
同じ中学校の後輩
マッキー。
三つ違うから当時は全く知らなかったけど、
出入りしていた某大学の自動車部で知り合った。
まぁ~タービンは換えるは、エンジンは降ろすは、環境さえ整っていれば何でもやってしまう重整備プライベーターだ。
自分以外でこうも色々やるヤツをあんまり見たことが無いんで、
なんとも興味深いバカヤロウのひとりだw
そして遂に、どんだけクルマを色々やろうとも、普通はなかなかソコまではやろうとは思わない一線を超える決意をする。
「塗装教えてもらってイイすか?」
ほほ~・・・マヂかw
「何塗りたいんだよ。」
「ちょっと知り合いのGCのバンパーやら何やらです。」
「いきなりフロントバンパーかw」
「厳しいですかねww」
「ちょっとだけなwww」
エンジンやらミッソンが転がる彼の実家の庭先で、塗装の講習会が始まります。
缶スプレーではなく、ニ液のウレタン塗料をエアカップガンで噴く本格塗装。
彼の自前のガンも融通してやり、きちんと門戸を叩く覚悟のようだ。
頼まれていた74Fも前日に調色を済ませ、シンナーや硬化剤などの周辺備品も準備済み。
74Fは富士重工のカラーで、Vリミテッドなどのブルーメタリックだよ。
正直初めてでメタリック塗装は厳しいし、形状の複雑なフロントバンパーも厳しい。
ま、だから自分が見てやるわけだが、、、
言われた事を守るだけで上手く行くなら世話はない。
今回は、全体の流れと、概念の理解、
あとは、
難しいんだなぁ・・・ってことが判ってもらえるだけでも大収穫だと思ってもらいたい。
うまくいけば、地道なDIYを重ねて、向こう3年位でソリッドのオールペン位できるかもしれないね。
センスがよければ、割と直ぐいいセンまで行くよ。
塗装は理論と感性の融合世界。
なかなかクチで説明を聞いても上手くはならない難しい分野だよ。
因みにヲレは概念の理解に時間がかかり遠回りしてしまった。
仕事だからやるけれど塗装は苦手だよw
細かい下準備や、気づかいを端折らずに出来るかどうかが、仕上がりの決定打になる。
小物のグリルから基本的な機微みたいなものを教えてやらせてみる。
手が思うように動かないようだけど、理屈の理解は早いな。
日頃から理論的に考えている証拠だよ。
練習とは言え人のクルマのバンパーみたいだし、
自分が見ている手前失敗はちょっと許せなかったんで・・・厳しそうなところは大分助けてしまった。
でも、ひと通りの事はやったから判った事は多いと思うよ。
ブースを使わず露天で吹いたけれど、思ったよりきれいに吹けたね。
ゴミも殆ど付かなかったよ。
本当は、車体に合わせて調色を詰めなければいけないんだけど、
クルマの都合がつかないことと、バンパーなどの単体部品の色違いは判りにくいので、
データー色のみで吹いてしまったよ。
多少の色違いは多少ドンマイw

ヲレは大型連休が一番忙しい。
Posted at 2011/08/20 00:07:44 | |
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