
今回、プジョー308CCで長野遠征を実施。
夏場は猛暑期間が長く、なかなか出番なし。
そもそも”足車”で買ったので、遠征やオフ会は
X1/9がメインとなっていますしね(^^;
初の遠征ながらノートラブルで良かったです。
購入して半年を超え、色々な状況下で走り、
走行距離も4千キロを突破しております。
そこで一度レビュー的な感想を書いてみます。
すでに5月に鳥取方面まで450キロの家族ドライブをしていますが、今回は二日間で約830km(うち高速道路は約500km)を走破しました。
今回の長野遠征でこの車のほぼ全容が把握できた気がします。
<◎良いところ>
・落ち着いたデザインのインテリア、大き目の車体のおかげで快適にゆったりと流せる。
・スイッチ類の操作性も良い(物理スイッチはやはり良い)
・いつでもオープン開閉が出来るのはコンバーチブルの特権。
・長距離でも運転自体では疲れない。(シートは短所で指摘します)
・長距離なら燃費はまあまあ伸びる。(高速13~15台)
・今回は標高の高い場所で気温が低い中を走行したが、シートヒーターとネックヒーターが大活躍で快適♪
・足回りは中低速(日常域)ではドイツ車を思わせる硬さがあるが、高速域ではしっとりとした乗り味になる。
・ハンドリングは中庸で操作しやすい。(近年のプジョー車はステアリング負荷が軽すぎて馴染めない)
・ブレーキは効くし鳴かないので良い。
・欧州車らしい吸い付くようなコーナリングと高速走行フィーリングが◎
・車格のおかげで荷物は結構載るし、4人乗車でも中距離(片道100km程度)までなら快適か。
<×悪いところ>
・フロントウィンドウが大きく寝ているのでオープン時の解放感が薄い。
・オートワイパーは欧州車あるあるでバカ。動く基準や拭き取り速度の基準がよく理解できない。
・レザーシートが硬すぎる。短距離なら良いが高速道路など単調な道を延々と運転するとお尻が痺れることがあった。
(AT車だと操作がどうしても右足に偏り、姿勢も崩れがちになるのでお尻に来やすいのかも)
・6ATの変速が緩慢。(悪名名高いながらAL4の方が引っ張り気味かつ変速が早くて好みかも)
・車重が重すぎる。(約1.6トン)その割にエンジンが156馬力と非力(セッティングでなんとかなったのではと思うが)
ちなみにBMWのE89型Z4もドイツ車らしく重かったが、最低でも2.0エンジンで184馬力あった。
せめて同世代プリンスエンジンのMINIクーパーSの175馬力にできなかったものか。
重さの影響なのか加速はダメダメ。少しでも上り坂になると失速し易い。軽ターボの方が速いと思う。
ちなみにプジョーの同世代他車と比較してみると・・・
◎プジョー407:V6エンジン3.0L=210馬力1650kg)
※全長も長く、3Lエンジンのため重い。
◎プジョー308CC:1.6L直4ターボエンジン=156馬力(1580kg)
油圧電動ハードトップの開閉機構と剛性補強や屋根などの重さで兄弟車のRCZとは大きな差が。
参考までに308ベースのRCZは
◎プジョーRCZ:1.6L直4ターボエンジン=156馬力(1350kg)※ATモデル
<気を付ける点>
短所ではないですが、所有するにあたって気を付ける点を挙げておきます。
・クーペスタイルの車だけあってドアが長くて重いので開閉は慎重に。(女子ウケは悪いでしょう)
・重くて遅いので鞭打ってもしれています。無茶をせず車の性格を理解した乗り方をしましょう(苦笑)
・直噴エンジンなのでオイル管理は適切に。オイル量にも注意(着実に減ります!!)
・308シリーズは継ぎ足し給油がトラブルを招く構造なので、給油時は自動ストップで我慢(汗)
・真夏と真冬にオープンで走るとエアコンがフル稼働になって燃費がガタ落ちになるので注意。
【総評】
見た目もエレガントで乗ること自体は快適なクルマでしょう。
走行フィールも欧州車を感じられて好きであるが、車重に対するエンジンの非力さは否めないところ。
ロングドライブやクルージング向きながら、シートの硬さや加速の悪さがときどき気になりましたが、そもそも足車での立ち位置で購入した車なので私は無問題です。
これより大きい407セダンと比較すると、燃費がマシでカックンブレーキでないことは良い点ですけどね。
何よりドイツ車やアメ車とは違った雰囲気で、気軽にオープンカーを楽しめる貴重な一台だと思います。
Posted at 2025/10/23 20:38:50 | |
トラックバック(0) |
車 | 日記