
昨日、イルちゃんの身体とお別れしてきました。
「荼毘」なんていいますね。
湿っぽい話ばかりでごめんなさい。
本当はもっと早く手続き出来たのですが、
一日だけ伸ばして、翌日は一緒に過ごしました。
お葬式だなんだと、大袈裟にはしませんが、
個別で立会いのできるプランで火葬してもらいました。
市でも格安で火葬してくれるようですが、
ゴミ処理場でのあくまで「処分」に近い扱いになるようです。
まぁ、家族との別れにはありえない最後ですが。
一時間かそこらであんなに小さくなってしまうんだ・・・
とてもコンパクトになったイルちゃんを抱えて帰ります。
帰りにレストランで食事をしたんですが、
ずっとイルが肩に乗ってて重いと言っていた母が、
急に「居なくなっちゃった」といいました。
肩が急に軽くなったそうです。
他のテーブルを覗きに行ったんだろ~なんて話してました。
人の食べるご飯に目がない子でしたから。
帰っても、すぐ傍にいるような気がする。
昨晩もうつらうつらしながらも、殆ど眠れなかったけれど、
イルハンの為に少しあけておく部屋の扉から
ずっとフローリングを歩く爪音が聞こえてた。
涼しい玄関が好きだったイルの気配。
教育係だった黒猫のミャアの様子もおかしい。
いつもイルハンと立場を入替えながらやっていた追っかけっこの仕草を
独りでやっている。
絶対にひとりではやらない事だったのに。
爪とぎ防止でソファに掛けている上掛けが
朝になると全部下に落とされてる・・・。
こんなことは今までに一度もなかったことなのに。
ミャアに最後に遊んでもらってるんだね。
良かったねぇ、イルハン。

淋しくないように棺に入れておいたお気に入りのおもちゃの中から、
土壇場で一つだけ取り上げて取っておくことにしました。
イルが唯一ガジガジにしなかったぬいぐるみギズモ。
咥えて振り回してブリブリやってたんですが、
コレだけはキレイに残ってたんですよね。
模様も一緒だし、手加減してたのかなぁw
そして、ピンクのロケットにはイルちゃんを少しだけ・・・
いつも一緒だと感じられるものが欲しかったんだよね。
これくらいはいいよねぇ・・・ダメかなぁ。
お友達のリーコさんに、
愛しい動物との別れにまつわる優しい話を教えてもらいました。
「虹の橋」の話
先立ったパートナー達は、
天国への橋のたもとで飼い主を待っているという温かいお話。
ペットロス症候群でダメになる飼い主たちを救済する為に
誰かがつくった話かもしれないけれど、
宗教的過ぎなくて
すなおに心が救われるような気持ちになりました。
落ちてばかりいてはダメだなぁと思える、いい話です。
まぁ、まずヲレが天国にいけるかどうかという問題が・・・w
Posted at 2009/08/10 23:43:48 | |
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