
KK3ヴィヴィオ。
ちゃんと調べてみたら平成4年登録。
20年選手か・・・。
ゴミ・・・じゃなかった・・
もう部類とかじゃなくて完全に旧車だよな。
距離だけは8万キロ程度で全然走ってないんだけど、
当時ものの部品は、もう全てが限界。
これから長く乗るならば、トラブったらヤバい所から順次オーバーホールしていく作業が続くでしょう。
今回はブレーキ周り。
20年間パッドの交換に、良くてフルードの交換がされている程度でしょうね。
各シリンダーのシールはギリギリの所で持ってる状態。
これからオーナーが変わって、ガツガツ踏まれたら時間の問題でしょう。
このあたりは一通りやっておくのが、
レストアの最初の段階ですかね。

今回ブレーキを急いだのは、フルード交換の際フロントのキャリパーの片方のエア抜きニップルの回りが折れそうに固くなっていた事から。
緩めの状態で折れたら走れなくなっちゃうからね。
しかし、ホースとパイプの接続も固くて緩まないな。
ここはバイスグリップで強引に固定して何とか撃破・・・古い車にはこんなマイナーなトラブルがつきまとう。

リヤはドラムなんで、カップとダストブーツを交換。
ここは簡単そうにみえて絶妙な力加減が求められる部分が多いよ。
ドラムにハブベアリングが圧入されていて、スピンドルへアクスルナットで固定しますが、ただ本締めするだけのようだけど、締め付け過ぎるとすぐベアリングがイカレるトリックあり。

クソ汚いマスターシリンダーも丁寧に掃除して、リペア。
きれいにするのが一番大変。

すっかり暗くなってしまった・・・。
いやいや・・・キャリパーのダストブーツ取り付けが難しくて時間がかかっちゃったんだよなぁ・・・
一個目はすぐ入ったんだけど、二つ目がハマっちゃって苦戦。
集中力が切れてちょっと困ってる中、ポンさんにやらせたら一発で入った・・・。
器用だなw
片押しワンポッドの内掛け固定のダストブーツって、昔から苦手・・・
内掛けタイプって、ピストンに予めセットするやり方が通用しないんで、ピストンを先にシリンダーに入れてブーツを狭い隙間から押し込んで、そのあとからスプリングを滑り込ませるとか・・・
不器用なんで苦手だわw

ま、何はともあれ全ての作業は無事終了。
あちこちちょっと覗いてみたけれど・・・
バキューム関係のホースは硬化しまくり→×
水回りのホースも硬化しまくり→×
ドライブシャフトなどの可動部ブーツ関係切れそう(または切れてる)→×
足回りダンパーブッシュ類ヘタリまくり(急ぐもんでもないが)→×
その他タイベル周りも未対策(不明怖い)→×
さて・・・次はどこからだろう。。。
風が強くて思いのほか寒かった・・・。
Posted at 2013/03/04 02:58:44 | |
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