
暮れはアルトワークスの作業が多く立て込んでいたので、他にも色々と頼まれていたことが全然出来ませんでしたが、鬼の詰め込みシフトを敢行。
何とか連休前にクネとだいの冬足付け替えやら、4台のオイル交換やらをこなしていました。
しかし暮れなのに暖かいな・・・いつもなら作業なんてとてもやりたくないのですが、全然ヨユー。
とても雪が降るような感じがしない。

先ずはクネ太郎GDBのノーマルショック付け替え。
これまで15年間冬山で使ってきたショックはシェルケースが腐って変形してきたので、ポンさんの所にあった中古セットに交換。
倒立カートリッジを底で留めているナットが緩むとコトコト音が出るようなので、一度全て分解して抜け等を確認ののち組み立て。
特別に酷い抜けの物は無さそうでした。
純正スプリングは巻きが粗いから、コンプレッサーが掛けづらいなぁ・・・。
ただショックを組み立てるだけなのが結構苦戦してしまった。。
あとはエンジンオイル交換をしてGDB終了。
ステアリングギヤボックスからオイルが結構漏れてるね、近々直さないとね。

そして直ぐそのあとは、HIKO君のR34のオイル交換。
今回はエレメント交換も込みだから面倒だね。

エンジンルームぎゅうぎゅうのRB26。
オイルクーラーまで付いてるしよ。
サージタンク下の配線配管の森の中にあるオイルエレメントを、様々なエクステを駆使しながら交換します。
直接見えない箇所の作業ってのは、組付けミスなどの確認がしづらいので気を使いますね。
ミラーなどで配線の挟み込みや、パッキンのずれなどがないかよく確認して作業終了。

更にそのあとは、ポンさんの所でインプレッサ2台のエンジンオイル交換と、油温と水温のデフィのセンサーを交換。
油温計の表示がおかしくなっちゃったんだって。
水温は平気だけど、予防と言う事で一緒に交換。
Dで付けてもらったらしいけど、配線の取り回しが引っ張り過ぎてるんだよね。
振動で配線の根元が断線しちゃってました。
少しゆとりをもってタイラップで固定しとこう。

さていよいよヲレのGCも冬仕様にしないと。。
いつもは夏用ショックのままスタビだけ純正に戻したりしてただけなんですが、今回は純正ショックを準備出来たので、交換してみました。

この赤い筒の倒立タイプは、GCの5型以降のVリミテッドのものなので、ヲレの4型STIの頃には無かったもの。
初めて装着してみましたが、昔に元々付いていた正立純正ショックより硬い気がします。
倒立だから硬いってことはないと思うんだけど、スプリングのレートは4と5のRA比でも変わっていないと思うので、ダンパーだけ硬くするってあるかな・・・って思ったんだけど、兎に角純正なのに硬いなって感じ。
カートリッジ寸法もGDBの純正品とほぼほぼ一緒(リヤが長いくらいか・・GCのリヤに移植してバネが遊ぶか今度試してみよう)だから、中身を流用すれば、夏用でも全然イケそうな感じだな。
みんなして車高調入れてる理由がワカンナイぜ!

新設したトイレ配管オイルクーラーラインもしつこく確認します。
ゴムホースでなく金属のパイプになると途端に、周辺との干渉を気にする必要があります。
まあステンレスパイプなので、大体相手が負けると思うんですが、蛇腹部分などもあるので振動でクラックなどが入らないか定期的に確認しておく必要はあります。
スタートもゴールもゴムホースなので、振動は全て吸収されてる感じですね。
今の所は全く問題ない感じ。
ただ、ふもとのホース部分を養生しているゴム管カバーのタイラップが焼損しているので、やはり直近のエキマニは遮熱板が必要かな?
と言う感じ。
あとは、スタビライザーのフロントを交換してオイル交換をして・・・とやっていたら、チビ達の保育園のお迎えの時間まであと15分・・・
まだリヤスタビ換えてないけど、タイヤだけスタッドレスに付け替えて取り敢えずウマから降ろさないと・・・
昨シーズン組み換えたばかりのスタッドレスだったんですが、リヤデフを鬼組みしていたせいで、1シーズンの街乗りでリヤだけボロボロになってしまった。
ので、リヤの2本だけ新品に組み換えを頼んでいたんですが、
取りに行ったタイヤ屋で、「どっちだったかな~、ホイールが真円じゃないっていうか・・極端に言うと卵型みたいになっちゃってるのがあったんだよね。」と言われていた。
だから、それがどっちやねん!
と思いましたが、折角四輪ジャッキアップのフリーローラー状態なので、ギヤ入れて回せば判るかな~と思い、エンジンを掛けてギヤを一速に。
タイヤを回してホイールのリムを凝視してみることに。
クルクルと勢いよく回るタイヤホイール。
片側を凝視してみるものの・・よく判らないな。
反対側に回って同じようにホイールのリムを見ていると恐ろしい戦慄が走る。
ヤベエ!
エンジンオイル入れてなかった!!!
ダッシュで運転席のドアを開けてキーオフ。
時間にして30秒ちょいか・・・足がカタカタ震えてしまった。。。
時間に追われながら色々やってたからオイルだけ抜いていて、ウマから降ろしたらオイル入れて・・・と思っていたのを忘れてた。
朝クルマ使ったし、15W-50という硬めのオイルがまだ充分に絡みついてる筈。
数分位なら大丈夫だと思うけど・・・
ギヤは入れたものの、四輪ジャッキアップの無負荷アイドリング運転30秒強。
7~800回転ぐらいしちゃったかな。。
急いでジョッキに準備しておいたエンジンオイル5Lをフィラーから流し込み、リスタート。
オイルクーラーにはオイルがまるっきり残る取り回しなので、ポンプ内の残量吐出で多少押し出されて数百㏄は循環したと思う。
取り敢えず冷間油圧や回転数はいつも通り。
変な異音もまだ出ていなかったので、事なきを得たようです・・・久々萎えた~(´Д⊂
ホイールの微妙な歪みなんてどうでもいいわ・・・リヤに使っとけばいいんでしょ。
こうした失敗で慌てると、ミスを畳みかけたりするので、しっかり各部点検をしてオイルドレンやホイールナットの増し締めをして、と時間を掛けて慎重にやったので、保育園のお迎えに10分遅刻するっていうね・・・。(すまんなチビども。)
久々に足が震えた年末整備でした。
ヘッドはOH予定だけど、腰下はまだ使う予定なんだよ~。
Posted at 2020/01/12 17:52:13 | |
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