
ラジエターホースがパンクラチオンしていた。
土曜日出勤がある時は道路が混雑していないので、クルマで行く事が多いんだけど、朝、会社に着いてクルマを降りるとなにやら甘い香りが・・・。
まさかな、と下を覗き込むとアンダーガードの下に雫がぽたぽたと。
ボンネットを開けると、アッパーホース付近が緑色の汁でべちゃべちゃである。
ホースバンドが緩いのかな・・・と締め込んでみるものの緩くない。
何処だどこだとまじまじと見てみると、ホースに小さいがクラックが入っているのを発見。
ホースのパンクである。
取り敢えず仕事なので、ボンネットを閉めて始業。
不運は重なるもので、自分で準備した弁当も家の玄関に忘れてきたことに気付く。
昼飯抜いて戦える程燃費も良くないので、飯は買いに行かねばならない。
近くのローソンなら信号ふたつの距離だが・・・
昼の鐘ダッシュで、ラジエターホースをビニテで応急処置。
ビチビチに15周くらい巻けば、そうそう漏らんだろ。
サンドイッチやらおにぎり、菓子パンなどを買って(食い過ぎだろ)10分くらいで戻ったが、ギチギチに巻いたビニテの間を掻き分けて、クーラントはピューとか言って噴いていた。
あんなに巻いたのに、ほぼ無意味レベルだったな。
やはりクーラントの熱でテープの接着剤が溶解し、シール効果は無くなってしまうようだ。
取り敢えず昼めし食って時間いっぱい昼寝でゴロゴロしてるんだが、ポケットに入れっぱなしだったマスキングテープに気付きもしやと思う。

帰り際、無様にほつれたビニールテープを毟り取り、ウエスでしっかりとホースを拭きあげたら、割と耐熱性の高いニチバンの黄色いマスキングテープでぐるぐる巻きにする。
マスキングテープというのは、種類によってはとても熱に強いものがある。
クルマに塗装のマスキングをして、そのまま乾燥炉に入れて80℃くらいで1時間位焼いたりするんだが、この時にテープが剥がれてきてしまっては塗装面が駄目になってしまいかねないからだ。
ニチバンの黄色は以前150℃で焼いても平気だったので、90℃程度のクーラントなんて大丈夫だろうという計算。
まぁ、大きく漏れずに帰れれば何でもいい。
ヲレの読みは大きく当たり、ニチバンマスキングテープぐるぐる巻き仕様は、30分の家路を一滴も漏らさずに帰ってきた。
素晴らしいではないか。
ちょっとしたガスケットを作りたい時にガスケットシートが無くても、マスキングテープで代用出来たりもする。
貼り剥がしが容易なのに留めたいもの物をしっかり留める。
マスキングテープは偉大である。

翌金曜日。
明日はまた土曜出勤だったのでホーネットで行こうかと思ったんですが、あっヤベエ。
夕方長男のバスケがあるから、ヲレが送らないといけないんだった。
帰ってから交換してる暇ないから、やはり面倒でも夜のうちに交換しておくしかないか・・・。

ロワホースも準備していますが、それはまた今度でいいや。
取り敢えず裂けているアッパーホースだけ交換しました。
社外の太いターボインレットダクトに交換しているのでアッパーホースへのアクセスが困難。
エアクリーナーを取らないと交換できないわ。
しかしまぁ、エンジンまでやり直してるんだからラジエターホース位交換しろよって話なんだけど、関係するものをあれもこれもと全部交換していたら切りが無いんだよね。
予算を決めたら予算でやる。
ラジエターホース2本とヒーターホース2本追加したらそれだけで1万円になるしね、そりゃあ逡巡しますよ。
まぁ、そうは言っても水回りは下手すると致命傷になり兼ねないので、やはりちゃんとすべき。
最近替えたばかりだし平気だろうと高を括っていたが、前回のエンジンOH時だったと思うので、9年は使ってる。
ラジエターだ何だの脱着率も高いので、普通に考えたらダメでしたね。
サーモも外しっ放しだし、もうちょっと涼しくなったら、クーラント交換ついでにホースは全部とっ換えるかね。
無事バスケに送っていく事が出来ました。
Posted at 2024/09/20 00:04:39 | |
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