
否認で争っている最中の違反事件にもかかわらず、
行政処分は受けろと通知してきていた東京都公安委員会。
処分に応じる積もりは毛頭なかったけれども、不幸な事に免許の更新期限が近い・・・。
再三電話口でやり合ってきたが「裁待」というカタチで保留処分にする積もりはなさそう。
処分課が手薄になるであろう日曜日を選んで、府中の運転免許試験場に更新に訪れました・・・が、やはりと言うか、講習後に自分だけ行政処分課に招待されました。
自分 「何に基づいて自分を行政処分にかけるのか!」
処分課 「現場の警察官が違反と認めてこうやって点数がセンターに上がってきた時点で、もう、処分の対象になるんです。」
自分 「自分はやってないといっているんですよ?」
処分課 「みなさん、そう言うんですよ。いちいち聞いていたらキリがないんです。ですから、処分の対象になられましたら、処分は受けてもらいます。文句があるのなら、後で賠償請求でも何でもしていただいて、行政処分が不当であることが認められたら、事後回復を図るといったカタチで対応するほかないんです。」
自分 「現場の警察官が信用できないから、否認事件になってるんじゃないですか!」
処分課 「我々はとりあえず現場の判断を信用するしかないんです。無罪が確定しましたら、処分は撤回しますし、不当に被った損害に対して賠償するといったやりかたにしかできないんです。」
自分 「・・・汚いですね、こんな脅迫めいたやりかたで処分を押し付けて、説明も不透明で不十分、決まりは決まりといって強行するだけで、結局きちんと説明なんか出来てないじゃないですか。普通に考えてくださいよ、やってないと主張して争ってる事なのに、行政は別とか意味の判らない理由で点数処分は受けろとか言われているんですよ。誰だっておかしいと思うと思いませんか?私の偏見ととらえずに、一般的な国民感情だと捉えてくださいよ?」
処分課 「いや、あのね、○○さん。あなたのおっしゃる事も判る。正直私だっておかしいと思うけれども、そういう制度なんだよね・・・私はそういう風にしか処理出来ない立場なんでね、行政とか制度に関する不服は提訴して提言していただくとか、そういうカタチで是非頑張っていただきたい。」
自分 「行政不服審査会への不服申し立てを検討したいので、お名前をいただいていいですか?」
処分課 「え・・・名前とか、そういうのはいいじゃない・・・。」
自分 「良くないですよ、大事なことですから。」
・・・結局、渋々30日の免許停止処分を執行されて帰ってきました。
どうあっても、自分たちの下した判断は絶対に覆さないという、警察の基本体質を剥き出しにした対応に、大きく不満です。
Posted at 2007/08/20 02:17:00 | |
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実録!交通裁判 | 日記