
季節ごとの足回り交換などで、たまに作業を頼みに来るO氏のGVB。
彼はなんていうのかな、地元の後輩というか、行きつけのスタンドの学生アルバイトだったんだけど、単車を直してくれとか、峠に連れて行ってくれとかでよく面倒を見てた。
10年くらい前のブログでネタにしてたくらいなんだけど・・・
今は警察官になり、そして二児の父親。
時が経つのは早いものだね・・(^-^;
今回は下回りの保護塗装と、くすんできたヘッドライトのクリヤー塗装を頼みたいとの旨。
ヘッドライトの脱着、バンパー外しだから面倒臭いね!
ヘッドライトウォッシャーとかこのクルマに要らない気がするけど・・・
とにかくバラし方が判らなくて手間取ったね。
カバーだけパチパチ外れるんじゃんw

外れたヘッドライトASSY。
新車より7年、それほど変色とかはしていない。

一見きれいだけど、よく見ると小傷だらけ。
自分で磨こうとしてペーパー当てたはいいけど、磨いても消せなったらしい。
あとは、内側に結露のシミのような流れた痕があるのが何とかならないかという相談だったけど・・・
試しに棒の先にウエスを巻き付けて、内側を拭いてみるものの・・・全く拭き取れない。
雫のようになってる部分があるんだけど、カチカチだね。
結露シミではない模様。
どうも、接着剤が固まったような感じである。
しかも左右とも。
何の痕なんだろうな・・・
この手の純正HIDのヘッドライトは、UVカットのコーティングが内側にしてある筈なので、そういった類の表面処理が溶けて流れたような雰囲気です。
殻割りして掃除する予定でしたが、ペーパーかけて表面処理を剥がす訳にもいかないし・・・ちょっと難しそうなので、表のクリヤー仕上げだけにしておきましょう。

#800→#1200程のペーパーで下処理をして、3:1のクリヤーで塗装。
ツヤも出てきれいになったと思う。
中のシミも言われてマジマジ見ないと判らないレベルだし、当分はこれでいいんじゃないかな?

下回りの防錆塗装。(バニシュ塗装)
外板にミストが飛ばないように軽く養生します。
冬場にはこのクルマでスキー場に行くというので、塩カル対策はしておいて損はない。
スバルなんてね、鉄板とかの元々の防錆処理があまり良くないから直ぐに腐っちゃうんだよね。
特に、メンバーとかブラケットとかの塗装処理の子部品があまり良くないね。

錆が出てる部分があれば、ペーパーで極力落として錆置換塗料で処理。
錆が出やすい部分はチッピングコートで保護膜を増やし、最終的には2液性のクリヤーを前面に塗布します。
防錆グリースの塗付で行うバニシュもありますが、ホコリが付いたり汚れやすいし、整備の時にもベタベタしてて好きじゃないです。
クリヤー塗装でも充分な保護被膜になります。
下回り、アンダーカバーが多くて外すのが大変だった・・・。
何度も言うけど、やっぱGVからはクルマがデカいなぁ・・・
Posted at 2017/06/13 06:54:51 | |
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