
冬の準備でノーマルサスに交換して、ついでに念願だったフロントパイプの導入を果たしたクネプレッサ。
最後にエンジンチェックランプ点灯で「なんだよ~」となっていましたが・・・
後日Dのセレクトモニターで診察してもらって来たらしく、O2センサーの上流側死亡と断定。
ヲレが今度いつ行けるかも判らないので、平日の夜中にわざわざ来ました。

GDになってからは、純正がデンソー製に替わっているので、ネットで買える互換品でも信頼性に関しては大丈夫でしょう。
GC用は7000円程度で買えるのに対し、GD用は15000円以上。
売れ筋は足元見るよねw
それでもまぁ、Dで純正注文するよりは5000円くらいは安いかな。
家の前でサクサク交換して、エンジンチェックランプ消灯を確認。
バッテリーの端子を外してECUリセットをしたので、早めに学習を終えようとウチのすぐ近所の山を自分の運転でぐるっと一回りしてくることに。
GCにシムスを入れた時ほど初爆で響く感じはないな。
もしかして、大して変化なしか???
なんて不安は杞憂でした。
GDBのノーマルでダサかった高回転のふん詰まり感が、殆ど解消している。
これはGCも同様だけど、4000から上のピックアップがかなり速い!
トルクだけで走ってる感の強かったGDBの高回転のパワーが解放された瞬間だ。
回したくなるクルマになったな・・・
まだ燃費が極端に悪い(リッチから攻めていくので)ので、ECUの学習ももう少し進むだろうけど、完了したら燃費も落ち着いて、パワーも更に伸びるだろうね。
もう320~330馬力程度にはなっているだろう。
所有14年で、ノーマルを堅持していく予定だったから今更だけど・・・
漸くチューニングカーになりましたw

満足した彼は、後日新調したスタッドレスに交換し、いつでも出撃出来る準備が整ったようだ。
そして、GDBはGDBでも、
pon/onのGDB。
ここの所、もう登録より15年という年数と言う事もあって電装系の刷新に力を入れているらしく、色々と頼まれて作業をしていました。

ひとつはバッテリー周りのボディーの腐り。
過去にバッテリー液が噴出したことがあるんだろう、という腐り方である。
穴が開いている箇所が3か所ほどあり、気になっていたようだ。
ここはしっかりサンダーなどで錆を削り取り、ジンクスプレーといった防錆塗料の吹き付け、穴も小さいので、金属テープとシーラーで塞いでチッピングコートを施工。
最後にボディ色で塗装して復元完了です。

ここだけ不自然なほどきれいになりましたw

あとはオルタネーターとバッテリーの交換。
どちらも死亡していませんが、予防交換の意味合いが強いのかな?
オルタネーターは出力が変わらず低抵抗だったか、抵抗変わらず高出力だったか、低抵抗高出力だったかw
兎に角、ちょっと毛色が違うものらしいけど、信頼性判らず。
プーリー径や本体重さは一緒でした。
バッテリーは明らかに変わってるな。
リチウムイオンバッテリーなんだって。
充電のインパクトレンチみたいだな。
普通にオルタネーターで充電し続けながらって使い方も出来るんだね。
まだそれ程普及していない所を見ると、安全性とか技術面、コストなんかで課題が結構あるんだろう。
ただ、かなり軽い。
電解質に液体やジェルを使っていないからだとは思うが、1/4とか1/5程度の重さしかない。
オーバーハング上でこの軽さは魅力だ。
取り付けの便宜上23サイズの箱にはなっているというだけで、
中はスッカスカの空洞が殆どを占めている。
PCの電源スイッチのようなボタンとかデジタルの電圧表示などがあり、かなりパンチのあるビジュアルである。
セルの寿命もかなり長いらしく、ヲレがググる限りでは10年近く持つということだけど、ここはバッテリーが幾らかっていう値段との折り合いになるな。
バッテリー上がりの時にジャンプで掛けられないとか色々と制約もあるみたいだし、
圧倒的な軽さと、室内移設も可能とか、電圧の安定性といった独自の利点に幾らペイ出来るかと言う話である。
パナソニックのカオスでも15000円で6~7年使えるし、色々あるメリットを引き合いに出しても3万円を超えたら微妙なところであるがどうか。
国産品だと鉛バッテリーの10倍のお値段だそうで、、、
安い輸入品の信頼性との相談となりそうだ。

あとは点火系の交換。
ダイレクトイグニッションとスパークプラグは新品に入れ替えです。
豪勢ですなw
イグニッションコイルは社外品らしく、イグナイターとコイルが別々で来ました。
でもイグナイターはダイヤモンド製だから純正と変わらないのかな?
ただ、コイツの交換で気付いたんだけど・・・
ポンさんのGDにもメンバーボルトの上面の補強ガセットが入ってるんだけど、そのおかげで助手席側の後ろ(#4)のプラグ交換がやりにくい・・・
イグニッションコイルだって初めは外れないのかと思いましたよ。
(捩ってフレームに沿って前側に引っ張るとギリギリ出せる)
ちょっとだけ難しくなるよ。

そして点火系の強化パーツの取り付け。
理屈はよく判らないけれど、昔流行ったニューボルトみたいなものかな?
まぁ、こういったパーツの多くはバッ直リレーで短絡して降下電圧をなくすといったものだと思う。
必要以上の電圧や強火力は、そもそも必要ない筈だからね。
こういったパーツの多くは体感できないと思う。
「変わった!」「パワーが出た!」とか言い出す人が結構多くいるのが怖いが・・・
実質的な意味合いで言えば、金額に見合わないものばかりだと思う。
末端電圧が0.数ボルトとかはもしかしたら向上するのかも知れない・・・
だけどそれが逸失出力の回収にどれだけ反映したかという話をし出したら体感出来るレベルにないと思う。
100が101になったかも!
とかそんなレベルである。
感じてしまったら・・・完璧なプラシーボであるとヲレは断言する。
ピストンリングを新調してタペットの隙間でもやり直した方が余程パワーアップするよ。
ターボ車だったら、フロントパイプを換えたり、インタークーラーでも換えた方が余程出力特性は良くなるだろう。
まぁ、ポンさんの場合は、パワーどうこうというよりも経年劣化し始めた車体ハーネスの抵抗増加を補完する意味合いが強いのだと思うけれどね。
いずれにせよお金があるから出来ることだなぁ・・・。
さてさてフロントパイプを交換して本調子が出て来たクネプレッサにも仕上げの作業。

フロントメンバーの補強ブラケットとエンジンダウンプレートの取り付けです。
これはヲレのGCに付けたものと全く同じもの。
サブフレームが付くGDBにも問題なく付くのか未確認だった為、恐る恐るの取り付けです。
そもそも補強ブラケットは、GDBのスペックCの部品なので付かない訳はないのですが、ダウンプレートとの併用の部分でナットが届くのかという所が一か八かでした。

サブフレームは、ナットを残してギリギリまで落とし外しきらないようにしておけば、メンバーのナットを取っても乗っかるような按配に出来るので、逆に作業しやすいです。

みんなが長ボルトを準備できるように測っておきましたが、大丈夫。
結論から言ってちゃんとナットは届きました。
欲張ってダウンプレートを二枚重ねとかで使うと確実に届かないので、長いボルト(M12 PT1.25で120ミリ以上)を準備しないと駄目でしょう。

無事装着。
ヲレ的には、ターマックの高速コーナーが踏みっきりで行けるようになったのでメリットが大きいなと感じたけど、雪山で吉と出るか凶と出るかは走ってみないとよく判らんね。

気温が下がってきた事もあると思うけど、ヲレのGCも最近になって更にパワーが出て来た感じ。
ECUの学習ってそんなに時間が掛かるの???
って思ってしまった。
最初のガソリン満タンは尋常じゃなく燃費が悪くて(リッター4キロ)どうなる事かと思ったけど、それも落ち着いてきて、元の燃費に戻ってきたよ。
そして下のトルクが無くなった感(上ばかり伸びる感じ)も補正されてきて、ちゃんと下から上まできれいにトルクが出てきたので、ノーマルのECUもなかなかやるな!
GC8もなかなかやるな!!
と思っている所です。

もう今年もあと僅かなんで、こっちも冬支度しないと。

タイヤ屋に頼んでおいた新品スタッドレスの組み換えも済んだみたいなので、貰って来たついでにタイヤとスタビの交換も家の前で済ませてしまおう。
リヤスタビだけクスコだったのを、純正に戻して伸び側のストロークを稼ぎます。
硬い足でポンポン跳ねるのもテクニカルでは面白いけれど、雪山では120キロを超える高速域だとリヤのトラクションが命。
超高速戦に合わせてセッティングするのが得策です。

ナンカンからナンカンへ交換w
先シーズンまで使って充分な戦闘力を確認しているESSN-1
もうブリジストンを買う事はないかも知れないw
遊ぶだけなら、交換しないで今シーズンくらいまで引っ張っても良かったけど、子連れで秋田まで帰るからね・・・向こうで山の浅いスタッドレスは嫌です。
クネプレッサもナンカン新品。
フロントパイプ交換に、エンジンダウンプレートに・・・
ヲレのGCといい、クネのGDBといい・・・長きに渡る沈黙を破ってここにきて一気に変わったね。
「山が動いた」みたいなw

年内一発行きたいな~。
もうクネとレーサーは行ったみたいだな・・・