
スタビライザーのチューン。
いい部分も悪い部分もあるのだが、自分はコイルスプリングは柔らかめで、強化スタビライザーでロールを抑える足回りが好きだったりする。
ハードサスや車高調なんかで固めてしまうと、もうずっと乗り心地が悪くなるじゃない。
どうしてもそれが嫌なんだよね。
通常のピッチングでは突っ張らず、コーナーだけ踏ん張ってくれるってイメージです。
ただデメリットもあって、荷重が乗ってないイン側のサスがアウト側のバンプにつられるので、インリフトしやすくなる。
要するに、タイヤの接地が悪くなるんだ。
固めれば固めるだけ悪くなるので、リヤだけ固めればオーバーステア。
フロントだけならアンダーステアになってしまいます。
アルテッツァのように車重がそこそこあって、パワーが少ないクルマだと、
もう少しクイックに向きを変えて欲しい場合も多い。
若干トラクションが下がっても、向きを変えやすい方が結果的に速い場合も多い。
金を掛けられないながらも、運動会に向けて準備を進めているノリさんのアルテッツァ。
ちょっと仕事の合間にスタビでも作ってやろうかな。

12ミリ位の中実鋼棒で出来ている純正スタビに、10ミリの鋼棒を並行に溶接します。
形に合わせて曲げるのが中々大変だった。

そして、400Vの半自動溶接機でイッキにカタを付けます。

バチバチ・・・会社の溶接機はよく溶けるな~。

ガッチリ鉄棒が溶け込んだリヤスタビライザー。
捩れた時に剥がれるとマズいんで、マジでやりましたよ。

あとは色を塗って終わりです。
うーん、途端に社外品ぽくなったぞ。
捻り剛性がどれだけ上がってるのか判りませんが・・・
インプレが楽しみだなぁ。

200%くらいにはなってそうだな。
Posted at 2014/09/07 01:06:20 | |
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