
遅れ馳せながらで、ゴールデンウィークの記事を書きますw
まぁ、秋田の嫁の実家に帰っただけなんですけどね。
二人の子供を連れて、GC8で片道600キロを走るって事自体にはもう何の違和感もないし、給油以外のストップも殆ど無いしで、夜中と言う事もあって平均的には5時間掛からずに到着って感じです。
しかし・・・初めて秋田に帰った12年前は走行29.000キロだったウチのイプ太郎も、気が付けば21万キロ。
特に労わる訳でもなく、通勤に旅行に峠に雪山にサーキットにジムカーナに・・・
メチャクチャ使ったけど、よく走るよな。
まぁ、結構壊れたけど・・クルマなんてあんなもんだろうし、未だに気兼ねなく使えてる事が立派です。
案外丈夫なクルマなのかも知れないな、インプレッサって。
スプリットだった今年のゴールデンウィーク。
なか日の平日は普通に会社で仕事して、3日の早朝から出発。
本当は、2時3時とかの深夜帯で行きたかったのですが、まさかの寝坊で5時起床・・・しかも、GCはバッテリー上がり為、エンジン掛からずで6時出発となってしまいました。
GCはどうも、子供が閉めたリヤドアが半ドアだったようで、ルームランプが点きっ放しだった模様。
3日程乗ってなかったので、完膚なきまでに完全にバッテリーは死亡してましたね・・・。
R2からジャンプして始動はさせましたが、5年近く使っているバッテリーなのでとどめでしょう。
そして大型連休のさなか、6時出発と言うのはかなりの致命傷です・・・。
まず首都高の山の手トンネルとか港北ジャンクションとかでハマるんで、ひたすら5号線方面へ逃げて、下道にエスケープ。久喜白岡あたりまで下道で行く事で1時間位短縮したようでした。(グーグルマップ調べ)
朝から混みすぎィィィ!

それでもなんとか昼過ぎ頃には現着。
途中、給油でのストップと休憩でエンジンを止めましたが、
無事再スタート。
お、バッテリー復活したか?
やるな、5年使用のパナソニックカオス。

秋田はまだ桜が残っていましたね。


二人の子供は、今年で4歳と2歳になるけれど、とにかくもうほんとにヤバイ。
特に次男がヤバイ。
エネルギーが無限なのではないか。
とにかくこっちのバイタリティーの方が先に尽きるので、もうね、無尽蔵なのかと思う。
人造人間なんじゃないかって。

翌日、
やはりエンジンは掛かりませんでしたw
電圧は極端に低い訳じゃないんだけど、もうダメ、カチカチ言って全く掛かりません。
バッテリーの劣化ってよく判らない時が多いね。
11V後半でも普通に掛かってる時もあれば、13V近くあってももう掛からなかったりする。
とにかくもう、完全放電てのはダメなんだね・・・交換します。

お義母さんのトゥディでジャンプしてエンジンを掛け、横手の自動後退までバッテリーを買いに行きます。

ついでに買い置きしておいたO2センサーも交換。
ネットのデンソー製の奴だけど安いね。(6.000円くらい)
長めの運転時間の時に限って、ちょこちょこエンジンチェックランプが点いてたんだよね。
ダイアグの履歴を見るとO2で出てたので間違いないと思う。
配線繋ぎ直しのレガシィー中古O2センサー左様なら。
いつもO2換えた直後に思うのは、吹け上りが軽くなるという事。
エンジンチェックまで点くくらいだと、点火時期も結構リタードしてるんだろうね。
こんなに軽くなるかな?ってくらい、音が変わるくらい違う。
O2センサーは徐々に調子が悪くなっていくので劣化に気付き難いね・・・。
そして、自動後退でバッテリーを物色するものの、自社ブランドAQのラインナップ一択でボッシュだパナソニックだと選べないではないか。
内容が判らないので、店員に「どこのバッテリーなの?パナ?」と伺うと、「ユアサバッテリーです。」と回答。
まぁ、そんなら問題ないかと一応19サイズのラインナップで一番いいやつを購入。
19なのに12.000円もしたよ・・・バッテリー高いな。
そして、そのまま駐車場で交換。
・・・したんだけど、またカチカチ言っちゃってエンジンが掛からないww
え~、バッテリーのトラブルじゃなかったのかよ・・・と思いつつ新品バッテリーの電圧測定。
11.03V
ヲイヲイ・・・5年使ってとどめを刺したカオスより電圧が低いじゃねえかよ。
どーなってんだよオートバックスクオリティー。
店員に状況を見せて、問題のない商品と交換になりました。
長期在庫品を出すなとは言わないけど、電圧見てから販売してくれよ。
まさか初期不良があると思わないから、口の狭いターミナルを銅ハンマーで叩きこんじゃったじゃないかw
もう、勉強料だと思ってほしいwww

今は19のサイズで容量が60というのがあるんだね。
3年間距離無制限保障だって。
ちゃんと保証書とっとこう。
ようやく問題のないバッテリーを搭載し、無事にあちこち出掛けられるようになりました。
これでまた5年は大丈夫かな?
実際は、完全放電と言うチョンボがなければ、あと2年は使えたと思うんだよね。。。
ちょっと勿体なかったけど・・・最近はR2もあるし、出番も減って平気で10日位乗らなかったりってのがあるので、高くてもまともなバッテリーを買う事にしています。

今回初めて須川高原という所まで行ってみました。
5月だというのに雪に閉ざされた温泉郷で、温泉には入らなかったけど、高い雪壁やら高原らしい沼沢の風景が美しく、新鮮なドライブが出来ました。






美しい雪の高原から下界を眺めたり、温泉の川で足湯をしたりしてリフレッシュ。
うーん、夏場はどんなところなのかねぇ。
今度は温泉に浸かりに来ようかな。
なんてのんびりやってたら、泊まりのお客さんらしき浴衣のおばさんが、
「日帰りのかたかしら・・・」
「はい、そうですが・・」
「ここ5時で閉まっちゃうから下に降りられなくなっちゃいますよ。」
「え・・・?」
スマホを見ると丁度5時ジャスト。
「え~そうなんですか!」
イマイチ状況が理解できていないが、夜間通行止めと言う事なんだろうか・・・
まさか、ゲートで完全に閉め込みってことはないだろう。
よく判らなかったが、兎に角もう下山した方がいいという事は判った。

黄昏の須川高原のワインディングを駆け下ります。
が・・・麓側のゴツイ鉄格子のゲートが完全に閉じていました。
は?これは一体どうしろと・・・
標識を見ると、この国道342号線は、冬季17時から翌9時まで夜間通行止めとあります。
5月でまだ冬季なのかよ・・・
中に温泉宿があり、宿泊客が居るのに完全に閉め込みって・・・ちょっと予想してませんでした。
はて困ったぞ。。。
看板の管理事務所はお役所でしょうから、17時半にいくら電話をかけても繋がる兆候なし。
路肩側から抜けられないか観察してみるものの、背の高さほどもある土嚢が並べられていてクルマで引っ張っても動かせそうもないな・・・
向こうの麓も同じ状況だろうし・・・上の温泉宿もGWじゃ宿泊枠もないだろうしな・・・
南京錠を切るか、ゲートの丁番をバラすか・・・
と悩んでいるところに、ゲートより少し上にあるトンネルの工事現場の職人が乗ったミニバン到着。
「どうしたの?閉じ込められちゃったの???」
現場のひとは合鍵を持っているようで、ちょうど帰るところに遭遇したお陰で
無事脱出できましたwww
危なかったぁ・・・壊さなきゃいけなくなる所だった・・・。

ほっと胸を撫でおろし、桜の樹を見つけては眺め、動揺したココロを落ち着かせます。
「だって・・・誰も来なかったらどうするんだよ。。。」
宿泊客が多くいるのに、完全に閉じ込めってそもそもなんでなんだよ。
雪深い山奥で、夜中に事故されても当局が対応出来ないって事なんだろうか。
救急車到着まで1時間半っていう、奥多摩の周遊道路の夜間通行止めと同じ理屈なのかな?
色々とシミュレーションしてみたけど、ベストな選択が一切浮かばずで何だか悔しい。
兎に角、こんな道もあるんだ・・・
という事を肝に銘じておこうと思いました。
今回は、お義父さんが知り合いのクルマ屋からトヨタのウィッシュを借りてきていて、
お義父さんお義母さん含めて6人で出掛けたりもしました。
そろそろヲレに、ミニバンでも買わないのかなと思ってるんだろうけど・・・
ヲレは買いません。
サイズが無駄だし好きじゃないんだ、ミニバンとか。
ごくまれに5人6人で出掛けようって事の為だけに、普段からデカいクルマに乗る事ほどバカげた事はない。
2台で移動するか、レンタカーでも手配すればよい。
インプの5人乗りでさえ過剰だと思ってる位である。
それでも、ガチの走りとファミリーカーの高次元での両立を果たせると、唯一認められたのがヲレにとってのGC8だったのである。
走る楽しさがなかったら、ヲレは別にクルマになんて乗らなくていい。
みんなでバス電車結構。
ひとりで移動はバイクでいいではないか。
やはりね、クルマってのは高カロリーな乗り物だからね・・・贅沢品だと思うのです。
単なる移動だけの為に、単なる便利さの為だけに、クルマを持つというのは何だか納得できない。
何百万も出して購入し、年間何十万も維持費に費やすのだ。
そして、大量の化石燃料を消費し、多くの資源と酸素を消費する。
クルマで走る事そのものは、ハッキリ言って罪でしかない。
そんな思いを端に寄せてまで、何故超高カロリーなインプレッサに乗り続けるのか。
それはやはり、乗る事そのものが面白いからである。
クルマに乗るという事を、唯一肯定できる要素を持ち合わせているからである。
利便性の追求だけでは、罪は肯定出来ない。
我慢したり、他の方法を考えればいいのである。
しかし、好きであるという事は、自らにとっての完全無欠の免罪符である。
これを覆すことはなかなか難しい。
己の生の根拠に著しく関わっているからである。
クルマに乗るなら走る。
走らないならクルマに乗らない。
そんな風に思う根源は、こんなところにあるのかも知れない。
ここまで人をおちょくった要求を、きちんと成立させてくれているクルマは珍しい。
だから12年も乗り続け、むこう10年を見据えているのである。
なかなかやるね、インプレッサ!
土日も休めない日々が続いています。。。