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2017年05月20日 イイね!

慣らし終了

慣らし終了約200キロの慣らし運転も終わり、さらっと回してみました。

6速10000ちょいで止めてみると約100キロ。
開ければまだまだ回ってしまいます。

ドライブスプロケを13→15に替えたのみですが、平坦路ではもう1速欲しい感じです。
ドリブンを49→40を考えていますが、ハイギヤードになり過ぎる気がするので、前は14に落とした方が良さそうですね。


メイン#90
パイロット#30
ニードルは真ん中より一段下げ。

まだ若干濃い領域はあるものの、かなりトルクフルで乗りやすい。
パイロットを#27.5か#25に落として決着と言った感じです。


KSR50のボアアップは、普通に走るようにするだけで至難の業のような前情報ばかりだったのですが、肩透かしな位速いし乗りやすいです。
全域でパワーアップしているし、下がスカスカと言う事もない。

ラフに発進するとウイリーするくらいトルクがあります。



速すぎてヤバイよ・・・2ストってスゲエなぁ。



セッティングに夢中になってたら、若干のお漏らし発覚。
スプロケのアウトプットのところだな・・・



2年前にオイルシールは全交換してるんだけどな。

何度も開けてるから傷になったのかなぁ・・・
ベアリングの焼き嵌めで焼き過ぎたのか?

何か、カラーが入っている部分なので、内側のOリングも怪しいな。


一通り部品を注文して交換してしまいます。



カラーを引っこ抜いてみたらOリングが入ってなかった・・・。
入れ忘れたのかな。。

シールもカラーもOリングも全部交換。



ブレーキも、レバーのカッチリ感が大分無くなってきたので、
フルード全交換。

かなりエアが噛んでいました。

当分燃料も混合で行くので、オイルポンプは最小側に調整。



よしよし、これでかなりまともになったぞ・・・。



あとは自分の走りたい速度領域でもう1000回転程落として走りたいので、スプロケのセッティングを詰めて、パイロットジェットを詰めたら最強の通勤マシンが完成する悪寒。



暇なときに全波整流化を済ませれば、言う事はないね!


これでGCのメンテに帰れます。




Posted at 2017/05/21 01:25:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | KSR生活 | クルマ
2017年04月27日 イイね!

キャブセッティングとエースウェル2802

キャブセッティングとエースウェル280280のピストンで再々オーバーホールを実施し、取り敢えず走るようになったヲレのKSR1.5

部品も無くなりだして絶滅の一途を辿っている2ストバイクを、壊してはせっせと直しているなんていうのは若干反社会的な酔狂な行為です。

3年前に湯河原から8万円で引き上げてきて、もう10万以上突っ込んでしまいましたかね。。
ほぼほぼ全部やり直しだったから仕方がないですが、かなり遊んでもらいました。



大体、50ベースでやってますからね・・・
最初から80買って来いよってハナシなんですが、80は高いんだこれが。

まともに走るヤツは20万以上しますしね、
不動車で最低10万とか、エンジンだけでも5万とか、そもそもエンジンタマ数少なくて苦労しそう・・・


まぁ、たまたまボディが奇跡的に綺麗な個体だけどエンジンが怪しいって理由で安く出てたので、50だけどこれは買っておこうという事で引き揚げてきたのがコイツとの出会いな訳だ。

何はともあれ、漸く走るようになったので、
キャブセッティングもそうですが、メーターも社外品に交換します。



KSRにはタコメーターが無い。


スピードメーターとオドメーター、あとは基本的なインジケーターランプのみというシンプルな丸形のアナログメーターは好きですが・・・


なにせ50のメーターなので、60キロから先が無い。
超速原付であるKSRがちょっと本気を出したら、もう1/4周くらいは平気で回ってしまうのだ。

要するに、スピードも回転数も判らずに走っているのである。

音と感覚だけで、気持ちのいいところを探りながら走っている感じだ。



どうも目安が無いから目一杯で行ってしまっている気がするんだな。

だから、回転数を数字で見て、スピードを数字で見て、ビビっちまえば抑えるようになるでしょ。


回し過ぎて壊すことも減るだろうし、

もうこの一年で、白馬に乗った王子様に二度もナンパをされているので、このまま断り続けるのは難しい感じだし。。。

王子様と言ってもゴリラみたいな顔してたけどね!



そこで前々からつけようと思っていた台湾製の社外メーターエースウェル。

いよいよ取り付けです。

2802という一番シンプルなタイプだが、
大きな表示のデジタルスピードメーターに、バーグラフのタコメーター。
オドは勿論、トリップも1と2が設定できる。

これで燃料計の無いKSRも給油間隔の管理ができるぜ。

水没OKの完全防水と、最大100Gの衝撃テストにも合格。
平均速度やピークホールド、回転数のワーニングの設定なども出来て、27年前のバイクが最新のリッターバイクのようになるなw

丸形シングルというのもKSRに合っていてとてもいい。


これが1万ちょいで買えるとはな・・・




ただ、取付がちょっと面倒くさそうだな。

サービスマニュアルも無いので、ネットで下調べをしたところ、
油量警告灯だけが、プラスで欲しい信号なのにマイナススイッチであるという所。

半波整流の辛い所である。


まぁ、そこもそれなりの準備はしたつもりなので大丈夫でしょう。


接続線は、9種類


車速(ワイヤー変換アダプター)
回転数(IGコイル)
ニュートラルランプ(イグニッションスイッチ・-入力)
ハイビーム(ヘッドランプスイッチ)
ウインカー(左右別々取得)
油量警告(ハーネスの途中・-入力)
常時電源
IGオン電源
アース


拾ったハーネス情報も80用ばかりでしたが、殆ど同じでしたね。
ハイビーム信号線だけが、スイッチ周りから取るとなぜか光っ放しになるので、バルブの裏から取りました。




純正メーターは撤去してしまうので、メーター側のハーネスを潔くぶった切って加工します。


あとは、それ程迷うことなく面倒なだけの結線作業を続けていきます。


問題なのはマイナススイッチのオイル警告灯で、
みんなどんな方法で解決してるのかと思ったら、こんな物が売ってました。


エーモンの1557

成る程ね、アース入力でプラスを引っ張るリレーみたいなやつか。
こんなものが数百円で売ってるなら、作るのも馬鹿らしくなるね・・・採用です。




メーターワイヤーの先端に接続するセンサーユニットを接続すればスピードメーターが動きます。



配線間違いがないか、仮で点灯チェック。

おっ、点いたなと思ったらニュートラルでオイルの警告灯が消えない・・・
単純に配線を間違えていました・・・(^-^;


取得配線をやり直して、無事正常作動。

オイルタンクを傾けると点灯するので、センサーもちゃんと働いている模様。


あとはそれ程厄介な所もなく、配線終了。
とは言っても、チマチマした配線作業は苦手なので間違い探しも含めて3時間くらい掛かってしまったな・・・。


タンクが外れてるついでにメインジェットを100番から90番に落とし、試運転してみます。


まずメーターの設定。

タイヤの外周を測ってワイヤー一回転の距離を入力。
これでスピードメーターの正確な値が出ます。


あとはタコメーターの設定。
(1.0とか2.0とか入力する)

エンジン1回転につき1点火は設定値が「1.0」とあったので、2ストはこれだろうと思ったのですが、アイドリングが4000回転とかになってしまった。

多分倍になっている。


どうも、概念的に1回転と言うのが、1点火に対する全行程の事を差しているらしく、4スト単気筒で「1.0」 2ストなら単純にその半分ということになるようで、「0.5」という設定値になるようでした。

説明が判りにくいよ・・・


まぁ、台湾製だから仕方がないか。


うむ、カッコいいではないか。


まず90番のMJは正解。

下がぐずつくものの一定以上回すと際限なくふけあがる感じ。
まだ若干濃いのかも知れないけれど、スローかニードルの処理だけで行けそうな感じ。


多分マジで速いぞこのエンジンは・・・慣らしをもう少ししたいのでまだハーフスロットルでしか走りませんが、前のスプロケを2丁も増やしてるのに、登りでグイグイ加速するトルク。

ヤバイ雰囲気がプンプンするぜ。


もう少し走ったら、細かく詰めよう。


スピードメーターもタコメーターも正常作動。
ううむ、まるで新しく生まれ変わったようではないか。


完調になったらちょっとツーリングにでも行きたい気分。




オートバイは幾つになっても楽しいですね。

やっと落ち着いた感。

Posted at 2017/05/14 09:03:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | KSR生活 | クルマ
2017年04月22日 イイね!

ニューエンジン

ニューエンジンKSR抱き付きブローから早二ヶ月。


50の純正ピストンリング廃盤のお陰で、5千円と半日で復活する予定が、
5万円と二ヶ月になってしまった・・・。
80の部品も廃盤と聞いていたので、ABのキットを買った訳だけど、よくよく調べてみたらピストンもリングも出るってハナシで・・・

ノウハウが無いので、ABのハイコンプピストンもセッティング不良で壊してしまったし、80の純正部品がまだ出て良かったよ・・・

ちょっと遠回りしてしまったな。


もっと最短距離が無いかグーグル先生に聞きまくってたんだけど、何しろ2ストに乗ってる香具師が居ないのか、単純にケチなのか、全然教えてくれないわけ。

そもそも25年前のバイクだからね・・・仕方がないか。


単車に関しては素人だからね・・・
試行錯誤しましたよ。


お陰で2ストのエンジンを一から勉強するいい機会になりました。



そんなこんなで、ベースガスケットの枚数を3枚増やして嵩上げしてみました。
1枚で0.5ミリなので、1.5ミリシリンダーが上がります。



するとこんな感じ。
縁でピチっとツラになりました。

ガスケット入れればヘッドに届くことは無さそうだけど、ちょっと怖いね。





ちょっと半田を挟んでヘッドとのクリアランスを測ってみますと、0.5ミリ。
コンロッドのベアリングのガタが増えてもギリギリ届くことは無さそうな距離ですが・・・

圧縮も高そうだし、やっぱりちょっと怖いね。


今回はちゃんと数値化してから組もうと思い、燃焼室の容積などを測ったりして圧縮比を測ったりしてみます。


まず、最初のABピストンポン付け時の圧縮比を計算してみました。

無加工の50㏄のヘッドの容積を測ると、約4.8㏄でした。
まず失敗だったのが、これだけ小排気量になると注射器での計測誤差の大きい事大きい事・・・

表面張力分だけで平気で1㏄ぐらい変わってしまうので、最早大体の計算になってしまった。


ま、5㏄弱と言った感じだったので、4.8㏄と言う事にしておこう。
ヘッドガスケット0.3ミリ分の容積が約0.52㏄

燃焼室の容積が5.32cc

ここから、ピストントップの盛り上がり分を目方ですが約1cc程差し引きますと、4.32㏄

72+4.32=76.32 これを燃焼室容積4.32で割ると、17.6


1:17.6ってあなた!

2ストなんてレシプロより低くしないといけない位なのに、ディーゼルより高いです・・(;´・ω・)


50㏄エンジンの燃焼室容積公称7.2㏄も、どう測っても届かないし、何だかよく判らない。。。
ヘッドの面研でもしてあるんだろうか・・・

これは壊れるのは目に見えてましたね・・・



よく判らないのが、2ストのシリンダー容積の計算方法。
調べてみると、2ストはピストン上昇時にポートから逃げてしまうので、排気ポート上面からが有効圧縮なのだという計算もあるらしい・・・

でもメーカーのサービスマニュアルはこっちで計算してないよなぁ。

同じ圧縮比でも4ストと2ストでは単純に比較出来ないということは判ったが・・・
ポート形状やら二次圧縮圧もエンジンによって違うみたいだし、最早基準は無きに等しい。


ここは通常の計算方法に固定して、そこを基準にしていくしかないな。


さてさて、ノーマルのエンジンの圧縮比が50㏄で1:7.9、80㏄で1:7.0という低圧縮であることをひとつの基準とし、8とか9前後を目標とすることにして・・・

燃焼室容積を増やす作業に徹します。




ヘッドを削って測って削って測ってを繰り返します。




かなり削った積りですが、これでようやく7㏄になりました。



ピストントップの盛り上がり分も測ってみますと、約1㏄。
これを7㏄から引いて、ガスケットの分を足した和が燃焼室容積となります。

ガスケット一枚で0.52㏄なので、この計算だと燃焼室は6.52㏄

72+6.52=78.52 
78.52÷6.52=12.04


まだ1:12程の圧縮比になってしまう模様。



・・・まだ全然高いな。


下死点で各ポート群が全開になっていない事も気になるポイント。
やはりもう少しシリンダーを嵩上げしたいなぁ。


紙のベースガスケットを矢鱈増やすのも問題がありそうなので・・・



アルミ板で作りました。。。



コレ結構大変だったぞ・・・

売ってたら買いたかったけど、売ってませんでしたね。


旧車バンザイってカンジ。


1ミリ板なので、(23.5×23.5×3.14×1÷1000=1.73)1.73㏄
ヘッドガスケットも二枚重ねると1.04㏄

これで燃焼室容積は8.77㏄まで増加。


72+8.77=80.77
80.77÷8.77=9.20


これで漸く1:9.2まで落ち着きました。

よしこれで組もう!





ボアアップによって隠れてしまったインテーク側のダイレクトポートは、排気上面に合わせて縦に拡大。
幅は変えませんでした。



排気ポートは角をとった分位だけ横に拡大。
センターリブがないので、あまり広げるとピストンリングが引っかかりそうで怖いね。


ピストン、ヘッドと取付して漸く腰上の組み付けが完成です。



ここまでが長かったな・・・

クルマだと、不動により色々と弊害もあるので、
無理してでも今日中に終わらせようとか、ここまではやろうとか頑張る気になるのですが、
バイクは疲れる前にやめようとか、妻が怒る前にやめようとか・・・


ちょいちょい中断するので全然終わりませんw



あんまり詳しくないから、あれが足りないとかここがこのままじゃマズイみたいなのがやりながら出てくるのも長引く原因。

グーグル先生が全然教えてくれないから・・・





単純に地力の勝負になってるね!





取り敢えず手始めにメインジェットを純正の77.5番から、100番に変更して濃い方から始めたいと思います。それにしても汚ねぇ爪だな・・・

どうせボコボコ言って走らないだろうけど・・・



解ってはいても端折らないで確認する儀式みたいなもんでしょうか。

キャブセッティングの沼にハマってきますわw




遂に搭載です。

駐輪場の端の方で、40になるオッサンが座り込んで小さいバイクを弄っているという・・・シュールな事実。

駐輪場の囲いというか、肩くらいの高さの壁があるから、駐輪スペースに入ってくるまではヲレがバイクを弄っているのが見えないわけ。


女子高生かなんかが、日曜日だから授業じゃないんだろうけど部活か何かからシャーとかいって自転車で帰ってきて駐輪場に入ってくると、オッサンがしゃがみこんでバイクを弄ってる訳だ。

シャイそうな女の子が誰も居ないと思って入ってきたのに・・・



「あ・・・。」


みたいな感じになる訳。

別に悪い事をしてる訳じゃないんだけど何かね・・・



まぁ、最早何だろうではなくてまたやってるな位に思われているだろうけど・・・

どう映っているんだろうな。


自分で言うのも何だけど・・見た目はそんなに老けていないと思うので、
オッサンと言うよりは

せめて「バイクのお兄さん」位には思ってて欲しい・・・




ヲレからの希望はそれだけだ。




エンジンを掛ける前なので冷間だが、本気キックで8キロちょい。
別段高くも低くもないといった感じだが、KSR的にはどうなんだろうね。


ぶっちゃけよく判らない。


ただまぁ、ペダルをキックした感触としては50の完調の時より重いような感じだね。
ボアが広がってるから当たり前か。

そもそも慣らしが終わるまでは何も解らないね。



とりあえず決定的な問題がないかどうかの確認みたいなものです。



KSRは水冷なんで、毎回LLCを入れ直さないといけないのが面倒くさいね。

ギヤオイルも入れて、タンクの燃料にもオイルを入れて混合にします。
最初は怖いんで1:30位で混ぜて、オイルポンプも可動させます。



ボアアップにしたら完全に混合にした方がいいらしいけど、面倒だな・・・

でも、オイルポンプって壊れるまで足りなかったかどうかが判らないのが怖い。
ノーマルポンプ全開で全然足りてるなら混合にはしたくないけれど、確認の方法がないんだよ。


みんな煙の量とかで判るのかな・・・



結局二回も三回も抱き付きを起こしてる訳だけど、結果的にオイルの量なのか燃調なのかが判らず仕舞い。

でもでも・・オイル量絞ったり、変なオイルを入れた直後に壊れてる様な気もするな。



抱き付きはオイル。

デトネは燃調。



みたいな感じになってるか。

まぁ・・・こうやって書き連ねてみると至極当たり前の事のような気がしてきたが・・・。



どうせ最低ラインで混合燃料にするのなら、オイルポンプは廃止にはしないまでも目一杯絞ってもいいのかも。


ま、慣らし中はオイルベタベタで走るけどねw



取り敢えずエンジンは無事始動!

変な音もせずアイドリングも安定しています。



ただ、とにかく音が煩くなりましたね・・・
チャンバーもサイレンサーもノーマルなんですが、パパパパパって弾けるような排気音。

ポートを削ったからなのかな。

でもなんか不安になるような機械的に変な音ではないですね。
調子のいい2ストって感じの音。



何かカッコいい。


ちょっと試運転してみると・・・

ボコボコ言っちゃって全然吹けねぇ!

やっぱ濃すぎるか。。

でもなんか、全体でトルクが厚いというか・・・ポテンシャルの高さを感じます。


アイドリングからスロットルの捻り始めまではレスポンスがいいので、単純にMJを下げるところからですね。



夜も遅いのでまた明るい時に。

夜も遅いので後日煮詰めよう。










Posted at 2017/04/29 05:00:45 | コメント(6) | トラックバック(0) | KSR生活 | クルマ
2017年04月16日 イイね!

ピストンハイト

ピストンハイトお腹がスッカスカで、駐輪場に繋がれたままのヲレのKSRちゃん。
壊れてばかりのクソバイクだが、何故か可愛くて仕方がないんだ。


流石にいい加減走りたいようと、言っているようだ・・・


もうすっかり暖かくなり、絶好の単車シーズン到来。

2年前のフルオーバーホールから問題なく走っていたが、安いオイル入れてタコメーター無しで追い込み過ぎてたら抱き付き、50のオーバーサイズピストン廃盤による苦肉のボアアップキットもブローに終わり、腰下までヤラレて満身創痍のクランク分解整備。

さて終わったと油断したところ、クランクケースを粉砕し中古エンジン購入。


ケース右側だけ交換と相成りました←イマココ



ケースをカチ割って、ココロもへし折れつつ速攻でヤフオク購入したジャンクエンジンが到着。
どうせ誰かに抱かれちゃってるんだろ・・・


などと呟きつつ、一気に脱がしていきます。



しっかり抱き付いてます。
まぁ、ジャンクエンジンなどこんなもん。


ケースだけ使えればいいのだ。


しかし、この程度で捨てられてしまったのか・・・可哀想に。
大丈夫、ヲレが第二の人生を歩ませてやるぜ。



ケースを割ってどんどん分解していきます。

ミッションの状態は思いの外いいな。
優良な保有財産に相応しい。

エンジン丸々一機分のストック部品があるのは今後心強いですね。


5000円のジャンクエンジンGJ!



カチ割ってしまったクランクケースからクランクベアリングとオイルシールを救出。
オイルシールを変形させないように丁寧に押し出しました。


ガンガントーチで炙りながらベアリングを移植。

外しも打ち込みも、しっかり熱すれば軽い叩きで問題なくイケました。



狭いヲレの部屋の現状。

最近の生活サイクルは・・・
夜10時前就寝、朝4時起床の2時間作業が基本になっています。
どうしても子供の寝かしつけで一緒に寝てしまいます。


もう、おじいちゃんの世界ですよ・・・。


こんな感じで少しづつ進めている訳です。



ようやく腰下完成。

ここまで来たらあとちょっとな訳です。



しかしまぁ、またここで油断してつまらないチョンボがあると三度エンジンを壊して振り出しに戻る訳。

慎重に確認しながら行こう。


小僧2人の朝の保育園の送りが100%ヲレになったことと、単車の整備時に足がない事など、多くの利便性を鑑みた結果、ミニカトッポが続投になった。

毎日GC8を出すのはちょっと無理があるからね・・・



コイツのおかげで、通勤には困っていないんだ。


来月の車検は継続してやろう!


さて、あとは組むだけか!

クランクウェイトとケースの隙間はOK!


再ホーニングでシリンダーのクロスハッチもOK!



80㏄用純正ピストンとピストンリング。

可愛い部品だぜ!

バリ取りの必要性を感じさせない美しい仕上がり、フォルム、
耐久性も高そうで何をとっても申し分ない。



80㏄には50㏄ピストンに設定の無いエキスパンダリングが付いている。
80の部品にはカワサキの本気を感じるぜ。


50㏄のは何だったんだよ。。。
(そのピストンリングも廃盤だし・・・)




ぱっと見同じリングが二本入っているんだけど・・・
片方エキスパンダが入るし、同じな訳ないなと思いよく見てみると、一本だけ刻印あり。

コイツがトップリングに成る訳か。



丁寧に装着。


ABキットのピストンピンをそのまま使ったら、ちょっと長くてサークリップが入らない。
80用純正じゃなかったのか・・・





ピストンピンをサンダーで詰めて無事ピストン装着!



シリンダー挿入時合口OK!


ピストンハイトNG!

これはヘッドに当たってしまう・・・ていうかストローク出来ないナ。

1.2ミリ・・・
ベースガスケット数枚重ねて合わせるしかないかな・・・






今日はこれでお仕舞!


また部品待ちか・・・







Posted at 2017/04/16 13:03:04 | コメント(5) | トラックバック(0) | KSR生活 | クルマ
2017年04月01日 イイね!

おかわり

おかわりコンロッドガタガタの為、クランク分解となったヲレのKSR-1.5。


スキッシュエリアが殆ど無いため、ピストンの破片を叩いて終了したとみられる。
キャブのセッティング不足だったとは言え、あの程度の走りで棚落ちとは、、
台湾製のピストンも耐久性が若干疑問だな・・・


そこで、80用のノーマルピストンで復活する事にしたのです。
部品も揃い、2年ぶりのエンジンオーバーホールを敢行となりました。



そして、いきなりの山場であるクランクシャフトの分解組み立て。

やはり家のプレスでは門柱の剛性不足で押せず、会社の中型プレスで作業しました。
20トンくらいの機械ですが、全然押せますね。

ウエイト二つの嵌合を同時に押さないといけないので、10トン位の小型のプレスでは厳しいみたい。

上になるウエイトだけ上手く固定してピン反対側はピンと一緒に押せれば、半分の力で押せそうですけど、ウエイト間も狭いしなかなか難しそう。



分解してびっくり。

コンロッド大端のベアリングレースが割れていて、ローラーがコロコロ外れてきました。
ガタガタの原因はこれか・・・

見過ごして腰上だけで済ませても再々ブローになる所でしたね。


ビッグエンドのベアリングも交換して、再びクランクを組み立てます。
スペーサーは問題なさそうなので再使用。

プレスでピンの面を決め、スペーサー・ベアリング・スペーサーの順で乗せ、もう片方のウエイトを圧入していくんですが、ベアリングとのクリアランスが難しいですね。

左右にガタが出ず、コンロッドがスムースに回るギリギリのところでプレスと止めるのがなかなか難しいのです。


そして、更にハマったのがクランクの芯出し。

ハマったというか、きちんとしたVマウントもないので、計測方法を色々試行錯誤。
単純にこれに一番時間が掛かった・・・

新品のクランクベアリングを装着して片持ち計測が一番正確そうでした。


ウエイトの根元と先端付近での二点計測。


シバいては測り、シバいては測りで数時間格闘。
軸ぶれだけでなく、ウエイトの開きもあったので難しかったな・・・

漸く、奇跡の一撃が決まり、根元・先端共に15/1000ミリ未満が出ました。




部品の確認も終わり、あとはクランク挟んでケースを戻すだけ。
一通り終わったな・・・

適度な疲労感が安堵感に変わる。



もう明日くらいには走れるな・・・




そう思っていた。




接合面に液体ガスケットを塗り、
オイルシールを痛めないように適当なソケットを置いて、ガストーチでベアリングハウジングを軽く炙ります。


ベアリングはクランクシャフトの嵌めたまま合わせてみるけどなかなか入っていかない。
軽くプラハンでコンコン小突くが、とば口で止まるな・・

折角出した15/1000を狂わせたくないのであまり叩きたくない。



水平も出しにくいので、ベアリングはケース側に先に打ち込むことにしよう。
そういえば、前回もプレスで先に入れたんだったな。


今度はクランクのベアリングをトーチで炙りながらギロチンでベアリングを引き抜きます。
こんなことをしている間に接合面の液ガスはどんどん乾燥していく。



「畜生・・早く合わせないとな。」



もう一度ケースをトーチで炙って、納戸のプレス台にセット。
36ミリのソケットを合わせてプレスで押していきます。


左のケースのベアリングはすんなり装着。

次は右側のケースです。


プレスとはいっても、レバーを操作する手加減がある訳で、
同じくらいの操作力で途中で止まってしまった。

あと半分くらいである。



「こっちはキツイのか・・・。」



そのままの状態でトーチで炙り直してみるが自然には入っていかない。
ケースを全体的に熱してないので直ぐに冷えてしまうのかな。



もう少し強めに押せば入るかな。

レバーにチカラを込める。





刃牙!









・・・・・。




部品取りエンジン購入~



Posted at 2017/04/08 10:48:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | KSR生活 | クルマ

プロフィール

「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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