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2022年04月10日 イイね!

pon/on号その後の作業(2月~4月)

pon/on号その後の作業(2月~4月)新エンジン搭載後、快調に走っている模様のポンオンGC8。

その後も色々と作業を進めていましたが、自分の本業の方が過去イチレベルの忙しさで、生きているのがやっとレベルのフィジカルでしたので、ブログの更新は滞っておりました。

ブログってのは相当時間や健康面に余裕が無いと書けないんでね、疲れている時は書かないです。


更新が無いのは余裕が無いんだなって思ってください^^;
先ずは強敵社外インダクションホースの取り付けから。

みんなインマニ取らずに強引に押し込もうとして、逆に苦労してる感じですが、インマニ外すこと自体はそれ程大変ではないので素直に外して作業する事に。


インダクションホース単体でタービンに宛がってみますが・・・
インマニに取り付けしてみないとタービンとの距離感が判らないですね。
安い海外製なので、サイズがざっくりです。
長すぎる所は現物合わせでカットしていかないと取り付け出来なかったりするので、ポン付けとはいきません。



フューエル、PCV、EGRなどのパイピングが複雑に絡み合う密林にインダクションホースを押し込みます。
ノーマルより遥かに太いですし、そのままでは入りませんね。

あちこち止まっているパイピングのステーのボルトなどを外してどかしたりしてどうにか押し込んだという感じ。



インマニをエンジンに合わせていくと、タービン側のホースが出っ張り過ぎていて押し込むのが大変でしたが、何とか押し込んで装着。




所が!このまま組み戻しましたら、アイドリング不調症状が出てしまいました。
吹け上りも悪くなってしまい、とても乗れる状態ではない感じに。


これは困ったな・・・時間も無いのでこの日はクローズ。



翌週再調整することに。

再びインマニ外して各工程をチェックしていきます。
って言うか、大体検討はついていましたが。



インマニガスケットがずれてしまっていたんだよね(汗

眼鏡みたいに繋がってる所で切れてしまっていて、3番のポートを塞いでしまっていました。
タービンにインダクションホースを押し込む際にどうしても摺り足で押し込むような作業になるんでね、下側に押し付けすぎてズレてしまったようです。
しかも、うまいこと外側からは見えない所なので、作業後のチェックで気付けないって言う・・・。


組み付け時にガスケットを皺にしてしまう事が前にもあったので、不手際があるとしたらそれかなと思い当たったので、もしかしたらと思ったのが的中でした。

大体のミスは自分で判っているものだw



結局インマニの装着が大変だったのは、社外インダクションホースが長すぎる事が原因で、タービン側で15ミリ程カットしたらすんなり入りました。



ホースの全長が短くなった事でパワステタンクとの強い干渉も気にならないレベルとなり、歪に狭まっていたL字のエアクリーナー側もストレスのない形状となりました。



長すぎるだけだったか・・・。



新しいインマニガスケットで苦もなく組み戻し、無事エンジン不調解消。
アイドル不調でエンストするとダイアグにISCV不調とログが残るので、一応新品ISCVも準備していましたが、使うことなくストック部品のひとつとなりました。



そしてお次はストラット周りの補強部品装着と、GDAインタークーラーの流用。

やってもやらなくてもいいような作業になってきたことがいよいよ終盤であることを示していますw



アライモータースポーツのストラット1という補強ブレースです。
元はシルバーの製品ですが、目立たせたくないからとポンさんが黒くスプレーで塗ってました。

形状からして、サスの下からの入力でストラット上面が膨らまないように踏ん張るパーツですね。(見りゃ判るよ)



アッパーマウントの上面に挟み込んで、伸びた足の中程と先っぽの3箇所でボルト固定する感じ。

一か所はシールでメクラしてあるだけの元々ある穴を利用して、もう2か所は穴開けします。



中間の穴開け箇所はエンジンルームに突き抜けるので、ボルトナットで固定出来ますが、下側の二か所はサイドメンバー(フレーム)の中なので、ターンナットという外からセットできる特殊なナットを使います。

取り付け説明書にはありませんが、ターンナットの手前のフランジに引っかかるサイズのワッシャーを入れて挟み込み強度を上げてみました。


あとは穴開けした所が錆びないようにボディーシーラーを塗り込んで防錆と固定強度をあげました。



シーラーが乾いたら、シャーシブラックで塗装して完了。



お次は小型な上に、簡単にフィンが潰れてしまうGC8のインタークーラー。
正直汚らしいし格好悪い。



ので、GDAのインタークーラーを流用するというのが割と定番だったようだ。
(既にGCの全盛期は終わってしまっているので、過去の話ですね。)

GDB用以上だと干渉してしまうクラッチマスターシリンダーも、ノーマルのまま行けるギリギリのサイズで、ブローオフのホースの向きとステーの足だけ作れば、簡単についてしまう。


らしい・・・というのでやってみよう。


因みにヲレのEJ20Kに付けようとすると、ブローオフの取り付け位置が違うので大分ハードルが高くなる。
まぁ、これは追々だな・・・。



EJ207の場合も、ただそのままブローオフを取り付けるとアクチュエーターのホースが真上を向き過ぎてボンネットにモロに干渉するので、専用のステーで5分程回転させて取り付けします。



ステーは左右ともにそのままでは付きません。
向かって左側などはコア本体がステーに乗っかってしまいますので、カットして詰めて溶接し直し、バーを飛ばしてIC側のステーに合わせます。


20ミリ程度詰めて溶接で付け直し、汎用のステーで延長すると丁度いい感じに。



右側はステー麓のボルト穴一か所を長穴化して、少し外側に開くようにしてやるだけでICステーに合わせられるようになりました。
ただ、写真で見えませんが、中間にコアとの干渉部分があるので数ミリ削ってあります。

左側のステーとの兼ね合いもありますが、水平にするためにワッシャーを数枚入れて高さ調整をしてあります。


これできれいに取り付け出来ました。

インダクションホースの吸気効率アップとインタークーラーの吸気温低下の合わせ技でどの程度変わるんでしょうね・・・なんてそれっぽい事を言ってみたりするが、きっと判るほど変わらんのだろうなw


タワーバーとの接触もないし、なかなかいいですね。

ポンさんが自分で準備していたインタークーラー用のメッシュが大き過ぎの為タワーバーと干渉していてイケてないです。
※のちに外した模様
コアのフィンも厚みがあって曲がりにくくなってるので、必要はないかなって感じです。



最後にブーストコントローラーの取り付け。
ハイブーストを掛ける為ではなく、オーバーシュートを避けるための装着と言う事で、保険みたいなものなんですかね。


HKSのEVC-Sを付ける予定でしたが廃盤だったらしく、
ブリッツの似たような製品を取り付けです。

取り付けに関しては、純正のデューティーコントロールソレノイドを廃し、コンプレッサーからタービンアクチュエーター間にブーコンの専用コントロールソレノイドを割り込ませるだけなので、配管や配線は単純なのですが、取説の説明が不親切過ぎて、その単純なことが判らない。

専用ソレノイドバルブの使わないニップルのネジ穴はそのままでいいのか、メクラで塞いだ方がいいのか、とか、ニップルもどちらがINでOUTなのかとかが、ひと目で判らないので少し悩んでしまった。


結局汎用品なので、解る奴が良きに計らえみたいな事なんだろうけど、初めてこの製品を触る人にはとにかく判りにくいという印象でした。
(ヲレも自分のクルマに付けないんで、よく判らない)


今回は頼まれたので取り付けをしましたが、そもそもブーストコントローラーという物自体が必要なのかどうかが良く判らないパーツのひとつです。

ブーストアップしてパワーアップしたいなら、フューエルポンプ、インジェクター、エアフロメーター、燃料の噴射マップなど全て換えないといけないので、かなり大掛かりになりますが、ノーマルタービンのブーストアップなんてタービンの寿命を一気に縮めるくせに大して速くならないのであまりお勧めできないんですよね。
本当にモアパワーを望むなら、潔く下を捨ててビッグタービンを付けてセッティングした方が良いと思う。

ブーストコントローラーだけ付けて、今まで勝てなかった所が勝てるようになりました・・・ってひと、聞いたことがないですw



ノーマルタービンのままで行くなら、純正ECUのノーマルブーストで乗ってるのが一番バランスが良く安全で速いと思います。

マフラーやエキマニ交換程度で乗るならECUもノーマルで対応できる事が多いですしね。


インプレッサなんかだとノーマルブーストが高めなので、保険の為にわざとブーストを押さえたいからとブーコンを付ける人も多いかと思いますが、私にはこれもやや疑問。

純正制御の一瞬のオーバーシュート位では、エンジンの耐久性に深刻な影響を与える程の問題は出ませんし、折角だからブーストの立ち上がりだけ良くしたいからと、苦労してゲイン調整した所でやたらと加速がギクシャクしてしまったり、純正ECUの制御で燃料カットが入ってしまったりするので、結局ノーマルから何が良くなったか判らんような所でセッティングを妥協して、取り敢えずブーコン付けました的な感じで終わるような事も多い。

過給のデューティーコントロールのライン曲線はノーマルの物がとても優秀に出来てるので、やたらと弄ってもいいことは無い。

ブーコンなんてものは、売るものが無いから、無い所から無理やりパーツ需要を生み出すチューニング業界のビジネススキームだという話を聞いたことがある。
本当に速い人はそんなもの付けてないでしょってw


要するに殆どの人が、
弄りたいだけ、付けたいだけ、

なんじゃないかなぁ。。




別に自由なんだけど・・・意味はあまり無いかな。


要するにパワー出さないならノーマルのまま弄らずに乗ってるのが正解だろうというのがヲレの持論である。

なので、未だに何の為にみんなブーストコントローラーを取り付けしたいのか良く判っていないというのが本音です。


※この後、このGC8もポンさんが苦労して色々ゲイン調整したようですが、過給のレスポンスを上げるとフューエルカットがはいるらしく、ノーマル以下のブーストに設定しないと乗れないみたいな感じになってました。

フューエルカットだけならFCDとかで対策できるけど、燃料が足りてなかったら危ないかもね。



そろそろパワーが出過ぎかも知れませんね・・・。


altヲレのGCも過給が掛かり過ぎるとたまにフューエルカットが入る事あるな。

Posted at 2022/05/22 02:11:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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