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我がホームコースは、前半のかなりの距離が新しい道によってバイパスされ、随分短絡されました。


前半の旧道区間をわざわざ通るクルマは殆どなく。
夜な夜な暴走車両の疾駆を許してきた人里区間には長閑な時間が戻ってきたのだ。






道路脇の祠には西日が差して、柔らかな色に包まれていました。


薄暗い切り通しを通り抜けると、赤や黄に彩られたお寺の境内が。

鏡越しに六地蔵を見つめていると、夢と現の境目がハッキリしなくなるような気がしました。


静かになった旧道区間。

バイパスが出来るまでは、さぞかし事故も多かった事でしょう。
テクニカルなコーナーも多かったのだよ。



青春も走りもこの路面に刻んできた。
僕も十数年前この道からスタートしたんだ。

当時は血眼になってコーナーを睨みつけてた。


でも今は、自分を育ててくれた父親の背中のように見える。
ヲレ、父親なんていないけどねｗ


たまにはゆっくり駆け抜けたいと思う。

←最近はめっきり・・・。

おそらく３０年はここに置きっ放しであろうＮ３６０四台。

Ｚ、ライフ、Ｚ、ライフ。
どんな経緯でこのままになってしまったのだろうか・・・。






ホンダＺ後期型

１９７２年に発売。
ＳＯＨＣ水冷直列２気筒３５６㏄　３６馬力


Ｂピラーのないハードトップは後期モデルの証。

ホットハッチのはしりだね。


そしてライフ。

基本的にはＺと同一シャシーだ。
こっちのカタチも捨てがたいものがあるね。


しかし、どのクルマも事故した形跡もなく、きれいな状態だ。
どんな経緯で放置されたのだろう

酸素に侵食されながらも、その瞳はなお、何を見つめるのでしょうね。

今年は行かれないかなぁ・・・


なんて思っていたけれど、土曜日の仕事が急遽なくなった。
日曜日は雨マーク、

雑多な用件は、雨でもいいから日曜に回しちゃえば、日中は結構時間がつくれるナ・・・。




行くかなオッサン臭い旅に

真っ赤なカエデ。

やっぱり紅葉といえばモミジ。

ハッとしますね。


マイナーな裏道ばかり散策しますよ。

何故なら、チョコ停撮影が多いので、クルマ通りが多いと難しいから。
こんな風に、道のど真ん中に停めて撮影とか出来ちゃう（笑


ここも風情のある旧道で殆どクルマは通りません。

落ち葉の絨毯がキレイ。


薄暗い林間の峠道

僕はこんな雰囲気のワインディングが大好き。

しみじみとイイ気分になります。


昼間でも補助灯の点灯。

山陰のルートや、ブラインドの多いコースでは安全の為に点けます。
カーブミラーでも認識され易くなるしね。



狭くてきつくて道も旧くて・・・
こんなコースをマイペースで駆け抜ける時、

恍惚としますね（笑
変態だからね

そんなに速度を乗せないで、スロットルのオンオフとチョンがけのブレーキで小気味よく振り返していくのがいい。

ちょっとリヤタイヤは鳴くけれど、ステアの切り増しやカウンターを当てない程度のグリップバランスでコーナリングするのが気持ちがいいね。


クルマって楽しい♪って思う瞬間。


そして目にとまったものを撮る。

干し大根とＧＣ８（笑　いい取り合わせだ


日没まで時間もまだ少しあるし、高原の湖まで行ってみる事に。

元気そうなクルマたちに追いついてしまった。

ちょっと遊んでもらったよ♪


高台は雲の通り道。

まさにフォグランプ。

ウチのイプ太郎もなかなかカッコイイではないか（笑


小腹が減ったのでオヤツの時間。

イヤイヤ勿論自分で撮ってマスｗｗｗ
ていうかなんでコイツはツナギなのだろう・・・


近所をウロウロするだけの弾丸トラベラーでしたが、楽しかった♪
ああ、来週もどっか行きたいお（・∀・）

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