
毎年毎年暮れは忙しくなるんで、自分のクルマは後回し。
最後の最後に溜め込んだ作業を消化する感じになりますね。
ホントGC8位になると半年間何もないって事がないんでね、軽い奴は放っておくんだけど無くなりはしないんで、走らなくならない程度の案件をまとめていっぺんにやるパターンばっかり。
交換待ちの部品ばっかりなんだよヲレの部屋。

取り敢えず、クネのGDBと共に恒例となった季節ごとのサス交換。
スタッドレスタイヤと併せて純正の赤ショックに取り換えます。
雪山仕様だね。

昨シーズン卸したばかりのナンカンですが、ちょっとタイヤに加工をしました。
クネがね、この間のタイヤ交換の時にスタッドレスのブロックをバツバツ切ってたんだよね。
一つのブロックを真ん中で根元まで縦半分に切る。
大きいブロックの上でサイプだけが路面を撫でているような動きだったのを、土台のブロックも細かくしてぐにゃぐにゃ動かそうという発想。
なるほど~アリかもな・・・という事でヲレも装着前にバツバツ切ってみました。
ヲレはズルいんでね、クネがこの仕様で一発行ってからそのレポート次第で決めようと待ってたんだけど、案外良かったようだ。
雪上に関しては、単騎で出動してるので比較対象が無い分良く判らないという事だったが、特にネガを感じなかったという。
ただ、ターマックでぐにゃぐにゃする感じにはなったというので、我々がこれまで熱愛してきたESSN-1の感触に近づいたのではないかという感想。
そうそう、そういうのを待ってたんだよ。
ターマック性能をないがしろにしてでも雪上性能を要求している私たちにとっては、ESSN-1の頃のタイヤのケース剛性の無さというのが、最大の利点であった。
ぐにゃぐにゃとたわむタイヤが、つかみどころのない氷雪をマルチに掴んでくれる。
だが、新作のAW-1は剛性を上げてターマックや氷上性能に振ってしまった為に凡庸なそこら辺のスタッドレスタイヤと同じになってしまった事が残念だったのだ。
あのぐにゃぐにゃ感をまた再現できるのでは。
1セット10万円を超えるブリザックを1シーズンで切り刻む気にはとてもならないが、1本8000円なら卸したてでも何の躊躇もなくイケますw

ヲレは敢えて全部切らず、市松模様の如くブロック一つ飛ばしで加工。
潰れるブロックと潰れないブロックを作り、仮想のシーランド変更を想定します。
これで良くなったら面白いナ。

雪道を走る人、滅多にショック交換をしない人などに勧めるのが、ストラットのボルトやハブボルトなどへのカッパーグリスの塗付。
マフラーのボルトなんかにもいいよ。
錆びて固着しやすい箇所なので、この対策を講じていれば殆どの場合は大丈夫です。

サス・タイヤ交換も終わったし、色々溜め込んでる子部品を換えて行こうかなと思っていると、駐車場の床になにやら不審な煤のあと。

おいおい、またお前かい!
4~5年前に雪山で
爆音事件を起こした中間パイプが再び腐ってました。
中古の良品で交換したんだけどね・・・再塗装処理をしてから装着したんだけど、中から腐ってくるんでダメですね。
パイプってのは板を丸めて溶接で繋いで作るんでね、その継ぎ目がどうしても腐ってしまう。
いくら外側を塗装しても内側は塗装出来ないんでね、スチールだと腐ってしまいますね。
純正は消耗品ですね。

取り敢えずマフラーごと摘出。

長年使ったSTIマフラーも満身創痍ですね。
何度もぶつけて乗り上げ、タイコの根元からもげそうになったのを溶接で繋いで使ってました。
まだ全然車検にも通りますww

次々と出てくるストック部品。
長く乗ってるとね、どんなストック部品でもいつかきちんと出番が出てくる。
ステンレスのストレート中間パイプとSTIマフラー(外したのと同じ物です)
誰かにもらったのをずっと保管してました。
このマフラーはうるさ過ぎて需要が無いのか中古でも安いんだけど、ちゃんと車検にも通るんだよね。

めちゃくちゃきれいなマフラーだったな!
もう車高下げて乗る事は無いんで、ボコボコにはならんだろ。
と・・思ってたら、走ってみると結構なビビり音がする。
そういえば貰う時にちょっと異音がします見たいなことを言われたような気がする。
中でパンチングパイプか消音板の溶接が割れてビビってるんだろうな・・・
これは切開して修理しないとちょっとみっともないか。

元のクソマフラーに戻すのも何だし車検もあるので、GDBの純正マフラーを付けときました。
エキマニ、フロントパイプ、中間パイプと全部変わってるので、リヤピースが純正でも大して静かじゃないって言うwww
整備初日はクリスマス当日。
午前中のみの作業だけと決めていたんで撤収。
あとちょっとで終わるのに…と思っても、ちゃんと時間で終わらせる。
家族との関係を良好に保つには、
こういう事がとても大切である。
クルマの事もね、自分では大事な事だと思ってはいても、実際はやってもやらなくてもいいような事が大半なのである。

結局秋田帰省の前日に残りの作業。
これも、ちょっと気になっていた子部品の交換が大半である。

フル加速時息継ぎ症状の改善候補として挙げていたセンサー類の交換。
先ずはO2センサー。
O2センサーは徐々に駄目になるケースが多いので可能性はある。
ただ、今付いている物はまだ5年位しか経ってないんだよね。

ま、換えておきましょう。
22ミリのメガネで簡単交換です。

あとは洗車後にだけだがノックセンサーのエラーが出る。
フードバルジからの水が掛かる位置にあるからね、濡れてる時だけリークしてるだけなんだと思うけど・・・。
これも社外品だと安いので買っておきました。

本体に大きなクラックがありますね。
ここから水が入るとチェックランプが点灯するわけか。

やや面倒な場所にあり、インタークーラーを外しても適当な工具がないと交換は困難ですね。
前中期GCで言うと、ちょうどISCVの真下のシリンダーブロック上にボルトで固定されてます。
真っすぐ狙えないので、首が振れるソケットがいいですね。

あとは、10万キロ以上は使ったであろう燃料フィルターと、新車時から無交換の燃料ホース。
これらも気になっていたので交換。
どちらも純正部品を頼むと1万円近くする謎の高額商品ですが、ネットで同等品を1/3以下で購入します。
フィルターは3千円台でしたが、同等品というより同品でした。
ホースは大野ゴムの汎用品で、2mで3千円くらいでしたね。
これだけ余れば、タンク周りも交換できるな。

もう一つ気になっていたのは、何故か復活したステアリングシャフトとフロントパイプの干渉音。
シムスのGC用フロントパイプがステアリングシャフトと普通に干渉するという逸品で、結構叩いて凹まし、それでも足りなくてシャフトのボルトの頭まで削るという苦労をして漸く取り付けたんだけど、5年の歳月を経て再び干渉するようになってしまった。
走ってGが掛かった時だけたまに当たるという程度なんだけど、一定のシチュエイションで必ずコツコツと干渉するので非常に気になっていた。
エンジンマウントがヘタって潰れてきたせいなんでしょうね。
ちょっと持ち上げてやれば当たらない感じだったので、即席でエンジンマウントとメンバーの間に挟むだけのシムを製作。

1ミリ程度押し上げてやったら全く当たらなくなりました。
最後にエンジンオイルを15W-50で交換して、気になっていた喫緊の作業は終了。
3年ぶりの秋田帰省。
往復1200キロを無事走り切るにはそれなりの点検と準備は必要ですね。
もう25年前のクルマ。
もう25万キロも走っているクルマです。
エンジンオイルもかなり減るんでね、補充用のオイルも積んでおかなければ。
そんな感じでの帰省前整備でした。
秋田帰省記事につづく