
思い出したようにピークホールドを表示すると、
最大ブーストを更新していましたね。
みなさんいかがお過ごしですか?
だ い です。
この間の走り会かなぁ。
1.5キロに迫る勢いですね。
これはもう、ソレノイドバルブがトラブってるとしか思えませんね。
アクチュエータが開くのが遅れてるんでしょう。
ま、もはやそんなことはドーデモいいんですが、
先日、アルトの
りょーちゅ君にお茶会に誘い出され、
コーナーでのアクセルの開け方のハナシになった。
「この間、だ い さんの隣に乗せてもらった時に、コーナーでブースト計の針が止まってるときがあったんですけど・・・」
「あ~、(よく見てるなぁ・・・)それはトルクカーブの曲線をなだらかにする為だよ。」
「?」
「ただ一定の踏み方だと、ターボラグであとからドーンと立ち上がるから、加速中も踏み方を変えるんだよ。」
「???」
「アクセルを踏み込んで加速していく時に、ブースト計の針が任意の位置でピタっと止まるような踏み方をすると、トルクの立ち上がりがなだらかな右肩上がりになるんだよ。」
「あっ、それでコーナリング中のクルマを安定させるんですね。」
彼は、一回乗せただけなのによく観察しているなと思った。
あんな真っ暗な峠道での全力疾走中の車内で、
手元の操作や、計器類の針のふれ方を見ているのだと言う。
しかしまぁ、簡単にヒントをくれてやってしまったかな。
そういうことは本当は自分で気付かなければいけない事だが・・・
ま、大事な若手の有望株だからな、
たまにはアメをくれてやることも必要かw
クルマの本当の面白さを知らないままに、やめてしまう連中が多すぎるからね・・・。
ヲレなんかが想像も出来ないほどお金をつぎ込んでチューンして、カスタマイズwして、
そこそこ峠やサーキト走って、ドリフトにハマって、
なんかやる事やったナ・・・って顔して「卒業」と称して去っていく。
確かに・・・引きとめてまで続けさせるようなことではないし、
ある意味、賢明ともいえるけれど・・・
特別なクルマなんか乗らなくたって、
お金なんか掛けなくたって、
もっともっと楽しむ方法があるのにな・・・
クルマそのものがステイタスになり過ぎてる人が多すぎる気がする。
だからそれを、理想のカタチで維持することが大命題となり、
走りは二の次だし、家計は圧迫。
誰もアナタのクルマなんてそんなに観てませんよ・・・と言いたいが、
まぁ、気持ちも判らなくはない、
初めはミンナそんなもんだろう。
カタチやカッコから入ること自体は別に悪い事じゃない。
ただ、やっぱ自分なんかは、
クルマがイイからカッコよく見えるんじゃなくて、
走りが良くてはじめてクルマがカッコよく見えるんだと思うんだよね。
メジャーな走りの車種じゃなくても、ボロっちくてダサいホイールを履いていても、
「何アノクルマ!スゲー走りだ!!!」
となれば、一気に伝説のスポルツカーに早変わりだ。
意外性が逆にカッコ良さを倍増させるだろう。
以前のブログで、走りのクルマはノーマル然としてる外観の方が怖いというハナシをした。
虚飾に囚われず、走りだけを追求しているドライバーが乗ってるクルマが多いからだ。
実際競技車両であることも多いわけだが、
とにかく「クルマなんか関係ないんだよ」的なドライバーの比率が高いので、
超人クラスが乗ってる場合が多く、怖いよママというハナシだった。
まぁ、それで更にクルマも仕上がってれば言う事はないのだけど、
そんな余裕と時間の許す方はほんの一握り。
大概は、カミサンの目を盗んでこっそり深夜にコースを走り回り、
非公式に捻出した小遣いの範囲の手入れで、最大限の効果を狙う。
コレがホントのトコロ。
だから、前面に表れるのは必然的にクルマに求めている物の優先項目。
本気の走り組だったら、18インチホイールやサイドステップには行かないはずだ。
おっと言い過ぎた。
何百万もつぎ込んでる人がクルマ業界を支えているんだった。
いやはや、足を向けて寝られませんよホントw
でもね、ホイールなんかノーマルでも、
タイヤなんかグリッドⅡでも、
エアロやデフィのメーターなんか付いてなくても、
一生懸命走ると、クルマってホント楽しいんだよ。
最近はアウトドアスポーツにもお洒落着の波が!
本末転倒にならなけばカワイイのは大歓迎だが・・・?
↓
Posted at 2009/12/06 03:27:08 | |
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ひとりごと | クルマ