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2024年09月13日 イイね!

ケチるからなぁ。

ケチるからなぁ。ラジエターホースがパンクラチオンしていた。

土曜日出勤がある時は道路が混雑していないので、クルマで行く事が多いんだけど、朝、会社に着いてクルマを降りるとなにやら甘い香りが・・・。
まさかな、と下を覗き込むとアンダーガードの下に雫がぽたぽたと。
ボンネットを開けると、アッパーホース付近が緑色の汁でべちゃべちゃである。

ホースバンドが緩いのかな・・・と締め込んでみるものの緩くない。
何処だどこだとまじまじと見てみると、ホースに小さいがクラックが入っているのを発見。

ホースのパンクである。


取り敢えず仕事なので、ボンネットを閉めて始業。
不運は重なるもので、自分で準備した弁当も家の玄関に忘れてきたことに気付く。
昼飯抜いて戦える程燃費も良くないので、飯は買いに行かねばならない。
近くのローソンなら信号ふたつの距離だが・・・


昼の鐘ダッシュで、ラジエターホースをビニテで応急処置。
ビチビチに15周くらい巻けば、そうそう漏らんだろ。
サンドイッチやらおにぎり、菓子パンなどを買って(食い過ぎだろ)10分くらいで戻ったが、ギチギチに巻いたビニテの間を掻き分けて、クーラントはピューとか言って噴いていた。

あんなに巻いたのに、ほぼ無意味レベルだったな。
やはりクーラントの熱でテープの接着剤が溶解し、シール効果は無くなってしまうようだ。



取り敢えず昼めし食って時間いっぱい昼寝でゴロゴロしてるんだが、ポケットに入れっぱなしだったマスキングテープに気付きもしやと思う。


帰り際、無様にほつれたビニールテープを毟り取り、ウエスでしっかりとホースを拭きあげたら、割と耐熱性の高いニチバンの黄色いマスキングテープでぐるぐる巻きにする。

マスキングテープというのは、種類によってはとても熱に強いものがある。
クルマに塗装のマスキングをして、そのまま乾燥炉に入れて80℃くらいで1時間位焼いたりするんだが、この時にテープが剥がれてきてしまっては塗装面が駄目になってしまいかねないからだ。

ニチバンの黄色は以前150℃で焼いても平気だったので、90℃程度のクーラントなんて大丈夫だろうという計算。

まぁ、大きく漏れずに帰れれば何でもいい。



ヲレの読みは大きく当たり、ニチバンマスキングテープぐるぐる巻き仕様は、30分の家路を一滴も漏らさずに帰ってきた。

素晴らしいではないか。


ちょっとしたガスケットを作りたい時にガスケットシートが無くても、マスキングテープで代用出来たりもする。
貼り剥がしが容易なのに留めたいもの物をしっかり留める。

マスキングテープは偉大である。



翌金曜日。

明日はまた土曜出勤だったのでホーネットで行こうかと思ったんですが、あっヤベエ。
夕方長男のバスケがあるから、ヲレが送らないといけないんだった。
帰ってから交換してる暇ないから、やはり面倒でも夜のうちに交換しておくしかないか・・・。


ロワホースも準備していますが、それはまた今度でいいや。
取り敢えず裂けているアッパーホースだけ交換しました。

社外の太いターボインレットダクトに交換しているのでアッパーホースへのアクセスが困難。
エアクリーナーを取らないと交換できないわ。


しかしまぁ、エンジンまでやり直してるんだからラジエターホース位交換しろよって話なんだけど、関係するものをあれもこれもと全部交換していたら切りが無いんだよね。
予算を決めたら予算でやる。

ラジエターホース2本とヒーターホース2本追加したらそれだけで1万円になるしね、そりゃあ逡巡しますよ。

まぁ、そうは言っても水回りは下手すると致命傷になり兼ねないので、やはりちゃんとすべき。
最近替えたばかりだし平気だろうと高を括っていたが、前回のエンジンOH時だったと思うので、9年は使ってる。
ラジエターだ何だの脱着率も高いので、普通に考えたらダメでしたね。


サーモも外しっ放しだし、もうちょっと涼しくなったら、クーラント交換ついでにホースは全部とっ換えるかね。



alt無事バスケに送っていく事が出来ました。

Posted at 2024/09/20 00:04:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2024年08月24日 イイね!

近況と残作業

近況と残作業残作業と云っても大した作業はない。

社外エキマニの周辺遮熱をやり直しながら、クーラントやオイル漏れなどが無いかチェックし、やり残していたミッションマウントを交換するだけである。
クルマはエンジン換装後街乗りで数回乗っただけで、エンジンの良し悪しが判るほど乗ってはいないが、劣化ターボインテークからの二次エア吸入が無くなった事で、ハンチング症状が解消され、それだけでも絶好調と感じてしまっている。

水が減らないとか、オイルが減らないとか、ちゃんとアイドリングするとか、
何の不調も無く走れるだけで、インプレッサというクルマは充分過ぎる位の性能がある訳で、それをしっかり維持していく事自体が難しい訳です。

初年度登録からからもう26年。
「基本的にどこかが壊れてる時間の方が長い」それがGC8に乗るという事だと思っていただこう。

ただ、どうしてそう迄してGC8に乗るのかという話なんだけど、実際ヲレにも良く判らないんだよね。
要するにすぐ壊れちゃうなんてのは出来損ないのクルマだとは思うんだけど、運転した感じはダントツに素晴らしいというか、クルマの動きってこう有って欲しいという理想を具現化したような、思い通りに動かせるクルマ、それがインプレッサだった。
リヤのスタビリティーの感じがフロントに対してちょうどいいというのかな、適度に崩しやすい所がいい。
もっとスタビリティーを上げたいとか、もっとパキパキクイックに曲げたいとか、サスペンションの調整で簡単に変えられるところもいい。


最近の殆どのスポーツカーはシャーシ剛性が高く、アンダーにもオーバーにもならずに高速で旋回し、低速から図太いトルクが出て加速ラグも無い。
1.5リッター前後の3気筒エンジン車が昔のGT-Rより速く走ってしまう時代になってしまった。

凄い時代である。


でも90年代にAE86でドリフトし、やEFシビックでタックインをかましてた世代からすると、何か速く走ることが簡単過ぎて詰まらないと感じてしまう。
当時、運転が上手いと言われる人や走る事自体が本当に好きな人がランエボに乗らなかった事と同じ理由で、今の激速コンパクトには食指が動かないのである。

GC8には伸びしろがあった所も面白かった。
そのままじゃ壊れちゃうけど、後期の部品を流用したり冷却系を強化したり色々考えて対策すると、壊れないようになったり、まだ出来る事があると思わせる所が乗り続ける原動力だったのかも知れない。
何か、やってやろうという気になったね。

走り屋なんでね、峠やサーキットでみんなと競争するような事をずっとやってきた訳だけど、でも速さだけを追求してきたかと言うと結果的に違うんだなと今では思う。
どちらかと言うと、
上手さというか、巧さというか、追求していくと難しくてできなかった事がだんだん出来る様になってくるという自身の成長が面白かったのがクルマという趣味で、バランスよく適度に速いクルマであれば何でもよかったというのが本当の所だと思う。

だからこそのGC8インプレッサだったのだね。

ヲレくらいの世代が乗って面白いと感じるフィーリングがあり、適度に壊れて弄りの方も満足させてくれる。
壊れなきゃヲレだって部屋でエンジン作ったり載せ替えたりなんてしないつーの。
自分で触れなかったのならヲレは絶対に乗らないw

まぁ、GC8ってそういうクルマだね。 


まだ走行は数百キロ程度ですが、取り敢えず問題はナシ。
エンジンオイルやクーラントの量も安定しています。

やっぱりエンジンオーバーホール直後に思うのは、タペット音や、ピストンの首振り、コンロッド大端部のノック音などのメカニカルノイズが大幅に小さくなる事。
低回転程判りやすい音なので、アイドリングが静かだなというのがすぐに判る違いです。

いつもの事ですが、
本当にお金を掛けられないので、最低限のリフレッシュしかしていませんが、今回は珍しくピストンリングを新調したので、圧縮やオイル消費に関わる部分は復調したかなと思います。
クランクピンとコンロッドのベアリングは当然交換。
あとはGDBコンロッドの流用である。
ここが唯一の高性能部品かな?
街乗り位では違いは全然ワカリマセン。



GDB等長エキマニ用オイルパンとバッフルの流用もしましたが、効果としてはオイルの片寄りを防ぐ位のもので、パッシブというか・・・専守防衛部品なので、何か違いが判るというものでもありません。
どちらかと言うと、今使っているタービンのボールベアリングがいつブッ飛ぶか判らないので、壊れた時にツインスクロールタービンにすんなり移行できるようにするための準備みたいなものでもあります。


エキマニ周辺のホースや配線などを、ゴム管カバーというコーナンとかで売ってるアルミのフレキ材で養生し直します。
これがめちゃくちゃ安いのに全然使えるんで、重宝しています。


ラジエターを社外の分厚いのに交換すると、必然的にラジエターファンがエンジン側に近づくんで、ファンモーターのコネクターやハーネスがエキマニなどにとても近くなる。

以前にコネクターがエキマニの傍で溶けてしまっていた事があったので、エキマニ側もハーネス側も厳重に遮熱処理しました。



あとは、準備だけしていて後回しになっていたミッションマウント。
これも海外製のSTI強化マウントです。

ウマで上がってる状態で、ミッションメンバー丸ごと外して、マウントとクッションラバーを交換し、メンバーを戻すだけ。
やれば20分位ですね。


なんかそれ程ヘタって無い気がするな。

どこかで一回交換しているんだっけ?
よく覚えていないが、それでも、最低でも過去10年はやっていないと思う。
替えていたとしても純正部品だと思うので、今回はエンジンに合わせての強化マウントへの交換ですから、よりカチッとしてビリビリウォンウォンと室内に異音が入り込んでくるんだろうなと期待してたんですが、大して変わらず。

ていうか、全然変わんねえな・・・。


そもそも、デフマウントとメンバーにウレタンのカラーブッ込んじゃってる時点で唸り音マックスなんで、これ以上うるさくならないだけなのかも知れない。


現在走行およそ25万5千キロ。
26年目で25万キロなら、まぁ大して乗ってない方だろ。

トリップメーターはボタンが壊れたので表示できなくなってしまったw
おかげで燃費を一切気にしなくて良くなりました。


お気に入りのデフィのDINゲージ。
とにかくダッシュ上にポコポコメーターくっつけるのはダサいと思ってるので、これ以外の選択肢が無い。

アイドリング油圧は、油温が約90℃で2キロ弱。
大体狙った通り位だろうか。


20年間ほぼ変わらなかったコクピット。
特筆すべき点は何もない。

大事なのは、全てが操作しやすい位置にあるという事。
ブリッドのバケットシートは、スーパーローではない標準のシートレールで目線が丁度いい。
シート前後は足がクラッチを踏み込んだ時にやや膝が曲がる程度の距離。
ステアリングチルトは最も下げで、ハンドルは近めがいいのでスペーサー入れて更にディープコーンにしている。
フォーミュラカーのように肘を伸ばして真っすぐ構えると、ドリフト時に正確な送りハンドルが出来ないのだ。

あとはインテリアとは関係が無いが、攻める走りや繊細な運転をしたい時は靴を履かないで裸足で運転している。
シートバックの位置もここに一番ハマるように調整しているのだ。
保安上あまり関心出来る事ではないだろうが、とても運転しやすいのである。

そうやって、ハンドルを1ミリ切った時、アクセルを1ミリ踏み込んだ時の絶妙なフィーリングを存分に楽しめるクルマがGC8インプレッサというクルマである。
ドライバビリティーで言ったら、今のハチロクとかNDロードスターとかの方が上ではないかと思う事も多いが、今のスタビリティーの高いFRのシャーシを見ると、GC8の方がよっぽどじゃじゃ馬なんじゃないかと思う。

ただまぁ、それでもね・・・貴重だからって大事に大事に乗るようになったら違うというか、本末転倒なのでね、気兼ねなく楽しめなくなったら、躊躇なく乗換えですかね。


今回作ったEJ207K。
どれだけ踏めるようになったかが勝負だな。


alt全然乗ってないがな!
Posted at 2024/08/30 23:51:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | 日記
2023年12月30日 イイね!

冬季ルーティーン

冬季ルーティーン冬支度。

冬の帰省前にショック、スタビライザー共に純正サスペンションに戻し、春に夏用に戻すと言う毎年毎年行っている馬鹿馬鹿しい作業である。

馬鹿馬鹿しいとは思うのだが、足周りを中心に不具合の点検も出来るし、足周りを定期的に分解することで、固着も防げる。
何か理由がないと基本的に何もしないので、こういうルーティーンを決めてしまうことも自分には大事かなと思っている。


今回もクスコのスタビを外したら、ブッシュがグズグズ。
(写真右側ね)部品準備してないな。。
と思ったが、納戸を探したら中古だが形を保っているものを発見w(写真左側)

取り敢えず純正スタビには戻せるな。

ショックも後期の倒立タイプ純正へ。
先日応急処置をした燃料配管も特に問題なし。
少し気になったのは、燃料とは反対側にあるリヤブレーキの配管。
室内を通してるパイプからリヤキャリバーへ向かう配管をジョイントしている2ウェイのブロックがありますが、フルードの滲みがある。
僅かな滲みだが気になる。

だからと言って無闇に増し締めなどは危険だろうな。
明日の晩には秋田へ発たなくてはならない。
喫緊の問題がない場合、調達の間に合わない部品はノータッチが基本だ。

帰ってきたら、部品を準備して改修に着手しよう。


あとは、これも大至急と言う訳ではないが、リヤメンバーのボルト周辺の腐りが酷い。
22か24ミリ位のデカいボルトで留まっているが、外れるか怪しい雰囲気。

かなり大掛かりになるがメンバー交換を含めて、アーム類のブッシュや燃料タンク周りのリフレッシュなどまとめてやってしまおう。


今年新調したAR-1も走ってないんでまたまだバリ山。
ちゃんと室内で保管しとこう。

最近は走りのイベントも開催してないですし、全然走ってないんですが···
GCのエンジンがそろそろ限界なんでね、運動会で使ったら多分帰ってこられなくなる。
ヲレの都合で申し訳ないですが、エンジン作り直すまでちょっとまってくれい。


今回は、仕事納めから秋田帰省まで2日のインターバルがあったので、普段出来ない事をしようかなと。



先日バンパーの補修塗装をしたこともあって、ボカした所は磨いたりしないと本来のツヤは戻らない。
元来自分などは無頓着なので、クルマをそこまで綺麗にしておこうとかは思わない方ですが、

たまには綺麗にしようかな、と思って全体的にざっとポリッシャーで磨きました。



しかし、もうこのGC8も初年度から25年も経ってしまった。
壊れるところも予測が出来ない。
いよいよ面倒臭くなってきたな。

部品もかなり廃盤になっていて、ドアウェザストリップなども廃盤になってしまったようだ。(交換したかったんだけどな。)

あらゆる部品が出ないと思って付き合わないと難しくなってくる。
工夫と流用、製作でどれだけ対応出来るかが勝負になるな。


GC8も去年今年で相場が爆上がりでとんでもないことになっている。
これから買おうって奴はかなり覚悟した方がいい。
かなり大変な思いをするだろう。

オススメはしない。




楽しくていいクルマなんだけどな。
形あるものはいつか壊れる。
いつまでも同じでいられる物なんて此の世には存在しない。
ある程度のアイデアと工夫で乗り続けるには限界があるからね。

そこを越えて何とかしようとすると、割に合わない手間と費用が掛かる。

ヲレ程度の覚悟と予算ではそろそろ限界が近いと感じている。
市場に出回っている魅力的な純エンジン車もそろそろ残り物の争奪戦になる。
いいクルマを一番旬の時期に乗る。
これが一番なんだよ本当は。



色々と考える時期にきてるなぁ。



ただまぁ、最後に一回エンジンは作り直す。
気になるところをしっかり改修してから、ゆっくり考えたい。

実用的でラクなヤツから、走りのマシンに戻るかどうか。



1つのクルマを20年から乗ってしまう自分としては、向こう20年を考えたら次が最後のクルマの可能性がある。
もう70手前になるからね。
そこから次のクルマってもうガソリン車じゃないだろ。



世界のクルマは最終的にEVには移行しない。
脱炭素社会が目標と言うのなら、理論的に考えたら電気自動車じゃないのは馬鹿じゃなければ判る。
脱炭素社会という理想其の物がそもそも国家間競争の欺瞞だが、化石燃料に頼らざるを得ないEV自体が普及前にオワコンなのである。

フューエルセル車若しくは水素エンジン車の実用化が次の自動車の未来である。
水素を利用するエンジンは簡単そうで実は難しいハードルがある。
水素は金属を侵す特性があり、コーティングを施すことによって何とか水素エンジンを完成させてはいるが、摺動部分の耐久性に関してはなかなか難しい部分がある筈だ。

要するに長持ちしないのである。
エンジンオイルも従来の鉱物油では厳しい筈だ。

しかし、あと10年もあれば何とかしてくるだろうな。


そこが完成するまでガソリンエンジン車は無くならない筈なので、まだ猶予はあるが、その過渡期をハイブリッドやEVが悪戯に占拠するので、居心地の悪いガソリン車はマイノリティーになる。


色々と考えると今なんだよな···。




そんな事を考えながらの今年最後のマシンメンテナンス。
そしてこのブログを書いているのが2023年の大晦日である。
alt私はもう秋田です。みなさん良いお年を!


Posted at 2023/12/31 20:51:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2023年12月28日 イイね!

年末のりもの運

年末のりもの運歳の瀬。
今年ももうあと僅かですね。

毎年毎年似たような事を言ってる気がしますが・・・
今年は夏ごろから転勤で本店の厚木になってしまったので、地獄のように忙しく何か考えていた事も一切出来ず終い。

でもそういう時に限って、色々あるんですよね。


スタートは妻のエブリイのパンク。
週末妻と買い物にエブリイで出掛けようとしたら、何かリヤがバタつく感じが、
加速でアクセルを踏み込むとバタバタ振動する。

何だろうと停めて確認すると、左リヤタイヤがパンクしてました。。

え~、いつパンクしたんだろう。


すると妻は、「あ~だからここ二三日変な感じがしたのか。」だって。
ずっとこの状態で乗ってたのかよ・・・

確かにフロントだとまともに舵が切れないので直ぐにパンクって判りますが、リヤだと何か振動があるなって感じだけで結構走れちゃうんですよね。
聞けば、狭い道でのすれ違いで、相手が大して端に寄ってくれないおかげで縁石に乗り上げる羽目になった事があったとの事。

オールテレーンのオープンカントリーが縁石に乗り上げただけでパンクするだろうか。

単に釘でも刺さってるのかと思い、タイヤを仔細に眺めると・・・

alt
内側のサイドウォールにデカい穴が開いていました・・・。
これは捨てるしかないなぁ。


エブリイを買って直ぐに取り付けオープンカントリーR/T。
もう3年以上使って山もだいぶ減っていたのでね、4駆ということもあり、4本全て交換しました。

毎日妻の通勤で使い、キャンプ場への長い未舗装路や河原へも不安なく進入していけます。
ブロックタイヤにありがちなロードノイズも殆ど無いですし、
なんだこのタイヤ、凄い優秀・・・と感心しましたね。

また向こう3~4年よろしく頼むぜ。


な感じで、交換完了。



そして週明け、いつもの如くKSRでパカパカ言いながら通勤していると、
急にブスブスエンスト。
加速中の強制失火という感じだったので、無駄かとは思いましたが、キックに押し掛けにとやってみましたが火は戻らず。

停止場所も家と会社の丁度中間地点くらいで、押して行けも帰れもしない。
会社まで押せたところで帰れないのだから、先に処理しないといけません。
その場でググると自動車保険の原付用のファミリーバイク特約では、バイクのレッカーは適応されないらしいので、ココは久しぶりにジャフを呼ぶことに。

alt
通勤時間帯という事もあり混んでるので、一時間ほどの待機の末、引き揚げに来てくれました。

ううむ、今度はバイクか。



クソッ!原因は何だ。

止まり方としては以前あったジェネレーター不良の時と同じだ。
点火系なのは間違いないな。

この間直したジョグも何日か乗ったら圧縮が掛からなくなり再び不動。
損傷ピストンをそのまま使ったのが良くなかったようで、ピストンが割れたのかも知れません。

なので・・バイク全滅の為、すぐどちらかを直せなければ、当面クルマ通勤になってしまう。
今の通勤先は朝の渋滞がえげつないエリアで、バイクだと25分の距離ですが、クルマだと1時間以上は見ないといけません。


それは困るな。


取り敢えず今日はクルマで出直して、帰ってからマシンをバラしてみるか。
会社も多忙を極めているので、帰りも遅いです。
深残後のマシンメンテナンスは気が引けますが、直るにせよ直らないにせよ、原因だけでも特定しておかないと。

数時間の遅刻となりましたが、GC8の出動でやり過ごします。

しっかり残業して、帰宅は21時。
クルマを駐車場に駐めると、なんかガソリン臭いな・・・。
チャコールからの解放ガスにしては臭いがしっかりします。

スマホのライトでクルマの下回りを覗き込むと、明らかに液体がぽたぽたと滴っていて液溜まりが出来ている。

うわうわ
ガソリンでこの漏り方はヤバイな。
何だどのラインから漏れてんだ?と、滴ってくるホースラインを手で揺すって確認していると、何かにトドメを差したらしく、堰を切ったようにジャーと漏れ出してきました。


ヤバイヤバイ。

ホース内の残油が出て来るという感じではなく、タンクの燃料がサイフォンの原理で降りてきている感じです。
このままだとすぐ空になるな。

漏れてきているのはコネクター接続のデリバリーチューブとパイピングの接続部。
確か、燃料ポンプ側もコネクター接続だったハズ。

その場で急いでリヤシートを取って、燃料ポンプの天蓋へアクセス。
コネクターのロックを外しデリバリチューブを引っこ抜きます。
取り敢えずとめどないガソリンの漏洩は阻止する事ができました。


さてどうする。


ジョグもKSRも不動ちうなので走れる乗り物が無いw
まず、明日何で会社に行くかみたいな話で・・・KSRがすぐ直るなら、取り敢えずGC8は週末まで寝かせておいても良いのですが、

このあと仕切り直しでKSRに取り掛かって結局直らなかったら・・・からのGC8再着手は。。
流石に削られ過ぎてて想像したくない。

今この流れから、GCの応急処置を遣り切った方が方が良いと判断。
慌てると碌な事が無いので、パンタの片輪ジャッキアップみたいな事はせず、ウマとジャッキでしっかり上げて、燃料ホースのΦ数違い数種を持ってクルマの下に潜ります。

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場所はリヤシート左のお尻の下くらいの所で、燃料タンクから下りてきているホースがパイプに切り替わり、室内に引き込まれている辺り。

揺すっただけでパイプが折れてしまいました。

燃圧がもろに掛かるデリバリーラインだけゴムホースではなくてポリチューブで出来ているので、ホースバンド式ではなくカプラー接続になっています。
これに刺さっているスチールパイプがコネクター内部で腐って、崩壊してしまっています。
ホースのように切って詰めてバンドで留め直しが出来ない・・・


どうしようかな・・・と考えた結果。

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パイプの腐ってる所はきれいな所でパイプカッターでカット。
ここに内径Φ8のホースは接続できます。

反対のチューブ側はコネクターの中に腐ったパイプの残骸が齧って残ってしまい、取り出せそうもないので、潔くコネクター部はカット。
切りっ放しのポリチューブは肉厚の硬めで、先ほどカットしたパイプと同径くらい。

これを燃料ホースで接続すればいいんじゃない?

alt
てなわけで、応急処置完了。

ちゃんと直すならタンク降ろしてチューブ交換(やるなら他のホースも全交換)ですし、あとはカットしてしまったパイプも全交換(室内側ASSYなので大変)しないといけないので、かなり大掛かりになる。
多分年内出来ないですし秋田へも帰らないといけない。
応急処置の信頼性が求められるところです。


チューブ側もパイプ側も、フルパワーで漸く押し込める位のキツキツ具合なので、これをトライドンで締め付けとけばまず外れる事は想像できない。
燃圧なんてせいぜい3キロとか4キロ位ですからね、まず大丈夫でしょう。
多分廃車まで大丈夫そうですが・・・

ここは年明けちゃんと直しましょうね。

深残帰宅後に師走の寒空の中、漏れ出て来るガソリンと格闘しながら、23時過ぎまでクルマの下に潜っているって言う・・・

当然KSRは見てる暇ありません。


翌日も仕方が無いのでGC8で出勤。
5時に起きて弁当の準備をし、いつもよりかなり早めに出て余裕の出勤でしたが・・・


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会社まで5分という所で、前に居た産廃のトラックが坂道でゆっくり下がって来る。
渋滞で後ろは詰まってるしどうにもできない。

死ぬほどクラクションを鳴らしましたが全然気づいてないのか間に合わず、ゴリゴリ!
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バンパー逝かれました。


いや~ごめんごめんって感じで笑顔で降りてきたオッサン。
おいおいテメー笑い事じゃねーんだよ。

コッチは昨日のゴタゴタのせいで遅刻はするわ疲れ切ってるわで、これ以上の面倒は勘弁して欲しいのによ・・・。
只でさえ朝の大渋滞の最中、下らねえ貰い事故か何かで警察呼んで事故処理した挙句再び遅刻とかありえないんですよ。
オマケに、後ろにいるヲレが突っ込んだ事故みたいに見られるし最悪の極み。

「おいオッサン!やってくれるじゃねーか!」

「いや~スイマセン・・サイドが甘かったみたいで。」

「どーすんだよこんな所で・・・その先広くなってるから取り敢えず寄せてよ。」

大渋滞の129号線の道の真ん中で事故処理なんかしてたら、空缶か何か投げつけられるだろ・・・。
端に寄せて降りてきた後も、オッサンはどうしていいか判らないようで、ヲレからのアクションを待つばかり。

「う~ん、どうしよっかな・・・。」

少し考えたが、こんなバンパーの擦り傷くらいででしっかり警察呼んで事故処理して保険屋に電話して、板金屋にクルマ預けて見積りとってあちこち何回も電話して・・・こんな師走に考えられないぜ。


「もう面倒くさいし遅刻したくないからさ、今現金渡せるんだったら、それでお仕舞でもいいぜ。」

「い、幾らですか?」

「3万。3万出せるんだったら現場示談でいいよ、今持ってないの?」

「今手持ちがないんです。」

「じゃあ、面倒でもしっかりやるしかねえかなぁ・・・ちゃんと見積り取っちゃうからそっちも保険使う事になると思うよ。」

「あ、でもこのあと取引先の事務所に行くんで、そこで借りて来られます!一緒に来てもらえれば直ぐ渡せます。」

「そんなことしてたら遅刻しちゃうからよ、ヲレの会社もこの先だからさ、後で届けてくれるんだったら構わないよ。」

「じゃあ後でお持ちします!」

「逃げたら大変な事になっちゃうからよ、ちゃんとしてね。」



相手のトラックのナンバーとオジサンの免許証だけスマホで撮影し、携帯の番号を交換。
事故からおよそ5分でその場を解散した。


警察呼んでしっかりやれば保険屋からだいぶ絞り取れたとは思うが、そこに至るまでの煩雑さが金には代えられない程嫌だった。
次の日曜日にでも半日くらい費やせば、バンパーくらい塗りなおせる。
貴重な休みを半日も持って行かれるんだ、材料費も含めて、3万じゃ安すぎる位かなと思ったが、7万だ10万だと言えば向こうもポンと出せない可能性がある。
やっぱり警察と保険屋挟んでちゃんとやりたいですと言われても面倒。

故の3万円。

別にコッチもこんな下らない所で儲ける気ないんでね。
これでいいだろう。


30分後位にオジサンはちゃんと3万円持ってきましたよw
「本当に有難うございました。」と深々と頭を下げて帰っていきました。

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日曜日は幸い暖かかったので、朝からバンパー修理。
発電機とコンプレッサーを持ち出して、一気にカタを付けます。

夕方には長男の運動靴を買いに行かないといけないので、昼過ぎには全部終わらせたい。

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サンダーで傷を均して、ついでに沢山あった飛び石の痕や汚かったコアサポートも一緒にきれいにしてしまおう。
色はだいぶ前に調色したものがまだ残ってるので問題無し。

何が面倒ってマスキングが面倒なんだよね。

研ぐのも塗るのも10分15分ですが、マスキングが1時間位掛かります。
養生がいい加減だと中にペンキが吹き込んでしまって酷い事になる。


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あとは近所の空き地をちょっと拝借して塗装。
田舎だからね・・裏の山陰に冬場は閉園している植物園の第三駐車場みたいなのがあって、囲いも仕切りも何もない只の空き地になっているんですよね。
厳密には市の持ち物なのかなぁ。

たまに一画を活用させてもらっている。


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フロントフェンダーも飛び石による欠けや、爪折りしたアーチ部の塗装割れなどがあったので一緒にぼかしで塗りました。

終わってしまえばね、手元に残るのは3万円だけ。
そう考えれば結果プラスだなw
お小遣いなどを基本的に貰っていない自分としては、手元の現金が非常に重要だったりする。


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因みにKSRは、ジェネレーターを外して点検しようとしましたら、引っ張っただけで点火系のカプラーが外れてきてしまった。。
爪があるんだから抜けない筈なんですが・・・まさか、ちゃんと嵌めてなかった?

原因はこれだけ。

しっかりカプラーを押し込んだらエンジンは問題なく掛かりましたとさ。(アホか・・・)


暮れの忙しい最中、乗り物系のアンラック連発。
ぎりぎり捌き切れる位のマイナートラブル連投で無駄に疲れましたが・・・


何とか無事年越しを迎えられそうですw

altあとはGCの冬支度と帰省前点検だけだな

Posted at 2023/12/29 18:57:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2023年07月30日 イイね!

帰省前メンテナンス

帰省前メンテナンス毎年毎年・・無駄に思う事がある。

「日本の夏ってこんなに暑かったっけ?」

いつの頃の記憶と相反するからなのか定かではないが、昔はこんなに暑くはなかったろうと毎年思ってしまう。
去年も一昨年も、暑くてあり得ないなどと文句を言い続けてきた筈だが、「今年は特に暑いなぁ」などと繰り返している。

幼い頃の夏の記憶、
夏の夜も網戸と扇風機で充分に過ごせたあの頃を思い出して、いつまでも比べてしまう。

熊谷だの館林だのと数年おきに観測史上最高気温を更新したりはしているので、確実に昔よりは徐々に暑くなってしまってはいるんだろうが、近年の十数年程度は毎年こんなもんだろう。

「今年は殊更にキツイ」とか「もう無理だ・・・」と思うのは、
加齢によるフィジカルの低下が原因なんだろう。


今年が我慢できないのは、要するに齢なのである。
ジジイなんだなぁ。


夏場になったら、昼も夜も家に居る限りはエアコンはつけっ放し放し。
こりゃ、今家の外に出たら死んじゃうかもしれないな・・・などと呟きながらカーテン越しに炎天下の外を眺めたりしてるのが基本になってしまった訳だが、やはりどうしてもやらなければならない時がある。

お盆の帰省前である。
初年度登録より25年目となるGC8の不安要素をなおざりには出来ない。

家族や多くの荷物を載せて走る往復1300キロを、何事もなく走り抜けなければならない。


alt
alt
エンジンオイルと今回はミッションオイルも換えておこう。

ヲレはオイルはあれが良いとか、これが駄目だとか特別なこだわりはない。
シビアコンディションでの耐久性を考えて硬めの物を入れるようにしている位である。

エンジンオイルは15W-50とか20W-60というようなまるでハチミツのような硬いものを入れているので、放熱性の悪さから油温は高めとなるが、油圧も高めを維持してくれるので問題はない。
古い上にビッグボアエンジンなのでクリアランスシール性を重視しているのだ。

燃費が・・・とかほざく奴はそもそもスバルには乗らない方が良いだろう。
物事を突き詰めるにはには割り切りが肝心なのである。


ミッションオイルなどもオメガだモチュールだと高いものを入れたからと言って手放しで良くなるという事は無い。
高い添加剤が沢山入っているからと言ってそんなに変わるものではないのだ。

トランスミッションのシフトフィーリングは乗り手の感覚によってまちまちなので自分に合ったものを見つけるべきとは言えるが、殆どは基本的な硬さの選択で充分な結果が得られるはずである。

自分は今回はコスパ重視でトヨタの85w-90ハイポイドを使用。
4L缶で3490円。
ギヤオイルの指定は75W-90の場所ですが、人よりハードに使うので保険です。
(ホントは足りない位ですが・・・上は120位欲しい所です。)

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レベルゲージ穴からシュコシュコポンプで注油。
デキシロンのような真っ赤なオイルですね。
ていうか、これデキシロンじゃないかなぁ・・・他メーカーがデキシロンと混同しやすくなるような赤にわざわざ着色するメリットが判らないので・・。

まぁ、表示の硬さに準拠していれば何でもいいさ。

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長年無交換できたクランクとカムのアングルセンサー。

こんなものは突起を読んでるただのマグネットセンサーなんでね、壊れるようなものじゃないしダイアグにも出てないんだけど、壊れるとエンジンが掛からなくなる重要なセンサー。
流石に25年モノなので換えておきます。


近年は色々と不可解な不具合を解消すべく、各センサー類を徐々に取り換えています。
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アイドリング不調や長時間走行でたまにボヤンと点灯するチェックランプ。
ダイアグはISCVを示すものの、ISCV自体は点検で不具合が無いという泥沼症状。
「ニュートラルスイッチではないか」という指摘が以前あったので、今回ついでに替えてみよう。
昔壊れて一度替えた記憶があるが、8~9年前の話である。


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クランク/カム角センサーは上から見えるので交換は訳ないが、ニュートラルスイッチはミッションの脇に付いてるので潜らないとダメ。
だがまぁ、外は37℃オーバーの気温・・クルマの下に潜ってる方がラクである。
ややクルマの外に出ているくるぶし辺りがジリジリと焼けるのが不愉快に感じる位である。


工具は19のスパナとかで充分交換出来ます。
ついでに隣のバックランプスイッチも交換すれば良かったな。
これも廃盤になると面倒な部品で、壊れて部品が手に入らないと適当な代替手段がない。
その昔、バックランプの点かない(インヒビタースイッチも手に入らない)アメ車を通検させなければいけなくて、バックランプスイッチなるものを作った記憶がある。

バックに入れたらスイッチを押さなくてはいけないなんて馬鹿げているww


汗が滝のように噴き出してくる。
30分おきに家に帰ってアイスを食ったり麦茶を飲んだりしてフィジカルを立て直さなければ続けられない。

オイル2種にセンサー3つなど直ぐだろうと高を括ったが、屋根下駐車の妻のクルマと入れ替えて作業すれば良かった。

ダメージが大きすぎる・・・今日はもう出来ない。


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まだ交換部品が残っているので、翌週の日曜日も作業。
再び地獄の炎天下で・・は、やめとこう・・・天気が怪しい。
熱中症になる様な炎天下かと思えば、急に滝のようなゲリラ豪雨が降ったり極めて不安定な天候です。

素直に妻のクルマと入れ替えて屋根下の駐車スペースで作業します。

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因みにこの日は午前中は下の子のサッカーの試合があり、午後イチで予約していたタイヤの交換。
前回に引き続きAR-1の続投です。

鬼グリップでいかにも持たないようなタイヤパターンのAR-1ですが、自分のライフスタイルで3年持ちましたね。
それでもまだ食ってる感じではありますが、山が3分を切った辺りからタイヤノイズがかなり大きくなってきます。

ゴーゴーと、ハブでも逝ったのかなという感じの騒音が出始めますね。
交換の合図といった感じで判りやすいですw

前回は225/45R17と、幅重視でGDBと同様のサイズを使ってみましたが、やはりややハイギヤード化してしまい、2速メインのテクニカルのコースで失速。
コーナーは踏ん張れるけど立ち遅れるみたいな微妙なセッティングになってしまった。

やはり純正クロスを活かすには標準サイズだなぁと実感しました。

なので、今回は215/45R17これで2速ドンピシャが戻れば羽根も帰ってくるかな?(云う程走ってないんだけどね。。)


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まぁ、帰省にタイヤも大事なんだけど、
そろそろ特に心配だったのがフューエルポンプ。

記録では前回の交換は12年前で、14万キロ時に中古のGDBポンプに交換している。
確か2~3万キロ程度使用のポンプを11万キロ使った訳だからまたまた14万キロ程度使った訳だね。

そろそろ怖いです。

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久々に開けたら埃だらけ。
燃料タンクにゴミが入っても嫌なので、きれいに掃除をしてから交換作業に入ります。

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室内用のほうきで大分きれいになりました。

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ホース類を外す前にフューエルコックを緩めて内圧を逃がしておきます・・・と思ったけど、最近緩める時にシュッって言わなくなったな。
ホース、もしくはパッキン類の気密が保てていないんだろう。

ポンプ天蓋のパッキンでなければ、給油口とタンクを繋ぐホースかもしれない。。

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久々対面GDBCフューエルポンプスペックC旋回チャンバー付き。

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ゴミや部品を燃料タンク内に落とさないように慎重に作業。

言うまでもなく火気厳禁。
静電気でも引火するので、充分にボディーアースを意識し、出来る事なら冬場は避けた方が無難。

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社外の安い高流量ポンプは数多あるが、まずストレーナーを新品にしたい事と、社外品のストレーナーが旋回チャンバーに適合するかという問題があり、面倒を避けるために同じGDBC純正燃料ポンプを新調しました。

信頼の純正部品。
取り敢えず次回があるなら40万キロあたりまで無交換で行けるでしょう。
(ホントにありそうだな)


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EGRのホースなんて蒸気しか通ってないので取り敢えず無視。(タンク降ろさないと交換できなさそう)
カプラー接続の圧送側のホースも特殊なんで、そのままポンと交換できるリターンホース(Φ8)だけ換えてポンプを元に戻します。

交換できなかったホース類はその内部品を揃えておいて、タンクを降ろして交換するようですね。
フューエルコックも汚いし気密が怪しいから新品にしたいな。


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午後3時から始めて、何とか2時間以内に終わったな・・・

日曜日はロピアに買い物に行かないといけないんだよ。
5時前に行かないといつも買ってるウインナーが無くなってしまう。。

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途中から強烈な土砂降り。
屋根下でやってて良かったぁ~(それでも結構吹き込んで来たけど)


最後にエンジンを掛けて漏れなどがないかチェックしてから、室内側の上蓋を閉めます。雨の吹きこみやや濡れてしまったリヤシートを拭きあげながら元通り装着し、この日の作業も終了。


この後も帰省数日前に、自宅前で11アルトのラジエターホースの水漏れを対応している時に久々に通りかかったマッキーと雑談。

道端でいろいろ益体もない事を話していたが、GC8の高負荷時の失火症状の話になった。
本当に全開くれた時にしか出ないので大して困らないが、流石にあれでは走りには行けない。
黒煙が出るので点火系だと踏んで、点火を司るセンサー類も色々換えてみたが症状変わらず。
色々換えて一時直ったように見えたが、気のせいだったな。
やはりまだ失火するんだよ・・と。

センサー類ならやはり自己診断で出るだろうから、違うんだろうな・・・プラグもイグニッションコイルも替えたし、イグナイターも良品に換えたが変わらずだ。


点火じゃないのかもと思い、丁度潮時だったフューエルポンプもこの間の日曜に換えたばかりだが、全開チェックはしていないのでまだ判らん。

「だいさん、やっぱりそれ点火系だと思いますよ~、知り合いのGC8も似たような症状でトラブルシュート半ば諦めてて数年放置だったんですけど、スパークプラグの交換で直りましたよ。」

「そうだよな・・黒煙出るなら失火だよな。。」

「ターボ車って、ブースト掛かった時にあり得ない程燃焼室が燃料でびしょびしょになるんで、点火が弱いとカブったみたいになって失火するんですよね~」

「だよな・・・でも他に点火系で疑わしい所って何処だ・・・?替えてない所って言ったら・・・もうあとはプラグコードくらいか・・・」





最近ではないが、いつだったかNGKのハイパフォーマンスケーブルに交換していたもんだから、候補には入れてなかった。
それがいつだったかと調べてみると、軽く10年以上たっている事が判った。
候補から外せない位古いな・・・。


取り敢えず、最後まで特に問題なく使えていた純正のプラグコードを引っ張り出してきて交換してみる。


あれ???

明らかに何か違うな。


重だるく回るのが当たり前だと思っていた低回転域が全体的にシャキッとしたような明瞭なふけ上がり感。
しかし失敗したな・・・フューエルポンプ交換時にアイドリングの確認だけで負荷運転をしていない。

こう明らかに違った時にどちらの交換で変わったのかが判らない。
でも燃圧の低下だけでは、足りてる領域での明らかな違いは判らんか。
やはりプラグコードの劣化によるリーク、もしくは抵抗の増大による点火不良を引き起こしていた可能性の方が大きいな。

ていうことはもしかすると・・・


ここ最近失火症状は悪化していて、ちょっと大きめにガバッとアクセルを開けるとすぐバババッと失火して吹け上がらなくなっていた。
確実に症状が出るような踏み方をしてみる。


しっかりブーストが掛かり、澱みなくなくふけ上がっていく。

あ、直ってる。


プラグコードだったのかよ!


何度も似たような条件で全開で踏んでみたが、症状は出なかった。
完治したものと思われる。
何ならたまに出るハンチング症状も収まっている。(たまになんで判らんが。)

ううむ・・・灯台下暗しというか・・・
なまじっか知識がある分だけ、振り回されてしまういい例だな。
ダイアグに出ないものを一生懸命疑って掛かって、結局ECUは正しかったことになる。

要するにもっと簡単なアナログな部分から攻めていけば早かったのだ。

チェックランプで管理していないスパークプラグ、プラグは替えて間もないならプラグコード、と順に見て行けば良かったのだ。
イグニッションコイルから上流は全てECUが検閲をしている。

点火が原因でアイドル不調などになれば、ISCVやエアフロメーターなどがダイアグで誤検出される。
そんなことは散々これまで経験して知っている筈なのに、随分と遠回りしてしまった。

やはり機械とは素直な物なのだ。


たまたまとは言え、マッキーと話をしていなかったらもしかしたらと思わなかっただろうから、もう少し気付くのが遅れていたかもな、GJだぜマッキーwww

やはり知見がある人間とたまに情報交換する事はいい事だな。
自分の考えだけだと煮詰まってしまうものに対して新しいヒントを示してくれる。
やはり持つべきものは友達だぜ。


これでまたひとつ問題が解決し、不安なく秋田帰省を迎えることが出来ました。

altやはり点火は大事だな、失火しないだけでなく全体的にエンジンがシャキッとした感じがします。
Posted at 2023/08/16 05:12:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ

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2009/09/13 00:37:18
 

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