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2021年03月18日 イイね!

もう10年

もう10年先日、日中降り続いた雨が上がり、
夕方に下の子を保育園まで迎えに行くと、大きな虹が出てました。


そのあと上の子を学童保育クラブまで迎えに行くと、しとどに濡れた校庭は夕焼け色に染まっていました。


vermilion.

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子供達は、虹に夕焼けに「きれいだねお父さん」と目を輝かせていました。

こういう日々の繰り返しの中にある自然の美しさに、きちんと立ち止まってくれる感性がある事が単純に嬉しい。



そして早いもので、もうあの日から10年。



10年も経ってしまったか。

前後のブログなどを見てみると、やってる事は今と大差ありませんが、
結婚した直後だったし、まだチビ達も生まれていませんでしたね。

輪番停電にガソリンスタンドの行列、トイレットペーパーの買い占めとか・・・色々ありましたね。

「忘れては駄目だよ」と言わんばかりに最近も大きめの地震があったばかりだし、未だに避難生活を余儀なくされている人たちが居る。


まだまだ全然終わった話ではないんだね。


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翌年にはクネのGDBで津波被害のあった東北沿岸部を訪れている。



あの頃もコロナとは違うけれど、自粛自粛と騒いでいて動きづらかった。

それでも、僕らにも何か出来ることは無いかと考えた時に、リアルなルポルタージュとして残し発信することが良いのではないかという思いによる旅行だった。


「物見遊山は帰れ」という冷たい視線を向けられることもあり、心苦しかったり、カメラを向けることを憚られるシーンも多かったのを憶えている。



震災1年後の訪問であったが、
それでも、筆舌に尽くしがたい凄絶な現場を目撃することとなった。

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呆然としているクネ太郎。

荒浜からスタートした僕たちは荒涼とした風景を前にして、慟哭を押さえることが出来なかった。


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この年は遅い春で、ちょうど満開の美しい桜を追いながら、復興の礎を垣間見られればいいと考えていたんだけど、そう簡単ではなかった。

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かなり勇気のいる投稿だったんですが、
ブログを上げたあと、「来てもらって良かった!」とか「次来るときは案内させてください」とか、多くの励ましのコメントに助けられました。



震災から10年目か、あの旅から10年後か・・・
節目での再訪を考えていましたが、今年はコロナの事があるから断念。

来年になるかな。
全く同じルートをまたクネのGDBで辿ってみたい。



見かけたら声をかけてよね^^


altさらにもう10年乗ろう計画をしないとか?
Posted at 2021/03/18 04:57:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2021年03月08日 イイね!

9回目は多摩

9回目は多摩イプ太郎もウチに来てからいよいよ9回目の継続検査。
消化義務のある有休をどうにか取って多摩の陸事へ。

今は運輸支局に変わってるから、陸事って言わないのかな?


本当は混雑の無い相模で検査したかったけどコロナの関係かな、予約は二週間先まで×マーク。
こんなご時世なんでね、予約なしで強襲しても「絶対受けさせねえ」とか言われかねないので、一応多摩のフォームを覗いてみると普通に3日先から空いてるな・・・。

なんのこっちゃですが。


混雑のイメージしかないので避けたかったけれど、仕方がないので多摩で予約。
ちょこちょこ相模の予約ページをチェックしてましたが特に変わらずで、そのまま多摩での受験となりました。

朝から雨模様でしたが、
上の子を小学校に送り出し、下の子を保育園へ送ったら中華キセノン仕様のヘッドライトをハロゲンのバルブに戻し、ブーツ切れや灯火類のチェックをソッコーでやったらいざ検査場へ。



多摩で何度も受け直すと一日掛かりになってしまうのでヲレは必ずテスター屋を通します。
スタンドでやってるテスター屋が安いんだけど、5台位待ちがあったのでスルーして、結局米山自動車へ。

光軸排ガスサイドスリップ全部チェックして2750円。


隣に停まってるハチロクを懐かしむように眺めます。
2型のハッチバックかな。

排ガスがぎりぎりだねって言われたけど、メタル触媒だからしょうがない。
ぎりぎりOKなら大丈夫でしょ。
昔32だか34だかのGT-Rでノーマル触媒なのに×が出たことあるよ。
(ノーマルでメタルだからね・・・)

平気平気、最悪フカして暖めるから。



角の代書屋で自賠切って、書類作ります。
やっぱり重量税高いな・・・37800円か。

減税措置で3万円だった頃が懐かしいけど、でもそういう時は何故か自賠責保険料が上がるんだよね。
確か3万近かった。(今は22000円/24か月くらい)

そこのバランスなんなの?
と訝しんで文句ばかり言ってたけれど、一時重量税が戻って、自賠も高いままだった事があって、法定費用だけで7万円位になったことがあった。

今まで7万円握りしめて行って(テスター代入れても)足りないという事が無かったので、かなり焦った記憶があるww
今回も一応8万円準備してきましたが、全然6万円台前半でしたw



さてコースですが・・・相変わらず鬼渋滞だな。。

機械が親切な3・4のマルチコースが人気ですが、4WDはマルチでしか受験できないので、2駆は1・2に行って欲しい・・・。


11時前から並び始めましたが、午前中に受験できるのだろうか。


暇なのでローダーのゼファーを眺めながら、昔盗まれた俺のゼファーは今何処にあるんだろうとか、25年くらい前の懐古に浸ります。

1100滅茶苦茶カッコいいなぁ。
何で今はああいうカッコいい単車が無いんだろうな。

先日編集した昔のB‘zを再生しながら、当時の事を思い出したり。
因みにこの時聞いていたのは「RISKY」www



久々に聴くとテンション上がるな。
今のB‘zは全然知らないが。




12時を回りました。
RISKYが終わり、IN THE LIFEに移りましたが、まだコースに入れていません。

途中で切られて午後受験かな・・・と覚悟しましたが、並んでるクルマは受けさせてもらえそうです。

ていうか3コース遅ぇな・・・トロいのが居るみたいです。。。
さっきまで真隣りにいたGDAがもう最後の下回り検査じゃねーか。



それでもどうにかコースは一発合格。
今回も継続が確定しました。

5年落ち、2万9千キロの時にヲレの所にやってきたこのGC8も、この日でちょうど24万キロに。
所有17年目に入りました。

走る楽しさでは絶対にFRには勝てないと事あるごとにこぼしてきた私ですが、何だかんだでライフスタイルに合ったクルマだったからのロングランなのでしょう。

走れるファミリーカーインプレッサ。
昔は無敵だったけど、今は初年度から24年目のネオクラシック。
このポンコツで何処まで行けるのかねぇ・・・。



alt走ってるうちに気が付いたら24万キロ超えてましたね。



Posted at 2021/03/11 06:18:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2021年02月28日 イイね!

バイク諸々改修

バイク諸々改修バイクってのはクルマと違ってパーツのライフサイクルが著しく短い。

通勤とかで毎日使ってるから仕方が無いんだけど、半年も乗りっ放しにするとチェーンは伸び伸び、ベルトはズルズル、ローラーはガタガタ、ブレーキは甘々で、オイルなんて真っ黒になっている。

KSRに至っては無着手の箇所では30年とか経ってしまっている。


30年って凄いな。。

KSRは定期的にブレーキにエアが噛んでしまうようになり、よく見てみるとキャリパーからフルードが滲んでいる事が判りました。

取り敢えずヲレの所に来てからまだブレーキ(フロントのマスターだけはリペア済み)周りとフロントフォークをやっていないので、そろそろ後回しに出来ない感じですね。



ディスクもガリガリですけど・・・
部品が高い(前後換えたら25000円!)んで、今回はサンダーでの簡易研磨で済ませます。

ダブルアクションを使い、80番のペーパーでガリガリ削って大分平滑に。
多少スジは残ったけどこれで使います。


取り敢えずタイヤとディスクを戻して、バイクを仕舞います。
ホイールベアリングにはリチウムグリースを充填しておきました。




さて、ボロキャリパーのOH。

30年物とは言っても、フルードだけはマメに換えていたのでピストンに動きはそれ程悪くないけれど、スライドピンはあまり動かないね。


バイクの部品も全て物太郎で買えるので、ウェビックを使わなくなったな。
物太郎の業務用アカウント最強w


しこしこ掃除してキャリパー塗装。

ゴールドやめてツヤツヤの黒で塗りました。


自転車のかごにぶら下げて乾燥中~。



さて、お次はリヤマスター。
トラブってはいないけど、この際やっちゃいます。


全部替えたいところですが、マスターピストンとダイヤフラム、タンクのホース、エルボのOリングくらいで、後の部品は再使用です。
ホースのクリップが高かった(480円/1)ので再使用www



これだけやったら充分かな。


ブレーキキャリパーが出来たら組み付けして、KSR前線復帰です。

楽しみ楽しみ。

altもう直ぐ桜が咲くな。
Posted at 2021/03/09 06:27:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | KSR生活 | 日記
2021年02月06日 イイね!

もう終わりかい!

もう終わりかい!ちょっと前だけどね、レーサーとノリさんの3台で、群馬の山奥まで雪山パトロールに行ってきたんだよ。

どうも今年はこれが最後になるなって予感。

もう庭先の紅梅がすっかり咲いているんだよね。
あのつぼみが開いてからまともに雪山走れたことないんで、たまたま寒波が入った先週末が走れても走れなくても最後だなぁと直感。


先だってのブログであれだけ”今年は当たり年なんじゃないか”位の事を言ってしまって、慌ててスタッドレスタイヤを新調したり、雪の準備にチカラを入れてしまった人も居るかも知れないが。。



まぁ、日本海側や東北地方はエライ事になってたんだけどね・・・
今季みたいに冬型の気圧配置がハッキリし過ぎていると、太平洋側に全く雨雲が来ないので、やたらと寒いばかりで雪など全く降らないという事になる。


長野のホームコースですら、週末に雪が付いたのは数えるくらいしかなかった。
年末に幾つかあったチャンスを見送ったのは失敗だった・・・。

路面を選んで打算するともう走れないな・・と思い、
誤爆でもいいから行ってみることに。



クネに電話してみたが、夕方から飲み倒してべろべろだったので、放っておきましたw

群馬はあんまり行かないんでよく知らないんだけど、レーサーお勧めのコースがあると言うんで、ノリさん誘って関越すっ飛ばしてSAに集合。


ちっちゃい軽自動車は、結局ポンさんからビビオを買い戻したノリさんw
絵的にもGCと合うじゃないかwww

ヘッドライトに黄色のキセノン入れて、アンバーのフォグランプに爆音マフラーでSAに入ってきた時は何処のアホが来たのかと思ったけど、やっぱりノリさんでした。

やっぱり裏切らないナ~!


程なくしてレーサーのVABも到着。
行かないと思ってショックを外してたら、行く事になったので慌てて装着してきたらしいw

競技の方は、WRXが絶版となったため四駆を止めて二駆に転身。
VABは買い手が付いたらしいのでラストランと言う事みたいですね。

そもそもレーサーのVABとは夏山で一緒に走った事しかなかったからな。

レーサーと雪山に行く事自体が多分6~7年ぶり位かも知れないな。
まだレーサーがBL9に乗ってた頃が最後な気がする。
まともに雪が降らなくなった事もあるけれど、そもそも子供が産まれてから出動率が極端に落ちたからな・・・
ここ数年クネやノリさんとしか雪山に行っていない。


たまにはレーサーの誘いに乗ってみるか・・・みたいな。




レーサーお気に入りというコースは、インター降りて割と直ぐだった。
いつも行ってる長野とかより全然近い感じだな。


寒いけれど、麓は全然雪なんて無いし大丈夫かな~と思っていましたが、標高が増すにつれて道路に雪が着いてきた。



久々の雪。


今年は秋田にも帰れなかったし・・・
ぶっちゃけ今のセッティングで雪道まともに走ってないんだよね。
Vリミテッド純正ショック&リヤLSD緩めのリセッティング仕様。

サスペンション的にはカヤバ4段と比べても特別良くも悪くもなっていない感じ。
雪だけならばもっと軟らかくてもいい感じ。
SRXとか1500㏄モデルのショックを使うといいかもだけど、高速で遠乗りを考えたら、このままの方がいいかなぁ。


タイヤがね、この間新調したばかりと思っていましたが、フロント2シーズン目、リヤ4シーズン目で、ちょっとリヤが怪しいw

・・んだけど、前回も4シーズン目までは使ったからな。
最後の方もまあまあ食ってたし、イケない事も無いハズ。



バッ直配線のPWMコントローラー仕様DCCDのスイッチをONにする。(普段は完全オフでフリー)

後付けの龍頭を回して締結力を50%まで上げると、ほぼリジッドなリヤデフメンバーを通してトランスミッションの唸り音が明らかに伝わってくる。

サイド進入があまり好きではないヲレは、100%のセンターデフロックをあまり使わない。
確かに前がグイグイ引っ張っていく方が速いんだけどね・・
FRで育った身体には違和感というか、不自然というか、どうも馴染めない。


基本オーバーステアの特性をアクセルとステアリングワークだけで振り回していくのが楽しいんだよね。

雪山に何をしに来てるかって言われれば、それをしに来てるんですよね。
そしてどんなヘアピンでもヨーコントロールと荷重移動だけで曲げていきたいというか・・

未だにサイドは邪道という概念が根強い。



で・・・今回のセッティング。
実際雪を走ってみると、悪くない。

リヤのLSDを緩めたのが良かった。
進入での舵の効きがいいので、浅いフェイントでアプローチしても振り込めるので楽でした。

まぁ、先シーズンまでのようなリヤデフがほぼロックで、アンダーが強いセッティングの方がアクセルが踏めるので速い筈ですが、あまり面白くないんだよね。

こういうのは本当にベストってないなあと思う。
速さを取るか、楽しさを取るかでしかない。



ただそれは、単独で走ったら・・・の話。
レーサーのVABが鬼のように速い。

ていうか、何だあのタイヤ・・・ダンロップ56-R
ラリースタッドレスだね。

路面温度が高いせいか、最初の一本以降ヌルヌルするような路面になってしまい、とても下りで追い込めるような感じではなかったんですが、レーサーのVABはあまり関係ない感じ。


隣にも一本乗せてもらったんだけど・・・
最も近い感じは、普通のスタッドレスタイヤで夏山を全開で攻めるような感じ。
何かを「出来る」と「出来ない」くらいの差があるな。


そんなに食うのかラリースタッドレス。



何がそんなに違うのかなと思ってタイヤをジロジロ見てたんですけど、
軟らかくしたマッドテレーンのブロックの先端に、スタッドレスタイヤのサイプを施してある感じ。

シーランド比(接地面と溝の割合)が全然違うな。

市販のスタッドレスタイヤではパターンの溝に雪が目詰まりして、ぬかるみの層で空回りするだけって感じで全然でしたが、雪が深かったりぬかるんでる様な路面でも尖ったブロックを突き刺してガシガシ走る、先端の軟らかいサイプで掴んで掻くって感じですね・・・雪柱せん断力というみたい。

タイヤが路面に届いている感じだった。




「出来る」「出来ない」の差はコレか・・・。



電話する度にレーサーがしきりに勧めてくる意味が漸く分かった。



今回みたいな緩めの湿雪だと最強感あるけど、接地面が少ないから低気温の完全圧雪やアイスバーンでは、ブリザックとかの方がいいのかも知れない。
それでもゴム質が普通のスタッドレスより柔らかいから、いい感じにトントン位になるのかな・・・。

兎に角路面を選ばない感じはさすが競技用と言った感じ。


ターマックでは一瞬で無くなってしまいそうなタイヤなので通勤とかには使えなさそうですが、走りに行くときだけ履き替える覚悟があれば、雪山では最速間違いなしのパフォーマンスを発揮してくれそうですね。



ここまで違うととても一緒に走れない。。

一緒に来た意味がない感じです。



前走のVABは離れていく一方ですし、後ろに居るビビオも離れていく一方ですし・・まぁ、それぞれが単独走を楽しんでるだけと思えばいいんですが、GCとビビオよりも、GCとVABの差の方がやはり圧倒的に大きい。


戦闘力を数値で表すと、【VAB 4000】【GC8 2200】【KK3 1600】
位でしょうか。

GC8とビビオが意外と僅差ですw

ビビオの今季卸したてのタイヤと軽量ボディがFFといえど想像以上のパフォーマンスを出しているのでしょう、GCはタイヤがヤバイながらもパワーと4WDで何とか逃げているだけと言う感じです。



VABは雪のSタイヤに加えて、○日本用にしっかり作られたボディに、グラベル用の3バルブサスペンションですからね・・・
まぁ、ぶっちゃけ雪ではボディーは重いだけですが、競技用に造られたクルマは何から何まで違います。

夏山だとそこまでの差にならないのは、車重に対してそこまでパワーが無いという事と、ターマックだとパワーに対してタイヤのドラッグによるデメリットが大きくなるからでしょうか。

VABは低μ路になれば成る程メリットの方が大きくなるセッティングと言う事です。



奥が深いねえ。


加えて、長年競技を続けてきたレーサーのドライビング。
以前は元々持っているセンスとスピード感覚に、思い切りの良さを乗せただけと言う感じのドライビングでしたが、
最近はFRに乗り始めたので、アクセルワークが上手くなってきたね。

一本横に乗っただけでも以前よりも格段に上手くなっているのが判る。



すっかり成長したねえ、凄いねえ。



最近は、出動率は減るばかりなのに温暖化のせいなのか、市販のスタッドレスじゃ話にならないようなシャバシャバの雪質率が高いからね・・・ああいう路面を選ばないタイヤは誤爆防止にもってこいかもな。

一回でいいから入れてみようかな。



軽量のGC8に入れたら速く走れそうだな・・・。


4ポッドでも履ける15インチ仕入れて来季ラリースタッドレスも悪くないですが、逆にレーサーとしか走りに行けなくなっちゃうのがなぁ。



もちろん速さも欲しいけれど、難しさを楽しむのが雪山の醍醐味だからね・・

クルマや装備で独り勝ちしても詰まらないのがこの世界。
みんなで只のスタッドレスというのが一番いいんだけどね。



如何ともし難いなあ。。。




何だかんだ振り回して遊べたけどねw

年々まともに走れるような雪が降らなくなっているし、どうしよっかなって感じ・・・。


altもう春だなぁ。


Posted at 2021/02/19 07:01:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雪まつり | クルマ
2021年01月16日 イイね!

あいつ多分バカだな。

あいつ多分バカだな。クソ寒い日が続く割に、雪山への出動機会が無い今年。
完璧な冬型の気圧配置だと雨雲は完全に日本海側だけだし、今回みたいに南岸低気圧だと気温が高すぎる。

遠征してまで走れる路面がどこにも無いな。。


雪山仕様のGCは完全に沈黙し、小僧どものお迎えの時に動かすのみ。

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土曜日は仕事があっても早いので、ヲレがお迎えに行きます。
最近はエブリイ贔屓のふたり、「なんだインプで来たのか」みたいな顔をされてしまいます。


帰りは決まって近所のコンビニで買い食い。
下の「れん」は真冬でもアイス。
長男の「そう」は甘いものを食べないので決まってチキンです。



最近は上の子も小学生になったので四六時中付きっきりでなくとも良くなったので助かっています。
ふたりでユーチューブ見たり、ゲームしたり勝手に遊んでてくれるので、ヲレもチョコチョコ自分の事が出来る様になってきました。


どちらも似たような顔をしてる割に内容が違うと言うか、性格が全く真逆というか、こうまで違うかなってくらい違いますね。
「そう」は口が達者で甘えん坊のマニュアル重視タイプ。
「れん」は屁理屈こねない感覚派で、黙ってセンスで切り抜ける漢気タイプ。

仲はいいですが喧嘩もしょっちゅうで、「そう」が屁理屈でゴタゴタ意地悪を言ってると、「れん」がワンパン一発で決着をつける事もしばしば。

中学生くらいになってからひっくり返るのかなと思ってたけど、もう下克上が成立しそうです。


alt
取り敢えずタイヤも届いていたし、
小僧どもの晩飯の準備の前に、アプリオのリヤタイヤでも換えるか。

通勤の主力機なので、リヤタイヤは直ぐに無くなってしまいます。

一度パンク修理などもしているので、ゴムが余りにも薄くなるとバーストしそうですよね。

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alt
廃タイヤも出るし、ホイール外して持っていけば1本1000円くらいで組み換えてもらえるんで、いつもナップスとかに頼んじゃってたんだけど・・・

近所の店舗が移転で遠くなっちゃった事もあって、持っていくのも面倒。


やっぱ自分でやるか・・・って感じです。


alt
塀の隙間とかU字溝とか狭い所に突っ込んでパンタでジャッキでビード落とし。
まぁ、簡単に外れます。

alt
チャンバーがちょっとした段差でボコボコ当たるんで、タイヤをひとつサイズアップ。
80-90から90-90にしてみました。


alt
組んでみたら方向性逆だったっていう・・・w

もう面倒くさいからこのままでいいや。

どうせ半年もしたら水捌け関係ないかってくらい溝無くなっちゃうし、組み直しでビードを傷にしちゃうかも知れないリスクを冒すくらいなら、何もしない方がいいな!(とにかくやり直さない理由を見つけるのがうまいwww)


また一年後には交換だしね。

タイヤ外径デカくなるんで、ちょっと加速が鈍るかな?
ローラーをもう少し軽いのにすれば良さそうだけど、3gってのが売ってなくて、6gを3個で使ってるんだよね・・・。

3個仕様はローラーが3ヶ月しか持たないんですけど・・・。

もう少し軽くって言ったら、5.5gを3つで使うしかないのか?
できれば2.75gみたいなのを6個で使いたいけど売ってんのかな。(調べてみよう)



それはそうと・・通勤と言えど結構攻めているジョグアプリオ。
チャンバーとローラー、CDIの変更のみというライトな仕様ではあるものの、スピードは目盛りの遥か枠外まで行ったきりなかなか帰って来ない2ストロークエンジン。

片道20分程度の通勤ルートは、峠セクション有り、最高速チェレンジセクション有りのトータルバランスが要求されている。

まぁ、公道DQNのパイオニアなんでね・・・
原付だからと言う引け目は微塵も持つことなく抜けるクルマ(バイク)は必ず抜きますし、とにかく大人しく挟まって走ってるという事はまず無い。


ゆっくり走ってたい人は勝手にやってくれていい。
兎に角ゴメン!ヲレは先に行かせてくれ。



というスタイルなのだ。



だからまぁ、ちょいちょい変な奴に絡まれる。

色んなヤツが居るからね、ヲレも人間や生物の多様性には寛容な方なので、やたらルールやマナーに煩い奴だとか、警察だとか、暴走族だとか、全然居てもいい。
居て当然だと思う。

まぁ、お世辞にも褒められた内容ではないけれど、ヲレにはヲレのスタイルがあって、上手い事やらせてもらうねってだけの話。


事件の頻度が多過ぎて、もう何だかよくは思い出せないんだけど、
右翼も族も警察も関係なく、チャンスがあればどんどん抜いてしまうので、いちゃもんを付けてくるヤツが結構いる。


のんびりのんびり走って後ろが団子状態なのに、一向に譲りもしなければペースを上げる事も無いみたいなの居ますよね。

こんなに道幅あるのに時速38キロ!みたいなの。

全然いいんです、道知らないのかも知れないし、おじいちゃんなのかも知れないし、飛ばせないものを飛ばせよとは思いません。
ただ、そういうのに限ってすれ違いもまともに出来なくて、全然いけるのにすれ違いで止まって待っちゃったり、寄せないで待つから相手もすれ違えなくて、両方待っちゃったり・・・何やってんだよこいつら、みたいな。

そんなに車幅間隔無いなら、こんな狭い道使うなよ・・と思いますが、兎に角待たされる。


ヲレの時間も有限なんでね・・・
やっぱ、先には行かせてもらいます。


本当にね、そういうのが毎日走っていて年に2回3回とかしかないなら、全然我慢するんですけど、余りにも多いんでね、ちょっと待ってられないですよね。



まぁ、それを差し引いても
なかなか自分よりすっ飛ばしてる奴って居ないんだけど・・・



これは割とこのあいだの話。

日も暮れかかった帰り道。
峠区間から市街地に降りてくるいわゆる田舎道みたいな道路。
例の如く結構いいペースで下って来てる訳だけど、遅めの軽自動車を先頭に3~4台の隊列に追いつく。

見通しも良く、道幅もあるのでそのまままとめて一気に抜いてしまう事にしました。


まぁ、よくあるハナシ。。


すると、隊列の間に挟まっていたビッグスクーター(フュージョン?)かなにかが、呼応するように飛び出してきて追いかけてきた。

追い抜き際に見ていたけれど、煩目のマフラーにスカジャンとコルク帽着用で若干トッポい感じ。



かなりの速度差があったはずだけど、、追いつきもしないけど離れていく感じでもない。
結構頑張って追っかけてきている感じが伝わってきた。


ここから麓の市街地まではずっと下りで、緩い高速コーナーが連続する区間。
排気量差を考えたら、向こうが全然有利と言う感じだけど、

フュージョンは170㎏を超える車重に、たかだか20馬力のエンジン。
見た目重視のキラキラマフラーで明らかに低速トルクが落ちているのが判る。

対してこっちのアプリオは、60キロ台の車重にライトチューンとは言えピークで8~9馬力は出ている筈のエンジン。
パワーウエイトレシオでは負けてない計算になる。

ビッグスクーターのように重量の足枷もない。



上手い事いい勝負になっている。


信号も少ない区間なのだが、唯一の交差点も上手く繋がって、止まることなく凄まじい勢いで下っていく。

ここで大事なのは熱くなってムキにならない事。
別にヲレも逃げている訳ではなく、ただいつもの感じで下っているだけである。
そこにたまたま珍しく付いてくるヤツがいて、
「大丈夫かな・・・最後まで付いて来られるのかな・・・」
って感じで見ているだけである。

付いて来られなければそれで終わりだし、自分より速ければ抜いていけばいい訳だし、それだけの事。


単なる競争心で抜いていくだけならいいんだけど、目的が判らないうちは少し警戒も必要である。

そもそもこれに付いて来ようなんてのは、大体バカなんだからw



途中の信号待ちで両者止まれば、単なる競争心なのか絡んで文句を言おうと思ってるのかが判るんだけど、上手い事止まることなく下り切り、ドン付きの丁字路も同様に左折。
そのまま市街地戦へ。


「たまたま方向が一緒なのか?」


混雑時はほぼほぼセンターライン上を走るヲレのDQNスタイルをそのまま真似して付いてくる。


「死なない自信があるならついてくればいい」


20~30台程度右側からの追い越しを実施し、
平時それに付いてくるような輩はまず存在しない。




・・あと信号ふたつ過ぎたら、路地に入ってもう自宅界隈であるが、その脇道に入った後もヤツは付いてきている。
うちの近所で見たことない単車だし、もはや偶然じゃない。


「これは何かあるな。」


家方面へ曲がる最後の丁字路の信号が赤で漸く停止。
ひと悶着あるならヤサバレしても面倒なので、ここで決着つけるかな。。


バカに話は通じないので、ヘルメットの留め具を外して直ぐに脱げる準備をする。
物理攻撃があったらそのままカウンターでヘルメットで引っ叩こうかと思ったのだ。

間髪入れずに追いついてきたスカジャンフュージョン。
左真隣りに停めてきた。


「仕方ねーな・・やるか」


フュージョンの方を振り向いて、「何か用か?」



すると意外な事に、スカジャンコルク帽の青年はニカっと笑顔を見せて、


「走りがヤバイすね・・・バイクも自分でチューンしてんすか?」

「あ、ああ、チャンバーとCDIだけの通勤仕様だけどな・・」

「マジすか、いや~速かったっス。本気で追いかけたけどなかなか追いつかなかったッス。」

「まぁ、2ストだから何もしなくても結構速いよ。」

「ていうか、走り方がヤバイす。ヲレが現役の時と同じかそれ以上かも。」

「ヲレも別に現役じゃないけどな・・・オッサンだし。」

「いや~、久々に楽しかったっスありがとうございました。」




そういうとスカジャンフュージョンは真っすぐ走り去っていった。
それだけが言いたかったようである。


「意外と礼儀正しかったな。。」


場合によっては、その場でぶっ飛ばしてしまおう思ってしまっていた自分を恥じた。
やっぱり見た目で判断してはいけないな。


ていうか、現役って何のだよw

別にヲレは現役でもお前のOBでもねーし、
閉じたシールドの中でくすっと笑ってしまった。


「あいつ多分バカだなw」


ニヤニヤしながら家路につきましたとさ。

altお前もな!
Posted at 2021/01/24 15:02:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | JOGがやってきた | クルマ

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だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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