
人間50に近くなってくると色々衰えてくるもので、まず夜起きていられない。
そして・・・老眼になる。
このブログも、老眼鏡を掛けてPCに向かっているのだが、何しろ近くのものがぼんやりしてしまってよく見えない。
暗かったり疲れていたりすると尚更見えなくて、結構不便なレベル。
マンガやスマホを暗い所で閲覧するという事が出来なくなってしまった。
ただまぁ、実際視力検査では引っかかるような部分ではなく、検査幅いっぱいの1.5は未だに維持してはいるので自動車の運転などには殆ど影響はないのだが、クルマの整備だとか、PCでの作業だとか、そういう手元の仕事が億劫になってきている。
だからと言って、仕方ない仕方ないとないがしろにすればそれで終わってしまう。
やはり続けて行かなければ、本当にそれっきりになってしまうだろう。
定期的に訓練していく必要は感じているのだ。
長く続けてきた運動会もどうしようかなと思っている。
みんなで集まって走って、と言う事自体が楽しいから続けてきたという事もあるのだが、自分自身の衰え防止の為という意味合いが大きかった。
ひとりで走っても、なかなかゾーンに入る事は無い。
絶対追いつく!絶対千切ってやる!そんなモチベーションと緊張感がなければ、クルマと技術の全てを出し切ってマシンをギリギリまで追い込んで行くという作業をしないであろう。
そして更に、それを俯瞰し完璧にリスクマネージメントを行う。
絶対に破綻させずに無事に、確実に走り切る。
ドライビングテクニックというのはこれでワンセットだと考えている。
単独で走っていては、比較するものも無くただただぼんやりと超えないように安全に走り切るだけだ。
マシンやタイヤの限界との対話は出来るかも知れないが、駆け引きやプレッシャーとの闘いが無いし、何より誰かと一緒に走る楽しみが無い。
タイヤの準備やきちんとした整備。
マシンをしっかり準備して、自分自身もそれに合わせて調整していく。
こういう緊張感を持った「ととのえ」を定期的に行なっていく事がクルマを続けて行く上で必要なのだ。
そんな意識があって初めてスポーツカーに乗る資格があるのかなと思う。
ただもう、そういう時代じゃなくなってきたのかなと最近は顕著に思う。
スマホドラレコ監視社会になってしまった。
誰かが正義感を持って必ず撮っている。
目立ったら終わりなのである。
ここ数年で大きく変わってしまったのだ。
長くに続けてきたNGOでの運動会。
誰も走り込んでいないようなマイナーな山奥で、全員でのアウェー戦でやる地力の戦いが目的だった。
車種など関係ない、技術と技術の勝負がそこにはあった。
だけど、もうみんなすっかり走り込んでしまってサーキットと変わらなくなってしまった。
みんな長く走っている玄人ばかりだし、腕は変わらない。
良いクルマを持ってくれば勝てる。
だけどもうそれじゃ詰まらないんだよな。
あそこは走りやすいけれど、もう「コレジャナイ」という感じ。

ちょっとクネを誘って山を見に行ってみる事にした。
近場でね、Yを裏から入ってみる。
昔は見かけなかったような変なクルマがいっぱいいる。
すぐに追いついてしまってとても走れない。
そんな車幅で走れるのかよ。
みたいなアメ車だとか、片側15センチオーバーフェンダーの33Zだとか、ドリフト系の100チェイサーだとか、昔は5ナンバー同士だったからギリギリすれ違えたよなっていう道幅をトラックみたいな車で来るからすれ違えない。
止まる度に10分も15分も掛けてすれ違いでバックしたり切り返したりしている。
こっちはその間はずっと待っていないといけない。
何でそんな車で裏に来た・・・。

走り出したと思えばすぐに追いついてしまうし、どうにもならないので、ちょっと停まって時間を潰したり・・・。
月齢19.2の明るい夜道であった。
そのまま通しで表側まで走ってみたが、展望台下がドリフト会場になってるのか、ギャラリーのクルマで渋滞が起きている。
県下の小僧系の走り屋が全部集まってるんじゃないかっていう数だった。
とてもそんな風にドリフトの連中が走りやすいようなコースじゃないんだけど、見晴台の下の数コーナーだけは確かにちょっと広い所もあるんで、そこだけ走ってるんだろう。
逆にそこしかない。
その為だけにあの数が集まってしまい、スイッチバック待ちに、ギャラリー車の渋滞・・・駄目だなここは。

麓のコンビニでたむろしていても、信号が変わる度にけたたましい爆音マシンがひっきりなしに上がっていく、コンビニの駐車場でもZN6のハチロクだとか、ボロボロのNBロドだとかが、一生懸命ナンバープレートをガムテープで養生しているw
準備が終わったのか、自分で作ったのかな?って言う感じの直管パイプマフラーをゲロゲロ言わせながら上がっていきました。
こんな場所だったっけ。。。
ううむ・・・ヲレが育ったYももうこんな感じか。
これじゃ潰れるのも時間の問題だな。
戻りは、別のちょっと空いてるコースでばひゅーんと走って帰ってきましたが、田舎とは言え生活道路なんでね・・・通り抜けるだけです。
途中の峠区間でちょっと踏んでみましたが、ヲレのGC8は謎の失火症状が出て全開に出来ず。
タイトなコーナーなんかでガバッと全開にすると、ババババッと吹けなくなって黒煙が出ている模様。
ストレートで丁寧に踏んでいくとブーストも掛かるしエンジンも回りきるんだけど、少しでもラフにドカッと踏むと失火する。
点火系か吸気系のトラブルかな・・・
また最近アイドリングでハンチング出てるし、ISCVか・・・清掃で直ればいいけど。
ダイアグにはノックセンサーも残ってた。
GC8も古いからな、しっかり直しとかないとねぇ。
エアフロはストック品と換えてみたが症状変わらず。