
気温が下がって空気も乾燥している。
酸素の密度が上がり、内燃機関が本来の性能を発揮する。
どうもキャブセッティングがドンピシャだったらしい。
いつもと加速が違う。
回る。
伸びる。
登る。
速い!!!
いつも朝見かけるバリオスとTSとマジェスティが、
無駄に遠慮し合って3台でチンタラ走ってるのを横目にセンター付近から一気にパスしてゆく。
ピストンリングのアタリも良くなってきたんだろうな。
感覚的には10馬力くらい出てそうだ。
いつも通る片側二車線の幹線道路。
高架橋の下り全開で通勤路の最高速度に達する地点がある。
これまでは持っていけない領域に入ったことは判った。
(90キロに入るかな?)
高架橋は最後が一番下っていて、重力加速度が更にトップスピードを引き上げた。
KSRの50ccでは体験したことのない速度域だった。
「がおーーーーーーーー!!!」
がおーーーーー???
突然ライオンキングが雄叫びを上げるがのごとく、エンジンストールで失速してゆく。
一瞬何が起きたか判らなかった。
無意識にキルスイッチでも触ってしまったんだろうか?
失速しながら、いろいろと確認するものの、判らない。
どんどんシフトダウンで合わせてみるものの、エンジンはそのままストールダウンし、バイクは完全に止まってしまった。。。
がおーーーって一体何の音だよ・・・
急いで路肩に逃げ、スイッチ類を確認したのち、キックで再始動してみる。
あっけなく掛かったものの、ガラガラと酷い音がする。
うーむ・・・またピストントラブったかな。
KSRはタコメーターがない。
純正CDIのレブカットが9千な事を考えると、音だけで判断しても恐らく1万4千回転以上回ってしまった気がする。
やっぱ回しすぎると壊れるんだなw
とりあえずは走れたんで、何とか出勤・・・遅刻は免れることができた。

昼休みに、取り敢えず腰上分解。
うーん・・・軽く齧ってるというか、アタリの悪いところはあるな・・・
抱きつきかな。
このくらいで止まっちゃう程の抵抗になるのかな。

シリンダーもちょっとツルツルの所があったんで、ペーパーフラップでクロスハッチをやり直して、ピストンも磨いて傷落とし。
これで組み直してどうか。
・・・・ガラガラガラ・・・異音変わらず。
腰下ブロー決定の瞬間です。
どうもクランクベアリングが寿命だったところを、オーバーレブでトドメを差したみたいです。
エースウェルのメーターでも買って、レブをちゃんと管理しないとダメですなwww
ちょっと仕込みが多過ぎるだろ・・・
しかし・・・ヲレの愛車でエンジンが壊れなかったものが無いな。
連休中は随分楽しめそうです・・・
Posted at 2014/12/19 03:18:49 | |
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