
ようやく涼しくなってきました。
朝晩は網戸だと寒いくらい。
今年も酷い猛暑に、台風にと大変だった方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
ウチの方は例によってお盆休みには秋田へ帰省し、9月連休では子供たちをキャンプに連れて行ったりと夏のルーティンを無事こなすことが出来ました。
盆後は週末ごとに何かしら家のイベントごとがあったり、台風で何も出来なかったりとクルマの事はあまりやっていませんね、そんな暇はないという感じです。
やはり子供たちが生まれてから生活が随分変わりましたね。
当たり前なんですが、私自身だけの事をやる時間というものが殆ど無い。
それこそ、買ってきた漫画や雑誌を読んでるような暇すらない。
暇が無いというか体力が無いというか、遅くまで起きていられないんですよね。
子供の相手と言うのは、手が抜けないので体力の温存が難しい。
常に何を要求してくるか判らないので、予定調和という物がない。
適当にあしらうと見事に傷つくので、常に真剣に向き合って聞いてあげないといけない。
子供が寝た後にブログでも書こうかなと思っても、余力が殆ど残ってないところに、夏場で暑いからビールか何か飲んじゃっててとても起きていられない。
朝も早いので夜10時前には寝てしまう事も多いです。
でもまぁ、大変だけど辛いという事ではないんですよね。
構ってかまってとなるのも小さい今の内だけなんでしょうし、
でかくなれば、逆に相手にもされなくなるのかな。
大変だと思ってる内が楽しいのかも知れませんね。

上の子ももう6歳に成りました。
早いもので、来春には小学生ですよ。
二つしか違わないいとこのお姉ちゃんが随分デカくなってしまって、チビなのがバレバレですね。
いつもの川遊びでも、憧れのお姉ちゃんと一緒。

もう直ぐ4歳の次男もお姉ちゃんが好きみたいで、コイツの方がグイグイ系なのでこの力関係が今後どうなっていくのか見ものですw

男の子ふたりってのはかなりヤバイっていうか、とにかく手が掛かるんですが、女の子のようにマセてないので、可愛らしいですね。
本当に可愛い。
幾つになっても抱っこ抱っこお父さんお父さん。
甘やかしすぎてしまったのだろうか。

先日行ってきた高原でのキャンプ。
鹿嶺高原という伊那市の凄まじい山奥まで行ってきました。
標高1800mとか言って、ちょっと寒かったよw
案内された区画がちょっとボコボコした未舗装路の奥だったんですが、5センチ上がった車高で全然楽勝。
やっぱファミリーカーはノーマル車高だな、うん。

妻と次男は早々にテントで寝てしまったので、長男と二人で焚火をみて過ごす。
「ねぇお父さん、火ってなんで燃えるの?」
「酸素があるからだよ。」
「サンソって何なの?」
「酸素ってあらゆる力の源なんだよ。お前も酸素がないと生きられないよ。」
「サンソってチカラなの?」
「そうだよ、クルマも酸素が無いと走らない。」
「だからアツイんだ。」
「そうさ。」
子供と過ごす有意義な時間である。
子供の質問というのは、簡単に答えることが出来ないような真実を穿ったものが多い。
彼らは真剣に質問しているのである。
その答えの一つ一つが、その子の設計図のピースのひとつとなり、人生を大きく変えてしまう事もあるかも知れないのだ。
親が勉強不足では全く話にならないではないか。
辞書に載ってるような定義を説明するという事ではなく、
お題と言うか謎かけというか、子供の頃に聞いたそれを大人になって思い返した時に、「親父も上手いこと言っていたな」と思ってもらえるような返しが出来たらなと思っている。

高原はもう秋の気配。
子供たちはキリギリスの鳴き声などを頼りに虫を探しています。

可憐な白い花を付けるニリンソウ。
実は花まで食べられる山菜のひとつである。

しかし、ニリンソウと同じキンポウゲ科の仲間であるトリカブトも若葉がそっくりなので注意が必要である。
ニリンソウと混生している場合も多く誤食が多い事で知られている。
トリカブトは葉にも花にも根っこにも致死に充分なシアン化合物(要するに青酸カリ)が含まれているので一切食することは出来ません。
命を懸けてまで食する価値は無い気がしますが、ニリンソウは群生していることが多いので、収穫のし甲斐があるのでしょうね。
僕は怖いので絶対に採りませんw

高原の花々に舞うきれいなチョウ。
クジャクチョウに、アサギマダラですね。
子供の頃に見つけたら嬉々とした種類です。

久々に見たのは見事なキリギリス。
これは雌なので鳴きませんが、大型で立派ですね。
子供達も興奮して見ていました。
なんかこう、緑色の大型種というのはいつも子供の憧れと言う気がします。
トノサマバッタやオオカマキリ、アオカナブンにギンヤンマ。
やはり美しいからなのでしょうね。

少し手に取って充分観察したら逃がしてあげようね。
長男の誕生日に合わせての一泊だけのキャンプでした。
少しアクセスが大変ではありましたが、近場のキャンプでは味わえない奥深い自然環境の美しさや、降り注ぐような星空が素晴らしかった。
こんな風にいつまで連れていけるのかな。
中学生くらいまでかな、変にひねくれなければいつまでも一緒に行けるかな、
男の子だからね。
僕にはお父さんが居ないからその辺の加減はよく判らないや。
その前に、いつまでこのGC8で旅行が出来るかな。
子供が大きくなるのはあっという間だなぁ
Posted at 2019/09/26 00:55:32 | |
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