
すっかり出掛けなくなっただ い 。
家で飲むことが多くなり、夜中にちょっと行ってこようなんて全然ない。
気持ちは全然現役なのによ、朝5時起きから組み立てられるルーティンに抗うモチベーションが全く湧かない。
ちっちゃい小僧が二人も居るから仕様がないけどな・・
でも、仕事の合間とか、寝る前とか・・・
ふとした時に考えるのは、EJのヘッドのOH年内やりたいな・・・とか、
リヤデフのイニシャル冬前にもう少し緩めようかな・・・とか、
純正の過給デューティソレノイドが逝かれてきたからEVCかな・・・とか、
GC8の戦闘力を落とさないようにメンテすることばかり。
根っこは結局走る事しか考えてないんだな。
自粛期間中、走りの現場は逆に活発化していたようで、連日のニュースでルーレット族だローリング族だのと死語かと思われていたワードが飛び交い、一部の未熟な連中が目立って問題になってしまった。
サイボーグ009みたいな頭の奴がポロでクラッシュして「首都高はサーキットだ」と宣う姿に苦笑いした人も多い筈。
奇抜なカラーリングの30ソアラが駐車場での下手なパワースライドを動画に撮られて公開処刑になってたり・・・
全国各地でまた走り屋が問題になり始めている。
ヲレも昔は山奥の広い駐車場で夜中に練習したりしてたから、偉そうなことは言えないが、とにかく続けたいなら目立つな・・・と言いたい。
今はもう、いつ誰が動画で撮ってるか判らないし、ドラレコも標準装備になりつつあり、真っ暗でも高画質。
いつの間にか撮られたあられもない動画を、勝手にK察に垂れ込まれる時代です。
うっかり追い越しも出来ない。
ヲレは実際に自粛しかしてなかったんでよく判らないけれど、
コロナにまつわる自粛警察も目を光らせてるし、この手のボランティアもどう出て来るか判らない。
こういう雰囲気の時は嫌な予感しかしないねぇ。
取り締まりの目にも緩急があるのでね、
ほとぼりが冷めるまではボロいマシンのメンテでもしてた方がいいね。

そんな訳で、舵を切った時のギシギシ音の原因究明。
ラック換えて、タイロッドやロアボールジョイントを換えてもギシギシ言うので、もうアッパーマウントのベアリングの動き位しか思いつかない。
アッパーのベアリングの側の動きが悪ければ、アッパー側が残ろうとするのでスプリングが捩れるよね。
まぁ、そんな感じの音なんだよね。
前からそんな感じの音は多少はしていたような気もするし、メンバーの補強ブレース導入やGDBスプリングの流用後から目立つようになった気もするし、気にしてる自分を気にしてるだけみたいになってきたけど・・・
音が気になるというよりも、危険な問題点がないかどうか?
と言う事が気になっているだけなので、各部に致命的な問題点さえなければ音が直らなくてもデフォルトプレイヤーとして指定したいと思います。

その為には、サスは一回分解して各部点検しながら確実に組み戻し、容疑者のひとりであるアッパーマウントを交換してしまう必要があります。

純正とそれ程金額差のないSTi製のアッパーマウントに交換しました。
外したアッパーマウントは、昨年のGDBスプリング流用の際に同時に交換した中古品でしたが、ベアリングにはゴロゴロ感。
ゴムブッシュ自体にはぐるっと一周亀裂が入っていました。
が、そもそもそれまで使っていた23万キロ無交換のマウントは横にガタガタ言ってましたからね・・・何となくこれだけでは確証は持てないな。
そして、ショックアブソーバー自体には時に気になる瑕疵は認められませんでした。

中古ブッシュで使い回していたトランスバースリンクにも今の所問題点は無し。
(ただ、ここは強化ブッシュに打ち換える準備中)
これで直って欲しい!と思いつつ、他の小改修も併せて行います。

インタークーラーを外して、スロットルの下辺りにあるPCVバルブを交換します。
コイツも24万キロ無交換。

知り合いのF型GDBの件もあったので、自分も換えようと買ってあったものである。(5ヶ月くらい暖めたか?)

並べて直ぐに気付きましたが、24万キロ君は閉じっ放しになっていますね。
普通は常時形態の方で固着するような気がするんですが、ブーストが掛かって閉じている時にスティックしてそのまま、と言う感じです。
サージタンク側でのクランクケース掃気は行われていなかったという事です。
まぁ、カムカバーからインテーク側へは、細いながら掃気されている筈なので、全くPCVが無かった訳ではないですが、メインの掃気ラインがいつからか判りませんが完全に死んでいた事は事実。
開きっ放しでケースにハイブーストが掛かるよりはいいですが、ブローバイが消化しきれずに内圧が上昇していた可能性はあります。
近年、クランクシールからのオイル漏れが顕著になった原因はこれかもしれませんね。(いやいや、中古品再使用のせいだろw)

目立たない部品ですので、死んだまま乗り続けてる方も多いでしょうね。
エミッションコントロールの重要部品ですが、1000円もしません。
気になったら換えてしまうのもいいでしょう。
さて、あと最近気になっているのは、ブーストが1キロ辺りから上昇せずにハンチングするという問題。
前は1.2キロ辺りで出ていたのだけど、下がってきたね。
ソレノイドバルブや、ブーストセンサーなどを換えてみても改善しないので、制御系などではなく、もっとアナログな部分だろうな・・・。
単純にアクチュエーターとかのダイヤフラムが逝かれてきて早めに開いたりバタついてるような雰囲気なんだよな。
純正のアクチュエーターだけってのが買えない(タービンアッセンしか出ない)ので、HKSとかの強化品にするかタービンごと換えるかって話なんだけど、まだタービン全然元気なんだよな・・・
STi RAの純正タービン20万以上するし・・・使える中古どっかにあったっけ?
とまあ色々思案しましたが、
アクチュエーターへつながるホースに熱帯魚コック(金魚鉢VVCとか言われていましたね)をかましてアナログにさらに誤魔化す事にしました。
昔はよくあった熱帯魚用のエアホースのコック。
今でもあるんだけど、みんな樹脂製になっちゃっててとてもタービンの直近で使えそうもない。
デカめのホームセンターとかに行った時に、ついでに見てみるんだけどない。
ヲレが熱帯魚ヲタク全盛期だった頃に出回っていたステンレス製の三又、四又のコックはどこに行っちゃったんだよおおおお!
と思っていたら、家の納戸を探してたら出てきましたww

これだよコレ!(無駄に又が多いですが、有り合わせなんで仕方ない)
コイツをオリフィスよろしく限界まで絞って、アクチュエーターへの加圧をマイルドにし、高過給を復元し、ハンチングを抑えられるかって話で、ちょっとやってみないと判らない。
完全に止めちゃえばどちらの解消も間違いないけれど、ブーストが上がり過ぎるのが危険。
丁度いい所を探すのが難しそうである。
走りながら調整するか。

最後にシートのボロ隠し。
擦れ破れ防止カバーを付けているのにも関わらず、カバーしきれていない端の方から破れてきてしまったので、貼るだけの補修シートを施工しました。
結構協力な接着剤が付いており、簡単に捲れてみっともない事になることはなさそう。
心配なら上から縫い付けちゃえばいいかな。
さてさて、色々やったので試運転。
結構常にギコギコ言っていたステアの据え切り音は、完全には消えませんでしたが、殆どしなくなりました。
舵取り装置の抵抗に大きく関わっているのは確かなようですが、ショック付近が音源ではないのかも。
ステアリングラック本体内部のギヤ鳴りなのかも知れません。
鳴ったり鳴らなかったりは個体差なのかもね。
今回交換してみたとは言ってもリビルト品なので、ギヤそのものの交換まではされていない筈。
長期間使われたラックなんてこんなもんなのかも知れませんね。
完全にスルーする事が決定しましたw
純正マウント⇒強化マウントの恩恵は全く感じず。
かと言ってうるさくなったシビアになった的な感じもないかな。
さすが鈍感力w
熱帯魚コックVVCは、流石に街乗りでブーストを1キロ以上掛けられるシーンがなかなか無く、ハンチング症状が収まったのか確認に至りませんでしたが、一度だけ低速からガバッと踏んで無理くりハイブースト状態を作った時でも、変な脈動は起きませんでしたね。(その時のピークホールドが1.1キロ)
本気で攻めてみないと何とも言えませんが、感触としては調整で詰めれば何とかなりそうかな。
これであまりにも不安定になるようなら、強化品のアクチュエーターでも買ってみますか。
腰も良くなってきたので色々再開です。