
BMブルーのクルーガーV
今度はバンパーをぶつけられたとか。
何だかこのクルマは、事故だの悪戯だのがやたらと多い気がするな。
元々のオールペンの発端も、停まっていて横からぶつけられたのがきっかけだし、
バンパーのネジが外されていただとか、牽引フック穴の盲蓋が盗られてただとか、何か家でも出先でも、マイナーなトラブルにやたらと見舞われてる。
家も駅前、遊ぶのも駅周辺が多いから仕方がないのかも知れないけれど、ちょっと多いよね・・・
何だか気持ちが悪いです。
駅前でアシには困らないんだし、夜はあまりクルマで出掛けない方がいいんじゃないかなw

パッと見それほど酷くないんだけど・・・
ボディ側のクリップに嵌るミミとか切れて無くなっちゃってるし、ネジ留めする穴も切れてる。
このままじゃまともなチリが出ないぞ・・・。

エポキシ系の樹脂パテでなくなった形状を復元します。
意外と元通りになったな。。。
ま、元ほどの強度はないけれど、チリを決めるには充分のミミが作れました。

塗装の損傷箇所も、ペーパーで研いでサフェーサーを吹きます。
ペーパーで研ぐと、バンパーの素地から下地処理、
完成塗装までの工程が地図の等高線のように現れます。
この模様をフェザーエッジと言って、これを如何に広く取るかで研いで低くなった所と、元の高さとの段差を判りにくくするのです。
この上からプライマーサフェーサーという下地塗料を塗って、更に修正面を均一にしたり、上塗り時の塗装不具合を出にくくするのが目的です。
サフェーサーが乾いたら、更に面修正でペーパーを掛けてバンパー全体をスコッチブライトの800番程度で足付けします。

色の塗料は、板金箇所周辺のみにボカシながら塗装し、充分なセッティングタイムの後にクリヤーで全面包みます。
活かせる色は勿体ないのでなるべく活かします。
クソッタレです・・・。
久々に使ったガンの調子が悪くてノズルから液だれしてたんですけど・・・
折角きれいにボケてたのに、これじゃ色からやり直しです。
こういうやり直しが多いと、塗装ってのは時間が掛かるんだよね・・・
色からボカシ直して、しっかりクリヤーを吹いて終了。
一晩おいて、しっかり乾燥させます。

充分に乾燥したらクルマに組み付けです。
一日二日だと、まだ塗装も柔らかいので、硬い物を当てたら終わりです。
焦らずに細心の注意を払います。

5、6ミリはズッコケてたフェンダーとのチリ(隙間の距離)もきれいに合いました。

あとは細かいゴミを取って、磨けば終了。
日立の愛用ポリッシャーで一気にカタを付けます。

磨きも、塗装後3日以内くらいにやらないと、塗膜がカチカチになって大変になる。
まだ柔らかい翌日くらいが一番磨きやすいですね。
きれいになったな!

Posted at 2014/09/01 23:39:05 | |
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人のクルマも直します | 日記