
またアルトワークスを弄ってマス。
ここの所多いな。
まぁ、20年選手の軽自動車を維持するなんてのはそもそもこんなもんで、普通車よりも各部のメンテサイクルが短いので、しょっちゅう何か直してるという感じになるのは致し方ないですな。
先ずここの所言われていたメーターイルミの点灯不良。
以前、LEDの物に交換したんですが、どうも粗悪な社外品だったようで、一ヶ所点かなくなってしまいました。
メーター用とかで探すとニッチなので外れを引きやすいのかもね。
実際規格はT10なので、一般的なスモール用を使ってみよう。

アストロの安い奴ですがw
メーター専用品と比べてバルブヘッドが若干長いですが、特にどこにも干渉することなく装着出来ました。

スピードメーターが機械式なのでケーブルの脱着が結構大変です。
ケーブルや配線コネクターの長さに余裕がないので、コラム下から手を廻して手探りで上手くやりましょう。

あとは、ブースト計の新調。
デフィのレーサーゲージシリーズというΦ52の物をチョイス。
色々と増やす積りはないので、コントロールユニットタイプの物は要らんのよ。
電子式なので配線もスッキリ。

インマニ圧のホースがメーター本体まで来ていたブリッツのΦ40機械式。
お役御免となりました。

ブーストセンサーは元々機械式で取っていた三又からそのまま取得。
何も難しいことはない、非常にスマートである。
おっと、この日は午後から知り合いが来るんだった。
昼過ぎに一回マシンを返しに行って、来客に備えます。
みん友のヤックスさんがわざわざ名古屋から来訪しました。
D型GDBに乗る彼ですが、先日メッセージにて面会希望との旨の連絡がありました。
マシンの調子や今後の展望に不安があるらしく、身近なショップなどに信用できるところが無く、どうしても一度自分にクルマを見て欲しいとの事でした。
ヲレがそんなに信用されるようなタマでもないけどな・・・
まぁ確かに何故かスバルは色々とみてきましたがね・・
ふうむ・・・GDBと言う時点で、GCと比べても格段にトラブルは少なく堅牢に出来ているので、それ程心配することはないと思うのだが、何か気になることがあるのだろうか。
彼が気になっていると言うのは2点。
朝の一発目、セルを回してもなかなか初爆が始まらないという事と、
スパークプラグの焼け色が白すぎるんじゃないかと言う事。
・・・それだけだと何のこっちゃ判らんが、
エンジンルームを見る限り、基本的にノーマル。
フロントパイプから出口まで社外品の排気系ライトチューン。
ECUノーマル。
ただ気になったのは燃料レギュレターが社外品の調整式になっている。
燃料ポンプがサードの大容量になっているのだという。
そもそもノーマルタービンでECUもノーマル。
EVCでブーストを安定させてる程度の弄りではサードのポンプなど全く必要じゃないのだが、将来を見越しての交換なのだとか。
基本的に殆どノーマルなのにPLXまで付けて空燃比を見たりしている・・・
何となくこの辺がクセエな・・・
プラグの焼け方を見て焼け過ぎている感じがするから、燃調が薄いんじゃないかと心配しているようだけど、外したプラグをヲレが見る限りだとこんなもんじゃないかなぁ・・・と言う感じ。
乗る人にも寄るけどね・・・。
実際に試運転してみるとエンジンは特に問題無し、ふけ上がりも他のGDBと比べて悪いという感じはしない、むしろ調子がいい方ではないだろうか。
燃調が合ってないんじゃないかとヤックスさんは心配していましたが、純正ECUはO2センサーのフィードバックである程度は調整してくれますからね。
デカいポンプが付いているとかっていう事よりも、追加で取り付けているレギュレターが怪しいとしか言いようがない。
O2センサーやエアフロメーター不良の可能性もゼロではないけど、各部センサーの不良はカプラーオンの自己診断でも判断できるので、その辺で出てこないようなら後付けの社外品を戻していくのが一番の近道である。
サードの265L程度ならぶっちゃけ調整なしでそのまま付けても問題ないと思います。
色々調整箇所を作ると、それがトラブルの元になったりね、
自分でチョコチョコ弄れるならそれもいいけど、人任せならなおさらね。
ちゃんとやってくれてるかどうか判らんし。
大容量タービンへ交換する予定がないなら、サードポンプも社外レギュレターも捨てて純正に戻す事をお勧めしました。
燃調の心配も、始動不良も、多分解決w
多分ねW
それよりも、前後の車高のバランスが悪過ぎてとにかく乗りづらい。
当然車高調なんだけど、フロントに対してリヤを極端に下げ過ぎているんだよね。
乗り方に対する特別なセッティングなのかな・・・と思って初めは言わなかったけど、話を聞くとアンダーに悩んでる感じだったので、コレだよとww
リヤ下がり過ぎで、ターンインで鼻が入りづらい所を持ってきて、立ち上がりでさっさとリヤサスが底突きするので、不安定になる。
ハイグリップタイヤなのにバネが柔らかいから尚更である。
これはフロントはそのままでいいからリヤを20ミリ上げてご覧・・・。
それだけで曲がるし、立ち上がりでコントロールし易いし乗りやすいクルマになるよと。
あとは、スタビライザーとかロールセンターアジャスターとか、好みのパーツで意図的にアンダーオーバーを変えてしまうのも有りだよと。
そんな話をしました。
基本的にはクルマの面倒はよく見ていて、あそこもここもと定期的にメンテナンスをしているようなので、他に気になる所は特になし。
とにかくおかしくなったらノーマルに戻す。
これに尽きるw
あとは、適当にくだらないエピソードトークに終始してしまい、大したアドバイスもできずで、何かわざわざ来てもらったのに申し訳なかったな。。

また人を集めるときにでも誘うんで都合が付きそうなら、また名古屋から来てくださいと言うことでヤックスさんは帰っていきました。
運動会にでもおいでww
そして翌朝、日曜日。
朝早くから鬼の着信で叩き起こされる。
「何かクラッチが踏み抜けてギヤがつながらなくなった!」
「なんだそりゃ。。」
眠い目を擦りながら色々考える。
「ペダルはぷらぷらなのか?」
「まったく踏みごたえがないよ。」
えーと、アルトのクラッチは油圧じゃなくてワイヤー式だったな。。
「クラッチ回りはオーバーホールしたばっかりだし、ワイヤーが切れたかな?」
「どうしよう、こんなとこに置いておけないよ。。」
「場所はどこだよ。」
「家を出て30メートル位の路上。。」
「エンジンを切ればギヤは入るから、1速とかバックに入れてセルモーターで戻れ。」
「そうか、やってみる。」
「今日はそのままバイクで通勤しな、あとでクルマは見ておくから。」

割と近所なので後で見に行くと、室内側でペダルからワイヤーエンドが外れてるな・・・伸びて遊んだか。
ていうか、ココって引っかかってるだけだったのか。
ケーブルを引っ張って引っ掛け直そうにも、チューブの中のケーブルが重くてなかなか引っ張れない。
切れかかって中でキンクしてるのかも知れん。
(キンクとはワイヤーケーブルが折れたり切れかかったりして損傷すること)
ケーブルの動きが悪いからペダル操作に追従しきれず外れてしまったか。

取り敢えず、ミッション側で一回外してしっかりと引っ掛け直し、遊びゼロで組み直すしかないな。

取り敢えずクラッチは切れるようにはなったが、このケーブルは切れる心配があるから部品注文ですね。
物が揃うまではこれで乗っていてもらおう。

そして再び週末。
新品のクラッチケーブルが届き、その他にバイク用の水温計やらセンサーアダプターやらが揃っている。
デジタルの水温計と電圧計が一緒になってる物を探したらコレになったらしい。
OBD2コネクターが無いから、ピボットとかのが行けないw
ので、未だにこういったアナログ手法を取るしかないんだよなぁ。

外したケーブルはチューブエンドのフランジやらが割れたり、大分傷んでいましたね。
踏力で無理やりクラッチを切っていた事が判ります。

新しいケーブルを通し、切れ位置の高さ調整。
やっぱり少し遊びが無いとシビアで乗りづらいですからね。
ペダルの踏力が格段に軽くなってびっくりします。

あとは、先日付けたブースト計に引き続き水温計の装着です。
バイク用と言う事でハーネスが若干短いので、なるべくバルクヘッド側でセンサー装着。
水を抜いたり入れたりきちんとやるのが面倒なので、そのまま一気にホースにハサミを入れ、アダプターを瞬間装着。
コップ一杯分程度の漏水で済みましたw

コラムやダッシュ回りがごちゃごちゃするのは好きではないので、使っていない灰皿を撤去し、両面テープで取り付け。
ガイドレールを若干加工して角度調整したらちょうどいい感じになりました。
バイク用なのでディマー的なものはないですが、画面が大きくて見やすい事と、ピークホールドやワーニング機能なんかもあって馬鹿に出来ません。
価格も6000円程度だし充分だなぁ。
そしてまだ次の作業が控えている・・
Posted at 2019/10/03 07:13:02 | |
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