
暖かくなる予報だったんだけど、土曜に引き続き風は止まず。
凍えるほどじゃないけれど、地味にキツイな・・・。
昼過ぎには終わらせたかったんで、
朝7時に起きて午前中勝負。
このNB8も、もう12万キロ。
タイベル交換だけは、8万キロあたりで早めに作業されてるみたいだけど、だからなのか何なのか、再使用できるものはなるべく交換しないローコストメンテだった。

となりの庭の梅も満開だね。
ヤマガラだかジョウビタキだかの、きれいな野鳥が来てたよ。

ロードスターは、心配されていた水回りのホース類交換。
変色してカッチカチだったからね。
恐らく、前回のタイベル交換時の脱着で再使用された為、怪しい接続部分に液体ガスケットを塗布したとみられる。

塗布そのものは別にいいが、交換歴がないことの証明となっている。
クランクプーリー下あたりにも若干の滲みが見られるので、
ウォーターポンプも再使用の可能性あるね。
カムやクランクのシールも怪しいもんだ。

今回関係ないけれど、コンデンサーのパイプ接続のところから結構オイルが漏ってる。
去年D整備でエアコン周りのシールを替えたと聞いているけれど、
明らかに新たな漏れあとだよ。
またガス無くなっちゃうかもw

ホース全交換は思ったより点数あるな・・・
インプみたいに、オイルエレメントのふもとが水冷式クーラーになってたり、
あちこちにホースが飛んでるね。
お陰で、オルタネーターやらタワーバー、エアクリーナーボックスまで一通り外すことに。

ヒーターホースを外すのが大変だった・・・。
カッチカチだし、バルクヘッドとエンジンの隙間だから工具が入らない。
ヒーターコアのパイプ側の方も銅だかアルミだかで、柔らかいから、プライヤーでこじれないし困った。
カッターでぶった切って取りましたよ。
LLCを永く交換されない時期があったのかな・・・各パイプのフレア部分の腐りが目立つ。
サビを極力ペーパーで落として、液ガス塗布で組むのが間違いないかね。

新品ホースで組み戻してLLC注入。
電動ファンが回るまでエア抜きして、漏れ確認して終了。
このクルマも結構リフレッシュが進んだかな。
NBあたりの中途半端に古い車が、相場が安いせいか、
丁寧にメンテされてないパターンが多い。
お金のない若者が乗るからだろうか。
NAモデルなんかだと、もうマニアしか乗っていないので逆にちゃんとやってある感じだ。
発表された当初は、憧れに近い眼差しで見ていたグラマラスなNBロードスター。
もう50万円未満の中古車なんだなぁ。
クラッチやって水回りやって、ブレーキやって・・・もう少し乗ったらタイベルかな?
そのへんまでやれば、あと10万キロは保証出来るね。
こういった、バブル期の魅力的なマシンは二度と再販されることはない。
大事にメンテして、10年後も走らせてやってもらいたいよね。
全然可能なのだ。
ロードスターは本当に乗って楽しい車
Posted at 2013/03/04 21:00:24 | |
トラックバック(0) |
人のクルマも直します | クルマ