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2010年07月19日 イイね!

逃げ水の向こうに。

逃げ水の向こうに。すっかり梅雨も明けた7月の中日。
数日の時間をとって恒例の夏旅に行ってきました。

自分のクルマもあらかた片付き、気分は上々。

元バックパッカーの性なのか、
気持ちも道具も、余計な荷物は持たない主義なのだ。


今回は、山梨県と県境に程近い、信州は川上村へ。



ただ、山があるだけで、基本的にフリーサイトの、
静かな大人のキャンプ場があるというのだ。

僕達は、元々キャンプ場という括りを良しとしていなかった。

与えられた自然環境の中で、最低限の装備と工夫で、
静かに野営をしていく・・・というストイシズムに反する気がするからだ。

さぁ、この枠の中でテントを張ってくださいね、
はみ出さないよう、気を付けてくださいね、
薪と炭は500円、鉄板は300円で貸し出ししてますよ。
エリア外に出て行かないで下さいね。
シャワーは夜8時までですよ。
犬は連れ込まないで下さいね。
最終日は正午までに退出してくださいね。。。。


などと、云々かんぬん煩いのだ。


開放的な自由を楽しみたいのに、やかましい!
二度と来るか!!!

と憤慨したくなる。

わいわいがやがやファミリーキャンパーや、
DQNな小僧BBQグループなどのマナーが最悪だから
どんどん規則でがんじがらめになって、何しに来たのか判らぬ状況になるのだ。

静かな自然環境に身を置くということは、
風や水の音に耳を澄ませ、土の声を聞くということだ。
家族で訪れるなら、我が子に自然の美しさと尊さを説き、
その素晴らしさを肌で感じさせるということだ。

開放的な気分になって大声を出して騒ぎたいバカは、気をつけろ。
クルマ屋と二足のワラジを履く山男の制裁を頂戴することになる。


自然環境の美しさを素直に感じられない輩は、
わざわざ野山に出ることはないのだ。

カラオケボックスでいいだろう。

異論は認めない。



まぁ、いきなり尖がってくるトコロがだ い らしいでしょw

キャンプ場というところにはミーハーなイメージを持っていて、
偏見も甚だしいwww


だけどもだっけっど。

探せば色々なキャンプ場があるもので、
ある一定の条件をクリアしていれば、我々のような意固地なキャンパーでも
充分に満足できる施設がある。

まず、山奥過ぎるコト。
にわかキャンパーは、ここでかなりふるいに掛けられる。
そして、余り便利な設備が無い事。
日帰りBBQ組はここを目指す理由がなくなる。

さらに平日利用も付け加えれば、キャンプサイトはほぼ貸切状態。
誰も居ない林間のサイトで、ゆっくりと午後の紅茶などを楽しむ事が出来るのだ。


静かなキャンプ場・・・それがここを選んだ条件だ。


毎度活躍のヴィッツ君。
長旅でも余裕の1500ccだ。

マニュアルが小気味良いRSモデル。

そろそろノーマルのアシもくたびれてきた感じなので、やりなおすようだな~。


木陰を選び、タープを活用して西日と朝日を防げる設営に。
陽の入り方を読まないと、辛い野営となる。




ロッククライマーの聖地小川山と、金峰山に面し、荒々しい奇岩に目を奪われる。
サイトの標高は1600m、麓で40度の猛暑でも、ココでは25度位。

涼しい~♪


今回新規投入のペンタックス。
100㎜マクロの使い勝手を覚えるいい機会だ。


相棒のコウヘイも愛機P6000に21㎜ワイドコンバーターを付けて来た!
スゲー!!

目に見える以上の画角が入るんだ。

更に、サーキュラーPLで武装。。。もう充分だろこれで。



野営の夜はいい。
いつまでも起きていたい気分だ。

しかし、満腹の腹に、ビールとウイスキーを流し込み、焚き火などを見ていると、
そう長くは持たないものだ。

特に初日は移動の疲れもあるしね。


夜は更けてゆく。




朝日を受けた白樺の木々をじろじろ見て回ると・・・いた。

エゾゼミ。

平場ではあまり馴染みのない種類。
胸部のWの模様と、透明な羽が特徴だよ。



初めての渓流釣り。

アウトドアキングにコソーリコツを聞き出して、アタックするも・・・

早々に竿が使用不能になり、仕掛けを手に持って手釣りw
小さなイワナが掛かりました。





あ~、なんて涼しいんだ~。

ボウズこそ免れたものの、この後も何度かバラし、釣果は散々。
でも、この美しい渓相の中で静かに風と一体になる。

これだけでも充分に満たされてしまう。


あの険しい頂は、標高2000を悠に超える。
あの岩肌にしがみつく輩などいるのだろうか・・・


この眼で見るまで信じられないぜ。

・・・あれ?


ちょっとお兄さん!!!



あんなところにも!!!


この人たちって一体・・・(汗



どうもこのサイトは、普通のキャンパーは殆どおらず、
あの命知らず達の、停泊に使われる事が殆どというフシギなキャンプ場のようだ。


場所は丁度この辺だよ~、廻平目(まわりめだいら)キャンプ場。


夜は涼しいどころか、長袖にジャケットがないと過ごせないほどに寒くなる。
麓が熱帯夜だなんてウソのようだ。




すっかり日が暮れると、真夏の使者たちは、
泥だらけのゾンビのように土中から這い出してきて、
最後の変態を行なう。

セミの羽化だ。

あまりマジマジと観察する機会などないドラマチックな一瞬だ。







白い妖精たちは、数時間もすると着色され、朝日とともに飛び立っていく。
5年も6年も真っ暗な土中で生活し、呼んで字の如く、

ようやく陽の目を見るのだ。

そして、残り一週間という生涯の中で、求愛し、結ばれ、後継ぎを残してゆく。

この、セミでも一週間でこなすシンプルな自然の摂理を、達成できない人間が増えてしまっている。
これも自然の成り行きと、ひと括りにしていいのだろうか。

自分も、気を抜いたらソッチ側の人間の素質があるが、
連綿と受け継がれるべきバトンを、個性と割り切って止めてしまうのは・・・違うと思った。


セミはきっとそんな屁理屈はこねないだろうが。




最終日、身支度もすんだよ。

タバコ1000円だもん・・・もうやめるよ。
コウヘイのふかしたタバコの煙も淋しそうにたなびいていく。


よく食べてよく寝て、ちょっと釣りをした他はのんびり過ごした。

自車整備でやつれた身体も、2.5㎏体重増で、やっと通常並にw

野外生活して太ってくるって・・・日常がどんだけ過酷なんだか・・・。
身も心も、これだけリラックスすることは、普段の日常ではありえない事。

きっと来年の今頃まで、僕の肉体は自転車操業だw

それが僕の日常。



「おろかな日々」だ。



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Posted at 2010/07/27 01:28:21 | コメント(8) | トラックバック(0) | far away | 旅行/地域
2009年11月15日 イイね!

秋旅

秋旅今週の土日は作業の段取が出来ない関係で、
自分の時間が取れることに。

日曜日はすっかり晴れて、澄み切った秋の空でしたね。
年内家にいる妹がヒマそうにしていたので、一緒に紅葉狩りに行く事にしましたよ。

コース下見で朝帰りだったんですが、
二時間ほど寝て意外とスッキリ。

前日夕方の本気の昼寝が効いたんですかねw


空を見上げた途端に、出かける気になりました。


東名・小田厚で、一路箱根方面へ。

・・・ところが!
既に小田原あたりから渋滞が発生。

こりゃハマるな・・・と感じ、小田原西のイッコ手前の荻窪で下道へエスケープ。
パッと予定を切り替えて大雄山へ向かう事にしました。


近道と思い、林道を上がると道に迷いましたw





迷った先に辿り着いた高台の墓地。
蒼い小田原の海が輝き、湘南の風が吹き抜けていました。



去年も訪れた大雄山・最乗寺。
日没直前だったこともあって、あまりきちんと見られなかったのが残念でしたので、
妹と再び行ってみることに。






今でも多くの修行僧を抱える最乗寺。
建立から600年を数える曹洞宗の格式の高いお寺です。

ときの親王の権力の象徴でもあり、それはそれは立派の一言。

止まった時間は継承され、今もなお権威を示し続ける。




妹の靴も楓色。



場所は移って、秦野にある震生湖。

ここは、その名の通り関東大震災の山崩れで出来た堰きとめ湖。
自然に囲まれ、しんと静まり返る小さな溜め池です。



黄昏に追いつかれ鬱蒼としてきました。


この湖が出来た山崩れで通学中の女の子が、
二人行方不明になったままだという話があります。

美しい緑と水面の中に、残酷な過去を秘めているのですね・・・。


渋滞回避の為に、またもやヤビツ峠を抜けて帰ることにしました。
沢の水が道路に溢れる只の林道ですからね・・・また洗車です。


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それでも2時間3時間かけて帰るよりはマシ。



Posted at 2009/11/16 21:47:10 | コメント(6) | トラックバック(0) | far away | 日記
2009年11月01日 イイね!

黄金色の散歩道

黄金色の散歩道たまにコソコソと、ひとりで徘徊。


今日の散歩道は、丹沢山地をを南北に縦走するヤビツ峠。
え!?このあいだもだって???

そんなこと言ったって、今は夜中に通ってないから、
年に数えるほどだよ。


特に紅葉の時期は、ウインドウを大きく開けて風を感じ、好きなCDなんかを掛けたりして、
紅や黄色の木の葉を揺すって軽快に駆け抜けるのがいいのだ。

スピッツとか、オフコースとかね・・・
リリカルなアルバムなんかを口ずさみながらね・・・行くのですよ^^楽しいよ

当然ひとり。オンナなんか乗せないのだ。


折角晴れてたのにね・・・山に入ったら小雨まで降ってきたよ。

でも平気!全然楽しいから^^
写真はホワイトバランスで調整するからいいやw




山中湖でダイヤモンド富士ってテもあったんだけど・・・

日中の道志みちじゃ、DQNなサンデードライバーにストレスを貰うばっかりで、
帰りの渋滞も面倒でやめました。

裏側ならちょっと遊べるし、渋滞もナシ。
ちょうど紅葉もみごろなのだぁ。


と思ってたら・・・ローダーで裏を抜けようとしたバカモノがいたようで、
日曜運転手がすれ違えなくて大渋滞。

まぁ、ローダーは事故車引き上げかなんかじゃ仕様がないけれど、
ヲレの前のラブ4とレガシー!
あの程度のすれ違いでビビってどーする!5ナンバーだろーが

真っ直ぐ抜けるだけなんだから、頭が入りゃケツまで抜けるんだって・・・途中で止まって寄せなおそうとしたり・・・逆にぶつかるってw
そんな車両感覚で狭路の山越えに挑んではいけませんよ・・・。

こっちは3秒のすれ違いに20分も待ったんだから・・・(プンプン


キレーなEKを前に盛り上がるワカモノ。
きちんとマダ居るんだなぁ・・・。エアロなんか組んじゃってw

すぐボロっちくなるんだろーなwww



バス停のネコ。タイヤで爪研いじゃいかん!

缶コーヒーで一息ついてると、元気そうな新型クーパーが上がっていく。
結構ふんでるなぁ~。

マフラー換えると案外いい音するねぇ。

ちょっと便所を済ませてから、再びもと来た道を戻ります。

少しだけ踏んじゃおうかな♪・・・追いついちゃったりして。


やっぱ追いつくか・・・。

程なく譲られちゃったりして・・・もう反対側の麓まで、いっぺんに行っちゃおうかな。
チャリンコ屋も結構いるので、注意は必要だが・・・

頂上過ぎて裏ルートに突入・・・小雨と湧き水で7割ウェット、と、落ち葉の絨毯・・・
タイヤが適度に温まったあたり、
ヘアピンを自分でも褒めたくなる程の美しいアングルで立ち上がった瞬間に、


スイッチが入った。

あ~・・・この感じ・・・久々だな・・・


何ていったらいいか判らないけれど、あらゆる事が先読み出来るような、
クルマの動きが手に取るような感覚。

走ってると、そういうことってたまにあるでしょう?

多分、相当非人道的な速度領域なんだけど、全てがゆっくりに見えるような・・・
悩みがないような運転操作。

不思議と操縦はいつもよりゆっくりなんだよなぁ。


多分、自分が狙っている動きと、実際のクルマの操縦性、コンディションみたいなものが完全にシンクロする瞬間なのかもしれない。

それが堆積物と湿気の多い、狭い舗装林道で来る。

このきっかけと理屈が未だに判らないのだけど、、、

そういえば、
現役ランナーだった頃は、これに近い感じを割と思いどおりに引き出していたように思う。
ハチロクでもいい勝負をしていたのはそのためだったのかな。

今となってはたまに思い出す程度、、、

現役とOBの差はそこだろうと思う。



ふふっ、やっぱ楽しいネ

こういうの。


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な~に言ってるんですか・・・どう見たって紅葉狩りレポートでしょうがw





Posted at 2009/11/02 01:56:01 | コメント(5) | トラックバック(0) | far away | クルマ
2009年07月25日 イイね!

理想のキャンプサイト

理想のキャンプサイト3日間程、山に篭っておりました。
長いネタなんで、お時間の少ない方は後回しにすることをお勧めします。

場所は群馬県吾妻郡六合村にある、野反湖(のぞりこ)という人造湖。
上信越高原国立公園内にあたる、国道の最果ての高原です。

高速から遠く、国道405号の終点にあたる辺境であり、冬季は完全閉鎖の豪雪地帯が故に、観光地化を免れた地域。

50年ほど前に利水のために作られたダム湖ですが、手付かずの自然が色濃く残っています。

リアルに熊との遭遇を警戒すべき地域であり、オコジョやニホンカモシカが頻繁に観察される素晴らしい環境。
約300種類の高山植物と、珍しい昆虫類。

こんなに心が躍るのは、随分久しぶりのことです。


早朝の2時に出発して朝靄のなか現地到着。
片道だけでも、祝日の高速1000円に引っかかる為です。


あいにくの曇り空の中、というより、雲の中、野反湖の玄関口富士見峠着。
真っ白の霞がまだ全貌を明かさない。

時折見せる水面に期待の溜め息が漏れる。


早めにベースキャンプを張って、今日はゆっくりしたい。
キャンプを拠点に、周辺の野山を散策することが目的なのだ。



キャンプサイト設営を済ませ、まったりモード。
左は相方のコーヘーで、20年来の幼馴染だ。

今回テントを買い替えまして、初めて実戦投入しましたモンベル社のムーンライトⅡ。
設営の早さと使い勝手、耐久性は折り紙つきで、デザインも秀逸。

向こう15年は使うことになると思いますw


早起きの反動で夕刻まで寝てしまっただ い 。
とりあえずご飯の準備の為に焚き火をおこしています。


飯を食ったら満足そうな顔をしてさっさと寝てしまった相方。
自分は、残りのワインをやりながらもう少し起きていたい気分。
昼寝坊して眠くないだけだったりして・・・




テントに降り注ぐ満点の星座たち。
ボーっと眺めているだけで、数分に一回は流星を捕捉できる。

何万光年も昔の天体の光を、こんなにちっぽけな僕が黙って見上げている。

それってどういうことなのだろうと、少し酔った頭で考えながら、
折りたたみチェアーで小一時間ほど眠ってしまった。

一日目の終わり。




深酒をした割に、朝は早くに目が覚めます。

ウグイスやヒバリが鳴きだすので、
睡眠時間が充分な辺りのレム睡眠時にイヤでも目が覚める。

でも頭はスッキリ、全く酒が残ってないのが不思議。
高原ではよくあることなのだけど、酔いにくいし、すぐ抜けてしまう。
何故なのだろう?


朝食はパンとコーヒーとベーコンエッグ。
外で作ると何でも旨そうに見えるのも、不思議。



今日は、到着時濃霧で出迎えてくれた富士見峠へクルマで戻ってみることに。

相方の愛機ヴィッツRSは、高い運動性能と燃費を両立した
素晴らしいコンパクトカー。




オジサン、いい写真は撮れましたか?


富士見峠から野反湖を見下ろす丘を金色に染めるのは、季節の花ニッコウキスゲ。
この場所ではノゾリキスゲと呼ばれているのですが、固有種ではなさそう。

日光はニッコウ、野反はノゾリだと主張したいのでしょうね。
確かに、群落の規模と美しさでは日光に負けてない。

ニッコウなのにノゾリか~なんて呼び名の謎に思いを馳せていると、
周囲の登山客らからざわめきが起こる。

みんな空を見上げているのだ。


「あっ、コーヘー!今何時だ???」

「11時回ったところだけど・・・」


そうだ、今日は部分日食の日ぢゃないか!
もしかしたらと思った。





あっ!本当に欠けてる!!

全く期待していなかった為に、すっかり忘れていたので、
何とも棚からボタモチな気分。

偏光フィルターも無ければ、専用メガネも持ってない。
晴れでも雨でも見られない算段だったのが、絶妙な花曇りが僕たちに日食という天体ショーをプレゼントしてくれた。


ラッキーなオマケが付いた。


しかし、今日はこの後も幸運が続く。


本日のメインは湖畔の周辺散策。
登山道に近い周遊歩道があり、結構な距離を歩く。


周遊道の外れに突如現れる弁天様。
祠に祀られていたのは、なんともつややかな天女様でありました。


「こりゃ、どうも・・・今回の旅を温かく見守って下すってありがとうごぜえます
・・・いろいろオマケまでつけて頂いて・・・。」

などと頭を下げると

「別にアタシじゃないわよ。」

なんて言われたような気がしましたw


しかし、この後の散策でまた思わぬ幸運が。


ギョリンソウという珍しい高山植物を発見しました。

魚鱗草・銀竜草と書くこの花は、葉緑素を持たない真っ白で不思議な植物で、
菌類の菌糸から栄養分を奪って生きています。
なので、ジメジメと薄暗くキノコが生えるような環境でしか育ちません。

数日で枯れ、溶けて跡形も無く消えてしまうことから
幽霊草などとも呼ばれるそうです。

初めての発見にテンションが上がってしまい、撮影しながらヤブ蚊にたかられまくってしまった・・・
イヤァッ(ノ≧∇≦。)ノ))


充実した二日目の太陽も沈む。


二日目は日本酒を投入。
キャンプには相応しくない大吟醸酒を持ち込んで、こんな風になりましたwww


飛んで火に入るミヤマクワガタ。
やや小ぶりだけど立派な男の子ですな。

クワガタとしては珍しい昼光性の昆虫なんですが、
夜灯りには飛んでくるんだね。カッコイイ~



雨が降ると大型のヤマアカガエルが出てきた。
立派な個体だなぁ。

「あのっ、これからドチラへ行かれるんで?」

と、挨拶も半ばに、、
素晴らしい跳躍力で一瞬で視界から消えてしまった。




3日目の朝。
久々の青空が清々しいので、水際を歩き回ってみる。



妹に仕掛けを作ってあげているお兄ちゃん。

うむ、いいオトコになりそうだね。


この高原での生活もこれで最後。
帰るのが惜しいなぁ。

また必ず来ようと誓ったキャンプサイトは、ここが初めて。

イワナ釣りでも楽しみながら、紅葉キャンプなんか楽しいかも知れないね。


僕たちはこんな風に、憧れの自然環境のなかで野営をするという、
至高の遊びを20年近く続けてきています。

登山をまじえたり、海や川遊びをまじえたり、形は様々だけど、
これ以上の命の洗濯は無いかなと思う。
中学生位の頃から全く変わらないライフワークなのです。

これまでの20年間、このストイシズムに溢れる趣味に違和感無く随伴できたのは、
相方のコーヘーだけだ。
たまにもう一人二人いても楽しいのではないかと考える事もあるけれど、
恐らく、他の香具師では難しいでしょうね。

装備・準備の問題、
食事の問題、
便所の問題、
風呂の問題、
虫の問題、
山での常識の問題、

何もない荒野で、これらを独りでも解決できる能力が問われるし、
こういう事を意にも介さず、愉しめるかどうかが全て。

客観的に考えても何故こんな事が楽しいのかワカラナイ。
アウトドアとは何なのか、考えてもよく判らない。


でも、間違いなく好きな事に一生懸命で、
楽しいと感じている。


生きてるって感じがする。



人生の全てがこうあるべきだと、我儘を言ってみる。


長くにお付き合いくださってどうもありがとう。
充電完了だ!




Posted at 2009/07/25 04:00:51 | コメント(11) | トラックバック(0) | far away | 趣味
2009年04月20日 イイね!

三浦半島

三浦半島昨日の夕刻に、三浦の方まで軽く流してみました。

昔はよく、彼女を乗せたりして夜のドライブで来ましたね。
懐かしい地です。

起伏に富んだ海岸線に、だだっ広い大根畑。
穴場的な小さな砂浜(漁港?)が多く、人が少なくて好きでした。




久々に来た。

砂浜のギリギリまでクルマで近づける、お気に入りの海岸。
若い頃は、クルマの中でどうでもいい話を延々としてましたね。


些細なことが深刻で仕方がなかったあの頃。

春の温かく湿った風が吹いてくる
Posted at 2009/04/21 19:49:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | far away | 日記

プロフィール

「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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2009/09/13 00:37:18
 

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