
先日、HIKO君のGT-Rが路上で不動となったと連絡がありました。
JAFを呼んだものの、セルモーター不良との事でエンジンを掛ける事は叶わず、一緒に押してもらって押し掛けで帰ってきたようです。
わざわざJAF呼んで押し掛け要員のみww
リンク品のセルモーターが準備できたというので、ちょっと行ってきました。
ついでにこれまで無交換のオルタネーターも心配なので替えたいとの事。

何をするにも色々と面倒くさいGT-R。
セルモーターもオルタネーターも嫌な位置にあって、上から作業するか下から作業するか考えてしまう。
先ずはオルタと思って、眺めてみるものの、微妙だな・・・

分離作業自体はどちらからも手が入るので難しくはないが、
どちらも出口が狭い。
下からの見通しが良かったので、そのまま抜き取れるかと思ったけど、スタビライザーやらパワステの配管やらが絶妙に邪魔しててなかなか厳しい。。

うーん・・・。
結局、上からインテークパイプとオルタネーターのブラケット、ウォッシャータンクだけ外せば摘出できました。

兎に角、オルタネーターを先に取り外すのが肝。
セルモーターを取り外す為の作業スペースを確保するためです。
大昔の記事で、セルモーターの上のボルトがどうしても外せなくてエンジンをミッションごと降ろす羽目になった事がありましたが、丸ごと降ろして漸くアクセスポイントが判明した経緯を思い出しました。

エンジンの真正面から、サージタンクの真下、オルタネーターの上辺りから、エクステンションを継ぎ足して真っすぐアクセスするというもの。
これを思い出さなかったら、相当苦労する所でしたw

20年間頑張ったセルモーター。
漸く外れましたよ
オルタが無ければラジエターを外さなくても作業スペースが出来るので、たまたまとは言え非常にタイムリーな追加作業でしたね。
冬になるとバッテリーの性能が低下したり、エンジンオイルが硬くなって回転抵抗が増えたり、そもそも気温が低いと電気そのものが弱くなるので、電装品のトラブルが起きやすい。
夏場でギリギリ使えていたような部品が、冷え込むと一気に使えなくなったりする。
本格的な冬がやってきます。
雪山なんかでの始動トラブルはそれこそ命に係わる場合もあるので、バッテリーや発電機、始動装置などの点検は充分にしてから遠征に備えましょうね。
ヲレのGCのセルも朝一のクランキングの開始が遅い。
予備を積んでおいた方がいいのかも知れないw
雪山ではエンジンは切らない方がいい
Posted at 2017/12/02 01:17:56 | |
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