
ヤビツ峠。
神奈川のストリートアタッカーの最高激戦区だと自分は考えています。
兎に角狭くて、急勾配で、トリッキーで、ロングディスタンス。
本気で下ってくるとブレーキローターが四枚とも真っ赤になったものです。
こうなると、μが発生出来ないので、停まって休憩しようにも、フットブレーキで静止すらできなかったw
GW、混雑の中出掛ける気には到底なれないので、裏道だけを辿っていける懐かしいコースへ、まったりドライブと洒落こみました。

裏ヤビツと呼ばれる、宮ヶ瀬湖から秦野へ南下する峠道。
2台すれ違えないほどの狭路が殆どを占め、悪路、うねり、水や砂利、落ち葉がところどころに点在し、「いちおう舗装してある林道」的なSSっぽいコース。
一般車や普通の走り屋でも、裏を抜けてくる香具師は極少数で、深夜に見かけるのは、遺体を埋めに来たセルシオくらいw

「菜の花ヘアピン」
山頂を過ぎて、下り始めると表コース。
中腹にある「菜の花台」は一般車も多く訪れる見晴しのいい駐車場です。
全盛期。
ここのヘアピンを、ギャラリー目線で、いかに視界に入ってから消えるまでドリフトでつなぎながら車速を落とさないか・・・そればかり考えてました。
路面も新しくなってて走り易そうだね。

タイムアタッカーのスタート地点に立ってみた。
左側の錆びたポールが目印だったのよ。
山頂まで5分切りが目標タイムだった。
禁止と言われていた下りの方が、自分は得意だったのだけどね・・・。
ここの基地外じみた常連組と走るうちに、
自分のスキルはどんどん上がっていったように思う。
追いつけない悔しさが非凡な努力を生み、限界の走りの中で少しづつ覚醒していった。
感心できないほど全力疾走し、ハチロクも一台廃車にしました。
この頃の経験があるから、今の自分があると、切に思う。
今の連中はどうなのだろう。
昼間にのんびり流すのも悪くない。
Posted at 2009/05/04 03:16:36 | |
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