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だ いのブログ一覧

2014年04月05日 イイね!

都内の夜桜

都内の夜桜関東は散り始めだった先週末。
土曜日の晩。

行くなら今日しかないな、という感じだったので、
仕事と家のことを終わらせてから、クネを誘って都内を散策してみました。


GCは中目黒周辺へ。





目黒川周辺は、約4キロに渡って続く桜並木が有名で、毎年多くの花見客で賑わいます。
狭い植え込みで強引に宴会している人もいるけれど、基本的にはビール片手にぶらぶらするか、遊歩道沿いにあるバーや居酒屋で一杯やりながら窓越しに楽しむスタイル。

中目黒駅からすぐということもあって、会社帰りのサラリーマンや、学生が多い。
お洒落なカフェや、ワインバーのような店が多く、
自分くらいの若い方のオッサンが行っても、気後れしてしまう雰囲気はあります。


桜は結構散ってしまっていたけど、活気が凄かったなぁ。


都会のお花見という感じでした。



少し時間があったので、東京タワー擁する芝公園へ。
まだ0時前だったのですが、なんだかライトアップが変・・・

なんか腹巻してるみたい・・・


雨も酷くなってきたので、大田区の桜坂へ立ち寄って帰ることに。

福山雅治の曲であり、未来日記のテーマソングで有名になったデートスポットのひとつですが、
実際に行ってみると、どこにでもある近所の桜並木といった感じで、大袈裟に騒ぐほどの景観はない。


でもまあしかし、古き良き日の印象風景というものの殆どはこういうもので、
その人にとっての懐かしい思い出の場所なのだ。


学生時代に下校の帰り道で見た夕日や、

初めて出来た彼女とクルマで見に行った海だとか、


今思えば、それほど大したことはないんだろうけど、
心に鮮烈に焼きついている風景というものは誰にでもある。

そういったものは、歳を重ねても自分の中に強く残っているもので、
当時の感情や、情熱、憧れなどの強い心の振動をその風景に含有している。


自分が写真などを撮りながら追い求めているのは、
そんな風に自分の中にある印象風景というか、心象風景みたいなものを、
今の自分で再現してみたいだけなのかも知れない。

今の自分と、うら若き頃の私。


あの頃の私が、自分に問いかけてきている。



「いま僕が追い求めているものは、そっちでも変わってないのかい。」




いろいろありましたが、概ね変わっていません。






Posted at 2014/04/10 01:36:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | 桜を追いかけて | 趣味
2014年03月30日 イイね!

春の嵐

春の嵐午前中は雨ながらも穏やかな天気だった。

嫁が午前中仕事だったので、嫁を送った帰りでチョコチョコ寄り道。

関東開花と言うけれど、咲いたなぁと思えるのは、まだ寒緋桜と山桜くらいのもんで、
染井とか江戸彼岸は来週末ですな。

山側はもう一週あとってところでしょうか。





( ´-`) .。oO(何でもいいけどはやくミルク飲みたいお・・・)




増税前に家具を買おうと午後から出かけると嵐・・・

咲き始めだからまだ大丈夫かな!


雨が降ると一気に季節が変わるね。
Posted at 2014/03/31 01:09:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | 桜を追いかけて | 日記
2013年04月09日 イイね!

隠れた名桜の里

隠れた名桜の里幼なじみのコウヘイとは、町田という東京の片田舎に越してきた小学校5年生の時からの付き合いだ。

当時チビだった僕と、コウヘイの身長差は20センチ以上あったと思う。

コウヘイは、背丈も性格もひょろひょろした感じの男で、つかみどころのない感じがあった。
勉強も出来たため、みんなから敬語を使われるような存在だった。

対して僕は、好きなことしかしてこなかったので、ある分野においては非常に専門的ではあるけれど、学校の勉強は全然できないようなクズだった。


そんな正反対の二人にも共通点があった。
二人とも絵を書くのが好きで、当時にしてみてもびっくりするような画力があったと思う。

よくリアルで緻密な漫画をノートに書き込んできては、クラスメートを驚かしていた。


漫画の交換日記みたいなことをよくやっていた。


それがひょんなことから、初めてたった二人で釣りに行くことになった。

4人くらいで行くはずの釣りだったが、お互いの相棒がドタキャンで、じゃあ仕方ないかって感じだった。

コウヘイは、学年でも上から数えたほうが早いような秀才だったが、
動物や植物、自然にまつわることにとても疎かった。
誘われてきただけの釣りだったので、道具を揃えただけで何も知らなかった。


釣りのやり方とか、魚の種類とか、持って帰った魚の飼い方なんかも教えてあげたりした。

コイツは何も知らないんだなぁ・・・なんて思ったのを覚えている。

疎かったけど、とても興味を持っているようだった。


それが、一緒に山登りをするようになり、キャンプを張るようになり、
全国津々浦々を旅するようになり、


25年も先まで、放浪の旅を共にする相棒の関係を築いていくことになる。


結局彼は、優秀な頭脳を持ちながらも、そのまま学歴だけで量られるレールに乗ることをやめ、
高校を卒業して劇団員になってしまった。


それが結果として良かったか悪かったかは、評価する必要はないけれど、

打算しない人生。
マジョリティーに乗らずに、自分の生き方を自分で決めるという正しさを、行使する強い意思。

そういうものを持つ数少ない友人のひとりだろう。


前置きは長くなったが、そんな彼と桜を追う旅を始めて、早5年。
興行で他県に行っていた彼が帰ってきた頃には、関東ではかなり早かった桜が散り始めていた。


「だ い 、飯田方面へ行こうか。」


行きたいスポットはだいたい決まっているようだった。

最近は忙しすぎて、ぼんやりと考え事をする時間さえ持てなかった僕は、
今回は任せてしまおうと思った。



早朝3時より出発して中央道、駒ヶ根方面へ。
コウヘイの愛機ヴィッツRSで踏んでいきます。

高速だと自分のGCより飛ばせるな・・・。


○80キロ巡航余裕だもんな。




最初のポイントには朝日が出る前に着いてしまったので、少し時間を潰すことになったのだけど・・・

寒い!((((;゚Д゚))))

下生えがまだ凍ってるよ。


これは外で待てない・・・クルマでヒーターかけて寝ながら待つことにしました。


「おーい、陽が出たぞ。」


コウヘイに起こされて急いでレンズの準備をする。



吉瀬の桜

いいね、若干散り始めだけど、間に合った感じ。
バックに残雪の駒ケ岳を配せる貴重なロケーション。

他にも多くのカメラマンが、朝陽狙いでカメラをセットしていました。



移動中も、あちこちで立派な桜が目にとまる。

伊那や飯田は、街全体で桜まつりだ何だと大騒ぎしない割に、隠れた老桜が多い。
密集率は国内トップクラスと言える。

ただ、南信、木曽谷方面は、よほど縁がない限りなかなか訪れることはない地域だね・・・。


初めて来たよ。







それにしてもいい時期に来たな・・・。

色々回ると、大概ベストが3割、あとは惜しい!みたいな感じになるんだけど、今回はハズレがない。
樹種がほぼ枝垂れ桜で統一しているからだろうか・・・。

ちょっと感動が止まらない。






あちこちに、樹齢300年とか400年とかが点在する。

こういうものをただ写真を撮りながら巡るだけ、という旅そのものがオッサン臭いが、
オッサンになってしまったから、ではなく、昔から・・・


極端な話、小学生くらいからこんな事ばかりしてきたので、別に何も変わってはいないのだ。



多分40年位畑に放置の車両。
M39CZ75殿の通報により、マツダのボンゴだと判ったよ。



趣があって思わず撮りたくなるようなバスの停留所。

屋号には「南海重工」とある。





栗林地区というところまで来ました。

特に名も無い桜でも、樹齢のありそうなものには必ず祠が付いていて、お賽銭なんかが置いてあったりする。枝垂れ桜の場合、神様というよりも、妖しといった雰囲気が強い。

何だか意識が吸い取られてしまうような、幽幻ないでたちである。




「西丸尾の桜」個人宅の庭先の桜だが、かなり有名らしく、数十名が遠巻きに三脚で狙い、ツアーバスが停車していく程の人気ぶり。

ここも立派な桜だったなぁ。


でも、あれが自分ちだったら落ち着かないなぁ・・・。



この風景を見たときは、思わず二人で「あっ!」と声を出してしまった。

なんだこの絵葉書のような風景は・・・

日本の原風景に、真っ青な空、残雪の南アルプス、満開の庭桜。


全部乗せじゃないですか。。。




割と満足してしまった我々は、弁当を買ってきて昼飯にすることに。
昼飯のシチュエーションにもこだわる僕たちは、境内が美しいという「瑠璃寺」へ。


コウヘイが呟く。


「ああ、これはもうあれだな。」

「まさか?」

「そのまさかだな。」

「ベスト更新か。」

「もう間違いないな。」







青い空とのギャップで白飛びしそうな程の真っ白な花房。

これより美しいと言える日本の美が、存在するのかどうか疑わしい程の境内。
めまぐるしく降り注ぐような満開のエドヒガン。




この数年色々まわったが、何だかんだ、初回の山梨の旅がベストバウトだった。

それ以降は微妙に時期を外したり、
天気がイマイチだったりと、全てがそろう事がなかった。


しかし、今回は、初めてそれを超えたという実感があったんだ。





「松源寺のエドヒガン」

行く先々の桜が尽く最高の状態だった。


神々が宿る名桜、老桜の数々。
本当に数日であろう、それぞれの真の満開の瞬間がきれいに揃い、それに立ち会えた。


本当は週末で行く予定を、変更して平日の中日に早めた。
あと一日でも遅らせたらダメな気がして、急遽有給を取ってこの日に合わせたんだ。

今回はそれが幸いした形だった。




「麻績(おみ)の里舞台桜」


ここも満開。
もう外す気がしなかった。





満開に、青空に、西日に、花吹雪に・・・

各スポットでの最高の演出が待っていた。


精神が満ち足りていく。
忙殺される日々に蝕まれ不安定になっていく情緒が、安定する。

その場しのぎでなく、きちんとリセットされるような、ハンドブレーキのノッチ感に似たしっかりした手応えを得た気がした。


ああ、やはり・・・僕の心が要求しているのはこういうものなんだな。



これだけ深い情緒で感じ取る美というものは、他にない気がする。


桜というものは一体何なのであろうか。


ただ綺麗というだけでは説明ができないような、心に訴えかけるような染み込むような風景。
淡い恋に似た、優しく切ないような薄紅色の記憶。


そんな8ミリのフィルム映画のよう。




最後は、実際に映画の舞台になった「杵原学校の桜」で締めくくり。
吉永小百合さん主演 「母べえ」の撮影に使われた学校の桜です。


茜さす校舎と、風になびく枝垂れ桜。


これ以上の演出が他にあったかしら。

移動しっぱなしの15時間、あっという間だったけど濃ゆい時間であった。
これだから、桜の旅はやめられないな。



俗塵にまみれた心を、きちんとリセットする旅。



自分には定期的に必要な時間です。



もう一回くらい行きたいけど・・・




Posted at 2013/04/17 01:54:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | 桜を追いかけて | 旅行/地域
2013年03月30日 イイね!

夜桜

夜桜ここの所、公私なくちょっと忙しかったので、ちょっと小休止。

折角の桜の季節なので、少し見てこようかな。
ということで、嫁さんを連れて横浜の三溪園まで。

本牧にある日本庭園・三溪園。

生糸貿易で財産を築いた、原家の婿養子「原三渓」が明治39年に開園した17万5千平米の森に囲まれた静かな庭園です。

美しい夜桜の演出があるというので、混雑を避けて平日の晩に行ってみました。



駐車場も普通に駐められました。

でも暗くなるにつれて、どんどんクルマが増えてくる。
みんな夜桜を見に来るんだね。




黄昏の蒼に映える、ライトアップの夜桜。
この優美さを超える日本の美が存在するのだろうか。

和と自然と人為演出。

この美しさが嫌味なくバランスするとき、そこには感動的な美が完成している。


息を呑む時間です。




ちょっと赤みが強いホワイトバランスだけど、コッチの方が実際に近いかな・・・
コンパクトカメラなんで、真ん中が取れないけど、雰囲気は伝わるかな?

何だか現実感がない美しさです。






金色の三重塔。
京都や鎌倉から移した重要文化財の数々が、庭園内に配置されています。

素晴らしい・・・


しばし、時間を忘れて華やかな世界に浸りました。
静かな静かな、豪華絢爛。

そんな不思議な時間。



でも、夜はまだちょっと冷えるね。





帰って暖かくしよう。



もう少し暖かい格好していけば良かったかな。
Posted at 2013/03/30 11:26:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | 桜を追いかけて | 旅行/地域
2012年05月30日 イイね!

花吹雪。

花吹雪。時はちょっと遡って5月1、2日の旅だけど、
桜を追いかけて福島にも遠征したんだ。

昨年の原発事故直後、やや線量が高いとされていた三春町。

滝桜を見てきた記事を書いたけど、
三春町は桜の町。
町中が桜一色の美しい里山の町なんだ。


今年は、滝桜以外の素晴らしい一本桜の数々を追ってみたんだ。


滝桜はもう散り始め。





映画の舞台になったという小沢の桜。



趣のある是哉寺地蔵桜、町のシンボルなんだって。



朽ちてもなお、主役であり続ける空き地の廃バス。







桜の魅力は一体何かって?


そうだな・・・
立派で見とれてしまうのに、見た目も香りも華美過ぎない不思議な花だからかな。


どうだどうだ!って感じがしないでしょ。

荘厳なのにやさしい。
そして刹那的。


日本人らしい植物だよね。


こんな樹が日本全国至るところにあるんだもの。
それだけでも日本はいい国だと云いたい。



来年は何処に見に行こう。

来年はアナタの町かも。

Posted at 2012/05/31 00:34:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 桜を追いかけて | 旅行/地域

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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2009/09/13 00:37:18
 

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