
冬支度。
冬の帰省前にショック、スタビライザー共に純正サスペンションに戻し、春に夏用に戻すと言う毎年毎年行っている馬鹿馬鹿しい作業である。
馬鹿馬鹿しいとは思うのだが、足周りを中心に不具合の点検も出来るし、足周りを定期的に分解することで、固着も防げる。
何か理由がないと基本的に何もしないので、こういうルーティーンを決めてしまうことも自分には大事かなと思っている。

今回もクスコのスタビを外したら、ブッシュがグズグズ。
(写真右側ね)部品準備してないな。。
と思ったが、納戸を探したら中古だが形を保っているものを発見w(写真左側)
取り敢えず純正スタビには戻せるな。
ショックも後期の倒立タイプ純正へ。
先日応急処置をした燃料配管も特に問題なし。
少し気になったのは、燃料とは反対側にあるリヤブレーキの配管。
室内を通してるパイプからリヤキャリバーへ向かう配管をジョイントしている2ウェイのブロックがありますが、フルードの滲みがある。
僅かな滲みだが気になる。
だからと言って無闇に増し締めなどは危険だろうな。
明日の晩には秋田へ発たなくてはならない。
喫緊の問題がない場合、調達の間に合わない部品はノータッチが基本だ。
帰ってきたら、部品を準備して改修に着手しよう。
あとは、これも大至急と言う訳ではないが、リヤメンバーのボルト周辺の腐りが酷い。
22か24ミリ位のデカいボルトで留まっているが、外れるか怪しい雰囲気。
かなり大掛かりになるがメンバー交換を含めて、アーム類のブッシュや燃料タンク周りのリフレッシュなどまとめてやってしまおう。

今年新調したAR-1も走ってないんでまたまだバリ山。
ちゃんと室内で保管しとこう。
最近は走りのイベントも開催してないですし、全然走ってないんですが···
GCのエンジンがそろそろ限界なんでね、運動会で使ったら多分帰ってこられなくなる。
ヲレの都合で申し訳ないですが、エンジン作り直すまでちょっとまってくれい。
今回は、仕事納めから秋田帰省まで2日のインターバルがあったので、普段出来ない事をしようかなと。

先日バンパーの補修塗装をしたこともあって、ボカした所は磨いたりしないと本来のツヤは戻らない。
元来自分などは無頓着なので、クルマをそこまで綺麗にしておこうとかは思わない方ですが、
たまには綺麗にしようかな、と思って全体的にざっとポリッシャーで磨きました。
しかし、もうこのGC8も初年度から25年も経ってしまった。
壊れるところも予測が出来ない。
いよいよ面倒臭くなってきたな。
部品もかなり廃盤になっていて、ドアウェザストリップなども廃盤になってしまったようだ。(交換したかったんだけどな。)
あらゆる部品が出ないと思って付き合わないと難しくなってくる。
工夫と流用、製作でどれだけ対応出来るかが勝負になるな。
GC8も去年今年で相場が爆上がりでとんでもないことになっている。
これから買おうって奴はかなり覚悟した方がいい。
かなり大変な思いをするだろう。
オススメはしない。
楽しくていいクルマなんだけどな。
形あるものはいつか壊れる。
いつまでも同じでいられる物なんて此の世には存在しない。
ある程度のアイデアと工夫で乗り続けるには限界があるからね。
そこを越えて何とかしようとすると、割に合わない手間と費用が掛かる。
ヲレ程度の覚悟と予算ではそろそろ限界が近いと感じている。
市場に出回っている魅力的な純エンジン車もそろそろ残り物の争奪戦になる。
いいクルマを一番旬の時期に乗る。
これが一番なんだよ本当は。
色々と考える時期にきてるなぁ。
ただまぁ、最後に一回エンジンは作り直す。
気になるところをしっかり改修してから、ゆっくり考えたい。
実用的でラクなヤツから、走りのマシンに戻るかどうか。
1つのクルマを20年から乗ってしまう自分としては、向こう20年を考えたら次が最後のクルマの可能性がある。
もう70手前になるからね。
そこから次のクルマってもうガソリン車じゃないだろ。
世界のクルマは最終的にEVには移行しない。
脱炭素社会が目標と言うのなら、理論的に考えたら電気自動車じゃないのは馬鹿じゃなければ判る。
脱炭素社会という理想其の物がそもそも国家間競争の欺瞞だが、化石燃料に頼らざるを得ないEV自体が普及前にオワコンなのである。
フューエルセル車若しくは水素エンジン車の実用化が次の自動車の未来である。
水素を利用するエンジンは簡単そうで実は難しいハードルがある。
水素は金属を侵す特性があり、コーティングを施すことによって何とか水素エンジンを完成させてはいるが、摺動部分の耐久性に関してはなかなか難しい部分がある筈だ。
要するに長持ちしないのである。
エンジンオイルも従来の鉱物油では厳しい筈だ。
しかし、あと10年もあれば何とかしてくるだろうな。
そこが完成するまでガソリンエンジン車は無くならない筈なので、まだ猶予はあるが、その過渡期をハイブリッドやEVが悪戯に占拠するので、居心地の悪いガソリン車はマイノリティーになる。
色々と考えると今なんだよな···。

そんな事を考えながらの今年最後のマシンメンテナンス。
そしてこのブログを書いているのが2023年の大晦日である。
私はもう秋田です。みなさん良いお年を!