て7番だから、単純にバイク屋が間違えただけだろうな。

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そして試走。


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恐ろしいほどの変化であるw

低速のもたつきが若干残ったが、それも一瞬で、親の仇のように爆発的な加速!
登りだろうが下りだろうが関係なく、ぶっちぎりでメーターを振り切っていきます。

社外チャンバーからもたらされるパワーは凄まじく、レッツ4辺りをようやく千切っていた程度の加速から、アドレスV125辺りが射程範囲に入りそうな程の圧倒的な加速力!

適当に挑んできたピンクナンバーのリードなどバックミラーの遥か彼方に置き去りにしてやりました。

全てを置き去りにしてきた。
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そう、それはまるで時が止まったかのようだ。
ついに・・・
DIOになったのである!


JOGだけどね・・・。

アプリオで通勤するのが楽しくなってきたぜ。





altえ!?ジョジョを知らないとかゆとりかよ!!!

Posted at 2019/06/29 03:27:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | JOGがやってきた | クルマ
2019年04月05日 イイね!

エンジンストール

エンジンストール通勤で運用を始めてまだひと月程度のジョグアプリオ。
給油のタイミングを逃し、ガス欠寸前とまではいわないが、割とぎりぎりまで無給油で引っ張ってしまった。

でもまぁ、そこは6Lタンクのジョグアプリオ。
メーター読みでエンプティに近くても、まだ割と入ってるもんだ。
1L弱はまだ入っている筈だ。

ま、仕事帰りの途中にあるエネオスで入れて帰ればいいかな位に思っていた。

ところが、会社を出て程なくした所で、ぷすんぷすんと止まりそうになる。
マジか!実はもうガス欠なのか!!
スロットルを煽ってなんとか引っ張るものの、次の信号待ちであえなくエンスト。

しかし、見えているぞ!
交差点を右折した先にすぐエネオスのスタンドが!!


何だよちくしょう。
意外とメーターに余裕ねーなぁ・・・何て思いながらすぐ先のスタンドまで押して行って無事給油。

危なかったなぁ。

そう思いながら走りだそうとするが、なんだかアイドリングが落ち着かない。
なんだ、まだキャブにガソリンが落ちてないのかな。

少しスロットルを煽ってみるが、逆にストール気味になる。


???


勝手にガス欠と思っただけで、実は別の不具合か?

直ぐに思いついたのが、燃料タンクをだいぶ空にしたので、バシャバシャと波立ち、底にたまっていたゴミが舞ってキャブレターに入ったのかも知れない。
ボロいバイクだとよくある事だ。

上手く吹かすと走れたので、どうにか帰宅。


直ぐに直す時間も無かったので、何とかかんとか走れるならと、
翌朝も乗って会社に行こうと思いましたが、全くアイドリング出来ないのでフカして高回転につなげていくことが出来ない。

走りだせない!!!

これじゃダメだと、急遽インプで通勤となりました。

その日は美しい夕日を横目に定時で退社し、ソッコーで直すことにしました。
帰りにナップスで汎用の燃料フィルターを購入し、納車時メンテナンスをしたノリさんにクレームの電話w

「馬鹿野郎!もう走らないじゃねーか。」

「クレームですかw、そもそもゴミなんで勘弁してくださいよ~。」

「最低でも普通に走るのが条件だろ。」

「多分キャブじゃないですかね。」

「ジェットが詰まったか?」

「詰まってるんじゃないですかね、若干錆びはありましたからね。」



仕方ねーな・・・。

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燃料タンクを覗き込んでみる。
確かになんか錆だがゴミだかカスみたいなのが底に溜まってるな。

あれを巻きあげたのか・・・。

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リヤカウルだかメットインやらを全部取らないとキャブまで行けないのが面倒くさい・・・。

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キャブレターをバラシてみる。

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メインジェットは詰まってない。
きれいに丸穴が見える。
しかし、スローは向こう側が見えなかった。
細長いから見えにくいのかな?

そもそも小さいものが良く見えないので目をこすりながら光に翳すけどやはり穴は見えない。

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細い塗装のゴミ取りようニードルでほじくると、黒いカスが出てきた。
これが原因で間違いなさそうです。

スローは細いからね・・・すぐ詰まる。
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見えるようになりました。

負圧コックが正常に作動しているかどうか、バキュームホースを吸って確認してみる。
ちゅう~と吸うと、ドバドバ燃料ホースからガソリンが出てきます。

コックは正常だな。

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間にナップスで買ってきた燃料フィルターを入れてキャブレターを戻します。
古いバイクはフィルターをちゃんと入れないとダメだね。

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これでエンジンを掛けて問題ない事を確認。

無事修理は完了しました。


危ない危ない、走らない乗り物が増える所でしたw

altこの小休止に乗じて一気に乗り物を直す!!!


Posted at 2019/04/07 15:35:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | JOGがやってきた | クルマ
2019年03月30日 イイね!

改元を前に

改元を前に新元号が「令和」と決まりましたね。
なかなかクールな語感でいいと思います。

「平成」の「平」から「令和」の「和」に。
合わせて文字通り「平和」でいい時代になるといいですね。


そんな時代の大きな改変を間近にして、相変わらず20年前の遺産(2Stジョグ)の再生に励んでいます。

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先ずは死に過ぎていて抵抗にしかなっていないバッテリーの交換。
これでセルスタートとウインカーの明滅が可能になりました。

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あとは、例の如くの行燈調ヘッドライトでは、
何度も路地からのクルマの目前飛び出しを許し、生命の危機を実感。

LEDヘッドランプの圧倒的な照度でこれを防ぎます。

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純正バルブもこんなに煤けちゃってました。

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あとは、時速60キロで頭打ちではどうしようもないので、社外のCDIに交換しようと思い、ステップボードの下を覗き込むものの見当たらず。

おかしいな…昔弄ったときアプリオはこの辺にあった筈なんだけど。

どうも2Stの後期(規制後)は場所が変わっちゃたみたい…
スマホでチマチマ検索しても出てこないな。

あちこちバラしていくと…

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こんな所に居やがったのか。。

さすがに足元の下では雨水のトラブルが多かったのかな。

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デイトナの青いタイプが安く買えたので、これでリミッターカット完了!

試運転してみるものの…規制後はマフラーとキャブで絞られており、
元々大してパワーが無いものだから、平坦より登ってると60キロ出ない…

長い下り坂で漸く70キロ位ってトコロでしょうか。


ビッグキャブとマフラーでも換えないとプーリー入れても意味が無さそうだな…
ま、通勤の足としては充分なんですけどね。


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この”タイヤに似た何か”もヤバイ。(これで2週間通勤しましたw)

2000年の31週って…
山もあったし、最初見た目はそうでもなかったんだけど、
使い始めたら一気にクラックだらけになりましたw


ネットで前後3000円くらいのタイヤを買ってナップスに持ち込んで組み換えてもらいに行ったんだけど、持ち込みの工賃倍に値上げしてやがって、タイヤ外して持っていったのに前後バルブ込みで6000円くらい取られてしまった…。

畜生、値上げを知ってたら自分で組み換えてたよ…
(これだったら店で安いの買ってサービス工賃でやった方が安いじゃん…)

しかし廃タイヤが出るからな…

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あとは、鍵が無く荷台にくっついたままのU字ロックを金玉カッターでぶった切って身軽に。

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走行距離的にこのバイクで初であろうファイナルドライブギヤのオイルも交換。

alt
適当にこの辺のを入れときました。

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あとはやたらと長いふんどしリヤフェンダーを適度にカットします。
初めから、この辺で切るといいよ!みたいな位置が分かるようなカタチになっています。

alt
エアソーで一気にカット。
裏側のホースも合わせてカットします。

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そうそうこんな感じ。
この位なら、雨でも背中が汚れないギリギリの角度なんです。

別に何もしてないんだけど、ややロンホイ感が出るっていうw

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そして仕上げに、ビリビリと破け始めたシート。
これを張り替えます。

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シート生地は裏側でデカいホッチキス(タッカーと言います)で留まっていますので、これをマイナスドライバーやペンチを駆使して取っ払い、古い生地を外します。

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剥がすとこんな感じです。

やや黴臭いので天日にでも干したい所でしたが、あと30分で保育園のお迎えの時間。
余裕も無いのでそのまま被せてしまいましょうw

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ホームセンターで売ってる安い奴ですが結構使えます。
新しい生地を被せたら、うまいことピチピチに張ってタッカーでバチバチ留めていきます。
初め、構わず打っていったらホチキスの足が長すぎて突き抜ける所が出てきましたので、斜め打ちで対処しました。(余り斜めにすると刺さらないw)
10ミリの芯だと長すぎるみたい。
6ミリ足というのがあるようなので、そっちを使えばよかったですね。

上手く位置を決めたり、皺にしないようにきれいに張るには若干センスが要ると思います。

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おしおし、結構きれいに張れたゾ。


あとは時間が出来たら外装をきれいに塗り直して、吸排気とプーリーくらい弄ったら完成でいいかな。(早くKSRを直せよw)


取り敢えずコイツで新しい「令和の時代」を走り出すぜ!

alt取り敢えず最低限の事はやりました。

Posted at 2019/04/02 03:13:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | JOGがやってきた | クルマ

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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