• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

だ いのブログ一覧

2020年06月14日 イイね!

Witch’s shot

Witch’s shot先々週辺りから腰を痛めていただ い 。
過去に何度もなっているので、従来通りの痛みに辟易しながらも、少しづつの回復を見せていた先週末。

子供たちの食事の後始末で台所に立っていると、腰に恐るべき衝撃が走る。
その電撃に近い感覚は腰椎の右側、背中に近い所で発生した。
坐骨神経と呼ばれるところである。
軽くしゃがんで立ち上がり、右足へ重心を僅かに移した瞬間に全身を激痛が駆け巡る。


「くそっ!!」


焼きそばの食べ残しを片手に、崩れ落ちそうになるのを必死に堪えた。
右足に力を入れれば入れるほどその痛みのポイントに千枚通しを突き立ててグリグリされるような激痛が走り、余りの衝撃に気が遠くなりそうになりながらも、すぐ足元にある段ボールの箱の上に持っていた皿を放り落とした。

それほど高さがなかった為か、僅かにバウンドした皿から食べ残しの焼きそばが溢れることはなかった。



そのまま床に崩れ落ちるかと思ったが、休憩用に置いてあった椅子の座面に両手をついて堪えた。
ほぼ全体重を腕だけで支えるようなイメージで真下に向かって椅子を押している。
両足はつま先立ちの様になり、生まれたての小鹿のような案配で小刻みに痙攣している。


四面楚歌


八方塞がりとはこの事である。

ややポイントがズレたのか、先程の激痛が10とするならば、8の所で止まっている。
だが、ここからどう動かしても先程の10の痛みに戻ってしまうのではないかという恐怖に打ち勝てず何も出来なくなってしまった。



alt
「魔女の一撃」

ドイツ語でのぎっくり腰の直訳である。
まさに!という名称であるのだが、実際に経験した者でないと判らない程の筆舌に尽くしがたい激痛のひとつである。


この痛恨の一撃には凄まじい威力があり、「運動能力」は勿論、「思考能力」や「精神力」などその時持っている筈のあらゆるスキルを一瞬にして奪い去る。
そして殆ど身じろぎも出来ないまま、大した声も発することが出来ないままに、ひたすらに耐えることしかできない。

そしてこれを経験した殆どの人がボンヤリと思い描くのが、拷問というものはきっとこう言うものなのだろう…
護っている秘密がそれでも言えない類いのものであるならばいっそ殺せ…そんな風に思ってしまう程の激痛である。


とても耐えられない痛みというものが存在する。

「痛みくらいなんだ!本当に大切なものを守るためなら幾らでも耐えてやる。」どこかでそんな風に牽制していた勇ましい架空の自分は、この一撃の前には屈せざる得ないかもしれない。。


本当に大切なものは何だ‥愛する人々なのか、己自身なのか、何か怖くて何のために生きている。
田中みな実に「駅近の土地だからって言われた気がした。



「じゃあ愛ってなんなんだよ。」



漸く戻ってきた。
同じ体勢のままどれくらい時間が経ったのだろう。
物凄く長く感じたが、恐らく20分位が良いところだろう。

ほぼ両腕だけで身体を支え続けることに限界を感じはじめたのだ。


「くくくくっ、クソがっ!!!」


何とかゆっくりと左膝を床に落とし、右足を曲げないように身体の左側面から寝そべることに成功した。
やはり右足への負荷の掛かり方によって痺れるような痛みがびりびりと伝わってくる。


「ぐぬぬぬぬぬぬ!」


取り敢えず少しでも痛みが和らぐ姿勢で固定し、体力と精神力を回復させなければ‥次の事を考えられるのはその後の事である。


「‥畜生め、何てこった!」


ただ床で苦しみ悶えるだけのクリーチャーから人間に戻らなければならない。

携帯は?スマホはどこだ?
確かダイニングのテーブルの上にあるはずだ。



「れん!れーん!ちょっと来てくれるか!」


使役願望が強い次男の方を呼びつける。


「れん!早く来い!」


「‥なに?」


ユーチューブ閲覧端末と化している古いスマホを片手に渋々やって来た次男坊「れん」今年5歳になる。
こちらを見る様子はない。


「おい、ユーチューブ見てる場合じゃないんだよ。」

「お父さんの電話テーブルの上にあるだろ、それ取ってきてくれ。」

「じゃあ、スプラトゥーンゲームやってもいい?」

「スプラトゥーンやってる場合じゃないんだって!お父さん今マジでヤバイんだって!」

「スプラトゥーン‥」


alt

「少しだけならいいから、早く電話取ってきてくれ。」


嬉しそうに俺の携帯を取りに行くれん。
ネゴシエイト オン


いつもふざけてるせいか、深刻さが伝わらん。
血でもドバドバ出てない限り、何もしてくれないだろうな。。

携帯だけ自分に手渡すと、「じゃ、いいよね。」と言って居間に戻っていってしまった。



「くっ!そんな感じか!!」



これは恐らく救急車案件だ。
だが、子供二人を残して搬送されるわけには行かないし、連れていくわけにも行かないだろう。
妻には急いで帰ってきて欲しいが、本日の業務終了まではあと僅かな時間だったのでメールで緊急事態であることを残し、帰りを待つことにした。

早くてもあと一時間強。
移動時間を含めての妻が戻るまでの時間である。
それまでこの台所の床で寝そべっているのは厳しいし、担架で運び出されるには狭い空間である。


もう少し玄関に近い寝室まで何とか這っていく事にした。
痛みで下肢は動かせないので、本当に腕力だけで身体を引き摺っていくと言う事がこんなに難しいとは思わなかった。
例えて言うならロッククライミングに近い。
這うというのは足が使えてこそのものなんだなと俺は思った。


下肢が言うことを聞かなくなるようなハンディキャップをもった人が、脚なんて切り離してしまいたいと弱音をはくシーンをドキュメンタリーなどでまま見るが、少し判るような気がした。
自分で動かせないとなると、只の邪魔な重量物である。
しかもかなり重たい。

健康の大切さを酷く痛感しながら、漸く敷きっぱなしの布団に転がり込むことが出来た。


うつ伏せのまま、次の一手を考える。
既に事が起きてから一時間程過ぎた頃ではあるが、救急搬送を免れるほど何かが出来る状態ではなかった。

・・・時期が悪い。
ピークは過ぎたとは言え、医療従事者にとってはまだまだ充分にコロナ禍である。



その場でスマホ検索した救急搬送の相談窓口に電話をかけて状況を説明し、119番が適切かどうか聞いてみると、全く動けない状態であれば遠慮なく救急車を呼んでもらっていいと思いますよ。

との旨。

返答はまぁ、大体予想した通りであるが‥コロナ禍を鑑みて、救急医療状況の逼迫度を打診したかった意味合いもある。本当にヤバイ状況なら「もう少し様子を見てご自身たちでなんとかなりませんか?」となるんじゃないのかなと。


「倫理的には問題無さそうだな‥ヲレの方がヤバイ。」


程なくして妻から電話があり、「平気?もうすぐ家だからもう呼んじゃっていいよ!」と言ってくれたが、帰ってくるのを待っていることにした。

辛いのは変わらないが、一時間も一時間半もそう変わらない。

程なくして妻帰宅。


「大丈夫!?」


大丈夫ではない。
兎に角もう、能動的に何かをしたくないのだ。
速攻で妻に119番してもらい、救急車が手配される。
状況すら聞かれなかったそうだ。

寝室は間口が狭いので、玄関まで何とか這いつくばって出た。
それだけで少し安心し、玄関のラグに突っ伏した状態で動けなくなった。
びっしょりと汗をかいてしまった。


救急車の到着は早かった。
都合10分は掛かってないんじゃないだろうか。
日本の緊急通報ネットワークの優秀さには改めて驚かされる。

高々ぎっくり腰の患者に対して、一分一秒の緊急配備をしてくれたことに申し訳なくすら思う。


だが、許して欲しい。
こればかりは本当にどうすることも出来なかったのである。
かつてない激痛と、それに伴い全く身動きが出来ないという事への不安。

もう少し様子を・・・などと明日までこのままの状態で居て、もし全く快方に向かうことなく身動きできないままであったら、いずれ惨めにそのままの姿勢で糞尿を垂れ流すというような大惨事すら想定に入ってくる。


ヲレの人としての尊厳の最低限の所を守れなくなるかも知れないのだ。

それだけはあってはならない事である。


救急隊員数名が妻に促されて玄関に入ってくる。

だらしなく横になったままのヲレは、エチケットとしてのマスクだけは装着して隊員の到着を待っていた。
氏名と年齢の確認ののち、この状態に至った経緯を簡単に説明した。
検温が行われる。


すると何と言う事か!37.2度まで体温が上昇している!!


「ちょっとアルねえ・・・。」

「マジすか・・・。」

「時期が時期だからねぇ・・・直ぐに病院見つからないかもよ。」

「怪我なんかで激しい痛みに見舞われると、熱が出ちゃうんですヲレ。」

「理由はなんであれ、報告しない訳にはいかないんですよ。」



ただでさえ土日の晩などは受け入れ先が少ないのに、コロナの疑いとか・・・
どうなるヲレ!

無線でやり取りする事10分。


「一応微熱って事と、近親者にコロナの感染者無しって事で、受け入れてくれる所見つかったよ!」

「有難うございます( ;∀;)」



幸運なことに割と近所の大病院が受け入れてくれることになった。
ただ、現着後の再検温で7度を超えているようだと、屋外による隔離対応になるかも知れないと言われた。


「ショックによる一時的な熱みたいだから、ちょっと姑息な手を使おうか。」

「はぁ・・。」


脇の下を広げた状態にして毛布も掛けず、救急車内のクーラーを全開にして、少しでも平熱に戻して行こうという苦肉の試みである。
肌着に薄手の短パンという典型的な部屋着だったので、結構寒かったが我慢した。
コロナ疑いで隔離対応などとなれば、ぎっくり腰の処置など二の次になってしまうからね。
「救急車の中での出来事は・・大人の対応をお願いします。」と言われた。
判ってます、判ってますとも。



程なくして病院に到着し、看護婦さんの持ってきた体温計で検温を実施。


「36度9分、ギリギリセーフです!超えてなければセーフです。」


付き添いの救急隊員は無言でGoodの合図。
無事通常の受け入れがなされることとなった。
レントゲンを撮ったり、当直医師による診察をしたりと土曜日の夜半ながら、割としっかりした対応をしてくれた。
さすが大病院である。

ここまでの激痛だと流石に何か大事件が起こってるのでは?
もうこのまま入院なんじゃないか?手術?手術になるんじゃないの?
あ~もう、仕事もひと月くらい休まなきゃいけないかもな・・・。

などなど、様々な不安と懸念が交錯したのだが、


「骨に関して言えば、大事にするような異常は無さそうなので、取り敢えず痛み止めの処置をするので、動けるようになったら迎えに来てもらってね。」

「短期で何度もぶり返してるし、過去に感じたことがないほどの痛みですが・・」

「まぁ、腰痛はそういうものなんでね・・・心配なら、週明けにあらためて詳しく診察してもらいましょうか。」



そのままオバちゃん看護師に座薬をブッ込まれて、カーテンの奥に寝かされた。
自力で歩けるくらいになれば取り敢えず帰る事は出来るか・・・。

気が付けば夜の10時半を回っている。
台所でのキキちゃんの一撃からもう4時間が経っていた。

そう言えば、少し痛みが和らいできているな。。

alt
寝返りくらいは普通にうてるようになっていたので、ずっと抱えてきたカバンから携帯を出して、妻にラインをする。


「オバちゃんに座薬ぶっ込まれました。」

「おめでとうございます。」


5秒で返信が来た。
いつでも出られるように待機してくれているようだった。

30分程寝かされてから、ちょっと立って歩けるかどうか試してみようか、と言う事になり、ベッドを起こし数名の看護師さんたちに寄り添われて床に降り立とうとするが、靴を持ってくるのを忘れていた。

病院のスリッパを借りて何とか立って歩くことが出来た。
まだ右足の付け根が痛いのは変わらないが、突き刺すような痛みはだいぶ和らいでいる。


「イケますね・・・。」

「良かったぁ~、これで帰れるねぇ~。」


ヨロヨロとしながらも、自力で歩いていけそうである。
先ほどまでの呻くだけの肉の塊からは、随分進化したものである。



妻に迎えに来て欲しいと電話をしたら、
判りやすいようにエントランスの前のロータリーの所で待つことにした。

自動扉を出ると、雨が上がったばかりの表は少しひんやりとしていて、着の身着のままの僕には寒かった。
やはり建物の中で待とうかな・・・引き返してみたが、自動扉は表からは開かなかった。
入る時は呼び鈴を押さねばならないようだ。
置いてあるベンチも濡れていて座れそうもない。


面倒なのでそのまま立って待つことにした。
alt
丘陵地の高台にある病院から麓の道路を見下ろしている。
深夜の山道は通行量も疎らだ。


多摩のクルマ屋でメカニックをしていた頃にいつも通っていた道だ。


以前にバイクで事故した時に担ぎ込まれたのもこの病院だったな。
もう7年くらい前の話である。
ゴールデンウィークに手術入院で鹿島まで行ったんだっけ・・・。


「あの時の手術も痛かったけど、瞬間的な針の振れは今回のがダントツだったなぁ・・・。」


寒空の下、誰にともなく呟くと沿道から妻のR2が上がってくるのが見えた。
足元の病院のスリッパを見ながら、靴を持ってきてって頼むのを忘れてた事を思い出した。


alt自粛ばっかりだなぁ・・・



Posted at 2020/06/20 12:40:08 | コメント(7) | トラックバック(0) | 今日の出来事 | 日記
2020年05月24日 イイね!

初代プロフェック

初代プロフェックぎっくり腰で先週から殆ど動けなくなってしまっただ い です(汗
いつもはGW辺りで怪しくなるんですが、今年は平気だったので油断してましたね。。

だいたい2~3日で復活出来るんですが、先週の木曜にやっつけて徐々に良くなってきたかな?と思われた昨晩。
うっかり思い切りくしゃみをした所で患部に激痛が・・・
サイコロは振り出しより悪い所まで戻ったようで、全く動けなくなってしまった。

兎に角右足が痛くて上がらない。
靴下は履けないし、クルマもバケットシートなので、乗れても降りられないww

なので・・本日スクーターなどに乗り、何とか這うように近くの整形外科を受診し、痛み止めの注射を二発くらいぶち込んで新しいコルセットと痛み止めを貰ってきました。


先週の時点でさっさと病院に行けばよかったな。。
(コロナ禍のお陰で出不精になっている)


さてさて、エンジンの再オーバーホールで元気に走り回っている友人の11アルトワークス。


先日漸く1000キロの慣らし運転を終え、オイル交換を兼ねた各部の点検を実施しまして、3000キロ位まではまだ慣らしの範囲ですので、保護の為に20W-60という最強粘度の鉱物油を投入しました。

古い設計の3発のターボなんてそもそもオイルも食いやすいので、丁度いいでしょ。

alt
あとは、カプチーノタービンでやや上がり過ぎ感のあるブーストを任意でコントロール出来るようにたまたま持っていたプロフェック(初期型)を付けてやることに。

ずっとNA派だったのでブーコンってあんまり付けたことないんでね、知り合いのクルマに3~4台付けたことがあるって程度。
理屈は大体理解している積りですが、設定やセッティングなども自分であまりやった事が無いので、初めてクルマに合わせてセッティングするって感じでしたね。


そもそも余り意味が無いと思ってるパーツなので、自分のクルマに付けたことがないんですよね。
単純にブースト圧=パワー&スピードではないと思ってるんで、矢鱈ブースト上げても峠じゃ余り意味ないし、インプレッサとかノーマルの時点でタービン風量の限界付近でのセットアップがなされているので、自分のGC8なんかでは必要がないという事もありますね。


速く走る為のパーツというよりも、自分で触れる範囲を増やしたいというメカ好きの弄り好きの為のパーツという印象です。


昔有名ラリー屋の大将が言ってたな、あんなの付けたって意味ねーよ!
ターボタイマーとかと一緒で、トラストとかHKSとかが売るものがねーからアタマ捻って生み出したビジネス商品だって。

ブースト上げたりデカいタービン付けてる奴で速い奴居る?って言われて、そういや速い奴は大体殆どノーマルの車両に乗ってる奴だなぁ・・・みたいに妙に納得した思い出があります。

最低限の予算で本当に意味のあるものだけでクルマを造っていこうとしたら、候補に上がらないパーツでしたね。(未だに付いてませんけど)



さてさてHA11S型アルトワークスあたりだと、ノーマルのタービンアクチュエーターのリリーフが0.5~0.7キロ辺りで、時折0.8近くまで上がっているものもあります。
この頃の軽なんてECUで高度にブーストコントロールしている訳ではないのでバラツキがありますね。
タービンやアクチュエーターの個体差、エンジンの圧縮の有無も影響します。
新しいエンジンほど元々の圧縮だけでグイグイ進んでいくので、ブーストに頼らない感じになりますかね。

オーバーシュート手前くらいのゲイン調整がうまく出来れば、タービン自体の容量にはまだ余力があるので、ブースト0.8とか0.9キロ位までならば、ECUノーマルでも結構パンチのある加速をするようになりそうなので、ちょっとやってみようかと言う事になりました。

普段は無駄にブーストを掛けないように任意に抑えることも出来ますしね。


兎に角、たまたまあった旧いプロフェックを唯一使うならこのクルマだな!みたいな黄金の組み合わせ(どちらも20年モノ)が目の前にあったのでやるしかねーな見たいな感じですw(テキトーだな・・・)

alt
タービンアクチュエーターは、普段は内蔵のスプリングの反力でスイングバルブを閉じていますが、一定の過給圧が掛かるとスプリングの反力を押し負かし、スイングバルブを開放するダイヤフラム構造となっています。

要するに高いブースト圧が掛かると、バルブが開いてブーストを下げるってことね。

このタービンアクチュエーターには引きバネを取り付けして強化アクチュエーター加工がされていますが、ブーストコントロールの下限が上がってしまうので今回は撤去します。


alt
タービン⇔アクチュエーター間の直結だったホースの間に、細かく開閉するステッピングモーター式のアクチュエーターを設けて、それを車内からコントロールしようというのが電気式ブーストコントローラーの原理です。

ステップモーターの取り付け位置が限られているので、横取りしたホースが随分長くなってしまいましたが仕方がない。
ここが余りに長いと、スイングバルブ開放までのレスポンスが悪くなりオーバーシュートが起こりやすくなるとされていますが、まぁ・・ヲレなどには判らんごく僅かな差でしょう。。

昔のVVCなんかはこれを室内まで引っ張ってたんだしなぁ。
(VVCは開閉制御じゃないから関係ないか・・・)


alt
配線を室内に引き込み、コントローラーを空いている小物スペースに設置。


・・・クルマが古いから何の違和感もないなw


寧ろカッコイイ!って感じ。
このクルマに液晶タッチパネルみたいなの似合わないしね。

alt
乗ってる奴もオッサンだし、丁度いいだろww


取り付けは終わりましたが、ガソリンがレギュラーガソリンのままなのがさすがにイケナイのか、初期設定の学習モードで全開走行をするとオーバーシュートが酷くてまともに走れない。

ノッキング気味な感じもあり壊すといけないので、ブーコンのセッティングは後日ハイオクガソリンに入れ換えてからやることに。

標準はターボながらレギュラーガソリン仕様という珍しいクルマですが、ノーマルブーストの0.5~0.6キロ辺りが限界なのかも知れませんね。
それ以上ちょっとでも何かやろうとしたら、オクタン価を上げないと危ない感じがします。

ヘッド面研込みのオーバーホールでややハイコンプになってるのに、カプチーノ用タービンで高回転向け特性になっています。
デスビで標準より2~3度点火進角させている事もあるので、この際ハイオク仕様にしてしまった方がいいのかも知れません。
遅角させて無理くりレギュラー仕様に収めることも出来そうですが、まぁ、こんなクルマ造っておいて本末転倒感もありますのでね。

クソ頑丈なF6Aではありますが、ハイオクにすると、レギュラーガソリンとの単価差を超えて燃費が良くなるという話も多いので、増えるマージンも計算しますとメリットの方が大きいかも知れませんね。


alt
などとセッティング前に色々思案していると、エアコンのコンデンサーファンが回ってない事に気付きます。

日中暑い中乗っていて、エアコンが冷えなかったし信号待ちでエンストしたことがあったという話もあったので、これで納得がいきます。
エアコンコンデンサーが冷えないと、循環するガスが高温高圧になり、コンプレッサーの抵抗が増えてベルトで回せなくなります。

アイドリングなどの低回転の時にコンプレッサーが抵抗になりエンストすることが考えられますね。

点火コイルの下にラジエターファンやらコンデンサーファンやらのリレー群があるので同種間を色々入れ替えてみましたが作動せず。
簡単に出力を追っかけてみた結果、エアコンのコントロールユニット(この辺りだとECUかも知れない)からコンデンサーファンONの出力だけがない模様。


うーむ・・・基盤か。。(苦手)


コントロールユニットも買うと高そうだし、出物があるまでハーネス作ってリレーで回すか。

alt
信頼のエーモンリレーを使い、コンプレッサーON信号でファンONとしました。
よく考えたら、コンプレッサーの信号を純正リレーに持っていけばもっとスマートだったな・・・。

ま、無事コンデンサーファンはブンブン回るようになり、エアコンはアイドリングでもガッツリ冷えるようになりました。

しかし、色々壊れるな~w



そして後日、カラッケツからのハイオクガソリン満タンにしてきたという事で、ブーコンのセッティング開始。
セッティングと言っても、ノーマルの最大ブースト圧を二回記憶させるというもので、実走行にて行います。

近所のクルマ通りの少ない長めのストレートを選んで走ってみます。


先ずはP-1と表示される標準での最大ブースト圧を掛ける走行。
強化エキスパンダーを外しているからか、0.7キロ位が標準と言った感じですが、踏み方によっては0.8キロに届いた模様。

コントローラーは0.8キロを計測したようです。

そこで確認ボタンを押し、P-2で表示されるアクチュエーターに掛かるバキュームホース内の圧力の計測。
ここはどうも単純に同じではないようで、差圧を計算して微調整をするという事なんでしょう。

これも同じように走って最大ブースト圧を掛けるのですが、どうも最初と同じようなブースト圧が掛からないようでエラー連発。
どうしても0.8キロに届かない。

P-2の学習がどうしても上手くいかなくて困っていると、電子取説にはP-2で上手くいかない時にはP-1での値を手入力でコンマ1下げて入力し直すようにとの説明が・・・。

手入力で0.7キロを入力してやり直すと、P-2の学習も一発で決まりました。

偶然掛かったようなハイブーストは学習設定時には参考にしてはいけないようですね。


ただ、そもそも純正状態だと、0.9キロ付近でVSVによるブローオフリリーフと燃料カットを併用したブーストリミッターが作動してしまい、それ以上上げることが出来ないので、この辺のリミッターカットをしないと1.0キロなどの領域までは使えないようですね。

簡単な配線作業でどちらも殺せそうですが、まだ慣らし期間中ですからね~
3000キロくらい走ってその先が見たくなったら解除してあげようかな。

ハッキリ言って、ブーストカットぎりぎり一歩手前の0.9キロ位掛かると充分過ぎるくらいの速さですからね。


あまりパワーは上げずに、耐久性重視で行きたい所ですが。
alt
altラジエターとかも足りなくなりそう。



Posted at 2020/06/11 11:17:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2020年05月24日 イイね!

ステイホーム

ステイホーム妙に長く感じた緊急事態宣言も解除されましたね。

私などはそれ程不便を強いられた訳でもないですが・・・
それでもいつも以上にクルマに乗らなかったので、4月なんて一回も給油しなかったよGC8。

そういう事もあって、ちょっと朝のジョギングに行ってきました。
朝活がホントのステイホームだったりしてw


朝焼けの紫色の道路を走るのがまたいいんだよな。


alt
朝っつったって、まあまあ暗い時間帯から出ましたが、もう単車がデッパツしちゃってて遅えわ膨らんでくるわでホント流すだけだなぁ。。


・・しかし、疑問に思う部分もある。
なんで最近の単車の連中ってあんなにゆっくり走るんだろう。。
別にバチバチに攻めるだけが単車じゃないとは思うけどさ、なんかちょっと遅すぎるというか・・KSRで来たって先が詰まるわ。

私なんかの頃の感覚とは違うんだとは思うけれど・・・峠道にまで来て、40~50㎞/h程度で流すだけってのがね、何が面白いんだろうっていう。

排気量なんて関係ないもんな、むしろリッターバイク乗ってる奴の方が遅いと言うか・・・なんだか意地が悪いと言うか。
ガラガラのドストレートでも50キロ位をキープしてわざわざセンターライン付近を走り、追い抜きをブロックしようという小賢しさも見える。


・・・何であろうとヲレは抜いちゃうんだけどね。

その先のコンビニでマウントレーニア買ってたら変なジジイに文句をつけられたこともあるよ、

「おいお前!あんな走り方してたら危ないじゃないか!」


だってw
長いストレートに出た瞬間、対向無しを確認して抜いたんだけど。


「なんだお前、警察官にでもなった積りかよ・・峠なんだからよ、テメエだけゆっくり走ってたきゃさっさと譲るなりすればいいだろ、先に行かれるのが癪なだけで意地悪でブロックしてるようなカスにゴタゴタ言われる筋合いねーんだよ。」

って言ったら、苦虫を噛み潰したような顔をして何も言い返さずに行っちゃったよ。。

黙って「はいすいません」って言った方が良かったかな?



みんながみんな走り屋じゃないだろうけどさ、好きでわざわざ二輪の免許取ってるんだから、ただの移動手段でミニバンに乗ってる人とは違うと思ってたんだよ。

それなりにマシンの性能を引き出してやりたい、エンジンの鼓動を感じ風と一体になりたい、一緒に走るアイツよりうまくなりたい。
誰だって、少しでもそんな思いを胸に走ってるんだろうと。

でもそんな単車乗りの共通の思い(勝手にヲレがそう思ってるだけの)と言うようなものは、残念ながらそこら辺の誰からも微塵も感じない。



そんな風に思ってしまうほど、どいつもこいつもしょっぱい走りしかしてねーな・・・と言うのが正直な所だ。

のんびりライダーの諸君にはすまんなw



ヲレは基本的には、人生の時間は有限であるという事に端を発した速度で時間を購入するスピードジャンキーなのである。
あくびするような速度でチンタラやってたら、人生なんてあっという間に終わってしまうのだ。

マシンの限界付近をコントロールする喜びを享受しながら、同時に実務的な移動時間を極端に圧縮し、その他に有意義に使用できる時間に還元できることが「走り」の能力の真骨頂だと考えている。
その際に受け持つリスクは運転技術の向上に拠って大幅に削減する事が可能で、そのレベルによっては走りの心得がない者の通常運転よりもずっと安全な水準にまで持っていくことが出来る。

「走る」技術というものは正に夢の技術なのである。


・・こういった一本筋の通った信念のようなものを持っているのが、クルマやオートバイが好きで走ることが好き=「走り屋」というものであると自分は考えているのであるが、
流れも考えずにぼんやり走ることで満足し、追いつかれても譲る訳でも加速する訳でもない詰まらんドライダーが多くて困るという話です。
(まぁ、要するにクズの独り言ですww)


alt
とにかく未だに手の届く所に「湘爆」があるのがいけない。
おうち時間が長いと読み返してしまいます。

バリ伝より湘爆から単車に入ってるのでね・・・
まぁ察してもらいたいですが、健全な不良(ワル)の教科書ですね。

alt
altだったら単車で行って来いよw




Posted at 2020/05/31 12:48:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2020年05月03日 イイね!

全然おうちでもねえ!

全然おうちでもねえ!多少のだらしなさを看過している我が家ですw


東京都では緊急事態宣言の解除もまだですが、世間を大混乱に突き落としたコロナ禍(ころなか)もようやく少しですが終息(収束?)の傾向が見え始めましたかね。
心配していた子供たちの学校再開もちらほら。


マスク装着に三密回避の心得など、まだまだ不便を強いられますが、私はどんどん活動していくべきだと思いますね。



怖いのはウイルスではなく、偏見や自粛K察とか言われてる気持ち悪い人たち。
何故だか判らんが、正義が固定されると勘違いや馬鹿がいっぱい発生する。
お節介も程ほどにしないとさ、人は人、自分は自分なんだから。

お願いと禁止の違い、モラルとマナーの違い。

決まり事や弾圧では何事も片付かない事は歴史が証明してるんだから、ここは各々の人間力で勝負して平均値を上げていこうぜ!



みたいなね。



世間では自粛疲れだとかやることがなくて暇だとか間抜けな事を言ってる連中が沢山居るけれど、我が家では全然。
妻もチビどもも勿論ヲレも元々インドア系だしよ、任天堂スイッチと、アマゾンプライムビデオ、ユーチューブで全然乗り切れてるね。
こんなに子供達と一緒の時間を過ごせることが今まで無かったので、これはこれでイイ!と妻が申しておりました。

ヲレも妻も出勤が減って家にいることが多くなりましたが、そもそも更に出掛けなくなったので・・・
収入もかなり減りましたが、金も使わないので大して変わらないと言うか・・・思った程ヤバイ事にはならなかった。

金ってのはあるから使うようになるんだよ・・・
無くても別に何とかなるんだよな。


元々性格的に緊縮的というか、金を使わない事に慣れているんでね、ちょっと本気出したら全然平気だった・・・




みたいなw



物欲がないってこういう時得だなww


なので、私自身は外出時にマスクを着用して自粛賛成派ぶっていますが、実際は特に変わらずで、人と会う用事やクルマの修理、買い物など、いつもと別に変わりはありません。

この間なんて、自分は美容室でカットに行ってたんだけど、帰ったらウチで子供含め10人ぐらいがお茶をしてた・・・
3家族くらいで近所の公園で遊んでたら雨が降ってきたんだと。

密過ぎるwww



まぁ、自分もよく判らない奴とは密にはならないようにはしていますが、その程度じゃないですか?



相変わらず色々頼まれるのは変わらないんで、そこは曲げずにいつも通りって所ですね。
GWも実家に帰らずに色々弄ってました。

alt
先ずは、昨年の事故時の修理からエアコンガス充填を保留にしていた11アルト君・・・冬前だったから別にクーラー使わないしねと。

そろそろ日中があちィ!と騒ぎ始めたので、ガスを入れてやります。

エンジンOH後、煙幕白煙も過剰なオイル減少も収まり、最初の1000キロ後のオイル交換まではまだ慣らし運転中ですが、好調のようですね。
フロントの機械式LSDにも慣れてきて、アンダーが出たらアクセルを踏む!みたいな独特の違和感も、逆に楽しんでるみたいです。

良かった良かった。

個人では持ってる奴は少ないであろうw真空ポンプで真空引きをして、ほぼ規定量の3缶をブチ込んで終了。
ガッツリ冷えて夏も大丈夫!


次回はオイル交換とプロフェックを取り付けてやります。


alt
週末は、ポンさんのオールペンGC8 の仕上げ磨き。
ブツ取りと1200番位の粗磨きで止まってたんでね、最後の肌調整と艶出しの本気磨きです。

昨年の今頃移転登録したのかな?
足回りに始まり、試行錯誤で色々取り付けた補強パーツや、フラホ交換に伴うクランクオイルシールの交換、EVC取り付け。
下回りの防錆保護塗装に、ウェザストリップ交換を伴うオールペイント。
他にも色々消耗品の交換もしましたね。

alt
この一年程度で随分やりましたね。
なんか漸く仕上がった感じ。


ポンさんもGDBとの2台持ちでどうしても比較されてしまうけれど、やっぱり乗るとGCの方が軽くて楽しいんでね、GDB要らなくない?ww
みたいな話もしてしまいます。

やっぱり乗りたいのは速いクルマより楽しいクルマなんだよね。



もうS15は売りに出した方が良くないか?www



alt
HIKO君のGT-Rも大体夏前に、懸案事項を片付けるというルーティーンがあり、今回は随分長いこと引っ張ったバッテリーと、スパークプラグの交換。エンジンが暖まるまで失火症状でバラつく時があるんだと。


alt
alt
リヤバッテリーのGT-Rはたかだかバッテリーの交換が結構大変。
M8で20か所くらい留まってるゴツいリヤバルクヘッドの脱着を伴います。

失火症状はイグニッションコイルも怪しいけどね、先ずは正常な電圧とプラグでしょ。

最近はヲレのGCもそうだけど、乗っても土日だけみたいなんで、たまにエンジン掛ける→バッテリーが弱いとクランキングが遅い→初爆でシクってプラグが被る→何とか掛かってもバルタイなし高回転型エンジンなので下が濃すぎてなかなか被りが取れない。


みたいなことがしばしばあるので、バッテリーと点火系だけは万全にしておきたい。

alt
alt
そして、そのままの勢いで翌週にはサス交換。

ニスモ S-Tune サスペンションキット
車高固定式 減衰調整5段



これも念願というかね・・・

HIKO君も34所有してそろそろ10年とかになるけれど、ヲレなんかと一緒でクルマに金掛けられないからね。
ひたすら基本的な維持整備の連続ばかりで、本気の走りパーツなんてのは二の次だったからね~。

今年は燃ポンとブレーキで金掛かっちゃうんで・・・
今年はエアコンのコンプレッサーで金掛かっちゃうんで・・・
今年はオルタとセルモーターで・・・
今年はタイミングベルトで・・・


何時まで経ってもサスにはなかなか辿り付かなかったからね。


所詮はカカア天下。
尻に敷かれ過ぎてヒラメみたいにぺったんこになっちゃってる肩身の狭い世帯主のツライ所よ。

自分のクルマが持てているだけでも御の字という身の上です。。。

alt
GT-Rに乗れているだけでも立派だと思うぜ!


alt
最後にボコボコとぶつけてくる山Pのクラウン。

同じところを2回目の板金です。
なんでもいつも通ってるスタンドの洗車機の出口がきつくてぶつけるんだと。
擦るのはこれで3回目。


もうやめとけよ!そんな洗車機!!!

alt
叩いて板金し・・・

alt
パテ付けしてサフェーサー。

alt
芝生の上で塗装して終了ですw


トヨタ伝統のパールホワイト062


本来ならドアやバンパーを使って広範囲でぼかさないと完璧に色違いを誤魔化せませんが、費用の関係でフェンダー一枚で決めますw
流石に1パネルでぼかし切れないんで、バンパーとの境目の色は若干合いませんが・・・ここは元々色違いあるんでね、細かい事気にしなければこういう直し方もアリだと思う。


クルマなんて、どうせ泥だらけの表を走り回る鉄の馬車なんだから、

兎に角、ツマンネー事気にしないでお金なんて掛けるなよ!
って勧めるのがヲレ流ですw





そんな感じで・・・
散々人のクルマの面倒見たりして全然おうちで自粛もしてないですが、基本的には孤独にクルマと向き合ってるだけなんでね、自粛K察の餌食になる事もないでしょうw


大体ね、コロナ自粛違反以前に、そもそも人生そのものが赤切符なんでね、
今更何を自粛すりゃあ真っ当なんだよって話です。

10代の頃から、単車にクルマに散々弄り倒して見つかれば逮捕って勢いで峠に街中に走りまくって・・・厳密にゃあ未だにやめてねぇ。

3密だ、ステイホームだって真人間ぶって偉そうにほざいたら鼻で笑われるって。


みんなだってそうだろ?

対外的に建前でそんな顔してるだけで、近所の手前、会社の手前、
マスクしてソーシャルディスタンスって、右に倣えでやってるだけじゃん。
不謹慎って思われたくないからやってるだけでしょ。

それでも毎日座れない程のバスに電車に、乗らないといけない。


本当の事を言ったら、ウイルスのサイズなんてマスク程度の目は全然すり抜けて来るし、リアルに感染者が居たら2m開けようが10m開けようが安心なんてできない。

何を守っていたら完封なんてないのである。
自らの危機意識と、自衛だけが全てだ。


ただ国民全体の話で言ったら、やらないよりはやった方が僅かにマシというレベルの話で、事を大袈裟にすれば少しでも注意喚起になるかなというだけの事なのだ。


自粛要請に緊急事態宣言

日頃から普通に注意して生活している人にとっては迷惑でしかなかったはずだ。
コロナに感染して亡くなった人数より遥かに多くの会社が倒産し、計上しきれない程の人が自死した事だろう。

それは仕方がない事だったんだろうか。


テレワーク出来ない職種が殆どなのに、命を守ることが全てなら会社を辞めないといけないよ。
医療従事者も消防士も保育士もそりゃ大変だけど、
どんな仕事だって、誰かの命を、生活を守ってる。

プライオリティは全く一緒なんだよ。



大事なのは、猫も杓子もで見境なく馬鹿正直日本人でいる事ではなくて、
本当にヤバイ雰囲気を自分で感じ取って回避したり、迷惑が掛からないようにちゃんと考えることなんじゃないのかな。





ノーリスクの人生なんてないんだからさ。

alt判断間違えて護り過ぎたら逆に「死ぬ」って話









Posted at 2020/05/17 23:50:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2020年04月26日 イイね!

おうち時間

おうち時間アルトを仕上げた後より体調を崩しただ い 。
熱が出て1日2日寝込んでしまった。

時期が時期なので色々警戒しましたが、解熱後は何事も無く、言われているような呼吸器の疾患や味覚の変化もなかった。

疲れからくる季節的な風邪であったと思われる。


しかし、会社の方も少し長めに休みを取って様子を見て欲しいというスタンスだったので、余計に2~3日家で過ごす事にした。
まぁ、そうは言っても身体はピンピンしてるんでね、

自分のクルマだとか、家で出来る普段やらなかった事でもやるか。


据え切り時のギチギチ音とオイル漏れが気になり始めていたので、ラックの交換かオーバーホールを検討していましたので、

alt
ポンさんちにあったストックのラックギヤを借りパクしてきたので、交換してみることに。

ただ、STI RAお得意13:1のクイックラックではなく、15:1のノーマルラック。(約15%増し)
クイックは返却コアが不足しているのか、リビルトが出回っていないのが現状だ。

alt
久々にラックのブッシュも交換しとこう。
ここを色付きの社外品とかにすると、最初はカッチリ感が出ていい感じなんだけど、その内痩せてきて左右に動くようになっちゃうんだよね。

純正択一。

alt
先日クネGDBでもやりましたが、ここのフレアナットの脱着が大変。

短いスパナをタービン裏側辺りまで手を突っ込んで回したり、スタビライザーを外してメンバーの狭い穴からチマチマ回したり、兎に角地道にやるしかないような作業。

alt
こいつらを使ってどうにか撃破です。
鬼ショートのモンキーと首振りのフレアナットレンチがあると作業し易いです。

alt
ラックを取り付けして下から覗くとこんな感じ。
下側の14のナットはほぼほぼ下からですね。

やや角度が付いている12角系のフレアナットレンチがあるといいなと思いましたが、そんなものはウチには無かったw

alt
ギヤボックス側のセンターとステアリングシャフト側のセンターをどちらも合わせて接合した積りでしたが、結構ズレてしまった。
ロックトゥロックでハンドルが最後に止まる位置が左右で10分くらい違う。

シャフトのスプラインで溝二つ分動かしたら、15分くらい戻ってしまったので、スプライン1溝と、ステアリングボスの嵌め直しでちょうどど真ん中にしました。
ここからタイロッドの長さ調整をしてトーインを合わせます。

alt
トープラマイゼロより、左右ともに半周イン位が一番いい感じかな。
ちょっとだけトーイン。
これくらいなら車検のサイドスリップも通るね。

コーナーで突っ張る程じゃないけれど、直進安定性もあって乗りやすいし安心感もあります。

alt
あとは何本か走ってステアリングのどセンターを微調整しておしまい。

・・・ていうか、据え切りのギシギシ音直らないんだけどw
ラック本体じゃないのかよ!
ラックブッシュも滑ってないし、タイロッドもナックルも鳴るような所はない。
ショックのスプリングの座りだったか・・・
だとしたら、以前から鳴ってたんだな・・・ナックル脱落関係なかった訳だ。

人間不安が募って疑って見るようになると、何でもない人まで犯人に仕立て上げてしまうんだね。

じゃあ、クイックラックのメカニカルは無事だな。
オイル漏れだけ止めて再び職場復帰だなw


しかし、ノーマルギヤ比のラック。
言われてみれば切れ角大きくなったかな・・・という程度。
ロックトゥロック3回転が3.5回転になるくらい。
慣れちゃえばどっちでもいいような感じだけど、選べるなら戻ろうかなという感じ。言うほど違わないですね。

元々ノーマルだったら、クイックにわざわざしないかな。


VABとかは11:1とかなんだよね。
切れ角比が36%も違う・・・
ロックトゥロック2.5回転とかかね。
ステアリング重そう・・・ていうか、ポンプ大丈夫なのかよ!


って思っちゃいますね。

スバルも、FA・FB搭載車は全て電動パワステですからね。

フィーリングに勝ると言われる油圧式ですが、最近はCPUの制御が細かくなってきて電動でも遜色ないレベルに仕上がってきています。
EJ系のパワステが最後の油圧パワステになるんでしょうね。


さてさて、もう一つのおうち時間。

家でも文庫本やマンガを読んだり、アニメを見たりとやりたいことは幾らでもあるのですが、肺魚の水槽の水を換えたり、いらんもんを棄てて片付けたりベランダの掃除をしたり、鉢植えの剪定をしたりとメンテナンス的な事もしないといけません。

alt
そこに出てきたKYBシザースジャッキ。

7~8年前にシリンダーのシールが抜けてそのままになっていたものがホコリを被っていました。
当時はいくら探してもきちんとしたシールのキットのような物も無く、オーバーホールは諦めていましたが捨てられなくてね。
まぁ、未来の医療進歩に託す冷凍保存のようなものですかね。


もしかして、と思ってググってみると。


おお!存在するじゃないか!!
KYBシザースオーバーホールキット!!!

alt
当時もニトリルゴムかフッ素ゴムのOリングに当たるものは、規格で買えるのでどうにでもなりましたが、テフロンのサポートリングという物が手に入らなくてね。。

メインシリンダーとオペレーター部分のOリングとサポートリング、再使用が難しそうなピンやスナップリングがセットになっていてハイドロリックオイルが一緒の物でも1000円ちょっとでした。


ヤベエ、復活するw


alt
alt
alt
アーム類だけバラシてシールリングを全て交換。
新品のスナップリングやピンを使って組み立てて完成です。

ピックアップツールとラジオペンチがあれば出来ちゃいますね。

最後にリフトした状態でひっくり返してリリーフバルブを開放して縮め、メインシリンダーのエアを抜いて終わり。

alt
ホントに復活した!

なんかこれは地味に嬉しいな。
昔は必ずクルマに積んでいて、何をするにも活躍していたものな。
壊れた頃には廃盤になっていて、マサダでは引継ぎ販売をしていたもののどうも買い直す気にはなれず。。。

みたいな。


また出回らなくなると面倒だから、数セット購入してストックしとこうかな。


alt
altおうち時間もう少し書きます。





Posted at 2020/05/04 11:01:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ

プロフィール

「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

人気ブログランキング 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2009/09/13 00:37:18
 

愛車一覧

スバル インプレッサ WRX STI イプ太郎 (スバル インプレッサ WRX STI)
峠にサーキットにジムカーナに雪山に、ファミリーカーに、10年以上お世話になってます。 ...
ホンダ ホーネット250 ホンダ ホーネット250
通勤でもう一つ欲しい余裕と、老後の楽しみの為に30年ぶりに単車を買いました。 五十路目前 ...
スズキ エブリイ エブ子ちゃん (スズキ エブリイ)
妻の通勤&保育園送り迎え及びキャンプ用に買い替えました。 不整地走行を想定した4WDに、 ...
カワサキ KSR-I カワサキ KSR-I
ずっと憧れだった川崎のスペシャル原付も気が付けば25年落ち。遂に買ってやりました! フ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation