• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

だ いのブログ一覧

2015年06月28日 イイね!

生まれたからだよ。

生まれたからだよ。もう7月だ。

月並み過ぎるほどに月並みな言葉を連呼してしまうが、
早い早い、

はやいんだ。






ウチの小僧も9月にはもう2歳。

子育てとはこんなにも大変なものかと実感しつつも、こんなにも楽しいものかとも思っている。
こんなに楽しいことは他に無いかも知れない。

僕は元々、あらゆる生き物を卵から大きく育てたり、壊れた機械をイチから組み立て直したり、
1~10まで全て面倒見ていくという事が好きだった。

ライフワークというのかな。





傍から見たら益体もないものに新しく命を吹き込んだり、
より素晴らしく造り変える、育て上げる、といったような、存在の証明に関わる作業にこの上ない充実を感じる質なのだ。

子育てとはそう言った意味ではでは究極のカタチではないか。




そういう趣味的な感覚を子育てに取り入れていいものかは判らんが、
そういう性が自分の子育てを後押ししていることは間違いない。


この上なく幸せな作業には違いない。




バイクや護送車に興奮する小僧。
DNAは争えないなどと言ってみたいものだが、自分が子供の頃は乗り物はそんなに好きではなかった。




ヲレは別に右翼でもなんでもないけれど、たまには靖国神社などにも行くのもいい。
あらゆる面で日本一の神社であることに間違いはない。

美しく厳かな境内は、人で賑わいながらも涼しい風が吹いている。





自分で言うのもなんだけど、この小僧はヲレのことが好き過ぎるらしく、
自分の帰りが遅いと、寝る前にお父しゃんお父しゃんと泣いているらしい。

ウチの嫁さんは実は既に2人目を妊娠中で、もう6ヶ月になるのだけど、ヲレと息子を引き離すのが可哀想で、里帰り出産を躊躇っている程である。


ヲレが親父なくして育ったこともあって、必要以上に構い過ぎたのだろうか。


可愛いものだが。





そして・・・子育てなど只でさえ大変なものだけど・・・


もともと居た会社が傾いたので、転職もしました。
会社を変えたのではなくて、転職ですw

まさか、ここに来て15年も握った塗装のガンを置くとは・・・www


だいぶ以前から誘われていた会社があって、ずっと断っていたんだけど・・・

まぁ、期せずして退職せざるを得ない状況が重なったこともあります。
同じような現場になら幾らでも入れる所はあったんだけれど・・・新しい事も面白いかなと思って、やってみることにしました。


自分は向き不向きで物事を決めることが嫌いなので、何でもやってきた質ではありますが・・・




まさかの毎日スーツ来て新宿に通うサラリーマンにwwwww


幾らなんでも畑が違いすぎる!
未だに何故ヲレなのか自分でもよく判らないでいる。

1年間の9割をツナギで生活してきたヤツが、まともなスーツなんて持ってる訳もなく、
革靴も、カバンも、ベルトにネクタイに・・・全部を急いで揃えたんだよぅ。


マジでどうなるか判りませんが、挫折するまで全力で頑張ります(`・ω・´)ゞ


人生何が起こるかわからんね。




話は戻るけれど・・・この小僧も、動物が好きなのはヲレと同じみたいだ。
顔かたちも然ることながら、そのまんま37年前のヲレである。


だとすると・・・自我の成熟が早いんだよな・・・


小学校に上がる前くらいの頃には、人一倍チビだったくせに、
「こうして可愛がられる今のうちが華だ」という打算が既にあった。

若い先生の胸に抱きしめられるのも今のうちだけだと、
なぜもっとこの立場を利用しないのだこのグズ共が・・・と周りを見下しもしていた。
オッサンになったら叶わぬ夢なのだぞと、既に悟っていた事を憶えているw

外にはおくびにも出さないが、一歩踏み越えている生意気な小僧になる公算が高い。



それでも、自分の分身が育っていく様というのは実に興味深い。

人はあの頃に戻れたらなどという、叶わぬ妄想に囚われることがままある。
ヲレもそんな幾多の妄想を思い描いてきた訳だが、


そんな叶わぬはずの夢が一つ叶ったようなものである。


コイツはヲレのアイデンティティをほぼほぼ受け継いで、ヲレ自身が行けない未来まで行くのである。
ヲレが連れてってもらう様なものではないか。


人生の意味みたいなものが、はっきりと判ったような感じである。



自分の人生は、多くの紆余曲折を経てきたと思う。

片親だったし、人よりも恵まれていない環境を恨んだこともある。


自分をうまく騙せない不器用な人間だったから、
なかなか遠回りもしたし、何をするにも人より時間を要してきた。

迷ったし判らなかったから、

その都度大切な人を傷つけてきたし、台無しにしてきた。


そして消えたいとも思った。



・・・本当は全部まもりたかったんだ。。。





新しい職場で言われたんだ、

「だ い さん、この仕事でうまくいったらGCがGRBになりますね!」

別にアレでいいんだよヲレは・・・
特に欲しいものもないし、物質的な欲求は目標にないよ。
小遣いも特にもらってないし、必要な時だけその分を貰えればそれでいいよ。

「小遣いナシですか、何の為に生きてんすか!」


何の為・・・
生まれたからかな。


「マジか~新しいっすねw 聞いたことないっすよそんな答え。」


そんなにセンセーショナルな事言ったかな・・・

これは正直な答えであった。



趣味や好きな事なんて、あとからくっつけたこじつけであって、
生まれてきた理由なんて大層なものとくっつけていい程の理由ではないと思った。

強いて言うなら子供を責任もって育てるとか、家族を大事にするとか、そういう事なんだろうが、
それらは生きるためというよりは、引き剥がせない義務である。

それらを粛々と全うする事が生きるということだと、言い換えてもいいだろうか。

どうせならば、それも楽しんでしまおうという心持ちなだけである。



何のために生きているとか考えたことがなかったから、生まれたからとしか言い様がなかった。




人が聞いたら面倒な屁理屈だと思うだろうか。
自分でもよく判らないけれど、そこは決めたことがなかった。


今までは望んでも届かないと思っていた平凡な幸せを、今ようやく手にし、
そしてここが一番の正念場だと思っている。

何故ならそれはとても壊れやすいから。

分不相応な高望みは眼鏡を曇らせる。
言葉にした途端に壊れてしまう不文律のような危うさで、
それらの殆どは絶妙なバランスで立っているだけなのだ。

相手のことだけではダメ。
自分のことだけではダメ。

奢りと油断でそれはかんたんに失われてしまう事を知っている。





もう失いたくはない。



コイツはもう全力で走り出してしまっているのである。

追い抜かれるまで全力で走るしかない!





Posted at 2015/07/04 17:33:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 家族 | 旅行/地域
2015年06月14日 イイね!

最後の軽自動車

最後の軽自動車スバルの軽自動車が自社製造を終了して、ダイハツのOEMになったことは記憶に新しい。
過剰品質と揶揄された全車四輪独立懸架装置の歴史に幕を閉じた。


サンバーはハイゼット。
ステラはムーブ
プレオはミラに取って代わられた。


このクラスの速いとか遅いとかの話は、単にエンジンのパワーとかトルク感でしか語られないので話すだけ野暮というものだけど、スバルの軽自動車だけは、乗ってすぐ「おっ」と感じられる程に足が良かった。

しっとりと足が路面を掴む。
特にリヤサスの追従がいいんだ。

アンダーが強いという感覚ではない、ハナがスーッと入った後にリヤがズルズルと来ないのだ。
軽とは思えないオンザレール感。

そんなしなやかな足の動きに対して、
スーパーチャージャー過給の凹凸のない加速が合っている。

いろんなクルマでそこそこ走ってきた人が乗ると直ぐに判る。


「マジか~、凄く足がいいな。」


誰もが口を揃えて言ってしまう。

四輪インディペンデントサスペンションの偉大さを特にはっきり感じる好例が、
スバルの軽自動車なのではないだろうか。

ヲレはそんな風に思ったけどね。






そんな訳で、スバル最後の軽ラインナップであるR2の板金である。

免許取り立てのレーサーのカミさんの通勤用マシン。
どうせぶつけるからと、もともと左側面ボコボコの距離の割に安い個体を買ってきてたんだけど、そろそろぶつけなくなってきたようなので、直したいということだった。

あっちゃこっちゃ凹みや小傷は増えたが、まぁ何とか直しましょうか・・・。


最近の軽自動車の板金というのは、一般に思われているより厄介で、
派手に凹ませるとまともに板金できないものが多い。

とにかく鉄板が薄いということと、それでも剛性を出すために複雑なプレスラインを入れながら強い張りを与えることでパンパンに造形している。

超高張力鋼板と言って、軽に限らずだが今の小型車はこういった施工方法を用いて薄い鉄板で軽量化を図りながら、剛性も両立しようとしている。

この鉄板が厄介で、
大きめに凹んだりすると、絶妙なバランスで保たれていた張りが崩れ、全体的に歪んでしまう。
板が薄すぎるので、叩いても引っ張っても周囲も大きく釣られてしまい、部分的にしっかり修正することが難しい。

板金不可能とは言わないけれど、とにかく面倒だし時間が掛かる。

ので、中古パーツが明日には届く今宵昨今は、さっさと部品交換で済ませてしまうのが得策と言える時代になってしまったわけだ。


このR2の鬼門は、「左側ドアパネル」「左側サイドシル」「右クォーターパネル」の三点であったが、交換できないサイドシルとクォーターパネルは叩くとして、左リヤドアは交換で判定。


ドアもちょっと軽く叩いてみたけど・・・こりゃダメだす。


サイドシルも厳しいんだけど、
溶接パネルは何としても板金しないといけないんで、溶着機とか出してきて引っ張ってみたけどワッシャー切れちゃって出る気配ねーな・・・。


それで、急遽えげつない冶具を作成し、タッピングで食いつかせてスライディングハンマー使って強引に引っ張り出すことに。


流石に出ましたねw

ここは粗方引っ張ってカタチ作れないと、ドアと競っちゃうので決まらない。
大体ツラが出たら、あとはパテで形を整形して元の形を復元していきます。




鬼門箇所の修正をなんとか終えてサフェーサー塗布。

リヤドアも形にしようと思って頑張って板金してみたけど・・・やはりちょっと納得いかない。
写真では判りにくいんだけど、広範囲に渡る歪みが残ってしまう。


やはり、リヤドアだけは、後ほど交換である。



同色部品で交換しておけば、ドア内(うち)を塗らなくて済む。
それでも、表は通しで塗らないと色が全然違うのだ。




データカラーでは絶対合わないので、それなりに色合わせをします。
黄色や黒、青を増やしたりして元色に近づけていきます。

前後バンパー、ボンネット、左側面全部、右クォーター、左ミラー。

半分以上塗り直しである。


バンパーなどは形が複雑なので、外して塗装します。




久々のレンタルガレージ。

ここのブースは開放型なので正直ゴミがつきやすい。
磨きで誤魔化せるソリッドカラーであればここで充分なのだが、メタやパールとなるとちょっとイチかバチかなんだよね・・・

明るいパールとかちょっとヤなんだけど、選択肢はない。

今日バラして、今日貼って、今日塗って、今日剥がして、今日組んで帰らないといけないのである。
時間的にのんびりしている時間はない。




塗り始めが結構遅くなってしまった・・・。
ミスは全く許されない状況での塗装である。

ちょいちょい付着するホコリやゴミを、中間処理しながら一時間ほどかけて塗装します。





本当はドアを締め切って塗装したい所なんだけど、
サイドシルの板金が結構ドア内にまで影響しています。

ウェザストリップの当たり面まで塗装するようなので、いっぺんに終わらせるには半開閉で塗るしかありません。



後日キチンとゴミ取って磨いて肌(塗装表面のボコボコの感じ)を合わせます。

漸くきれいになったなぁ。
20万円分くらいの査定を取り戻したと思いますw


最後にバンパーの下部塗装。
最近は直しついでにと、結構定番になってきたねぇ。


もうぶつけませんように。









Posted at 2015/06/27 03:05:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ

プロフィール

「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/6 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

人気ブログランキング 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2009/09/13 00:37:18
 

愛車一覧

スバル インプレッサ WRX STI イプ太郎 (スバル インプレッサ WRX STI)
峠にサーキットにジムカーナに雪山に、ファミリーカーに、10年以上お世話になってます。 ...
ホンダ ホーネット250 ホンダ ホーネット250
通勤でもう一つ欲しい余裕と、老後の楽しみの為に30年ぶりに単車を買いました。 五十路目前 ...
スズキ エブリイ エブ子ちゃん (スズキ エブリイ)
妻の通勤&保育園送り迎え及びキャンプ用に買い替えました。 不整地走行を想定した4WDに、 ...
カワサキ KSR-I カワサキ KSR-I
ずっと憧れだった川崎のスペシャル原付も気が付けば25年落ち。遂に買ってやりました! フ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation