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2021年05月30日 イイね!

ブロータービン交換

ブロータービン交換VF28を貰って来た。

オイル漏れを止めて走るのには問題ない、とは言いつつも・・・
無過給だと恐ろしいほど遅いGC8。

感覚的にはターボ無しのレガシィより遅いです。
ターボってのはノッキングが起きないようにローコンプレッションなんだよね。
だから、過給が無いと致命的にパンチが無い。

1250㎏の車体に150馬力ってところですね。
保育園のお迎え位では充分ですが、全く戦える状態ではない。

さっさと復旧しなくては。



時間を見つけて交換です。


タービン交換なんて2時間位だろうと高を括って、日曜の昼下がりから作業。
雨が降りそうだが、屋根下なんで関係ない。

インタークーラーとフロントパイプを外せば、タービンは上に取り外せる。


VF28(左側)とブローしたVF24。

D型のVF22/23からE型のVF24、F型VF28と来てG型のVF29に至るまでに、どんどん低速寄りのトルク特性になっていくGC8後期のRHF5。
外観上に大きな変更はなく、A/Rなどにも変更はなさそうですが、インペラーの形状変更などで低速トルクをより強化したタービンになっているらしい。

ただD型のVF22/23だけはPZ20という一回り大きなタービンハウジングを採用しており、他のモデルが概ね0.63というA/Rなのに対し、0.71に到達している。

要するにドッカンターボなんだね。


確かに、昔Ver3のRAに少し乗っていたけれど、数値以上に上でバーンとくる感じの加速だった。

でも昔から、狭い峠やインフィールドメインで戦ってきたので、ドッカンより立ち上がりのトルク重視の方がありがたい筈なんだけど、走り出してしまえば勝手に体がそれに合わせてしまうので、どちらの方が良いというのは余り考えたことがない。

飯を食ってる時とかと同じで、いつもより塩味が強いかな?
とかコクがねえなとか、若干感じるくらいで基本的には黙って食う。

オトコは黙って何でも食べないとな。



適当で申し訳ないが、ぶっちゃけ何でもいいのであるw



インペラー形状も入口だけ見ても殆ど同じ。
奥で違うのかなぁ。

タービンホイールの羽根の数も同じだった。


いつも使っているツールキャリー。
ウマだのジャッキだのをいつも積載しており、あとはその日の作業に必要な工具を選定してから、ガラガラと駐車場まで押していくのである。

道具を取るのに立ったり座ったりしなくていい事と、床が散らからないのがいい。

ラジオや蚊取り線香などを付けて、
コーヒーなんかを飲みながらいつも呑気に作業をしている。



そんな感じでやってると、BNR34のHIKO君が登場。
何か駐車場の床にオイルが漏れてるから見てくれとか・・・

何だろうねぇ、ひと通り潰してきたハズだけどね。



何か透明のドロッとしたグリスみたいなものがアンダーカバーに垂れている。
よく見てみると、トランスバースリンクのテンションロッド側のブッシュからだな。

日産お得意のグリス封入ブッシュが、劣化で切れて内容物が漏れたんだな。。。

液封コンプライアンスブッシュと言って、捩れるゴムブッシュの中にシリコングリスを封入し、減衰能力を持たせた緩衝装置である。


ただ・・・コイツが結構厄介で、ただのゴムブッシュならば経年劣化してもなかなか使えなくなる所まではいかないので騙し騙しいけますが、表面のゴムが破れてグリスなどが漏れてしまうと、あからさまなトラブルとして目立ちますし、車検で指摘されれば検査にも合格しなくなります。

かと言って、ブッシュの打ち替えなどはおいそれとは行きませんし、古いクルマならブッシュ単体が供給されず、高いアーム類がアッセンブリー交換になってしまう場合もあります。

GT-Rもダブルウィッシュボーンとマルチリンクの組み合わせなので、サスペンションはブッシュだらけ。
リンクブッシュの総リフレッシュと言う事になれば、かなり大掛かりなイベントになります。

取り敢えずブッシュだけ出るなら打ち換えだし、アームアッセンブリーなら片側5万円以上するだろうなぁ。。。と伝えると、何とか探してみます!と言って帰っていきました。


GT-Rは部品も高そうだし、大変そうだなぁ・・・。





ブロー原因は明らかに寿命だとは思うが、油路の詰まりなどだとトラブルが再発するのでオイル供給配管やバンジョーボルトなどを外して点検し、しっかり洗浄しておこう。
ヘッドから取り出すところのバンジョーにはメッシュが入っていてゴミが行かないようになっている。

バンジョーボルトの穴が非常に極小なので詰まりが心配だが、VF24や28はボールベアリングの潤滑のみなので、フローティングメタルのように油圧を掛ける必要はない。
大穴のバンジョーボルトで油圧を掛けるとむしろ抵抗になってしまいますので、何も知らないで大流量ボルトなどにしてしまうとタービンレスポンスが悪くなったりしますよ。

ボールベアリングタービンとメタルフロータービンではバンジョーボルトを使い分けましょう。



インダクションのパイプ(純正)が劣化で切れかかっており装着に苦戦。
アクチュエーター強化エキスパンダーも一緒に移植w

丁寧に掃除したり点検しながらゆっくりやっていたら4時間も掛かってしまった。
インテーク周りもそろそろシリコン系の奴に換えないとダメだなあ。


ヤバイ、もうロピアに買い物に行く時間だからオイル交換までしてる余裕はないな。。。


GCもBNRももう20年選手になってしまったからな、
純正部品の供給がぼちぼち無くなってくるお年頃。

GT-RはNISMOヘリテージという部品の再生産をしているので、どうにもならなくなることは当分なさそうだけど、合わなくなれば(最初から合わないんだけどね)何時だって止めちゃうだろうし、作ってくれてても値段が爆上がりしてたりね。

まだあと10年、もしくは20年を考えているなら、部品がまだ現実的な金額なうちにリフレッシュを済ませておくべきですね。
足回り部品やウェザストリップ、曇ったヘッドライトとかですかね、

あとで無くて買えなかったり、とんでもない金額になってたりします。



そんな事よりもうアイスの季節ですね。

altこっちのタービンの方が低速は全然いいな。
Posted at 2021/06/07 02:44:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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